映画情報どっとこむ ralph 昆虫型生命体“バグ”と人類の戦争をポール・バーホーベン監督が描いた90年代を代表するSF映画傑作『スターシップ・トゥルーパーズ』。今だ根強いファンに支持されているこの作品の公開20周年を記念して製作されたシリーズ第5作目となる劇場版長編フルCGアニメーション映画『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』の日本公開が、いよいよ来週2月10日(土)に迫りました。

この度、2月3日(土)に新宿ピカデリーにてジャパンプレミアムオールナイトを開催。

松本勝監督と本作の世界観監修を務めた堺三保さん、漫画家の麻宮騎亜さん、そしてMCに声優の白石稔さんが登壇し、トークセッションを行いました。

日程:2月3日(土)ジャパンプレミアム オールナイト 上映前トークイベント
場所:新宿ピカデリー
登壇:松本勝監督
スペシャルゲスト:堺三保、麻宮騎亜
MC:白石稔

映画情報どっとこむ ralph MCの白石さんが荒牧監督が急きょ欠席となった理由を

白石さん:1作目からの大ファンなんです。そんな話をしていましたら、いつの間にか司会をすることになってまして嬉しいです。本日お越しの皆様は選び抜かれた愚連隊の皆様でございます!しかし荒牧監督は、インフルという名のバグと戦っている、そしてこちらから援軍を送れないので今日は自宅待機となってます!

と会場を沸かせた。

第1作目の『スターシップ・トゥルーパーズ』が18年ぶりに劇場で上映されることと、第1作目でジョニー・リコを演じたキャスパー・ヴァン・ディーンが声優を務めた字幕版が本日のみの上映という事で、往年のファンや最新作に期待するお客様が深夜開催のオールナイト上映にも拘らず多数来場。

日本公開初日まであと1週間となった本日、本作の松本勝監督、スペシャルゲストとして世界観監修を務めた堺三保さん、漫画家の麻宮騎亜さんが登場すると、会場は大きな拍手に包まれました。

松本監督:本日は寒い中ありがとうございます。共同監督を務めた松本です。僕が業界に入って1、2年目で『スターシップトゥルーパーズ』の1作目が公開されて印象に残っている作品でした。前作含めこの作品に関われてよかったです。よろしくお願いします。

と挨拶。続いて漫画家の麻宮さんは

麻宮さん:なぜここにいるか?というといちSFファンだという事だけです。けして外でやっている宇宙●●では・・・

と言いかけると、司会の白石さんに

白石さん:やめましょう!!それ発進するやつですよね!

と突っ込まれながらも、

麻宮さん:僕らの世代は、原作のハイラインの『宇宙の戦士』が大好きで、スタジオぬえさんが描いたパワードスーツに学生時代興奮を味わった一人ですが、1作目が公開されたときパワードスーツが出てなくってがっくりしました。パワードスーツは残念でしたが、ロジャーヤングという宇宙船に心奪われ、アイコンズの発売にならなかったロジャーヤングのプラモデルを手に入れたんですよ、そうゆう男です。

と自己紹介しつつ『スターシップ・トゥルーパーズ』への熱き思い出を語った。そして『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』の世界観監修を務めた堺さんは開口一番

堺さん:補充兵です!僕一応関係しているんですよ。

と自分自身でフォロー、

堺さん:「『インベイジョン』でもそうだったんですが、いつも荒牧さんがSFをやるときに電話で呼び出されて、アイデア出してといわれるんです。個人的には麻宮さんと同じくスタジオぬえの加藤さん、宮竹さんのパワードスーツ大好きなんですが、荒牧さんならではのパワードスーツになるとどうなるかと思いましたが、すごくいいものになってたのでうれしかったです。

と挨拶した。

映画情報どっとこむ ralph MC白石さんより前作の『インベイジョン』と今作でのパワードスーツの違いはと問われ

松本監督:前作でできなかったことを今作でやっています。荒牧さんが原作『宇宙の戦士』をリスペクトしているの話をする中でわかっていたので、その原作の中に、バックパックがあってブーストで飛び跳ねる、という表現があります。それを入れたいということで、ギミックを今作で入れさせてもらいました。ただ、前作はそこにヘルメットを入れたんですが、今作はジェットパックがあるので、ヘルメットは一体どこに入るんだろうと思っています(笑)。

とパワードスーツの謎を話していると、

堺さん:荒牧メカなので、変形しますよ!

