10月22日より開幕致します第28回東京国際映画祭。その映画祭の顔となる“コンペティション部門”にて日本映画3作品が決定致しました!
『FOUJITA』『さようなら』『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』

3作品が選出されたのは実に11年ぶり!

第28回東京国際映画祭コンペ3作品

東京国際映画祭という国際的舞台で、日本の才能達も火花を散らします!なおコンペティション部門の他選出作品は、9月29日(火)に行います「ラインナップ発表会」にて発表されます!。

<コンペティション部門 本年の応募総数> 1409 本 ( 国と地域数:86 )

<選定理由について>プログラミング・ディレクター矢田部吉彦

矢田部吉彦:巨匠、ヒットメーカー、若手のホープ。3名の異なるタイプの監督をお迎えすることで、日本映画の実力と多様性を世界に発信したいと思いました。コンペに邦画が3作品も入ったのは2004年の第17回開催以来なので11年ぶりです。仕事柄、世界中の作品を観ていますが、近年日本映画のクオリティはとても充実していると感じており、世界にひけを取りません。この勢いが今年の映画祭で反映される形となりました。
小栗監督は『FOUJITA』において自らの妥協なき美学を具現化し、芸術映画の牙城を死守しています。中村監督は『残穢【ざんえ】‐住んではいけない部屋』で恐怖演出の歴史に新たな金字塔を打ち立て、日本の伝統的な怪談映画を深化させました。深田監督は『さようなら』で今まで見たことのない日本映画を完成させ、次代のトップランナーに躍り出ると確信しています。まさに三者三様。コンペの日本映画、鉄壁の布陣です。

『FOUJITA』
パリが愛した日本人、画家 藤田嗣治の知られざる半生を、『泥の河』『死の棘』『眠る男』の小栗康平監督が日仏合作で描く。フジタ役にオダギリジョー、妻の君代を中谷美紀ほか。静謐な映像美で魅せるフジタの世界。
配給:KADOKAWA
監督:小栗康平
キャスト:オダギリジョー、中谷美紀、アナ・ジラルド
©2015「FOUJITA」製作委員会/ユーロワイド・フィルム・プロダクション

『さようなら』
日本を代表する劇作家、平田オリザとロボット研究の世界的な第一人者の石黒浩が共同で進める人間とアンドロイドが共演する画期的プロジェクトがアンドロイド演劇。そのプロジェクトの中でも世界中に衝撃を与えた記念碑的作品「さようなら」を完全映画化。
配給:ファントム・フィルム
監督:深田晃司
キャスト:ブライアリー・ロング、新井浩文、ジェミノイド F
©2015 「さようなら」製作委員会

『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』
あなたの部屋の、前の住人は、どんな人か考えたことありますか――?からみ合う謎、その先に待つ、衝撃の結末。『予告犯』『白ゆき姫殺人事件』の中村義洋監督×小野不由美の傑作小説、待望の初映画化。
配給:松竹
監督:中村義洋
キャスト:竹内結子、橋本 愛、佐々木蔵之介
©2016「残穢-住んではいけない部屋-」製作委員会

第28回東京国際映画祭 開催概要
イベントタイトル:第28回東京国際映画祭
開催期間:10月22日(木)~10月31日(土)
会場:六本木ヒルズ(港区)、新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ 新宿他

公式サイト:http://www.tiff-jp.net
チケット発売 :10月10日(土)よりticket boardにて発売開始!

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