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第40回ぴあフィルムフェスティバル開幕!『キッスで殺せ』上映後トークに黒沢清監督登壇


映画情報どっとこむ ralph 1977年にスタートし、今年で第40回を迎えた「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が8日に国立映画アーカイブで開幕しました。

初日からメインプログラムとなる「PFFアワード2018」のほか、豪華ゲストを招いてのスペシャルプログラム『女も男もカッコいい!今こそアルドリッジ』、『追悼 たむらまさきを語り尽くす』と、この日限りのスペシャルな上映が目白押しで、中にはチケットがソールドアウトの回も!

開催前から大きな話題を集めていたロバート・アルドリッチ監督特集の『キッスで殺せ』の上映後には、アフタートークで黒沢清監督が登場。

生誕100周年を迎えた巨匠の魅力について語りました。


ロバート・アルドリッチ監督特集の『キッスで殺せ』の上映後トーク
日付:9月8日(土)
会場:国立映画アーカイブ
登壇:黒沢清監督

映画情報どっとこむ ralph 満席の会場の大きな拍手に迎えられて登壇した黒沢監督は、自身とアルドリッチの出会いをこう明かしました。
黒沢監督:高校から大学に進学する1970年代半ばとのこと。『ロンゲスト・ヤード』と『北国の帝王』を観て、瞬く間に魅了されました。その後、『ハッスル』や『合衆国最後の日』なども観たが、この2作品は当時の僕にとって別格でした。その魅力はめっぽう面白いに尽きる。男と男のガチンコ勝負というか、バカみたいなことを本気でやる男たちの姿がこれほど感動的になることに驚きました。

と語り、

黒沢監督:当時、1970年代は、ジョン・ウェインの西部劇やチャールトン・ヘストンの歴史劇みたいなものは古典としてはアリでした。ただ、そういうマッチョな男はすでに時代遅れの時代に突入していました。当時、男の闘いを描いた作品はありましたけども、男同士の闘いというフレーズはすでに古臭く、それはみんなわかっていたので、サム・ペキンパーはやけにウェットにノスタルジックに、リチャード・フライシャーは聡明に、ドン・シーゲルは冷徹に扱っていました。その中で、アルドリッチは、誰もが古色蒼然に違いないと思っていた本気の男同士の闘いを目の覚めるような形で描いていて僕はびっくりした。しかも、男たちの闘いはくだらなく、勝っても負けてもどうでもいい。その無目的で無意味なところが1970年代だった。ばかげたことを目の覚めるような痛快さでアルドリッチは描いていた。これはある意味、画期的でほんとうにおもしろかった。当時の僕は娯楽映画はここにあると思いました。

と当時を振り返りました。

映画情報どっとこむ ralph 今回上映された、アルドリッチ作品の中ではカルト的な人気を得ている1995年製作の『キッスで殺せ』については、
黒沢監督:とんでもない映画をみてしまったというのが率直な感想ではないでしょうか。ただ、なにがどうとんでもなかったのか説明してみろといわれると、そう簡単に言葉が出てきません」と続け、今回で見るのは5回目だが「説明できない大きな要因にあげられるのが、物語がよくわからないこと。結末はすでにわかっているので、今日はラストから逆算してみていったが、やっぱり物語の全貌がつかめるようでつかめない。マイク・ハマーという探偵が一貫して謎を追っている。それはわかるのだが、それ以外のことがほとんどわからない。彼がなぜ謎を追うのかもわからない。でも、(こちらの)目をくぎ付けにする普通じゃない瞬間がいくつもある」と語ると同調するように会場からはちょっとした笑いが。そして「正直言って、この映画を娯楽映画の巨匠、アルドリッジの代表作にしていいものか迷います。

と評しました。

続けて同作がフィルム・ノワールの傑作と呼ばれていることから、

黒沢監督:アメリカのある種の低予算映画、多くはアメリカの探偵小説をもとにしていて、探偵が謎を追う構造、当時の第二次世界大戦やのちの赤狩りの時代、暗い世相を反映させています。

