映画情報どっとこむ ralph 累計売り上げ40万部を突破した中村淳彦著の「名前のない女たち」シリーズの最新刊「名前のない女たち貧困AV嬢の独白」が、ピンク四天王のサトウトシキ監督×『冷たい熱帯魚』(監督:園子温)の吹越満の最強タッグで、『名前のない女たち うそつき女』として完全映画化されました!

AV業界の中で生きる男と、企画AV女優として生きる女性。
そこに関わる者たちの生々しい生き様を描く青春群像劇。

2月3日(土)から3新宿K’s Cinemaにて、他全国順次公開となります。

主人公のルポライター・志村役を吹越満が演じるほか、多摩大初代ミスコングランプリを経てモデル・女優として活動している城アンティアが企画AV女優の葉菜子役で、また、アイドルグループ CANDY GO!GO! の元メンバーである円田はるかが葉菜子の妹・明日香役で、ハードな濡れ場に初挑戦。若手実力派の笠松将と小南光司、そして、ベテランの吉岡睦雄、不二子、クノ真季子、川瀬陽太が脇を固めています。

そして、妹役の円田はるかさんのインタビューが到着しましたので御紹介。

映画情報どっとこむ ralph Q. 明日香役はいかがでしたか?

円田さん:私は普段笑っているタイプなので、(明日香役が)「できるのかな」と思いました。だからこそ、オーディションは落ちるのではないかと思っていました。明日香はヤンキーで自分と違うので、そこは難しかったです。芯がぶれないというところは似ているかなと思いました。「裏ではこう思っているのかな」という部分を汲み取って、自分なりに演じました。撮影前には、若く見せるために髪を黒くしたのと、より綺麗に映画に映りたいと思って、痩せました。

と、話す遠田さん。

Q. サトウ監督とはどのような話をされたのですか?

円田さん:オーディションの時に家族構成を聞かれました。現場では、わりと任せて下さる監督でした。

Q. お姉さん役の城アンティアさんとの共演はいかがでしたか?

円田さん:ファミレスのシーンは、やっててもそうですけれど、映画を観た時に、兄弟喧嘩がリアルだと思いました。私は兄がいるので、兄弟喧嘩は素の私に近かったかもしれせん。

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Q. 小南光司さんとの共演はいかがでしたか?

円田さん:同い年なんですけど、距離が近い役なので、最初は、その距離に縮められるかなという不安はありました。本人は全然ホストっぽくなく、すごく優しい明るい方でした。2日目に、メイクさんから「小南くんは人見知りだから話しかけてあげて」と言われて、それで少し話し始めました。屋上のシーンは、セリフ以外は決まっていなかったので、自由にできて楽しかったです。

Q. 特にお気に入りのシーンはありますか?

円田さん:ファミレスの(姉の)葉菜子との言い合いのシーンが、本当に「家族」という感じで、明日香がいい感じにうざくて、お気に入りです。あと、葉菜子を公園で待っているシーンで、葉菜子に「帰んなよ」と言われた時に「帰るお金ない」と甘えるところが、明日香らしくて好きです。そこもいい感じにうざいです。

Q. 読者の方にメッセージをお願いいたします。

円田さん:映画は劇場で観た方がいいです!私は意外と映画を結構観るんです。劇場で観ると没頭できるので、ぜひこの作品を劇場で観ていただければと思います。

と、遠田さんもおっしゃっているので是非劇場へ!

映画情報どっとこむ ralph 『名前のない女たち うそつき女』

2月3日(土)から3月2日(金)新宿K’s Cinemaにて公開 他全国順次

『名前のない女たち うそつき女』公式HP

物語・・・

ルポライターの志村篤(吹越満)は、主に AV 女優を専門に取材をしては本にしていた。AV 女優を「人前で裸になってセックス売ってるだけの社会の底辺」と内心バカにしつつも、彼女たちの前では「尊敬している」と言ってみたりしていた。自分が心底見下している対象であるはずの AV 女優たちに、なぜ彼は執着し、追い続け、そして取材し続けるのか。彼はある種の矛盾を抱えていた。

惹きつけて止まない AV 女優とは何なのか。

そんな中、企画 AV 女優である前田葉菜子(城アンティア)と取材を通して出会う。いつものパターンだと思った。惨めなくせに、そこを直視することなく、「充実している。」「幸せ」「AV女優は夢だった」等と言っては明るく振る舞い、空虚な嘘で作り固められた今までの AV 女優と同じだと思っていた。しかし、葉菜子は何かが違っていた。

一方で、葉菜子の妹の前田明日香(円田はるか)は、高校を中退し、若さも時間も持て余していた。実家に全く帰ってこない葉菜子に会いに、田舎から親に内緒で出てきてしまう。そんな時、ワケありのホストとして働き始めていたツバサ(小南光司)と出会う。

それぞれが、それぞれに、切ない人生を日々生きていて、心にある闇や、葛藤、矛盾、言いようのない何かを抱えて、それでも生きて……。

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出演:吹越満  城アンティア 円田はるか 笠松将 小南光司 吉岡睦雄 不二子 クノ真季子 川瀬陽太

監督:サトウトシキ(「ジャイブ」「ちゃんこ」「モーニングセット、牛乳、春」)

原作:中村淳彦「名前のない女たち 貧困 AV 嬢の独白」(宝島社)
プロデューサー:森原俊朗・小林良二・橘慎
脚本:加瀬仁美
撮影監督・スティル・編集:小川真司(J.S.C.) 
録音:岩間翼 
助監督:大城義弘   
音楽:入江陽  
ラインプロデューサー:川上泰弘
制作会社:ソリッドフィーチャー
配給・宣伝:渋谷プロダクション
製作:「名前のない女たち うそつき女」製作委員会(オデッサエンタテイメント・渋谷プロダクション)
主題歌:アクメ『CALL MY NAME』
2018年/日本/DCP/カラー/ステレオ/86 分
©「名前のない女たち うそつき女」製作委員会
    

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