マドンナがInstagramで「この凄い映画を観るべき!」と絶賛のコメントを寄せた映画『オマールの壁』。
4月16日(土)より公開となりますが。 イスラエル兵に捕えられた1人のパレスチナの青年。 一生囚われの身になるか、裏切者として生きるか迫られる選択をめぐり、パレスチナの今を生き抜く若者たちの青春を鮮烈に描いた衝撃作です。 そんな本作に国内からも賞賛のコメントが続々と到着しましたのでご紹介! |
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■ さいとう・たかを(劇画家「ゴルゴ13」) ただただ感激した!こんなにもリアルなストーリーは私にはきっと描ききれないだろう。今までに観てきた、ただの娯楽作品とは違う。淡々と描いているがゆえに、主人公の気持ちが痛いほど伝わってきて胸に迫った。このテーマを商業映画として成り立たせた作り手の手腕にも驚く。果たして今の日本でこのような作品を作り上げることができるだろうか。 ■ 岩井俊二(映画監督) ■ 星野智幸(小説家) ■ ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
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■ 四方田犬彦(批評家) きわめてアクチュアルな政治状況を前に、寓話を通してそれを分析的に認識するフィルムである。だが同時に虚偽と誤解のメロドラマでもあり、ここに監督の作劇術が光っている。 ■ 毛利嘉孝(社会学者) ■ 岡真理(京都大学大学院教授/現代アラブ文学) ■ マドンナ(アーティスト)
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『オマールの壁』物語は・・・
一生囚われの身になるか、裏切者として生きるか―― 1人の青年のぎりぎりの選.。パレスチナの今を生き抜く若者たちの青春を鮮烈に描いた衝撃作。 思慮深く真面目なパン職人のオマールは、監視塔からの銃弾を避けながら分離壁をよじのぼっては、壁の向こう側に住む恋人ナディアのもとに通っていた。長く占領状態が続くパレスチナでは、人権も自由もない。オマールはこんな毎日を変えようと仲間と共に立ち上がったが、イスラエル兵殺害容疑で捕えられてしまう。イスラエルの秘密警察より拷問を受け、一生囚われの身になるか仲間を裏切ってスパイになるかの選.を迫られるが…。 『オマールの壁』原題: OMAR 2016年4月16日(土)より、角川シネマ新宿、渋谷アップリンクほか全国順次公開です。 公式サイト:http://www.uplink.co.jp/omar/ |
監督・脚本・製作:ハニ・アブ・アサド(『パラダイス・ナウ』)
出演:アダム・バクリ、ワリード・ズエイター、リーム・リューバニほか
配給・宣伝:アップリンク
2013年/パレスチナ/ 97分/アラビア語・ヘブライ語/カラー