IT=“それ”は姿形を変え進化し、子供だけでなく大人までも恐怖のどん底に陥れ、人間にとって最恐のトラウマを与える――文学作品として圧倒的な評価を得ている、ホラー作家の“頂点”スティーヴン・キングの傑作小説が原作の『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は、全世界で社会現象化!
そしてあの恐怖から2年、『IT/イット』が遂に完結する! 世界中の大ヒットに続き、日本でも初登場第1位となった『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』。 本作の日本語吹替版ペニーワイズ役を前作に続き務めた声優・多田野曜平(ただのようへい)と、大人になった主人公ビル役の声優・細谷佳正(ほそやよしまさ)が登壇する公開後舞台挨拶付き応援上映イベントを開催! 本作へのお二人の熱い感想や収録秘話などをお伺いするほか、ペニーワイズの公開生アフレコも実施! ペニーワイズ声優&ビル声優登壇!大ヒット御礼舞台挨拶イベント開催! |
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満席の会場に集まった観客の黄色い歓声に囲まれながら、本作で主人公ビルの日本語吹き替えを担当した細谷佳正さんが登壇!
細谷さん:本日はお寒い中お越しいただきありがとうございます! 本作には欠かせないペニーワイズの姿が見えないということで、細谷さんが会場の観客たちとともに「ペニーワイズー!!」と呼びかけるとペニーワイズのコスプレをしたピエロ姿の多田野さんが劇中のペニワイダンスをしながら陽気に登場! 多田野さん:よい子のみんな、オイラ、ペニーワイズ。踊るピエロだよ~。 と劇中で自身が声を担当したペニーワイズボイスでご挨拶。 多田野さん:恥ずかしくておいら今日縮んじゃった(笑)。本当は190cmくらいあるんだよ~。 と会場を沸かせます!MCからコスプレについて問われると 多田野さん:自分でも『似てる、似てる。』と呟いていたけど違うよね(笑)。ペニーワイズってかっこいいよね。 と言い、 細谷さん:ジョーカーを彷彿させる。 とコメントを寄せた。 メインキャラクターである主人公のビルを演じて 細谷さん:ジェームズ・マカヴォイが演じているビルは吃音を持っている役柄なんです。普通洋画で日本語を当てていくのは、人の呼吸は合わせやすいので難しくはないのですが、吃音は長いセリフの中で言葉が出てこない。だから、どれだけ吃音で言葉が出てこないかの予想ができず、普段よりも時間がかかったんです。音響監督から、早く終わってしまったり、喋っているときに自分が喋り終えてしまったことを指摘されることが起きた。 と、ビルの持つ吃音によって日本語吹き替えが難しかったことを明かす。細谷さんの話を聞いている間もペニーワイズのように踊っていた 多田野さん:どうやろね~。 と考えながら 多田野さん:普段チビやハゲ、小動物の役が多く、主役になりたいと言っていたらこの役が来ました。(ビジュアルを)見たら顔がそっくりだったから自信はあったよ!デコのあたりもそっくりだし(笑)! と、自身にペニーワイズの役の打診があった時の心境を笑いを誘いながら明かし、 多田野さん:スタジオに行くのが恥ずかしかった。顔キャスやろ~って。でもジョージーの排水溝のシーンぐらいから役にグッと入り込むことができた。 と、声の吹き替えをしていた時のことを振り返った。 また、『ジョーカー』を抜いて初登場No.1の本作。 細谷さん:ルーザーズ側の参加で今回僕は初参加。本作は2時間49分もあって長い映画かなと思ったけど、長く感じなかった。ペニーワイズが怖いというホラー要素だけでなく、幼い頃の友情が今でも続いているという部分や、幼い頃は少年少女なので恋とかないけど、いい年になったルーザーズの中で恋愛感情が芽生えていたり、家庭があっても当時の恋心を思い出してしまう。ベバリーとビルがいい感じになったら、ベンが必ず見てるんです。昼ドラなんじゃないかなという時がある(笑)!そのほかにもトラウマを乗り越えている部分もあって色々な要素が詰まっているところ。 と、本作の魅力を熱を込めて語り、 多田野さん:僕にはそんな輝かしい瞬間はなかったけどね! と笑いを誘う一幕も。続けて、 多田野さん:怖いだけじゃないからだと思う。ピエロって道化で笑われてなんぼ。ペニーワイズの本性は分からないけど、人の心につけいったりするので、自分も普段喜劇をしているので演じやすかった。2面性があるところが魅力だと思う。 と独自の分析を教えてくれた。 Twitterで「笑ってしまったシーン」という投票が行われ、No.1に輝いたシーンを発表!見事1位に輝いたシーンは『3つの扉の向こう側』のシーンで、 細谷さん:確かに面白いシーンですが、そこにいくまでめちゃめちゃ驚かされるんです。メッタメタにされたんで、怖くて構えてしまいました(笑)。 と、自身の怖がりエピソードを披露。多田野さんは歌いながらペニーワイズが飛んでくるシーンが好きだそうで 多田野さん:歌のシーンはアドリブでした。みんなに歌ってもらいたい。 と言い、応援上映に集まった観客たちに配られた歌詞カードを見て歌うようにアピールした。 |
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そして、特別に多田野さんにベンが学校のロッカーでペニーワイズと対峙するというシーンを公開アフレコしてもらうことに!
細谷さん:なかなか見れないですよ!!めちゃめちゃ貴重です! と興奮した様子でアフレコについて語り、
多田野さん:めっちゃ恥ずかしいですよ! と照れる多田野さんに 細谷さん:生で初めて見ましたが、改めてすごいなと思いました。すごく怖かった! と演技力を大絶賛! |
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最後に・・・・
細谷さん:応援上映なので声を出して観ていただいて大丈夫なので、家にいるようにリラックスして声を出して観ていただければと思います。僕も怖いの苦手なので、声を出して観た方がストレスなしで観れる。ペニーワイズは本当に怖いのでその時は『来る!来る!』と言えばいいです(笑)。僕はホラー映画を観ながら家で声を出しています。 と、怖がりでも楽しめる鑑賞法を伝授し、 多田野さん:人生初の舞台挨拶で皆さんに来てもろて、感謝の気持ちを伝えたかったんです。調子乗ってすみません!(笑) 『IT/イットTHE END “それ”が見えたら、終わり。』 全国大ヒット公開中! 公式サイト:http://itthemovie.jp 公式Twitter: |
監督:アンディ・ムスキエティ 原作:スティーヴン・キング
脚本:ゲイリー・ドーベルマン
出演:ビル・スカルスガルド、ジェームズ・マカヴォイ、ジェシカ・チャスティン、ビル・ヘイダー、イザイア・ムスタファ、ジェイ・ライアン、ジェームズ・ランソン、アンディ・ビーンほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
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