昨年のモスクワ国際映画祭において国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評家連盟特別表彰のダブル受賞を果たし、台北映画祭にも正式出品されるなど各国の映画祭で話題となった映画『四月の永い夢』が、いよいよ5月12日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開となりました!
そしてこの度、公開初日に、キャストの朝倉あきさん、三浦貴大さん、そして中川龍太郎監督登壇による舞台挨拶が行われました。 日時:5月12日(土) |
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中川監督:ようやく、皆さんに観ていただけることとなりまして感慨深いです!ネパールを旅していて、ライ麦畑に夕日が沈むのがきれいで、これを手紙に書きたくて、届かない手紙を書くことについての映画を創りたいなと。かぐや姫の物語の朝倉さんを見て素晴らしいと感じていたので、当て書きしました。 との挨拶からイベントはスタート。
とオファーを受けた時の想いを語り、三さんの起用については・・・ 中川監督:三浦さんは最高の人なんです。佐倉さんの声に共鳴する声の良い男らしい人にと。出てもらえるとは思っていなかったのですが意外とすんなり出てもらえました。 三浦さん:本自体も素敵でしたし、オリジナルと言うのが大きかったですね。年下の監督も楽しみな要素でした。 |
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共演して 朝倉さん:二回目なので、楽しみでした。とても自然体な方なので、へまをしても受け止めてもらえるなと安心感があったんです。ナチュラルな方でやり易かったです。この撮影中は、口数が少なりまして、演技以外は隅っこで静かに背景に溶け込みたくてボーっとしてたのですが。三浦さんが話かけてくださったり 三浦さま:じゃま? 三浦さん:共演して・・・。朝倉あきを褒める会は5時間できます。今回撮影では静かにしてらっしゃたので・・朝倉あき近くにいたら話しかけたいですよね。嫌われたんじゃないかと心配してたんですけど。 と、安心したご様子。 今回場所に意味がある、ロケーションだそう。 中川監督:国立は。このこの映画のコンセプトとして昭和の面影。国立は美意識高い町で内向的に見える。朝倉さんの精神性を箱庭みたいな国立の雰囲気で選びました。 とします。実は国立は三浦さんが育った場所。 三浦さん:地方のでロケしていると、地元の方たちがが喜んでくれるんですけど。今回それがわかりました。国立が絵になるなと。監督の撮り方ですかね。 話題は、朝倉さんの銭湯シーンへ。 と、気を使う方も使われる方も大変だったご様子。 オープニングが素敵。 朝倉さん:夢のように美しい場所でした。あのシーンが初日だったので、監督がどう描きたいのか一瞬でわかって。そこから役作りしました。 監督: なるべくたたずまいで、撮りたいので、自分ではうまくいったと嬉しく思いました。 と、監督を絶賛の三浦さん。この後、フォトセッションがあり、 イベントは終了。上映となりました! |
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若き俊英監督の作品を是非。
『四月の永い夢』 5月12日(土) 新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー 公式サイト: 主演の初海役を務めるのは『かぐや姫の物語』(かぐや姫:声)や最近では大河ドラマ「おんな城主直虎」にも出演している朝倉あき。 初海に恋する朴訥で誠実な青年・志熊に、映画TVと大活躍で本作の舞台である「国立」出身でもある 三浦貴大。 3年前に恋人を亡くした27歳の滝本初海。 音楽教師を辞めたままの穏やかな日常は、亡くなった彼からの手紙をきっかけに動き出す。 喪失感から緩やかに解放されていく初海の日々が紡がれる。 |
出演:朝倉あき 三浦貴大
川崎ゆり子 高橋由美子 青柳文子 森次晃嗣
志賀廣太郎 高橋惠子
監督・脚本:中川龍太郎『走れ、絶望に追いつかれない速さで』
配給:ギャガ・プラス
(c)WIT STUDIO / Tokyo New Cinema