『凶悪』の白石和彌監督の待望の新作『日本で一番悪い奴ら』の全国公開が決定し、第一弾の情報が解禁となりました!

それは・・・主演・綾野剛さん!
綾野剛

日本一の悪を演じます!

彼は、2015年だけで公開作が5本、2016年度も既に5本公開予定、現在も主演ドラマが放送中という、いまや出演オファーが絶えることがない忙しい俳優。

そんな彼が、“日本警察史上の最大の不祥事”と呼ばれる「稲葉事件」で<黒い警部>と異名を残す実在の男をモデルにした北海道警察の警部を演じ、逮捕されるまでの26年間を描きます。

綾野さんは、今回の出演オファーに関して、白石監督の最新作であり、脚本の圧倒的な内容に「何を犠牲にしても出演するべき作品」とオファーから、わずか3日で出演を快諾。

持ち込まれた脚本に惚れ込み、俳優として最高の侠気をみせている。綾野さんは役作りのためクランクインからアップまで体重を10キロ増減させた上、激しい柔道練習にも毎日のように取り組み、撮影に挑んだそうです。

2013年度公開映画として、映画賞を総ナメにした白石和彌、待望のメジャー第二弾!

北海道出身の白石監督は、2002年に北海道で実際に起こった<日本警察史上、最大の不祥事>とよばれる「稲葉事件」をモチーフにした映画化の構想をあたためていた白石監督は「この映画を撮らずに、次のステージには進めない」と覚悟を決め、「凶悪」のプロデューサーチームと再びタッグを組んで挑んだ意欲作です。
白石監督

そして、白石和彌監督と綾野剛さんは、初タッグですが、現場でも阿吽の呼吸。正義だと信じて疑わずどんどん悪に染まっていくというクレイジー過ぎる役柄を、振り切って演じきった綾野剛の役者魂を大絶賛しています。そんな二人から

主演:綾野剛さんのコメント
始まってしまう。情報解禁というだけで、武者震いします。
実話を元にした白石和彌監督作品『日本で一番悪い奴ら』通称〈日悪(ニチワル)〉が、少しずつ皆様に近づいている。まるで獲物に狙いを定め、ギリギリの極致まで爪を見せない何物のように。何かのプレイのように。白石和彌監督との出会い、撮影現場、過ごした時間は、私の役者人生に無二の影響を与えて頂きました。この作品は、私が来年出演する映画でも、もっとも衝撃で愚かで愛おしい、何物にも変えがたい問答無用の最狂最愛物語です。皆様、どうか、一人の男の人生を目撃ください。

監督:白石和彌さんのコメント
綾野剛という稀代の映画俳優と共に粉骨砕身して取り組みました。一人の人間の半生を描くことが、これほどまでに困難で苦しく、そして極上の輝きを持つものかと驚嘆しています。それもこれも全ては綾野剛!苦く哀しく、どうしようもなく楽しい極上のエンターテインメントになっています。楽しみにお待ち下さい。

<凶悪>の次は <日悪>!
白石和彌監督待望の新作『日本で一番悪い奴ら
撮影は、今年6月初旬~7月上旬に行われ、2016年2月完成予定。

公開は、2016年3月初旬、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開です。期待しちゃいます!

公式サイト:www.nichiwaru.com

あっ!因みに「稲葉事件」とは?
2002年7月、北海道警察の生活安全特別捜査隊班長である稲葉圭昭警部が、覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕、有罪判決が出ています。公判において、単純な犯罪ではなく、北海道警察による「やらせ捜査」や「銃刀法違反偽証」などの不祥事が明るみに出るとともに、北海道警裏金事件が2003年に発覚するきっかけともなった。日本警察史上、最大の不祥事が明るみになった事件です。

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映画『日本で一番悪い奴ら』

原作:稲葉圭昭「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」(講談社文庫) 2016年1月15日発売

監督:白石和彌 
主演:綾野 剛
脚本:池上純哉  
音楽:安川午朗  
企画:日活・フラミンゴ 
製作:日活 配給:東映・日活 
(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会   

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