いよいよ本日。 熟練音楽家たちの大胆な挑戦が奇跡をもたらした珠玉の音楽ドキュメンタリー『ソング・オブ・ラホール』が8月13日(土)より、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開となります。 長い歴史と豊かな文化を誇るパキスタン・イスラム共和国の街ラホール。 過激なイスラーム原理主義の影響で音楽文化は衰退し、伝統音楽家たちは転職を余儀なくされていた。危機感をつのらせた彼らは聴衆を取り戻すため、畑違いのジャズに挑戦し世界に打って出た!そんな即興演奏の名人集団「サッチャル・ジャズ・アンサンブル」は、YouTubeにアップされた、伝統楽器による独創的カバーによる名曲「テイク・ファイヴ」によって一躍世界から脚光を浴び・・・。 9月3日(土)には、国内最大級のジャズ・フェスティバル第15回東京JAZZで、初の日本公演も決定している彼らから、日本の観客に向けたメッセージ動画が到着!
伝説のトランペット奏者ウィントン・マルサリスに「世界で最も偉大な現代ミュージシャン」と言わしめたメンバー、バーンスリーの名手バーキル・アッバースは、動画の中で「音楽に愛情を持って接してくれている日本の皆さんを愛しています。パキスタンから私たちの愛情を運び、日本でいただいた愛情を持ち帰ります」とコメント。 映画の中でもとびきりの雄姿を見せてくれているミュージシャンたちの誠実そうな眼差し、そして「アビー・ロード・スタジオ」に並ぶ設備を整えた「サッチャル・スタジオ」の風景を捉えたファン必見の映像です! 映画『ソング・オブ・ラホール』は8/13より、渋谷ユーロスペースほか全国順次ロードショー。 |
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かつて芸術の都だったパキスタン・イスラム共和国の街ラホール。
タリバンにより音楽を禁じられ、世間から忘れ去られた音楽家たちが、自分たちの音楽と聴衆を取り戻すため、畑違いのジャズに挑戦し世界に打って出る。彼らが伝統楽器を用いてカバーした「テイク・ファイヴ」のプロモーション映像はまたたく間に世界を駆け巡り、100万を超えるアクセスを記録。 そして、天才トランペット奏者のウィントン・マルサリスが、彼らとセッションすべく、ニューヨークへ招待するという奇跡のような展開に。しかし、リハーサルで両者は噛み合わず、サッチャルは本場ジャズの厳しい洗礼を受けてしまう。果たして、彼らは無事本番を迎えることができるのか?! |
監督・製作:シャルミーン・ウベード=チナーイ、アンディ・ショーケン
出演・音楽:サッチャル・ジャズ・アンサンブル、ジャズ・アット・リンカーン・センター・オーケストラwithウィントン・マルサリス
2015年/カラー/DCP/82分/ウルドゥー語、パンジャービー語
英語/アメリカ/原題:Song of Lahore
配給:サンリス、ユーロスペース/宣伝:サンリス
宣伝協力:与左衛門、ポイント・セット
© 2015 Ravi Films, LLC