映画情報どっとこむ ralph 今をときめく声優男子が集結する、ファミリー劇場にて今まで計4シーズンがレギュラー放送された「声優男子ですが・・・?」。2月14日(金)にシネ・リーブル池袋にて、上村祐翔、梅原裕一郎、河本啓佑、小林裕介、白井悠介、本城雄太郎、山本和臣が出演する『劇場版 声優男子ですが・・・? ~これからの声優人生の話をしよう~』(2月14日(金)よりシネ・リーブル池袋ほか全国公開中)の初日舞台挨拶が行われた。声優男子メンバーの中から河本啓佑、白井悠介、山本和臣、またサプライズで梅原裕一郎が登壇した。今回ステージ上にて「声優男子ですが・・・?」新シーズン製作決定とティザービジュアルを発表、新たなステージである劇場版公開を迎え、新シーズンの製作に向けたそれぞれの思いを語った。
映画情報どっとこむ ralph 大きな拍手に包まれながら河本、白井、山本が登壇する中、白井は本作のキャラクターであるストーリーテラーの仮面を着けて登場。白井の様子に会場がざわつく中、

白井「今日はST(ストーリーテラー)としてご挨拶を・・・みんな、頑張ってたね。・・・・・・もうこのキャラやめていい?(ストーリーテラーの仮面を外して)どうも、SU(白井悠介)です。いやいや、改めまして、お喋りムードメーカー白井悠介です。今日は公開を迎えて、色んなことを語っていきたいのでよろしくお願いします」

と思いを語ると、MCよりシークレットゲストとして梅原が急遽登壇となることが発表され、会場は黄色い歓声と拍手に包まれた。またMCより本作の撮影中に印象に残ったことや裏話について聞かれるとそれぞれ、

河本「撮影時の控室が靴を脱いで上がらなきゃいけない場所で。スリッパ置き場に『このスリッパは自分のスリッパ』と自分用のスリッパを確保して分かるように誰も手を伸ばさないだろう場所に置いていたんですけど、戻ってきたらそれがなくなってて・・・気付いたらこいつ(梅原)履いてて!」

梅原「河本くんがすごい綺麗好きで潔癖症ですよねという話をしてたんで、履いてやろうと思って」

河本「超ニヤニヤして『やっぱこういうの嫌いなんですね』って、嫌~な感じ(笑)」

白井「梅ちゃん、水虫なってない?大丈夫?(笑)」

梅原「水虫なの?嘘!」

河本「俺がってこと?(笑)水虫じゃありません!でも、梅ちゃんがそういう風に親しさを出してくれたっていうのは嬉しかったです」

山本「撮影中の焚火シーンくらいの時からリプトンミルクティーを飲んでいます。僕の必需品なので・・・これが裏話(笑)。ミルクティーがなくなってくるとぽんちゃん(本城雄太郎)に『だんだん元気なくなってきましたね』って・・・暑かったしね」

白井「そうそう、暑かったんですよ。僕はそのキャンプ場には行けなかったんですけど、その何週間か前にこの仮面で撮影をしていた時は本当に暑くて、仮面の下からも汗がにじんできてしまって・・・もうこの格好は本当にやりたくない。STはもうNGです(笑)。まあ、離れていたけど絆は汗で繋がっていたということで・・・。願わくば僕も撮影に一緒に参加したかったなとは思います」

梅原「僕が河本さんにドッキリをやりたいという話をしていて、河本さんが釣りから帰ってきたら僕らがみんな変装しているというドッキリをやったんですけど、あれはみんなで着替えて髭とかかつら着けて、というカメラに映っていない時が一番盛り上がってた(笑)」

河本「このドッキリが一番俺は辛かった。今までのドッキリってネタばらしされるまで全然気づかないくらい上手かったんだけど、今回は釣りから帰ってきた時にもう違和感しかない!俺はこれを全部拾っていくのか・・・地獄の時間だなって思ってた(笑)。そしたらみんながドヤ顔で『なんか変わったところはありませんか?』って聞いてきて・・・変わってるとこしかなかったから逆に面白かったです」

とそれぞれの仲の良さも感じさせるエピソードが続いた。本作のお風呂でのシーン(入浴風景は映されず、音声のみで入浴の様子を表現している)では実際には入浴しておらず、足や手だけお湯に浸かりながらの撮影であるという裏話に関してMCから明かされると、

白井「いや~観客の方はみんなの裸のお風呂シーンを見たかったと思うよ~。あえて妄想を掻き立てるための演出ということかな。」

河本「基本しっかりお湯に触れてのリアクションですし、声優としての演技が見れるポイントですよね」

白井「じゃあ2回目観る人は、『こいつは演技下手だな』とか・・・(笑)」

続いて本作の印象的なシーンの一つである、白井がラジオでメンバー全員にメッセージを送るシーンのエピソードに関しては、

河本「白井さんのメッセージは的を射ているなと。僕が真面目にやってるけどいじられちゃうという点について言われたんですが、当たってると思いました。そういうところちゃんと見てくれているんだなと」

白井「だって面白くない人はいじらないもん。面白いからいじるんだよ。」

河本「それを聞いてあのテントの中でほっこりしましたね」

山本「僕、だって『ゆるキャラ』って言われてたからね。」

梅原「ゆるキャラなんですか?白井さんにとって」

白井「そうそう、癒しというかね」

山本「ゆるキャラだよ~!!」(両手を広げてコミカルな動きで白井に迫る山本)

