2016年11月の東京フィルメックスで絶賛された内田伸輝監督、須森隆文さん・櫻井亜衣さん主演で『ぼくらの亡命』が、6月24日(土)よりユーロスペースにて公開となり、。須森隆文さん、櫻井亜衣さん、松永大輔さん、入江庸仁さん、鈴木ひかり さん、椎名香織さん、森谷勇太さん、高木公佑さん、が登壇して、映画の内容はハードですが舞台挨拶はアットホームな感じで行われました。 さらに、舞台上で本作がロシア・ユジノサハリンスク市で開催される第7回サハリン国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされたことが発表となりました。 日付:6月24日 |
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これから、映画を観ることとなる観客の前に、上映前舞台挨拶がスタート。 暖かな拍手の中、監督とキャストが登壇しました。 須森さん:今、この場から見える光景に幸せを感じています。 スタッフキャスト一丸となって頑張りました。この映画を何度も観て吐きたくなるほど愛してください。 櫻井さん:とってもこの日を楽しみにしていました。この作品で初めて名前のある役、しかもヒロイン。撮影の始まりは緊張したのを覚えています。皆さんに支えられて乗り越えてきました。私にとって、とても大事な作品。受け取ってください。 松永さん:観終わって嫌な気分になる方もいるかも。でもこれは愛の物語。愛して、傷ついて傷付けられての繰り返しのラブストーリーです。楽しんでみてください。 入江さん:誠実でまともだと思って演じていましたが、本編をみたら、とんでもなかったです。そんなところも観てやってください。 椎名さん:それぞれ皆さんが何かを感じていただければ嬉しいです。 鈴木さん:私も謙虚に生きている役。 結構重い作品だと思われがちですが、自分の感覚で観てください。滑稽だなところはクスッて笑ってください。 森谷さん:鈴木さん。重たい作品ですよね・・・・今日は写真沢山とっていただいて、ちょっとずつ拡散してください! とキャストの皆さんの挨拶に続き・・・ |
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内田監督:コツコツと時間をかけて作った作品です。約一年間、みんなの休みにあわせて土日にキャスト、スタッフさんたちと楽しく撮影しました。その時のリズムで撮影していましたね。 と長い時間をかけて作った作品であることを強調。一方、須森さんはこの作品で運が向いてきたようで 須森さん:この作品のオーディションの後、国内外のいくつか映画の出演、主演が決まって、ぼくらの亡命にかかわったからこそです。 と話すとヒロインの櫻井さんは撮影の過酷な部分にも触れ 櫻井さん:一年間で夏と冬に分かれて撮影しまして。特に冬は海で撮っていてって凄い寒かったんです。兎に角寒くて。リアリティーを追及する監督はカイロ貼るの禁止。私の冬は土日で風邪ひいて、平日に治してを繰り返して、冬の間はずっと風邪ひいていました(笑)。でも楽しかったんですけどね。 と、恨み節でも、うれしそうにエピソードを話す櫻井さん。 松永さん:この二人がいい雰囲気を作ってくれたんです。 と、マイクを撮って松永さんカットイン。 なぜ、今この映画を作ったか聞かれた監督は 監督:世の中が凄く不寛容な空気感で。それを恋愛を絡めて描いてみたかったんです。サハリン国際映画祭のコンペティション部門に選ばれました。僕らの亡命と縁が心の底から喜んでいます。 と、舞台挨拶は終了。。。そして上映へ。 |
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今後も、トークイベント等行うようですので、気になる方はホームページをご確認ください。
『ぼくらの亡命』 物語 |
須森隆文 櫻井亜衣 松永大輔 入江庸仁 志戸晴一 松本高士 鈴木ひかり 椎名香織 森
谷勇太 高木公佑
脚本・監督・美術・録音・音響効果・整音・編集:内田伸輝
撮影監督・スチール・美術・衣装・メイク:斎藤文 録音:新谷寛行
音楽:Yamikurae[Jacopo Bortolussi, Matteo Polato] 制作:斎藤文・内田伸輝
共同プロデューサー:日下部圭子 プロデューサー:斎藤文 内田伸輝
製作:映像工房NOBU 配給:マコトヤ (c)映像工房NOBU
2017年/DCP・Blu-ray/カラー/ステレオ/16:9/115分/製作:映像工房NOBU
配給:マコトヤ
MATERIALS:(c)2017 Makotoya Co Ltd.,/(c)2016 NOBU Production
配給:マコトヤ