映画情報どっとこむ ralph ポンコツ“AI”とクラスメイトが織りなす、爽やかな友情と絆に包まれたエンターテインメントフィルム『アイの歌声を聴かせて』が10月29日(金)より絶賛公開中です!

新宿ピカデリーにてファンの皆様へむけ、咲妃みゆ、吉浦康裕(原作・脚本・監督)登壇しての公開記念舞台挨拶がおこなわれました。
『アイの歌声を聴かせて』公開記念舞台挨拶
映画『アイの歌声を聴かせて』公開記念舞台挨拶 
日程:11月21日(日)
会場:新宿ピカデリー
登壇者:咲妃みゆ、吉浦康裕(原作・脚本・監督)

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咲妃みゆ、吉浦康裕監督登壇

本作を見終わったばかりの、満席の観客たちの拍手で登場した咲妃みゆと吉浦監督。
咲妃は「吉浦監督と一緒にいろいろなお話を届けられたら」と挨拶。『アイの歌声を聴かせて』公開記念舞台挨拶
監督は「今まで舞台挨拶をやってきたが、今日は客層の雰囲気が違って思わず背筋が伸びる」と緊張気味に述べ、『アイの歌声を聴かせて』公開記念舞台挨拶イベントはスタート。

公開から3週間が経ち、司会から周囲の反響について聞かれると、咲妃は「知人や家族も劇場に何度も足を運んでくれている。とても感動したという声と、二度三度足を運んでくれると聞いて、反響の大きさを改めて感じている」と話し、監督も「SNSでも熱のこもった感想があり、観ていて幸せな気持ちになれると周囲におすすめしてくれる人がたくさん。映画というものは世に放った後に観客の皆さんに育ててもらうのだと、こんなにも実感した作品はない!」と笑顔で答えた。

さらに、完成した作品を観た咲妃は「とても幸せで温かい気持ちに包まれた。コロナ禍では会いたいと願っても物理的な距離で会えないこともあったが、それでも“心”はつながっている…と背中を押されている気持ちになった」と作品から広がる力を実感。

監督も、作品はコロナ前に制作したと前置きをしつつ「シンプルに楽しいと思える映画が作りたかった。コロナ禍の状況にあっても、最初に目指した方向性は間違ってなかったと制作前以上に感じている。楽しい映画を作るのは簡単そうにみえて難しいけれど、こういう想いで作って良かった。」と感慨深く語り、右肩上がりに鑑賞者が増えている本作を「ぜひ周りの皆さんにも勧めてもらって、幸せのおすそ分けをしてほしい」と誇らしげに語った。
『アイの歌声を聴かせて』公開記念舞台挨拶
そして、咲妃が声優を勤めたキャラクターが登場する劇中アニメ「ムーンプリンセス」の話題へ移る。シオンとサトミが大きな影響を受けた作品だが、作中では歌の意味や内容などあまり触れられていない。アニメーションに関して、監督は「この話は舞台挨拶で絶対したかった!」と前のめりにコメント。さらに「本作で本当に大切な劇中アニメ。誰しも、子供のころに観た素敵なアニメやミュージカルがある。そんな“心の一本の象徴”のような作品として作った。」と熱く語った。またこの作品は竹取物語をベースにしており、今回はそんな『ムーンプリンセス』というアニメが本当に実在しているかのように作るべく、歌声に説得力が必要であった。さらに監督は「咲妃さんにお願いできる!と聞いたとき、色々な方の協力があってこの作品が仕上がるのだな、と実感しました」と感極まった様子。それを受け咲妃も「アニメーション作品に携わらせてもらえて本当にうれしい。必至で練習してレコーディングに挑みました。かなり音階の移動の大きな楽曲なので、とても難しかった。」と収録の裏側を語った。

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劇中歌『「フィール ザ ムーンライト ~愛の歌声を聴かせて~』フルバージョンMV

ここで、監督たっての希望で劇中歌『「フィール ザ ムーンライト ~愛の歌声を聴かせて~』のフルバージョンMVを鑑賞。

真っ白なスタジオの中でオーケストラの真ん中に咲妃が立ち、澄んだ美声で歌い上げたMVには観客もうっとり。鑑賞後には大きな拍手が贈られ、咲妃は「自分じゃないかのように思えるぐらい感動してしまった」と話し、続けてMV撮影では「とても広いスタジオで撮ったのは初めてで、空間が曲の壮大さを作り上げた。歌唱中は特に指示がなく、歌いながら好きなように体を動かした。」と撮影現場のエピソードを披露。監督は鑑賞後「いいものを観させてもらえた。」と感謝のコメント。咲妃は続けて「楽曲収録の際、最初はとても緊張していて…スタッフの方の視線があまりにもプレッシャーで、レコーディング中カーテンを閉めて、最後まで監督たちが見えないように歌った(笑)」と普段の現場との違いに緊張感があったと話す。監督は「この歌は制作では後期に当たる時期に完成。制作中の助けにもなった曲で、聴きながら作業したり、一日の締めに聴いたりもした。こんなに素敵な曲ができ、自分の想像を飛び越えた曲ができた。」と満足げに語った。また劇中のアニメについて、イメージを膨らませたのちにレコーディングに挑んだという咲妃。ムーンの役柄に関しては、「数々のプリンセスをイメージし、力強くて芯のある、それでいて心優しく、覚悟を持っているような女性の強さと儚さが融合したのがムーンさん。」と答えると、監督も「話し合ってないのにイメージの意思疎通がばっちり!」と驚き。さらに作品がもっと広まったら「『ムーンプリンセス』の続きをスピンオフで作りたい!」と意気込むと、会場を埋め尽くしたファンより鳴りやまぬ拍手が贈られた。
 
