小柴大河、佐藤菜月ら登壇『ハルをさがして』イベント試写

８月６日から８月２６日に下北沢ハリウッドにて公開の映画『ハルをさがして』イベント試写が行われ、監督の尾関 玄さんとメインの中学生達を演じた小柴大河さん、佐藤菜月さん、小泉 凱さん、橋本一輝さんによるトークイベントが行われました。

日付：７月２６日（火）
場所：下北沢トリウッド
登壇：小柴大河、佐藤菜月、小泉 凱、橋本一輝、尾関 玄監督
内藤 諭プロデューサー

尾関監督：いわき市、小野町の方たちにご協力いただいて福島の方がたに良くしていただいて出来上がった作品です。福島で先行上映も果たしました。

と監督の感謝からスタート。そして、福島を訪れる中学生を好演している４名は

小柴さん：おばあちゃんが福島いるのでよく行っていたのですが。震災後の海沿いの街を見て驚愕しました。撮影時には監督からは厳しい言葉をいただきましたが、楽しい雰囲気でした。

と、当時を振り返ります。

佐藤さん：震災のボランティアに行っていたので、福島出身のチエコの気持ちに近づけられたと思っています。

と、当時中学生でしたが、経験を演技に結び付けていたよう。

小泉さん：僕も、いわきにおばあちゃんがいて。震災後に変わっちゃってて衝撃的でした。ですので、台本いただいた時に縁を感じて、どうしても出たいなと思いました。

橋本さん：僕は親戚が福島にいないので初めて行きました。関心がなかったわけではないですが、実際行ってみると。その被害の大きさに衝撃を受けました。見たことを演技で伝えられたらと思って演じました。ただ服装がミリタリーフル装備だったのでとても暑かったのと、注目を浴びてる中でTAKEが多かったので。まじかってのはありましたけど。楽しかったです。

監督・・・・・。。

小柴さん：今年の夏休みは部活があって大変です。

佐藤さん：沢山ありますけど。。。この映画の撮影が一番の思い出です。現場が盛り上がっていて、楽しかったです。

小泉さん：一番刺激があったのは。この撮影です。

と、回答。ここでイベント盛り上げてくれた橋本さんがちょい暴露。

橋本さん：夜はスタッフの皆さんは大人なので、だいぶ盛り上がっていました！

尾関監督：楽しかったです。

と、素直に。

尾関監督：この作品は３.１１を題材にしていますが、政治的な主張をしている映画ではありません。子供たちには選択肢がなかったわけで、その目線で作品を創ってみました。大人たちに、子供目線の映画を観て、考えていただけたらと思っています。

８月６日から８月２６日に下北沢ハリウッドにて公開

映画『ハルをさがして』

LOOKING FOR HARU
http://www.lookingforharu.com/

物語・・・誰にでもきっとある「あの夏の日」

2012年夏、都内の中学3年生ノボル（小柴大河）。同じクラスのマサル（小泉凱）、ヒロキ（橋本一輝）とサエナイ学校生活を送っている。夏休み。やることも特になく受験シーズンだが気が乗らない。

そんなある日、ノボルはひそかに思いを寄せる同じクラスのチエコ（佐藤菜月）から依頼を受ける。

それは東日本大震災の時に福島から自主避難してきた際に残してきた愛犬“ハル”を一緒に捜しに行って欲しいというものだった。ハルを探す４人の中学生の冒険は・・・

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