とフィルム・ノワールの定義を示した上で、

黒沢監督:フィルム・ノワールで扱われる謎は、実際はもっとわかりやすい。たとえば欲に直結した金や宝石、麻薬そういった類が多い。そして、誰がほんとうに悪いのか、悪いのは誰なのか、悪の正体を暴くのではなく、善悪の区別がつかなくなり、本当の善悪など存在しないということがこのジャンルでは重要。その中で、『キッスで殺せ』は特別といっていいでしょう。通常の娯楽映画が扱うことを避け、フィルム・ノワールという特別なジャンルの映画でさえ、その複雑な物語の中で暗示的に示すしかない悪の本質、あるいは死そのもののイメージをこれでもかというぐらい露骨に直接的に鮮烈な映像として観客の脳裏に焼き付くような形で言及した。それが『キッスで殺せ』かもしれない。これほどまでに露骨に謎が目の前に露呈する映画はほかにない。これは謎をめぐって人が右往左往するのではなく、誰が悪者なのかという結末の映画でもない。謎そのものが、悪そのものが最後に目の前にその正体を現すという映画。もはやフィルム・ノワールでなくなっていると言っていいかもしれない。こんな途方もない映画は、アルドリッチのフィルモグラフィーにも、世界の映画の歴史においてもほとんど見当たらないです。

と特異な傑作と論じました。


映画情報どっとこむ ralph また、黒沢監督自身の作品への影響にも言及。

黒沢監督:僕自身も主人公が謎に突き進んでいく映画を何本か撮っています。ただ、恐ろしいので主人公を探偵にしたことはありません!

とちょっとしたエピソードを明かしてくれました。この黒沢監督のトークは当初の予定した30分を超えて40分に。熱の入った解説に会場は聞き入りました。なお、今回見逃してしまった人にもまだチャンスが!

『キッスで殺せ』は19日にもう1度上映されます。


なお、この日、「追悼 たむらまさきを語り尽くす」の上映には青山真治監督と仙頭武則プロデューサーが登場。
こちらも熱いトークが繰り広げられました。

豪華ゲストが続々と登場して華やかに幕を開けた今年のPFFですが、まだ始まったばかり。
今月22日まで多様なプログラムが展開されていきます。ぜひ、足をお運びください。

映画情報どっとこむ ralph ◎映画祭「第40回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」開催概要

【会期】2018年9月8日(土)から22日(土)まで  ※月曜休館
【会場】国立映画アーカイブ(旧・東京国立近代美術館フィルムセンター)
【内容】コンペティション部門:「PFFアワード2018」

招待作品部門:生誕100年のロバート・アルドリッチ特集「女も男もカッコいい!今こそアルドリッチ」、
人気映画人が伝授するPFFスペシャル講座「映画のコツ」、今年5月に急逝された伝説のカメラマンたむら
まさきさん追悼企画「たむらまさきを語り尽くす」

公式サイト:
https://pff.jp/40th/
▶チケット情報:
https://pff.jp/40th/tickets.html

※前売券は、各上映の2日前まで販売します。
※当日券は、前売券完売の場合も一定数確保し必ず販売します
(長瀬記念ホール OZUの上映回は50枚ほど、小ホール上映回は30枚ほどチケットを確保します)。

★今年は学生当日500円!

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黒沢清監督コメント到着!『遊星からの物体X』デジタルリマスター版公開決定!


映画情報どっとこむ ralph SFホラーの傑作として熱狂的な人気を誇り、全世界的に多大な影響を与えてきたジョン・カーペンター監督『遊星からの物体X』(82)がデジタル・リマスター版として復活、36年ぶりにスクリーンで公開されることが決定、ポスタービジュアルが完成!

南極基地に現れた恐怖の宇宙生物と12人の隊員たちの死闘を描く本作は、巨匠ハワード・ホークス製作『遊星よりの物体X』(51)のリメイクで、原作はジョン・W・キャンベル・Jr によるSFスリラー小説「影が行く」。『ハロウィン』(78)、『ニューヨーク1997』(81)、『ゼイリブ』(88)など数々のSF、ホラーの名作で知られるジョン・カーペンター監督が、映画製作を志すきっかけとなった古典の名作をリメイクした。

物語の舞台は冬の南極基地。宇宙より飛来し墜落、10万年もの間氷漬けになっていた未知の生命体が永い眠りから解き放たれ人類へと襲い掛かる。人間の体内に侵略し擬態をする“物体X”は、南極隊の仲間へと次々に姿を変え孤立した基地内に潜む。やがて疑心暗鬼に陥った隊員たちは死と隣り合わせの混乱の一夜を迎える。

