映画情報どっとこむ ralph この度、映画『189(イチハチキュウ)』が2021年冬、イオンシネマ他、全国公開となります。

現在、日本では多くの児童虐待が報告され、全国に児童相談所が設置されています。しかし、その報告件数に対し、現場を支える児童福祉司の人数は決して多くありません。年々増加する児童虐待から<いちはやく>子供を助けることができるよう設けられたのが、児童相談所虐待対応ダイヤル“189(いちはやく)”です。ダイアル“189”に助けを求める小さな命を救うために奔走する児童虐待対策班を通じて、社会問題を描くことで、問題解決の一途を担えればという願いから誕生したヒューマンドラマが本作です。。
中山優馬×夏菜:映画『189』
主演に中山優馬。共演に夏菜の出演は、既報の通りですが・・・

映画情報どっとこむ ralph 映画『189』

この度、本作を彩る実力派俳優の出演を解禁。

娘に虐待をし、中山演じる坂本大河と敵対する星羅の父親・増田勝一役には、映画・ドラマ・舞台と幅広く活動し、主演から脇役まで数多くの役を演じ分ける実力派俳優・吉沢悠(42)。主演の中山とは、2021年1月~4月まで放送したWOWOWの連続ドラマW「トッカイ」に続いての共演となります。あどけない娘に手を上げる狂気の父親役の怪演をこうご期待ください。

吉沢悠 /増田勝一役
役柄とはいえ虐待をする父親を演じさせていただいたので、加門監督とは毎撮影、感情や行動心理など入念に話し合いをしました。
今もどこかにそのような家族がいるのかもしれないという緊張感を持って撮影に挑んだので、ある一つの家族の形として表現しようと思いました。
例えば隣に住んでいる人が、友達が、幼い子供が、と思うと本当に胸が苦しいですし、1人でも多くの人に「189」という助けになるかもしれないダイヤルを知って欲しいです。共演させて頂いた中山さんはとても真摯に役に向き合う方で、それでいて全体を見渡せる主役でした。本作は、自分の中で、準備期間の中でできる最大限の事をして撮影に挑んだ映画です。もしかしたら目を覆いたくなるくらいの表現もしているかもしれません。
でも「189」が生まれた現実を多くの人達に知ってもらう必要な映画だと思っています。ずは本当に「189」って何?って事を知って欲しいと思います!

大河の上司で共に児童を守る、多摩南児童虐待対策課課長・安川信弘役には、多くのドラマ・映画と厚みのある役に定評がある実力派俳優で、プライベートでも3児の父でもある・前川泰之(47)。大河をサポートする心優しき児童虐待対策課の課長を熱演します。

前川泰之 /安川信弘役
児童虐待というテーマを作品にする事で、綺麗事にしたくないという想いが強くありました。苦しんでいる子供達を助けたいんだ!という気持ちを一番大切にしながらも、児童相談所職員だからこその苦悩や弱さもキチンと表現できるように心掛けたつもりです。
私も父親ですので、虐待のニュースを見る度に心を痛めていましたが、何も自分には出来る事が無かったので、今回のお仕事をいただいた時は有り難い気持ちと、責任感を共に強く感じながら臨みました。作品に入るに当たり色々勉強しましたが、私達が目にする虐待のニュースは、ほんの一部でしかなく、身の回りに少なからずあるのかも知れない、見逃しちゃいけないという気持ちがとても強くなりました。難しい題材の作品でしたが参加出来る機会をいただいてとても感謝しています。主演の中山さんは、現場で浮つく事なく、とても真摯に取り組む方だなぁと見ていました。中山さんの持つ誠実さや、内に秘めたる闘志みたいなものが今回の役にとてもマッチしていて、私も役柄としての関係性が築きやすかったです。真っ直ぐな眼差しが印象的でした。『虐待』という踏み込みにくい、触れたくないようなテーマではありますが、実状や課題がとても分かりやすく描かれています。とにかく知っていただく事が大切です。難しく考えず、観て沢山の人と沢山話していただけたら嬉しいです。是非ご覧ください。

