クエンティン・タランティーノ監督による雪山のロッジを舞台に“ヘイトフル”なクセ者8人が殺人事件をきっかけに「嘘」と「嘘」をぶつけ合う密室ミステリー『ヘイトフル・エイト』が、2月27日(土)より公開されます。
この度、日本の芸能界きっての“ヘイトフル!?”な品川庄司さん、矢口真里さんをゲストに、それぞれの人生最大の“ヘイトフル”エピソードを披露しました! さらに、イベント終了後の囲み取材では、ズバリ、ヘイトフルな8人は誰か?!と尋ねられると、 品川さん:じゃあヘイトフル・エイコーでいいんじゃない?! と答え、マスコミ陣も大爆笑! ヘイトフル3人のトークに終始笑いの絶えない大盛り上がりのイベントとなりました。 『ヘイトフル・エイト』 公開記念トークイベント |
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“ヘイトフル・エイト”と本作のタイトルのはいったお揃いの赤いTシャツを着用し、庄司さんと矢口さんは登場キャラクターを意識して、黒のハットをかぶり登場。
品川さん:DVDは全部持っているし、本も読んでいるくらいですけど、一番好きな監督です。映画はタランティーノ自身のオマージュがたくさん入っていましたね。密室劇なところは『レザボア・ドックス』だったり、駆け引きな部分は『イングロリアス・バスターズ』だったり西部劇ぽいところは『ジャンゴ 繋がれざる者』だったり。キャストも常連が揃っていて、タランティーノ必殺技が全部詰まってます! と。大きなアクションシーンこそないものの、役者それぞれが身体をはった演技をこなしいる本作について、 庄司さん:極寒での撮影は肉体を駆使してやっているは凄い!サミュエル・L・ジャクソンなんて67歳ですよ?!この撮影はスタジオでも行われたけどそこでも極寒の気温は再現したので、映画に映っている白い息は本物なんです! と本作の裏話を披露。 品川さん:それ5分前にスタッフさんに説明されてたことじゃん!何さも自分が調べたかのようにいってんだよ! とツッコミ! また、本作では紅一点の存在のジェニファー・ジェイソン・リーが迫真の演技も見せますが、 矢口さん:紅一点ってふつうはチヤホヤされる立ち位置だと思うんですけど、この作品では女でも容赦がないんです!後半につれてこれでもかってくらい痛めつけるんですけどだんだん笑えてくるんです!みたことのないような男女の絡みでしたね。これは、タランティーノが男女差別がないことをあらわしていて・・・ と語り始めると、またも・・ 品川さん:それもさっき説明されてたでしょ! とツッコミをいれ、会場は大爆笑! |
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今回、作品にちなんで「ヘイトフルな面々」(=「くせもの」「嫌われもの」)という条件から起用された品川庄司さんと矢口さん。
品川さん:僕とやぐっちゃんですかね。庄司は嫌われてはいないけど、別に好かれてもいないでしょ。 というと 庄司さん:それ、どうでもいいみたいで嫌だな・・・ と複雑な表情をみせました。 MC:みんなのアイドルと結婚したという意味でも、藤本美貴さんの多くの男性ファン達からはヘイトフルな存在なのでは? 庄司さん:ミキティーの10周年記念ライブを観に行った帰りのライブ会場でファンが“庄司コール”をしてくれて「ミキティー!」と叫んだら盛り上がってくれたんです。その日2ちゃんねるをチェックしてみたら“もう許してやろう、同じ女性を愛した男だろ”って書き込まれていて・・・目頭が熱くなりましたね・・・。 と当時を振り返りました。 |
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MC:本作の内容にちなんで、それぞれ“血まみれ”になったようなエピソードは? 矢口さん:私はある“事件”というか“事変”?をきっかけに順調に嫌われていっていますけど、一時期はまさしくこの映画での“賞金首”のような目にあったときもありました。でも、そのおかげで精神的に鍛えられて強くなっています!でもこうやって嫌われものになったことで、今日のようなお仕事もいただけているわけですし、芸能界ってすごいなと感じます。 としみじみ。また、品川庄司の二人は昔は殴り合いの喧嘩をしていたいい、 品川さん:あるバラエティの番組収録の間に喧嘩をしたんです。いつも僕が庄司を殴るんですけど、このときは庄司が俺を殴ったんです。それで僕が収録中のダメ出しをして、庄司の胸を殴り返したんですけど庄司は“ムーッ!!”って胸を突き出していたんですよ!庄司は正論だから何もいえなくて、それで何を返したらわかなかったのかそういう反応をしたっぽいんですけど、あれには止めにきたプロデューサーの人も半笑いでしたね(笑) とそれぞれに明かすと、会場は笑いに包まれました。 |
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ヘイトフルなエピソードを語り尽くした3人ですが、この中で誰が一番「ヘイトフル」な存在なのかをそれぞれに指さすことに!
結果は・・・。 矢口さん:私は品川さんとは仲良くさせていただいていますけど、我が道をいっているところが理解されないこともあるのかもしれませんね。 品川さん:まぁしょうがないというか、嫌われる人って表裏一体というか、逆に知名度がないと嫌われもしないわけだから悪いことばかりでもないかもしれないでしょね。 とそれぞれに分析。 最後に、本作に対して一言求められると 矢口さん:ズバリ一言でいうとヤバイ映画です!後半にかけてミステリーを紐解くところは夢中になって観れます! 庄司さん:タランティーノ自身“最高傑作”といっているんですから、僕にとっても“最高傑作”でしたよ! 品川さん:タランティーノ映画は何度観ても面白いので、まずは劇場で観て、そのあとはDVDでもと何回も観てほしいです! と作品へのアピールをしっかりと行い、イベントは終了しました。 『ヘイトフル・エイト』 原題:The Hateful Eight 2月27日(土)全国ロードショー 公式サイト: gaga.ne.jp/hateful8. |
雪嵐のロッジに閉じ込められたクセ者8人、そこで起こる殺人事件。
ぶつかり合う「嘘」と「嘘」、やがて浮かび上がる予想外の「真相」―。生き残るのは誰だ!?
舞台は山の上のロッジ、登場人物は吹雪でロッジに足止めを食らい、
一夜をともにすることとなったワケありの7人の男と1人の女。そこで起こる密室殺人。
一体誰が、何の目的で?吹雪が作り出す密室で、疑心暗鬼で張り詰めた緊張をほぐすため、またお互いを探り合うため、他愛のない会話をかわす面々。やがてそれぞれの素性がすこしずつ明らかになり、偶然集まったかに見えた彼らの過去が繋がり始めた。
そこで再び、予想を超えた出来事がー。
オープニングから気を緩めることのできない、すべての会話と視線、何気ない身振りに仕掛けられた巧妙かつ緻密な伏線。タランティーノ印のブラックな笑いと過剰なアクション満載の、かつてない謎解きを見破ることはできるのか?!
監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
音楽:エンニオ・モリコーネ
美術:種田陽平
出演:サミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ジェニファー・ジェイソン・リー、
ウォルトン・ゴギンス、デミアン・ビチル、ティム・ロス、マイケル・マドセン、ブルース・ダーン
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配給:ギャガ