千眼美子　女優本格復帰『さらば青春、されど青春。』公開初日舞台挨拶開催！

登壇したのは主演の大川宏洋さんと、本作で本格女優復帰を果たした千眼美子の他、石橋保（父・忠正）さん、芦川よしみ（母・君恵）さん、龍輝（兄・誠也）さんに加え赤羽博監督も登壇。

観客から女優本格復帰の千眼に共演者から熱いエールが送られました！

日時：：5月12日（土）
場所：シネマート新宿
登壇：大川宏洋、千眼美子、石橋保、芦川よしみ、龍輝、赤羽博監督

上映前の舞台挨拶の劇中で恋人役である大川宏洋さんと千眼美子さんはお互いの印象を真面目で優しい人！とほめ。

大川さん：千眼さんは現場で細かい事に気遣いが出来る素敵な方です。

と語る一方で、大川さんが普段の自由奔放な印象とは全く違う役柄だったことに対して、

千眼さん：今日は真面目な中道真一モード！

と話し会場は笑いで包まれた。それに対し

大川さん：それは役だからね！生真面目で実直な青年だから。

と返し撮影の和やかな雰囲気が会場全体に伝わった。

大川さん：今まで、アブノーマルでネジが飛んでいるような役がとても多かったので、今回の役作りに関してはかなり勉強になりました。

と劇中の主人公である中道真一に対して、思い入れが強い事を語った。

赤羽監督はそれに対して

赤羽監督：大川宏洋さんを、中道真一に近付けるのに、苦労したよ…。

と、大川宏洋さんと中道真一という役柄とのギャップに会場は笑いに包まれた。

石橋さん：25年の付き合いで、ずっと知っているお姉ちゃんだから、役にスムーズに入れました。

と語り、

芦川さん：阿吽の呼吸だもんね！

と息の合ったトークが展開された。

千眼さん：甘々な採点をするなら上手に出来ていた方だと思います。音痴で絶望的な状況だったけれど、毎日ボイストレーニングで頑張ったことを自分自身で評価したいです！

と今後の歌手活動も期待させるコメントに会場からは拍手が沸き起こった。

『さらば青春、されど青春。』というタイトルに絡めて、「青春時代の甘酸っぱい思い出は？」という質問に対し、

千眼さん：学生時代、小田急線の通学定期を使っていたんですけど、好きな男の子が使っている京王線の定期にわざわざ買い替えたんです！

と青春時代に経験した甘い思い出を語る中、大川さん、石橋さん、龍輝さんの男性陣は「好きな人を先輩や親友にとられた！」と甘酸っぱい思い出どころか、辛く苦い青春の思い出を披露。

石橋さん：当時好きだった女性のために6時間も立ちっぱなしで花束を抱えて、待ち合わせ場所で待っていたんです。でも来なくて…その彼女は大親友と付き合っていました(笑)

と当時の苦い記憶を蘇らせた。

龍輝さん：10代まで本当にモテませんでした。フラれていてばかりの人生送ってきました！

語ると、会場から「えー？じゃあ今は？」という声に

龍輝さん：今は仕事に全力で取り組んでいます!

と返した。

そして同様の質問をふられ

赤羽監督：私も、たくさんの甘酸っぱい経験をしてきました。その思い出がそのまま投影されているシーンがあるから、見つけてみてください。

と観客の期待を煽った。

千眼さん：出家して初の作品となった今作は、自分は何に青春をささげるのか？自分の使命はなんなのだろうか？流れてくる時間がいとおしく感じる、本当に一番大切な映画になりました。

と本作への愛を垣間見せた。

大川さん：26歳までサラリーマンを務めてきた僕が、こんな仕事に関われるなんて、こういった出会いこそが一生の宝です。劇中でも主人公が苦難、困難に立ち向かい、一歩ずつ成長していく姿が素晴らしいです。信じる道を教えてくれる映画です。

と語たりました！

『さらば青春、されど青春。』

絶賛公開中！！

物語・・・
地方から東京の名門大学に進学した中道真一は、志を高く持ち、勉強に明け暮れる日々を送っていた。しかし、恋も就活も、なぜか思い通りにいかない。そんな卒業を控えたある日、神秘的な存在からのコンタクトがはじまる。

大手商社に就職した真一は、異例のスピード出世をし、社内でも評判の額田美子と恋に落ちる。ようやく人生がうまく回りはじめた一方で、“救世主としての使命”に目覚めていく真一。しかし、その人生を決断するためには、大切な人との結婚やエリートとしての将来を捨てなければならない。この世の幸福を選ぶか。それとも運命に従うか。迷う真一の心に、悪魔の誘惑が忍び寄る。