中山演じる大河の祖父・坂本清役には、昭和・平成・令和と3つの時代を第一線で活躍し続ける日本を代表する名バイプレイヤー・平泉成(77)。

平泉成 /坂本清役
実際にあった話だったりするので辛い話なんですけど、こういうものを作品にするということは大切なことだと思いました。「189」という意味を知っている人って100人聞いたら何人いるのか…私もお恥ずかしながら、今回出演するまで知らなかったので、こういった作品を提示することによって「189」の意味が皆さんに浸透していけたら良いなと感じます。私にも孫がいますので、こんなに小さな子供達が実際に虐待されているのかと思うと台本読んで胸が痛くなりました。撮影現場は、とてもテキパキしていてやりやすい環境でした。中山優馬くんとは、今回初めての共演となりまして、とても立派な俳優さんだなと思いました。加門監督とは、30年以上前に「その男、凶暴につき」(北野武監督/1989年)という作品でご一緒させて頂いております。当時は助監督だったので、助監督だった頃にお仕事させて頂いた方の監督作品に出演させて頂くのは感慨深いです。ぜひこの映画を見て、少しでも多く虐待が無くなって平和な世の中になったら良いなと思います。

吉沢演じる勝一の妻であり自身も娘の虐待に加担してしまう増田典子役には、女優だけでなく脚本家としても活躍し、2021年7月期テレビ東京系ドラマ「お耳に合いましたら。」の脚本も担当している個性派女優・灯敦生(26)。

灯敦生 /増田典子役
いろんな感情を麻痺させながら、母性愛だけ身体の端っこで何とか繋ぎとめているような典子……この役に挑むワクワクや自信は正直なくて、演じるあいだ、典子を取り巻く状況から抜け出せないことがただ苦しかったです。それでも二度目の加門組、加門監督に役者としての転機を頂き、話し合いを重ねながら、典子を生きてゆくことができました。一方現場は、凛として真摯な中山座長をはじめとっても和やか。夫・勝一役の悠さんは、お人柄や姿勢など全ての面で、こんなに素敵な先輩いらっしゃるのか、と大尊敬でした。アクション練習から仲良くしてくれた可愛い結乃ちゃん、いえっ結乃さんのお芝居がまた本当に凄まじく、ずっとお二方に救われていました。大変な時期の撮影でしたが、心を寄り添わせて下さったスタッフさん、素晴らしいキャストの皆さんと、 小さな命を守ろうとする大きな思いの「189」という作品に参加できて光栄でした。

映画情報どっとこむ ralph 今回の物語のキーパーソンで虐待を受け、児童相談所へ保護される勝一と典子の娘・増田星羅役には、映画「生きちゃった」 (2020)や映画「地獄の花園」(2021)等、数多くの作品に出演している期待の子役・太田結乃(8)。

太田結乃 /増田星羅役
撮影中に心がけたところは、虐待を受けているシーンがあるし、お父さんの事を怖いし好きじゃないと思う役だったので、撮影期間中はお父さん役の吉沢さんと楽しい時間を作らないようにしていました。優しい吉沢さんを見ないように、怖いイメージのまま過ごしました。最初お話を聞いた時は私に出来るか心配でした。虐待の意味も分からないまま台本を読んでいたので、びっくりしました。とにかく監督さんのお話しをきちんと聞いて頑張ろうと思いました。虐待を受けるためにアクション指導があったり、顔に沢山メイクで傷を作ったり、初めてのことばかりでしたが 色々と勉強になりました。中山さんは私と星羅に本当にいつも優しくしてくれました。カッコいいし 学校の先生だったらいいなぁと思っていました。吉沢さんは、撮影中かなり怖かったです。でも辛いシーンの後に 「すごく良かったよ!」と言ってくれました。それが嬉しかったです。この映画では、合間の時間でも離れている事が多く、楽しいシーンがなかったので、今度は優しい吉沢さんでまたお仕事したいなぁと思います。 灯さんとは一緒にアクションのお稽古に行ったりしましたが、とても優しくてきれいなお姉さんでした。やっぱり灯さんとも悲しいシーンや辛いシーンが多かったので、また笑うシーンでお仕事したいなぁと思います。

