戦後70年、日本のメディアで報道されなかった一つの悲劇 日本人の父親を探し求めるインドネシアの戦争の落とし子たちの物語 8/15(土)より渋谷アップリンクにて劇場公開するドキュメンタリー映画 『子供たちの涙 ~日本人の父を探し求めて~』 のチラシビジュアルと予告編が完成しました!! 戦後70年、社会でタブー視されるテーマ故、これまで日本のテレビ・映像メディアで取り上げられることがなかった戦争の真実。 戦争反対を声高に叫ばず、主人公たちの激動の人生を通して、静かに反戦を唱えている。 「これは、戦争により子供たちが失ったものについて描いた記憶に永く残る悲痛な物語である。戦争が人間にもたらしたものについて興味がある全ての人が見るべき作品だ。監督は、あまりにも永く無視されてきた物語に光を当てた」 |
|
『子供たちの涙 ~日本人の父を探し求めて~』の主人公のひとりは、ビリー・コブハムやチャカ・カーンのワールドツアーに参加し、現在オランダ、ドイツを中心に活躍する一流パーカッショニスト ニッピ・ノヤ。ユダヤ人強制収容所跡でパーカッションを打つ彼の姿から始まる物語。日本人の父親探しを通して、彼の音楽のルーツが明らかになります。 |
|
公開記念トークイベント開催も決定! 映画の歴史監修を担当したオランダ戦争資料研究所研究員のエブリン・ブッハイム氏と砂田有紀監督によるトークイベントを開催。 オランダから見たインドネシアでの日本との戦争、オランダ社会における日系二世の悲劇、 エブリン・ブッハイム プロフィール 【日程】2015年8月16日(日)11:00の回上映後 【料金】一般¥1,300/学生・シニア¥1,100/高校生以下¥800/UPLINK会員¥1,000 |
|
『子供たちの涙 ~日本人の父を探し求めて~』 作品紹介 第二次世界大戦中のインドネシア*で、軍人・軍属の日本人男性とインドネシア系オランダ人女性の間に生まれた混血の子たち。終戦後、父が日本に引き揚げ、母の国オランダへ渡った彼らは「敵国の子」と蔑まれた。自分は何者なのか、望まれて生まれてきたのか……。その答えを知るためにも、日本にいる父にひと目会いたい想いが募った。 一人の日本人元兵士が協力を名乗り出た。彼の元に寄せられた父親探しの依頼状は、百通を越えた。実際には、その何倍もの涙の物語があったことだろう。時は残酷にも流れ、戦後七十年、かつての子供たちもすっかり年老いた。その大半は、父が日本人であること以上は何も知らされないまま……。 日本人すらも知らなかった、終わらない戦後を追った渾身のドキュメンタリー。 公式サイト:http://www.childrenstears.net/ 監督・脚本・編集:砂田有紀 |