主演は『バックドラフト』(91)、『エグゼクティブ・デシジョン』(96)で知られるカート・ラッセル。『ザ・シンガー』(79)以来カーペンター監督との親交は厚く、本作がきっかけでハリウッドの第一線で活躍するようになった。未知の生物の造型を手掛けたのは、後に『ロボコップ』(87)『セブン』(95)『ミッション:インポッシブル』(96)などを手掛けることになる当時弱冠22歳のロブ・ボッティン。おぞましく斬新なクリーチャーデザインは今なお高い評価を受け、後進のクリエーターに大きな影響を与えた。音楽はイタリアの名匠エンニオ・モリコーネ。『E.T.』(82)と同時期の公開だったということもあり、全米公開時に興行的な成功を収めたとは言えない本作だが、長年に渡り熱狂的な人気を誇り、今やSFホラーの傑作として君臨する本作。
映画情報どっとこむ ralph スクリーンでの公開は実に36年ぶりとなる。デジタルリマスター版公開にあたり、日本ホラー映画の代表的存在・黒沢清監督からコメントが到着した。

黒沢清監督:凄い特殊造形と、凄い俳優と、凄い音楽があれば凄い映画ができ上がる。他は何もいらない。それは、1982年カーペンターのこの作品によって実証された映画の基本原理だ。

映画情報どっとこむ ralph 映画『遊星からの物体X
原題:THE THING

デジタルリマスター版は10月19日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

公式HP thething2018.jp


物語・・・
南極基地に現れた一匹の犬。

それは10万年前に地球に墜落し、氷の下で眠っていた宇宙生物だった。接触した生物の細胞に同化、擬態を行うその生命体は、隊員へと次々と姿を変え、基地の中に侵入する。

およそ2万7000時間で地球上の全人類と同化が完了するという試算結果に怯えた生物学者ブレアの手により、通信手段、交通手段を断たれ孤立した基地。誰が本物で、誰が“物体X”かわからないという究極の状況下で、疑心暗鬼に陥る12人の隊員たちは果たして生き残ることが出来るのか。

そして人類の運命は一体。

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監督:ジョン・カーペンター
脚本:ビル・ランカスター
原作:ジョン・W・キャンベル・Jr 「影が行く」

出演:カート・ラッセル、A・ウィルフォード・ブリムリー、T・K・カーター、デヴィッド・クレノン、キース・デヴィッド、リチャード・ダイサート、チャールズ・ハラハン、ピーター・マローニー、リチャード・メイサー、ドナルド・モファット、ジョエル・ポリス、トーマス・ウェイツ

製作:デヴィッド・フォスター、ローレンス・ターマン
共同製作:スチュアート・コーエン

1982年/アメリカ映画/109分/カラー/スコープサイズ/DCP/ターマン=フォスター・カンパニー作品/ユニバーサル映画

提供:boid、キングレコード
配給:アーク・フィルムズ、boid
© 1982 UNIVERSAL CITY STUDIOS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.


「濱口竜介アーリー・ワークス」黒沢清監督×濱口竜介監督トークショー!


映画情報どっとこむ ralph 9月1日(土)より、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国公開となる映画『寝ても覚めても』。

この度、映画の公開を記念して「濱口竜介アーリー・ワークス Ryusuke Hamaguchi Early Works」のプログラムの一部として、8月11日、18日にテアトル新宿にて、豪華トークショー付オールナイト上映が開催。第一弾となる11日(土)のオールナイトゲストに巨匠、黒沢清監督が登壇しました。東京藝術大学にて教師生徒として関係を築いてきた二人。当時の貴重な話や、上映作品『ハッピーアワー』、そして新作『寝ても覚めても』を語りました!
日付:8月11日
場所:テアトル新宿
登壇:黒沢清監督、濱口竜介監督

映画情報どっとこむ ralph この日に上映された作品は当時数々の映画祭にて主要賞を受賞した『ハッピーアワー』。
5時間17分という長尺の上映時間としても有名だが、まず『ハッピーアワー』を観て
黒沢監督:濱口作品の中でも『ハッピーアワー』の大きな特徴は、とても生々しく、日常とは違うがある種のリアルに起こっていることが積み重なっていく。しかしおもいきったフィクション、ひょっとするとファンタジーという最後が待ち受けている。そこに到達するための前段階としてゆっくりしたリアリズムを重ねていく。ここ、という明確なところはないのですが、後半のある時を境にレベルが違ってくる瞬間があって、それがものすごく驚きで感動的でした。

と開口一番に絶賛のコメント。

さらに

黒沢監督:リアルであることと、明らかにフィクションであること。その区別はどうやったの?

