―世界は互いに閉じたままで、いまだに出会うことがない―
この度、多くの名作を生むジョージア(グルジア)映画であり、エストニア、ジョージアそれぞれの国でアカデミー外国語映画賞代表となったり、世界各国の映画祭で多くの賞を受賞しました「Tangerines」「Corn .Island」が『みかんの丘』『とうもろこしの島』と邦題が決定し、9月17日より岩波ホールにて2本同時公開することになりました。 世界の映画祭で数々の受賞を果たした新世代を代表する作品『みかんの丘』『とうもろこしの島』は、自らが体験したアブハジア紛争を、それぞれ異なる視点で描き、戦争の不条理さとともに、戦火におかれても人間として生きようとする人々の姿を描いた感動作です。 |
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『みかんの丘』 ザザ・ウルシャゼ監督 <EUフィルムデーズ 2015 .上映> 戦いが激化するなか、みかん畑で働くふたりのエストニア人が敵同士の傷ついた兵士を看病することに──世界の映画祭で大きな賞賛に包まれた感動作。 ★アカデミー賞外国語映画賞エストニア代表 |
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『とうもろこしの島』 ギオルギ・オヴァシュヴィリ監督 <2014東京国際映画祭上映> 両岸で兵士がにらみあうなか、老人と少女は、島に種をまき、苗を育てる。森と大河の流れ、ときおり聞こえる銃声—–大自然と人間の営み、戦争を描く珠玉の作品。 ★アカデミー賞外国語映画賞ジョージア(グルジア)代表 |