映画情報どっとこむ ralph 『ブリジット・ジョーンズの日記』や『エリザベス』の製作者ジョナサン・カヴェンディッシュが自身の両親の奇跡のような実話を映画化した感動作『ブレス しあわせの呼吸』が、9月7日(金)より角川シネマ有楽町他全国公開となります。

本作で念願の長編監督デビューを果たしたアンディ・サーキスにフィーチャーした特別映像が解禁となります!

主人公ロビンは、一度は絶望へと突き落とされるが、型破りな発想と持ち前のユーモアで、病を得てもアクティブに生きていくために運命を“改良”しつづける先駆者となっていく様子を描いていく本作で、脚本を読んで泣きはらしたというサーキスは、本作の魅力について「激しく心を揺さぶられたよ。“切り開く”ことの意義も描いていると思う。誰も実現させていないことに挑んだんだ」と分析。

さらに、「ロビンが自分で人生を選んでいく。“人生に飛び込んでいく”物語にね」と語る。サーキスは、本作製作にあたりドキュメンタリー映画『マン・オン・ワイヤー』に大きなインスピレーションを受けていたといい、「この主人公には支えてくれる仲間たちがいた。僕はこの映画を“変わり者たちが自分の人生を生きていくために、奇想天外な方法で自分を表現し、偉業を達成した話”という見方をしたんだ」と、まさに本作の重要なテーマにも通じる考え方を披露。

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役や新『猿の惑星』シリーズのシーザーなどモーションキャプチャー俳優という印象が強いサーキスが初監督作として選ぶには、本作は意外な題材ともいえる人間ドラマ。サーキスは本作以降も「モーグリー(原題)」、製作が発表されたばかりの実写版「動物農場」など監督として活躍の場を広げている。俳優のキャリアにも通じるこうした作品とは対照的な本作を、“個人的な想い”から監督することを切望したという。ザ・イマジナリウム(サーキスとジョナサンが共同で立ち上げた製作会社)での活動を通じて演出者としての力量を見抜いていたジョナサンは、本作の監督を務めたいと直訴してきたサーキスに、“自分の物語”を託すことにしたのだ。

この映像ではサーキスの演出中の“雄姿”も捉え、真剣な表情でモニターを覗く姿や大勢のエキストラに対して場の盛り上げ方を自ら披露してみせる様子など、映画本編では決してみられない貴重な姿にも注目したい。

ロビンを熱演したアンドリュー・ガーフィールドは、サーキスの人物像を「アンディはエネルギッシュでとても陽気で常に人生を楽しもうとしている」、愛の力でロビンを力強く支えていくダイアナを体現したクレア・フォイは「エネルギッシュで最高の監督よ。“一息いれてくるよ”なんて一度もなかったわ」など、監督としての魅力についてそれぞれ称賛の言葉を寄せている。

映画情報どっとこむ ralph ブレス しあわせの呼吸

2018年9/7(金)角川シネマ有楽町他全国ロードショー
公式HP:
http://breath-movie.jp

物語・・・
運命の恋に落ち、家族や友人に祝福されて結婚し、最高に幸せな日々を送っていたロビンとダイアナ。ところが、出張先のナイロビで、突然ロビンが倒れてしまう。診断結果はポリオ、首から下が全身マヒとなり人工呼吸器なしでは息もできない。時は1959年、医師からは「余命数カ月」と宣告される。英国に戻り息子が生まれたが、ロビンは絶望の中にいた。病院を出たいと望むロビンのために、医師の反対を押し切り自宅で看病する決意をするダイアナ。彼女の決断は、ロビンの運命を大きく変えていく。

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監督:アンディ・サーキス
脚本:ウィリアム・ニコルソン
撮影:ロバート・リチャードソン
プロデューサー:ジョナサン・カヴェンディッシュ

出演:アンドリュー・ガーフィールド、クレア・フォイ、ヒュー・ボネヴィル

2017/イギリス/英語/カラー/5.1ch/スコープ/118分/字幕翻訳:松浦美奈

配給:KADOKAWA
後援:ブリティッシュ・カウンシル
© 2017 Breathe Films Limited, British Broadcasting Corporation and The British Film Institute. All Rights Reserved
   

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