ナジャ・グランディーバとベビー・ヴァギー登壇！「グレタ GRETA」 試写会イベント at 大阪

昨日10月29日、大阪で本作の試写会が行われ、いまや全国区でテレビやラジオなどへの出演が続くナジャ・グランディーバと、関西の若手トップを疾走するベビー・ヴァギー。いま話題のドラァグクイーンの二人が予想を超える衝撃トークを繰り広げました。トークには、ユペールが演じるグレタとフランシスの出会いのきっかけとなるのがバッグであることにちなんで、劇中さながらシックなグリーンのバックも登場。

「グレタ GRETA」 試写会イベント
日程： 10月29日（火）
会場： Do with café （大阪市内）
登壇： ナジャ・グランディーバ、ベビー・ヴァギー

ベビー・ヴァギー(以下、ヴァギー)：今日は映画にちなんで緑のバッグにトークテーマが入っています。ではさっそく、、、

「自分がグレタだったら何をバッグに入れて人の気を引きますか？」

ナジャ：これ届けないとだめだというのじゃないとあかんから、高血圧の薬よ。わたし病院大好きなんです。37℃を超えてきたら病院いく。36.8℃で体温計の写真を撮って個別にLINEで送るんですよ。どういう反応がくるんかなと。でも全員無視。

ヴァギー：わたし男性に届けてほしい。タイプだったらゴハン行く。だめだグレタみたいになっちゃう。でもそういう運命的な出会いを求めちゃう。選べるじゃないですか、この人やったらタイプだからいいかなとか。

ナジャ：そういう下心がある人には、絶対ぶさいくなおっさんしか届けてくれへんわ。

「美魔女という生き方、おばさんという生き方、どちらを選ぶ？」

ナジャ：わたし断然おばさんでいい。自然でいい。関西のおばさんとかあの人達は美魔女じゃない。顔見てよ、ただ派手な服を着たいっていう自分のスタイルをつらぬいているだけ。無駄な努力はしてない。自然なまま。

ヴァギー：わたしもおばさんになりたいかな。メイク塗ってるじゃないですか、それでおばさんって言われるのは嫌かな。わたし31歳なんですよ。（と、お客さんのどよめき）え？それ何の驚き？もっと上だって思ってたってこと？40歳以上だなと思われた方（・・・複数手を挙げる）そんな自信満々に手を挙げられても！わたしの肌、水はじくんですよ！

「女の友情ってあるのかしら？」

ヴァギー：オネエ同士の友情は、戦友？

ナジャ：でもヴァギーちゃんの歳の人は戦友とは言わへんと思う。時代に恵まれていたから。私らより上の人は、ほんまに石投げられて、差別されてきたから、そういう中で一緒に生き抜いてきた戦友というのはあると思うけど。

ヴァギー：じゃあドラァグクイーンとして、私たちふたりは何ですか？

ナジャ：戦友とかではではないし、友達でもないから、、、スタッフ？

ヴァギー：えっ!? 距離あり過ぎでしょ？他人じゃん、もう。

ナジャ：友情、はないか。悪友？

ヴァギー：ドラァグクイーンの世界って、芸人さんとかと一緒で、はじめた歴が長ければ全員先輩になるんですよね。だから先輩と後輩とかサークルみたいな感じですよね。ナジャさんは友だちって誰がいらっしゃるんですか？

ナジャ：わたし振り返ってほんまに寂しい人生やなって思うわ。友だちいないわ。そういう友情みたいなものを感じて生きていなかった。だから今のラグビーのワールドカップの男の友情とかチームワークとか見るとすごい感動する。

ヴァギー：最後に、グレタを観るにあたってナジャさんが注目していただきたい部分はありますか？

ナジャ：これを言うと皆さん気が散って見れなくなる可能性があるけどいいですがいいですか？聞きたい？責任とれへんよ。このフランシスちゃんの鼻がきゅっとくの字にあがったところが、ヴァギーちゃんそっくりなのよ。

ヴァギー：わたしも映画観ながら、ちょっと似てるなーと思って。大好きなんですよこのクロエちゃんが。わたしは二人の演技力をぜひ観ていただきたいな、と。で、鼻も。

公式サイト：greta.jp

地下鉄に置き忘れられた女性のバッグ。持ち主に届けようとした善意が、まさかの衝撃の運命を導いていく――。

【STORY】ニューヨークの高級レストランでウェイトレスとして働くフランシス（クロエ・グレース・モレッツ）は、帰宅中の地下鉄の座席に誰かが置き忘れたバッグを見つける。持ち主は、都会の片隅にひっそりと孤独に暮らす未亡人グレタ（イザベル・ユペール）。彼女の家までバッグを届けたフランシスは、彼女に亡き母への愛情を重ね、年の離れた友人として親密に付き合うようになる。しかしその絆は、やがてストーカーのようなつきまといへと発展し、フランシスは友人のエリカ（マイカ・モンロー）とともに恐ろしい出来事に巻き込まれていく！