突っ込む場面も。

麻宮さん:1作目はバーホーベン監督という事もあり、パワードスーツに期待して観に行ったら、出てこなくてがっかりだったんですよ。どうも日本のアニメで散々出ているのでもういいやということみたいで。

と当時を振り返ると、

堺さん:ベースそこなの?脚本のニューマイヤーに真意を聞いてみたい!

とマニアならでは興味津々。

麻宮さん:パワードスーツが出てこなくてがっかりだったんですが、ロジャー・ヤングという宇宙船がかっこよくて、しかもシリーズずっとあの形ですよね。

と嬉々として麻宮さんが語ると、

松本監督:『レッドプラネット』を制作するにあたりロサンゼルスでエド・ニューマイヤーと荒牧監督と僕で脚本の打ち合わせの時のニューマイヤーさんの話ですが、あのデザインは僕が描いたんだと言っていました。裏どりしてないので本当かどうかわかりませんが(笑)

披露し会場を沸かせていた。

映画情報どっとこむ ralph 司会の白石さんからシリーズに欠かせない人類の天敵!ウォーリアー・バグ!について

堺さん:外にバグのようなそんな虫いねーよと思うんですけど、シリーズを重ねても毎回どんなバグが出るのか楽しみです。

続いて

麻宮さん:やっぱり甲殻系のエイリアンって嫌じゃない?『ロストインスペース』もうじゃーって出てきてたし、他の作品でも大きいサイズの甲殻系のエイリアン出てきてたし。硬そうだし、アーマーつけても、あの硬さで来られたらひとたまりもなさそう。でも『スターシップ・トゥルーパーズ』のファンの方々は甲殻がぶしゅーっと破れる時に快感を得るんでしょうね。

と語った。

松本監督:前作は部隊が戦艦の中、密閉空間だったので、宇宙船の中を歩けるようにバグを少し小さくしています。今回は、広い空間でのバグを見たいよねという話しだったので、大きさを1作目の映画版ぐらいまで戻して、プロポーションも変わっています。大きいものというだけで、絶望感みたいなものが出せるからです。動きに関しては、人を襲う時にこう行きたい(頭から行く感じの動作)んですけど。立ってる時を襲う時頭からだとそのあとが難しいので、横からになります。少しかわいくなる感じです。1作目もそうなっています。

と語った。

最後に・・・

松本監督:今日は1作目に出ていたキャスパー・ヴァン・ディーンとディナ・メイヤーのオリジナルメンバーが声優を担当した字幕版の上映ですが、2月10日からは吹替え版で上映します。よいものが出来上がったと思うので、吹替え版も是非見てください。

と力強く語った。

映画情報どっとこむ ralph はぐれ小隊VSバグVS連邦軍、火星を制するのは誰だ!

舞台は地球の植民惑星となった火星。戦争とは無縁のこの星で、歴戦の猛者リコは“はぐれ小隊”と呼ばれる落ちこぼれ新兵の訓練に当たっていた。だが、平和であるはずの火星に、突如バグの群れが出現する。背後には、地球の総司令官の陰謀が潜んでいた。戦士の自我を取り戻すため、そして火星を守るため、リコははぐれ小隊を率いて立ち上がる。先に待つのは救済か、地獄か――!?

『スターシップ・トゥルーパーズ』
2.10(sat.) 2週間限定全国ロードショー[吹替版のみ]

公式HP:
http://sst-mars.jp/

公式twitter:
@sst_mars

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小山力也/上坂すみれ/小野賢章/喜多村英梨/内田彩/寺島惇太/=LOVE

原題:STARSHIP TROOPERS: TRAITOR OF MARS/邦題:スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット/監督:荒牧伸志 松本勝/脚本:エド・ニューマイヤー/プロデュース:ジョセフ・チョウ

エグゼクティブ・プロデューサー:キャスパー・ヴァン・ディーン エド・ニューマイヤー 鎌形英一/プロデューサー:西 雅太郎 橋本トミサブロウ/音楽:高橋哲也/制作:SOLA DIGITAL ARTS

企画・製作:Lucent Pictures Entertainment Sony Pictures Worldwide Acquisitions/配給:KADOKAWA

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