映画情報どっとこむ ralph 6月14日(金)全国劇場公開の映画『泣くな赤鬼』。

3月23日(土)~4月7日(日)の16日間、高崎市内の会場5カ所において、「第33回高崎映画祭」が開催されており、昨年国内外で上映された映画より、選りすぐりの作品が上映されている中、この映画祭の初日23日(土)に映画『泣くな赤鬼』の特別先行上映が開催され、上映後には兼重淳監督が登壇し、舞台挨拶が行われました。

映画『泣くな赤鬼』高崎映画祭特別先行上映&舞台挨拶
日程:3月23日(土)
場所:高崎電気館
登壇:兼重淳監督

映画情報どっとこむ ralph 本映画祭で初めてお披露目となった本作。
上映終了とともに鑑賞したお客さんからは割れんばかりの温かい拍手が送られました。

そんな、お客さんに

兼重監督:客席でお客さんと一緒に観ていたんですけど、今日は寒いですよね?そんな寒い中お越しいただき誠にありがとうございます。

お客様に観ていただいての感想

兼重監督:光栄に思います。私は群馬生まれですし、この高崎映画祭で、公開前に群馬の皆さんに見て頂けて嬉しく思っています。ありがとうございました。

撮影時を振り返って

兼重監督:群馬での撮影については、私の学生時代より、今の群馬県は高校野球のレベルが非常に高くなっていて、高校野球ものを撮るにはリアリティがあって非常にいいなと思っていました。
高校野球群馬大会決勝戦のシーンは、高崎城南球場で撮影させてもらいました。多数のエキストラの皆さんにもご協力頂き、良いシーンになりました。有難うございました!

監督は野球をされていましたか?

兼重監督:全く何もしてないです(笑)でも今回は、野球チームを作るところから始めました。
現役時代に、東海大相模の投手や彦根東の選手だった俳優さんを始め、元高校球児でチームを作ってもらいました。

撮影前に何か監督の中で準備されていたものはありますか?

兼重監督:高校野球予選大会をとにかくチェックしたり、高校野球の番組を見て、何に感動するのかの研究もしました。

撮影中大変だったことは?

兼重監督:天気が一番大変でした。ご存知の通り、去年は台風がすごくて撮影期間中3つも来たんですよ。天候にあわせて、雨のシーンに変えることもありました。あとは、気温がとても高かくて、天気予報を見ないように現場へ行って、帰ると群馬県前橋市は最高気温が39度とニュースで知りました。熱中症に気を付けなくてはいけないので、充分な水分を用意し、俳優の皆さん、スタッフの皆さん、そしてエキストラさん含め、体調管理には気を付けていました。

客席からの「ゴルゴの最後のサインの意味を教えてください」という質問に対して

兼重監督:「あれはバント、犠牲打です。自分がアウトになっても仲間をひとつ進塁させるー、ゴルゴが赤鬼先生に、“死んでいく俺の夢を先生が叶えてくれよ”という想いを込めてあのバントのサインをするんです。」

最後に・・・

兼重監督:お世辞抜きでこの舞台に立つのが夢でした。公開3ヶ月前に一般のお客様では初めて観ていただいた形になるので、できればSNSで宣伝してもらえると嬉しいです!本日はありがとうございました。

映画情報どっとこむ ralph 映画『泣くな赤鬼
6月14日(金) 全国公開

物語・・・
城南工業野球部監督・小渕隆(堤 真一)。陽に焼けた赤い顔と、鬼のような熱血指導で“赤鬼先生”と呼ばれていた。その厳しさで、甲子園出場一歩手前までいきながらも、夢叶わぬまま、10年の月日が流れた。今では、野球への情熱は随分と衰え、身体のあちこちにガタもきている50代の疲れた中年になっていた。ある日、診察を受けた病院でかつての教え子、斎藤智之<愛称:ゴルゴ>(柳楽優弥)と偶然再会する。ゴルゴは非凡な野球センスがありながら、堪え性のない性格ゆえに努力もせず、途中で挫折し、高校を中退した生徒である。今では、20代半ばを越え、妻・雪乃(川栄李奈)と息子・集と幸せな家庭を築く立派な大人に成長していた。そのゴルゴが末期がんで余命半年であることを知らされる。あの時なぜもっと言葉をかけてやらなかったのか、厳しさでしか教え子に向き合えなかったあの頃の後悔。「俺は、わかったつもりで全然わかってなかった―。」命の期限が刻々と迫るゴルゴの願い、それは「俺、また野球やりたいな。」 赤鬼先生は、ゴルゴのために最後に何ができるのか―。

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堤 真一 / 柳楽優弥
川栄李奈  竜星 涼  キムラ緑子  麻生祐未
原作:重松 清 『せんせい。』所収 「泣くな赤鬼」(新潮文庫刊)
監督:兼重 淳  脚本:上平 満 兼重 淳
主題歌: 竹原ピストル「おーい!おーい!!」(ビクターエンタテインメント)
配給:KADOKAWA  制作プロダクション:松竹撮影所 ©2019「泣くな赤鬼」製作委員会

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