家族の関係を描いた繊細な人間ドラマでありながら、張り詰めた緊張感が観る者を襲う傑作サスペンス『ジュリアン』が、1月25日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開となり。
そして! 本作を手掛けたグザヴィエ・ルグラン監督と主人公ジュリアン役のトーマス・ジオリアの来日! |
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今冬注目のサスペンス映画『ジュリアン』のグザヴィエ・ルグラン監督とトーマス・ジオリア(ジュリアン役)が来日したのを記念し、特別試写会を実施。本作と同じく『きみはいい子』(15)、『そこのみにて光輝く』(14)などで家族をテーマにした映画を手がけられた呉美保監督と共にトークショーを行い、『ジュリアン』での細部にまでこだわりぬいた秀逸な演出術の裏側や本作の注目ポイントについて熱く語りました。 呉監督は、登場早々から 呉監督:最近見た映画の中で最も胸を打つ作品です。しばらく席が立てなかったです。 と告白するほど、衝撃を受けたそう。 と笑顔。舞台俳優としても活躍すしているルグラン監督は ルグラン監督:目線の指導など、細かく言いました。 と、人物の作り込みやディテールへのこだわりを明かした。 それを受けて 呉監督:まさに一番引き付けられたの目!冒頭から話が進んでいくにつれて登場人物の目の色が変わっていく。そこに怯えを感じ、家族のもろさや儚さを俳優の目で感じました! とコメント。 |
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また本作を語るうえで重要なポイントが“音”の使い方。 ルグラン監督:通常の映画は後から音を入れたりもしますが、俳優たちを現実の本物のような環境に置き、その音が聞こえるように配慮した。 と語り、 呉監督:そう!音に感情が動かされました。すごく繊細な音がついていて、それがクライマックスに結びついていく。そこが驚きでとても良かった! とまたもや本作を絶賛した。 呉監督も大絶賛する本作は、《第74回ヴェネチア国際映画祭》にて最優秀監督賞にあたる銀獅子賞を受賞し、本国フランスで40万人動員のロングランヒットを記録。アメリカの映画批評サイトRotten Tomatoesでは94点の高評価を得ている注目作です。 |
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映画『ジュリアン』 原題:Jusqu’a la garde 1/25(金)新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開 公式HP:Julien-movie.com 物語・・・ |
監督・脚本:グザヴィエ・ルグラン 製作:アレクサンドル・ガヴラス 撮影:ナタリー・デュラン
出演:レア・ドリュッケール ドゥニ・メノーシェ トーマス・ジオリア マティルド・オネヴ
2017年/フランス/93分/カラー/5.1ch/2.39:1/日本語字幕:小路真由子
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
配給:アンプラグド
© 2016 – KG Productions – France 3 Cinéma