10月25日(金)に新宿ピカデリーで、映画「埼玉家族」舞台挨拶イベントが行われました。

埼玉家族

【舞台挨拶詳細】
◆日時:10月25日(金)21:25の回
◆会場:新宿ピカデリー 10番スクリーン
◆登壇者:天童なこ/森累珠/福山功起監督/加瀬聡監督/角川裕明監督/完山京洪監督

「埼玉家族」

埼玉家族ポスターSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2013において、SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザの若手映像クリエイター支援プログラム「Go-all」による4作品のオムニバス映画

ばらばらな人生が集まって、
家族という一つの画を作っている

埼玉に住むある家族をテーマに父親、母親、息子、娘に起こる、それぞれの出来事を新進気鋭の若手監督たちが描いています。

■娘編
『ハカバノート』監督:福山功起
■母親編
『キャンディ』監督:加瀬聡
■父親編
『父親輪舞曲』監督:角川裕明
■息子編
『ライフワーク』監督:完山京洪

舞台挨拶の模様
MC:「観客のみなさまへ一言お願いします。」

娘編『ハカバノート』福山功起監督:
「今日は台風が接近している中、こんなに沢山の方に来ていただけて。ありがとうございます。」
福山功起監督

母親編『キャンディ』加瀬聡監督:
「今日は写真撮影OKですので自由に撮って下さい。みなさんのお顔もとっても良く見えて嬉しい限りです。」
加瀬聡監督

父親編『父親輪舞曲』角川裕明監督:
「雨の中、終わりの時間も11時半過ぎるという悪条件の中、これだけの皆さんに来ていただけて嬉しく思います。」
角川裕明監督

息子編『ライフワーク』完山京洪監督:
「今回5回目の舞台挨拶なんですけど、回によって撮影がOKだったりNGだったり。。未だに僕は理由が分かりません。2週間上映あっという間でした。こうやって挨拶出来ることは本当にうれしいです。」
完山京洪監督

『ハカバノート』天童なこ:
「きくちみえ役の天童なこです。初めての舞台挨拶ということですっごく緊張してるんですが。。お手柔らかにお願いします。」
天童なこ

『ハカバノート』森累珠:
「はい。みたかなこ役で出演しています森累珠(もりるいす)です。みなさんのお顔を見ながら『ハカバノート』の上映をみんなで楽しめたらいいなと思っています。」
森累珠

MC:「それでは、みなさんに聞いていきたいと思います。それでは角川監督。鶴見辰吾さんが父親役の『父親輪舞曲』はなぜミュージカルなんでしょうか?」

角川裕明監督:
「私はミュージカル作品しか撮っておりません。また自分はミュージカルの俳優、舞台をやっております。基本的にミュージカルのスタンダードの映画が日本には無いなと常々感じておりまして。私自身ミュージカル映画を日本に根付かせると言うことでメイドインジャパンのミュージカル映画をこれから沢山作っていきたいと思います。その中で今回この様な機会をいただいて鶴見辰吾さんを主演にミュージカル映画を撮らせていただきました。」

MC:「伊藤かずえさん主演の母親編『キャンディ』は、かなりハードな撮影だったそうですが」

加瀬聡監督:
「完徹で4日間って感じになってますけど、実はそんなことはなく。初めの日も10時に終わり。次の日もみんなお風呂入れなくなるんでって言われて10時に終わったんです。最終日だけ確かに徹夜だったんですけど。リゾートホテルに泊まってですね。それなりに普通に撮影は出来ました。(MC:思ったよりリッチな感じで)そうですね。ただ雨待ちが多くて、曇りで撮ったので女性を軟らかい感じで撮れましたし、スタッフにも恵まれて狙い通りになったのではないかと思います。」

MC:娘編『ハカバノート』は埼玉家族の最初になりますが最初から順番は決まってたんですか?

福山功起監督:
「其々の作品で取り敢えずなんとなくは決まってたんですけど、僕の娘篇は1本目だぞと聞いていました。これから始まる家族の物語の娘の声、気持ちをこれから映画を観るお客さまに伝えられればいいなという作りにしております。(MC:この作品4つのオムニバスですがルールはありましたか?)其々の作品には他の家族は誰も出ないっていう決まりだけがまずありました。ですので、言葉だけで語ることが多々あるので、各監督描くのに苦労したのではないかと思います。」

MC:「『ライフワーク』息子を演じる大野拓朗さんと自分を重ね合わせたこともあったと思いますが。」

完山京洪監督:
「これが僕の話だといっても僕を知らない人には面白くないと思いますが、父親を出さずに父親との葛藤をどうやって描くのか最初の課題でして。“仕事”をキーワードに覚悟についての物語を描こうと思いましたので、その点を考えながら観ていただけると嬉しいです。」

MC:「『ハカバノート』にご出演の天童なこさん、森累珠さん。どんな所に注目していただきたいですか?」

天童なこ:
「ストーリ全体は勿論ですが、私は兎に角、森さんとギャーギャー騒いでる役だったんですけど、その騒いでるのは決まった台詞ではなくて、殆どアドリブなんです。観て欲しいのは、なんでアドリブでこんなこと言ったの的な?びっくりすること言ってるんでそこを観ていただければと。」
天童なこ

森累珠
「女子高生のリアルっていうのが凄く描きだされているのですけど。私達2人は女子高生JKな感じが満載で。JK観察出来るんじゃないかなと。是非皆さんに観ていただければと。」
森累珠

MC:「森さんは現役JK。自分にとっての家族ってどういうものか教えていただけますか?」

森累珠:
「今高校1年生で思春期真っただ中。家族には、なんだかんだ支えてもらっていると思います。」

天童なこ:
「私は愛知県から上京して一人暮しなんです。家族と離れているんですけど。勿論、一番大切な存在。どんなに迷惑・苦労を掛けてもいいなと思っているし、逆に掛けられてもいいなって思える存在が家族だと思います。」

MC:「最後に皆さんを代表して、角川監督。皆さんにメッセージを。」

角川裕明監督:
「何故僕かと言いますと。初日舞台あいさつに監督さん俳優さんいらっしゃたのですが。僕は舞台に出ておりまして。実は最初で最後の舞台挨拶ということで花を持たせていただいた感じなんです。
角川裕明監督
家族の物語なので、とやかく我々が言うより、一たんリセットしていただいて、何も考えずに観始めていただき。そうすると何処かの登場人物に共感をして感情を揺らして帰っていただけると思います。帰り道で家族を振り返っていただける作品になっていますので、是非最後まで楽しんでいただければと思います。今日は本当にありがとうございます。」

4本のまったく違うテイストの短編がひとつの作品になる、

『埼玉家族』

公式HP: http://saitama-kazoku.jp/

埼玉家族メイン
製作:松竹株式会社/埼玉県 
配給:松竹株式会社映像商品部
©松竹株式会社/埼玉県 2013

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