“高齢者の婚活”を描いた映画『燦燦-さんさん-』の公開を記念して、“敬老の日”の本日、本作でも重要なシーンのひとつである東京タワーにて、本作出演の宝田明(79)と、“婚活”という言葉を世に生み出した少子化ジャーナリストである白河桃子、そして本作の外山文治監督が登壇するトークイベントを開催されました。

高齢者とはいえまだまだ現役、まだまだ元気な方々に向けて応援の意を込めて、「高齢者の婚活」をテーマに、活発にトークが繰り広げられました。
燦燦東京タワーイベント 

まずは、高齢者の婚活事情について、白河から「今の団塊世代以上の人は95%が結婚するような時代でしたので、離婚や死別で独身になった時に新たなパートナーを望む気持ちは強い世代」や、「男性は奥さんを亡くすと早く死んでしまい、女性は夫を亡くすと生き生きと長生きするという話もあります」、「高齢者の婚活は、結婚に縛られないフランスのカップルのような最先端のことをしている方が多い」など、次々と興味深い話が飛び出すと、宝田と外山監督も納得。
 
また、東京タワーの思い出を聞かれた宝田は、「東京タワーの展望台に上がるのは初めて」の発言に会場も驚きの声。外山監督も「世界で一番好きな建造物が東京タワー。すぐ近くに住んでいて、東京タワーを見るといつも元気が出ます。なので本作でもデートシーンで東京タワーを入れました」と、大好きな東京タワーでのイベントに感慨深げな様子でした。

トークの終盤で、この台風の中来場したお客様からの質問を受け付けると、「宝田さんの女性の好み」や「宝田さんの女性の落とし方」などに質問が集中。「男は常に恋してなきゃ!いつも共演者に恋します。みんな素敵で惚れますね。(女性の落とし方は)相手のことをいたわり、いいところを見つけてあげること。」と、79歳でもまだまだお元気な、人生の大先輩としてアドバイスを送りました。
 

今回トークイベントを行った『燦燦-さんさん-』は、11月16日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ユナイテッド・シネマ浦和ほかにて全国順次公開となります。

また、東京タワーは現在開業55周年記念エッセイコンテストを開催中。

公式サイト:sansan-eiga.com
東京タワーエッセイコンテストはこちらから

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【監督・脚本:外山文治】
名優たちとタッグを組むのは、日本の高齢化社会をモチーフにした短編映画が世界各国で絶賛された期待の新鋭、本作で長編映画監督デビューを飾る外山文治(監督・脚本)。埼玉県の映像産業拠点施設SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザが実施する、若手映像クリエイターの育成を目的としたデジタルシネマ製作支援プログラム<D-MAP2012>において、コンペを勝ち抜き、本作の制作の運びとなりました。

※【デジタルシネマ製作支援プログラム < D-MAP > とは…】
(公式HP:www.skipcity.jp/incubate/dmap/
D-cinema Making Associate Programの略で、次世代映像産業の導入・集積並びに若手クリエイターの輩出を目指す彩の国ビジュアルプラザが実施する若手映像クリエイターの育成を目的としたプログラムです。このプログラムは、ユナイテッド・シネマとの協業により、映画の企画開発、実際の製作、劇場公開までを一貫して支援し、商業映画監督としてのメジャーデビューを促すことを目的としています。

出演:吉行和子 山本學 / 宝田明
脚本・監督:外山文治
原案:外山文治「燦燦」(ユナイテッド・シネマ主催 第六回シネマプロットコンペティション グランプリ・SKIPシティ賞W受賞作品)
キャスティング協力:彩の国さいたま芸術劇場
製作:埼玉県/SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント 
配給:東京テアトル/デジタルSKIPステーション  
©2013 埼玉県/SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ
2013/日本/81分  
公式サイト:sansan-eiga.com

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