映画情報どっとこむ ralph つみきみほさんと田島令子さんを迎えて、夢を追求するということと介護の狭間で揺れる主人公を熊谷まどか監督が丁寧に描いた映画『話す犬を、放す』が3月11日(土)より有楽町スバル座他にて全国公開となりました。

本作は「SKIP シティ国際Dシネマ映画祭2013」にて短編『世の中はざらざらしている』がノミネートした熊谷まどか監督の初長編作品。

この公開を記念してつみきみほ、田島令子、熊谷まどか監督によるほんわか初日舞台挨拶が行われました。

日付:3月11日(土)
場所:有楽町スバル座
登壇:つみきみほ、田島令子、熊谷まどか監督

映画情報どっとこむ ralph

熊谷監督:原作脚本監督の熊谷です。この素晴らしい劇場で公開できて本当にうれしいです。

今回、母が認知症になってしまう娘の役のオファーに対し


つみきさん:ちょうど福祉の勉強をさせていただいているときにオファーがありまして、自分にぴったりだなと参加させていただきました。

と、言うつみきさんに対し熊谷監督は知らずにオファーしていたそうで

熊谷さん:桜の園のイメージが強烈だったので。演劇少女のまま大人になった女優というイメージでオファーしました。

と、オファー理由を明かしました。

つみきさん:真剣に認知症と捉えていたのですが。。。監督からは明るく!と。監督はお笑いさんのようなんです。でも、チェックするところはしっかり指導してくださるんです!楽しく撮影できました。

と、撮影も明るく進んだご様子。つみきさんとの共演を聞かれて


田島さん:つみきさんはピュアでね。で、思いつめるタイプで。。。でも、じっとしてないんですよね。すぐどこかに行っちゃう。まっすぐ役に取り組んじゃうんです。熊谷監督は、一人の女性としてもチャーミング。時々関西弁で。

つみきさん:田島さんには、本当に助けていただきました。食事のシーンは私に合わせて左手で食事をしていただきまして。流石だなと。

と、女優魂に感服したそう。

熊谷監督:7日間の短い撮影で。つみきさんは本当に集中していて、田島さんも難しい役でしたが、設定だけ説明して演じてもらったんですが。田島さんの演技が素晴らしくって。

と、認知症にかかった方たちにかかわる人に見てもらうと、絶賛されていたそう。

熊谷監督:実は母が発症したのをきっかけに書いたんですね。そういう病気になった時に感じたこと、それは絶望じゃないんだというところを描きたかったんです。撮影の7日間は、今までで一番濃い7日間で、輝かしい思い出です。

映画情報どっとこむ ralph 認知症クイズを実施!
全問正解で事なきを得ず。

一安心。

最後に、

熊谷監督:この映画はコメディーだと思って作りました。くすっと笑えて、ちょっと元気になったら嬉しいなと思っています。

と締めました。

映画情報どっとこむ ralph 映画『話す犬を、放す

2017 年 3 月 11 日(土)有楽町スバル座他全国ロードショー!

公式 HP:
http://hanasuinu.com/

物語・・・

売れない女優・レイコのもとに、ある日、昔の仲間で今や人気 俳優になった三田からの紹介で、映画出演の話が舞い込んでくる。

喜び勇むレイコだが、折悪しく母・ユキエ が“レビー小体型認知症”を発症し、かつての飼い犬・チロの幻視に悩まされるようになってしまう。女優としてこれが最後かも知れないチャンスと、母との生活を両立させようと 奮闘するレイコだが…。

娘、母それぞれが抱える「あったかもしれないもう一つの人生」への葛藤を、独特のユーモアを交えながら温かく見つめ、人間賛歌へと昇華させたハート フル・コメディに誰もが共感できるはず。本作で初共演となったつみきみほ、田島令子が愛らしい母娘を演じ、眞島秀和、木乃江祐希らが脇を固めている。

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2016年/日本/84分
出演:つみきみほ、田島令子/眞島秀和、木乃江祐希
監督・脚本:熊谷まどか
製作:埼玉県/SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ
制作:デジタルSKIPステーション、オフィス・シロウズ
特別協力:川口市
配給・宣伝:アティカス
   

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