常に時代を挑発し、世の常識に疑問符を投げかける映画監督・園子温。
構想25年を経て結実したモノクロームのSF作品である監督最新作『ひそひそ星』の公開を5月14日に控える鬼才・園子温という人物の生態に迫るべく、376日に渡って彼を追い続けたドキュメンタリー映画『園子温という生きもの』は、5月14日より新宿シネマカリテほかロードショーとなります。 |
|
そんな本作に、各界著名人からあまりに支離滅裂でとても同じ人物について語られたものとは思えないほどのコメントが到着!
倉本美津留、辛酸なめ子、水道橋博士、中園ミホ、深水元基、松江哲明、茂木健一郎、モルモット吉田らによる、“生きもの”としての園子温の多面的な魅力なのかもコメントをどうぞ!(五十音順) 園子温は念の天才だ。 作品が生まれる時のエネルギーがうずまいていて、この映画自体がパワースポットです。 園子温ほど人生が映画的ストーリーに満ちた監督は稀有だ。しかし、園子温ほど他人が監督するのが難しい生き物はいない。よくぞ、これほどまで長く定点観測が出来たものだと感心する傑作ドキュメンタリー。 就活中の息子とこの映画を観た。 園さんと同じ時代を生きられ、作品に参加できたこと、こんな名誉なことはない。この映画を観れば、その理由がわかるよ。 この国がさらに窮屈になることは間違いないので、心にジョーズ(の模型)を持ち続ける男の生き方は見ておいた方がいい。たとえ反面教師になったとしても、だ。 この男を見よ! 愛を活力源とし、自由の「空気」をつくる天才。破茶目茶で筋が通ったその生き方は、脳がふるえるほど面白い。ガガガと走りたくなるゾ。 インタビューや撮影現場で見てきた園監督は、誠実だけど欲望に忠実で、常識人かつ狂人だった。 |
|
5月14日(土)新宿シネマカリテほかにてロードショー
園子温監督作品『ひそひそ星』と同時期ロードショー イントロダクション 2015年には『新宿スワン』『ラブ&ピース』『リアル鬼ごっこ』『映画 みんな!エスパーだよ!』と4本の新作が公開され、日本で最も多忙な映画監督となった園子温。 2014年10月、『ひそひそ星』がクランクインを迎えた。園はオリジナル脚本の設定を尊重しつつ“いま”映画にするにあたって、福島県富岡町・南相馬・浪江町でロケーションすることを選んだ。『ヒミズ』(12)『希望の国』(12)で震災、原発をいち早く描いてから4年。地元の人々の声に耳を傾け、荒涼とした風景にカメラを向ける園子温は何を思うのか。 |
監督:大島新
出演:園子温
染谷将太 二階堂ふみ 田野邉尚人 安岡卓治 エリイ(Chim↑Pom) 神楽坂恵
プロデューサー:小室直子、前田亜紀
撮影:髙橋秀典 編集:大川義弘
整音・効果:高木 創
音楽プロデュース:菊地智敦
企画・製作:ネツゲン 日活
制作プロダクション:ネツゲン
配給:日活
宣伝:ミラクルヴォイス
©2016「園子温という生きもの」製作委員会
(2016/日本/カラー/ビスタ/97分)