映画情報どっとこむ ralph 独特かつ最先端のカルチャーを発信し、感度の高い若者逹から絶大な人気を集めているファション&カルチャーマガジン『NYLON JAPAN(ナイロンジャパン)』の、創刊15周年記念プロジェクトで制作された映画『転がるビー玉』の監督を務めた宇賀那健一監督が、映画を語るYou Tubeチャンネル「活弁シネマ倶楽部」で、作品の裏側についてトークを繰り広げた。

『転がるビー玉』は、現在公開中の『魔法少年☆ワイルドバージン』をはじめ、『黒い暴動♡』『サラバ静寂』など、独自の感性でオリジナリティ溢れる作品を世に送り出している監督・宇賀那健一がメガホンを務め、メインキャストには、吉川愛・萩原みのり・今泉佑唯と、期待の若手女優が顔を揃えています。

万全の布陣で描くのは、カルチャーの中心地・渋谷の片隅で共同生活をする3人が挫折と葛藤を繰り返し、それぞれの幸せに向き合っていく物語。大都会・渋谷で生きる若者の飾らない、ささやかな日常のドラマを映し出しています。

映画情報どっとこむ ralph 動画内では、本作に関する様々な事柄に触れており、宇賀那監督の経歴についてのトークから企画経緯や撮影当時のエピソードなどとトークが展開されている。

宇賀那監督は、映画監督の仕事を通して、若者の必死で頑張る姿を日頃から目の当たりにして、「夢に手をのばす若者の美しさを描きたい」と考えるに至り、今年創刊15周年を迎える『NYLON JAPAN』の編集部と、その想いが合致し、映画制作に至ったと明かしている。

また、吉川愛・萩原みのり・今泉佑唯のキャスティング意図や彼女たちに対する演出ついても明かしている。撮影では、「彼女たちだからこそ出せる何かは、ちゃんと刻みつけなきゃいけない」として、あえて台本を書かず、アドリブを採用したシーンを1つ1つ紹介した。アドリブがある以上、3人の関係性が鍵になってくるが「最初は全員すごい人見知りだった。(撮影が)始まる前はすごい心配してたんですけど、今はすごい仲良し(笑)」と3人の関係性が撮影を通して変化したと話している。

また、1人1人のアドリブ演技について個性が違うと語っており、「吉川さんはこのシーンで何を求めるかを察知する能力がある。それに向かってのアドリブをやろうとする。萩原さんは、それに上手くノイズを残すというか、収まらないようなものをパッと出す。今泉さんは、バッと天然的なものを出してくれる。今泉さんが出した天然に二人が合せるみたいな。」と、三者三様の個性が混ざり合い、演技であり真実でもある若者の生活が映し出された本作の撮影エピソードを明かしている。

映画情報どっとこむ ralph ■活弁シネマ倶楽部■ 

活弁シネマ倶楽部公式ツイッター:
@katsuben_cinema 

■『転がるビー玉』■
https://korogarubidama.com/


あらすじ
再開発が進む、渋谷。その片隅にある古い家の床は少し傾いている。ここで共同生活する愛、瑞穂、恵梨香の3人は夢を追い求めながら、悩み、もがき、飲んで、愚痴って、笑っては、泣いた。彼女たちが手にいれたのは、〈宝石〉なんて眩しいものではなくて、どこかで紛れ込んだ一つの欠けた〈ビー玉〉だった。そんなある日、部屋の立ち退き勧告の通達が来る。街の再開発で家の取壊しが決定したのだ。これは、いずれ出て行かなくてはならないその部屋で3人が過ごした、ささやかな日常の物語。絶え間なく変化するこの街で埋もれてしまいがちな幸せは確かにそこにあった。

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監督:宇賀那健一
出演:吉川愛、萩原みのり、今泉佑唯、笠松将、大野いと

配給:パルコ
♡ 「NYLON JAPAN」創刊15周年プロジェクト♡
映画『転がるビー玉』製作委員会

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