シアター・イメージフォーラムにて公開する代島治彦監督新作ドキュメンタリー『三里塚のイカロス』の初日が9月9日(土)に決定しました。
「成田空港闘争」という歴史にごりごり迫りつつ、ドキュメンタリーの面白さの真骨頂といえる登場人物たちの魅力があふれます。音楽は大友良英によるフリージャズ、撮影は小川プロ出身の加藤孝信、劇中印象的な写真は今再び世界に注目される写真家・北井一夫、イカロスの絵は『PRIVATE WORLD』で知られる下田昌克。 あの時代から50年の今。 『三里塚のイカロス』 9月9日(土)より渋谷シアター・イメージフォーラムを皮切りに全国順次公開 公式サイト:sanrizuka_icarus |
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解説: |
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『三里塚のイカロス』公開記念として“三里塚シリーズ”を含む「小川プロ特集上映」、姉妹編『三里塚に生きる』のアンコール公開も決定しました。
◎ 『三里塚のイカロス』公開記念/小川紳介没後25周年: 上映作品 ◎ 『三里塚のイカロス』公開記念:『日本解放戦線・三里塚の夏』を撮った伝説のキャメラマン、大津幸四郎の遺作にして執念の一作をアンコール公開!9/18(月・祝)より『三里塚に生きる』@シアター・イメージフォーラム 1960年代にはじまった成田空港建設反対闘争を、当事者である成田市三里塚の人々の証言から描いたドキュメンタリー。本作が遺作となった大津幸四郎キャメラマンが、『日本解放戦線 三里塚の夏』(1968)以来45年を経て三里塚の農民にキャメラを向け撮影し、共同監督を努めた。現在の三里塚の人々の姿から、空港闘争とは何だったかのか、国家権力に振り回されてきた人々のくらしや考えが静かに浮かび上がる。闘争の過程で亡くなった二人の死者、自宅と田畑を強制収用された大木よねが残した「闘争宣言」を吉行和子が、22歳の若さで自死した三里塚青年行動隊・三ノ宮文男の遺書を井浦新が朗読し、死した者の心を現在へ口承している。 |
監督・撮影:大津幸四郎
監督・編集:代島治彦
朗読:吉行和子、井浦新
音楽:大友良英
写真:北井一夫
プロデューサー:赤松立太・代島治彦
企画・製作:三里塚に生きる製作委員会
カラー・モノクロ/DCP/140分/2014年/英字幕付き
宣伝・配給:ムヴィオラ