白井「うーーん、ちょっと違う・・・ってすぐ真顔にならないで!(笑)いてくれるだけで癒される雰囲気があるから、欠かせない存在ですよ」

梅原「僕は、『これから白井さんからメッセージがあるのでいい顔をして下さい』と実は言われてたんですよね。白井さんのあの『今からいいこと言うぜ』っていう感じの声のトーンの作り方は流石だなと思って。だからあれは笑をこらえてる顔です。僕のことはなんて言ってたんだっけ?」

白井「『めっちゃいい塩梅』。」

梅原「ちょっとウケ狙ってるよね!(笑)」

一同「(笑)」

白井「梅ちゃんはなんだかんだいつもフォローしてくれて周りが見えていて、そういうところがいい塩梅です。僕は逆に編集後の映像を観て、演出にびっくりした。みんなご飯とか食べながら聞いてるのかなと思ってたら、すごい真面目に聞いてたんだね」

山本「そんなこと言ったら、僕たちだって白井さんが真面目に喋ってくれてるのかなと思ってたら、あんな仮面とマントで喋ってるなんて思わなかったよ!シュールだわ~!」

とそれぞれの思い出を語り、本作のサブタイトルでもある“これからの声優人生”についてMCから聞かれると、

河本「20歳の頃からあまり変わらないのですが、アニメや吹替で主人公の役をやってみたいなと思います。どちらも演じる度にやりがいを感じるのでその思いは変わらずに持ち続けたいなと思っています。ちょっと真面目な雰囲気になってしまったかな?」

山本「僕は人以外の役を広げてみたい。この人間界で過ごしているのは人間だけじゃないじゃないですか。地球上の色んな物事に気を配りながら生きていきたいと思います。ありがとうございました(笑)」

白井「そうですね、この人間界は人間だけじゃない・・・。色んな生物、植物が暮らしている中で緑、自然、木・・・この自然の色の良さをみんなに知ってもらいたい。『MIDORI』というファッションブランドも立ち上げたのでね。まあ声優以外の色んな仕事もやったことないことをどんどんやって行って声優のお芝居にもまだ戻って循環していければいいな」

梅原「僕は声優の仕事を続けられていることが本当にありがたいなと思うので、おじいちゃんになっても声優をやっていられたらいいなと思います。本当に続けていられるのがまず第一ですね」

と、それぞれ今後の声優人生についての熱い思いを語り合う中、ここで本作のプロデューサーである東北新社の斎藤充崇から告知がされ、「声優男子ですが・・・?」新シーズンの製作決定、ティザービジュアルを発表。放送内容や日時が現状未定でありながら、イベント直前である前日の夜に社内決裁がされたばかりというめでたい最新情報にメンバーと観客は大喜び。

最後にこれから本作を観る方に向けてのメッセージをそれぞれ求められると、

河本「皆様のおかげでこうして劇場版を迎えることが出来て、新シーズン製作決定という吉報もいただけました。今までのシリーズに比べて今回の劇場版はプライベート感満載で、何かにチャレンジするというよりも僕たちの他愛もない日常会話を楽しんでいただける内容なので、ホームビデオのように何度も笑いながら観てほしいなと思います」

山本「皆さんに楽しんでもらえていたら嬉しいです。1人で観に来ても楽しいし、ご家族でも楽しめる内容になっているので、今日の舞台挨拶で話した裏話も聞いたうえでぜひまた楽しんでほしい。劇場版のエンディングが流れてきた時には声優男子のこれまでの5年間が集約されていたような心温まる気持ちになったので、そういう思いも皆さんと共有出来たら」

白井「僕は劇場版の舞台となったキャンプには残念ながら参加出来なかったんですが、その場にいなかった僕のこともいじってくれたりしているのを見て嬉しかったし、これまで5年間で築き上げてきたものがあるからこそ7人あっての声優男子なんだなと客観的に見て思いました。劇場版ではメンバーのプライベート感、役を纏っていない状態での声優たちの姿・・・いや、僕はまとっていますけど(笑)、みんなの素顔が観れます。地方の劇場でも公開されるということなので、皆さんがまた足を運んでくださってぜひ劇場館数も増やせたらいいなと思います」

梅原「改めて、声優男子がまさか劇場版に繋がるとは思っていませんでした。劇場版を迎えて終わり、ではなく、新シーズン決定の発表もされてますます期待も高まりました。今回の劇場版の評判が良ければ第2弾も期待出来るかな?と思います。その時は今回の逆で白井さんが1人でキャンプしてもらって・・・」と冗談を挟む梅原に対し、

白井「なんでよ!!一緒にいさせて!1人だと画が持たないよ」とすかさず突っ込む。

梅原「1人キャンプも流行ってるから・・・(笑)。声優男子で色々やりたいこと、やったら面白いことがまだまだいっぱいあるので、これからも声優男子を応援してもらえたら嬉しいです」

と笑いを誘いつつも熱い意気込みで締めくくると、客席からは歓声と温かい拍手が起こり、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。

映画情報どっとこむ ralph 「声優男子ですが・・・?シーズン4」ですが・・・? ~これからの声優人生の話をしよう~』公開情報

シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開中!

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出演:上村祐翔、梅原裕一郎、河本啓佑、小林裕介、白井悠介、本城雄太郎、山本和臣 ※50音順

ナレーション:諏訪部順一
提供:ファミリー劇場 製作・配給:東北新社
© 東北新社

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