クエンティン・タランティーノ 9 作目の長編監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は8月30日(金)に日本公開を迎えます。本作の舞台は1969年のロサンゼルス。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターを初共演させ、二人の友情と絆を軸にハリウッド黄金時代の光と闇に迫った話題作です。 今回解禁となる映像では、マンソン・ファミリーたちに殺害される前の幸せの絶頂にいる時のシャロンの姿が。ぴったりとした黒いタートルネックと白いミニスカに合わせたキュートな白いブーツといういでたちのシャロンが映画館のチケット売り場にさっそうと現れます。自身が出演した『サイレンサー第4弾/破壊部隊』(1968)を鑑賞しに来たシャロンは、通常の客と同様にチケットを購入しようとしますが、考えなおして「もし私が映画にでていたら?」と受付嬢に茶目っ気たっぷりに問いかけます。 そして、嬉しそうに「映画に出ているの。シャロン・テートよ。」と説明し、受付嬢は劇場の支配人を呼び、劇場へと迎え入れられます。殺害された悲劇の美人女優という文脈で描かれることの多いシャロンですが、本編では、自身が出演した作品で笑い声をあげる観客を観て嬉しそうな表情を見せたり、解禁となった場面写真にあるように流行りのファッションに身を包み、男性誌“プレイボーイ”の創設者であるヒュー・ヘフナーの豪邸でのパーティに夫であるポランスキーとともに繰り出したりと等身大の女性としての姿もしっかりと描かれており、誰もがシャロンに対して人間味を感じることができるとともに彼女に共感が持てるはず。実は、シャロンが出演した『サイレンサー第4弾/破壊部隊』では、アクションシーンがあり、なんとブルース・リーから指導を受けたことも。もし、この事件がなかったら、どのような作品に出演し、活躍していたかと考えずにはいられません。 そんなシャロン・テートを殺害し、ハリウッドのみならず全米を震え上がらせる事件を引き起こしたのは、チャールズ・マンソンと、“マンソン・ファミリー”と呼ばれるファミリーたち。マンソンは自らをキリストの復活、悪魔とも称してヒッピー・コミューンを形成し、音楽、セックスやドラッグで社会からドロップアウトした若者たちを意のままに操り、本作でもファミリーたちがスパーン映画牧場でマンソンとともに暮らす様が不気味に描かれています。本作では、1969年に実際に起こったマンソン・ファミリーによる“シャロン・テート殺人事件”を軸に、ディカプリオが演じる落ち目の俳優リック・ダルトンと、リックのスタントマンを担当するクリフ・ブースの2人の男たちを通して見えてくるTVに押されて過渡期を迎えるハリウッド黄金期の光と影が映し出されていくのです。いよいよ、日本公開まで1か月を切った本作。続報にご期待いただきたい。 |
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『サイレンサー 第4弾 破壊部隊』
発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 8月30日(金) 全国ロードショー 公式サイト: 公式Twitter:
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全米公開: 7月26日
日本公開: 8月30日
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
レオナルド・ディカプリオ/ブラッド・ピット/マーゴット・ロビー/エミール・ハーシュ/マーガレット・クアリー/ティモシー・オリファント/ジュリア・バターズ/オースティン・バトラー/ダコタ・ファニング/ブルース・ダーン/マイク・モー/ルーク・ペリー/ダミアン・ルイス/アル・パチーノ