最後に、咲妃からは「同じ時間を共にできてうれしい。これからも作品や歌が背中を強く優しく押してくれたら。」とコメント。監督からは「自分の作ったものは届いているという意味で、改めて大切な1日になった。2回目以降は冒頭から違った感情で見れるので、ぜひ何度も見てほしい。」と締めくくり、イベントは幕を閉じた。『アイの歌声を聴かせて』公開記念舞台挨拶

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映画『アイの歌声を聴かせて』

絶賛公開中!

公式HP:
ainouta.jp

公式Twitter:
@ainouta_movie

監督は「イヴの時間」、『サカサマのパテマ』などで海外からも注目を集め、アニメーションの新たな可能性を切り拓いている吉浦康裕。自身が得意とする「AI」と「人間」の関係というテーマを、高校生の少年少女たちが織りなす瑞々しい群像劇という形で描写し、圧倒的なエンターテインメントフィルムとして仕上げています。キャラクター原案には、気鋭の漫画家・紀伊カンナ、共同脚本には、『コードギアス』シリーズや「SK∞ エスケーエイト」の大河内一楼が参加。また、劇伴・劇中歌は「SK∞ エスケーエイト」の高橋諒、「プリパラ」「ドリフェス」の松井洋平が作詞を担当。ちょっぴりポンコツなAIの主人公・シオンを土屋太鳳が演じ、多彩な楽曲たちをエモーショナルに歌い上げます。また、もうひとりのヒロインであるサトミを福原遥、幼馴染のトウマを工藤阿須加が演じ、小松未可子、興津和幸、日野聡に加え、大原さやか、浜田賢二、津田健次郎ら実力派声優が集結しました!

10月29日(金)に公開を迎え、公開初週の満足度調査では、満足度97.3%(10/29-10/31 劇場出口調査)、ahoo!映画ユーザーレビュー4.26(11/10付)ほか多くの映画サイトで絶賛され話題となり、SNSでも「“歌う”ことにこれほど意味を持たせた展開と土屋太鳳の声の健気さに涙腺フルオープン」「温かな歌声が奇跡を起こす終盤に泣く」「土屋太鳳さんの歌声も最高。『突然歌いだす』という行為が何重にも意味があって発明の域!」などと楽曲についても絶賛の声が上がる本作。  
「アイの歌声を聴かせて」最新ポスタービジュアル
STORY
景部高等学校に転入してきた謎の美少女、シオン(cv土屋太鳳)は抜群の運動神経と天真爛漫な性格で学校の人気者になるが…実は試験中の【AI】だった!
シオンはクラスでいつもひとりぼっちのサトミ(cv福原遥)の前で突然歌い出し、思いもよらない方法でサトミの“幸せ”を叶えようとする。
彼女がAIであることを知ってしまったサトミと、幼馴染で機械マニアのトウマ(cv工藤阿須加)、人気NO.1イケメンのゴッちゃん(cv興津和幸)、気の強いアヤ(cv小松未可子)、柔道部員のサンダー(cv日野聡)たちは、シオンに振り回されながらも、ひたむきな姿とその歌声に心動かされていく。
しかしシオンがサトミのためにとったある行動をきっかけに、大騒動に巻き込まれてしまう――。
ちょっぴりポンコツなAIとクラスメイトが織りなす、ハートフルエンターテイメント!

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<CAST>
土屋太鳳 福原 遥 工藤阿須加 興津和幸 小松未可子 日野 聡
大原さやか 浜田賢二 津田健次郎 咲妃みゆ カズレーザー(メイプル超合金)

<STAFF>
原作・脚本・監督:吉浦康裕 共同脚本:大河内一楼 キャラクター原案:紀伊カンナ 総作画監督・キャラクターデザイン:島村秀一
メカデザイン:明貴美加 プロップデザイン:吉垣 誠 伊東葉子  色彩設定:店橋真弓  美術監督:金子雄司〈青写真〉
撮影監督:大河内喜夫
音響監督:岩浪美和
音楽:高橋 諒
作詞:松井洋平
アニメーション制作:J.C.STAFF
配給:松竹
歌:土屋太鳳  
©吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会

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