大河と詩音が、星羅の虐待の手がかりを探るために訪れる上越妙高児童相談所所長・青島守役には、「ゆずりは」に引き続き加門組の参加となり、モノマネタレント・コロッケとしても活躍中の瀧川広志(61)。

瀧川広志 /青島守役
コロッケが出ないようにと心がけました。出演出来ることがうれしいです。加門監督の思いに心が動きました。主演の中山さんの演技が素晴らしかったです。きれいな顔して顔が小さいとおもいました。現実の話なんです。今すごく大事な話ですので沢山応援してください。

そして、大河が訪問するアパートにてネグレクトの疑惑がある男・木村来夢役には、映画初出演にして、事務所の先輩・中山との共演を飾る寺西拓人(26)。

寺西拓人 /木村来夢役 
出演が冒頭でしたので、提示する意味でも、とにかくどうしようもない人を意識しました。監督からの指示もあり、「急にキレ出す若者」感を大事にしました。映画への出演が今回初めてだったので、映画というものにたくさん救われて、たくさん笑わせてもらってきた人生なので、最初にお話を聞いた時はとにかく嬉しかったです。全てのことが初めてではありましたが、変に気負わず取り組むことができました。勉強になりました。主演の優馬くんとは他の現場でも何度かご一緒させていただいていて、こうして映画でも共演させていただけたのは嬉しい限りです。撮影に入る時も「自分でやりたいようにやったらいいよ」と言って、僕がお芝居しやすい環境にしてくださりました。感謝。手放しでハッピーになれるような作品ではないかもしれませんが、ぜひ観て欲しいです。この作品を通して、誰かの意識が少しでも変わることを祈ります。

実在事件から着想を得て、現実から目を背けずに映像化した本作を、厳選された説得力のある実力派俳優陣によって、構築されます。

映画情報どっとこむ ralph 名匠・加門幾生監督の元にダイヤル”189”を広めたいと集まったキャスト陣の熱量をぜひ映画館でお確かめください。

映画『189(イチハチキュウ)』

2021年冬、イオンシネマ他全国公開

HPアドレス :
http://189movie.jp/
SNSアカウント:
@189movie

ストーリー:
東京都の児童相談所で働く新米児童福祉司の坂本大河(中山優馬)。安定した職業に憧れて公務員試験を受け、児童相談所に配属される。担当するのは、虐待、発達障害、非行、子育てなどで問題を抱えた家庭であり、1人40~50の家庭を受け持つという過酷な現実に晒されながらも、目の前の仕事にまっすぐに向き合っていく。
そんな折、大河が保護した児童が、親元へ戻ったことをきっかけに再び虐待を受け、命を落としてしまう事件が起こる。小さな命と引き換えに失ったものの大きさは代え難く、大河に苦悩と葛藤が襲い掛かるー。心の傷を抱えたまま、新たな相談をきっかけに、仕事復帰をすることとなるが、そんな彼のもとの現れたのは、人の気持ちに寄り添うことができる弁護士・秋庭詩音(夏菜)だった。小さな命を守るため、二人の奔走が始まる。

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出演:中山優馬(主演)
夏菜 /前川泰之 灯敦生 太田星羅 瀧川広志 寺西拓人/ 平泉成 吉沢悠
監督:加門幾生
脚本:長津晴子
配給:イオンエンターテイメント
撮影時期:2020年12月9日~12月26日、1月21日 計18日間
撮影場所:東京都 、新潟県妙高市、新潟県上越市、富山県富山市、
静岡県御殿場市、静岡県小山町、千葉県木更津市、千葉県君津市

©映画「189」製作委員会 ヴァンズピクチャーズ

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