と師からの質問に

濱口監督:ありがとうございます。でも身も蓋もないことなんですが、黒沢さんの影響が一番大きかったんです。僕はどちらかというと日常よりの人間だった。しかし黒沢さんの元で2年間学んだことで、思いもよらないようなもの、まさかこんなものが出てくるなんて思わなかったというところに辿り着かなければ、映画を撮ってる甲斐がないという考えになったんです。

と、東京藝術大学で黒沢監督に学んだことを思い出しながら語った。5時間越えの本作に、どのように脚本を作っていったかという質問に

濱口監督:演技経験のない素人を集めワークショップを経てから脚本を書くというやり方で撮ったんですけど、3、4ヶ月ぐらいワークショップをやったぐらいで最初は2時間半ぐらいの脚本を書きました。しかし撮っていく内に、みんな色々な演技ができるようになっていったので、どんどん脚本を足していって5時間越えという長さになりました。

と、撮影秘話を明かした。

ワークショップ経験があまりない黒沢監督は、その撮影方法に驚きながらも

黒沢監督:素人を演技指導するのはとても難しいのに、その人たちに架空の人物を演じさせ、最終的にそんなことが起こるの?というフィクションにもっていくのは本当にすごかった。

と絶賛。さらに実は本作は最初3つの台本があったという濱口監督。

それぞれキャストの人に読んでもらって選んでもらおうとしたんですけど、「こんなん読んでもわからん」と言われまして…。けれど結局『ハッピーアワー』になった台本はサブキャラクターも含めそれぞれが変な輝きを放つものになったと思います。

と、驚きの事実に

黒沢監督:そんな面倒臭いことしたんだ(笑)

とは笑いつつも、興味津々な様子を見せていました。

映画情報どっとこむ ralph 東京藝術大学で当時のことについて
濱口監督:黒沢さんの授業は、全体に向けた講義と、ファミレスで黒沢さんと生徒がお茶を飲みながら話すゼミの2つがありました。とくにお茶を飲みながら語る会では、みんな黒沢さんのことが大好きで、作品や撮影方法について聞くことができたし、黒沢さんも「あれはね…」と教えてくれ、とても親密な雰囲気でやっていました。

と当時のことを懐かしそうに語ると

黒沢監督:あの時は自分の映画がなかなか撮れない時期だったので、毎週大学へ教えに行ってましたね。今はそんなしょっちゅう行けてないですが、2期である濱口の代や4期の生徒たちとは今でも会うし、僕も親密だったと思います。

続けて当時濱口監督がどのような生徒だったかという質問に、

黒沢監督:授業で『顔のない眼』の映画評論を書いてもらったことがあったんだけど、濱口の評論が抜群に面白かったので、みんなの前で発表させてました。本当に筆が立つ人だったので、濱口の脚本はセリフが多くて読んでておもしろいんだけど、わからなかった。脚本だけ見ると本当に撮れるのか?と疑問を感じてもいた。濱口の修了作品『PASSION』の脚本を見た時もそう思ったんだけど、しかし撮ったものを観たら「あ、こう撮る気だったのね。失礼いたしました」と反省した。それ以来、監督が撮るために書いた脚本に僕自身何も言わなくなった。撮り方もわかっていて書いているのだから、脚本の段階で色々言うのはやめた。それは濱口がそうだったから自分の考えが変わったんです。変に人を惑わすところがあるし、才能があると思います。

と当時の濱口監督を絶賛。

それに対し、

濱口監督:黒沢さんの方が惑わす気がしますけど…」

と濱口監督がぼそっとつぶやき、会場の笑いを誘った。

最後に、黒沢監督にどうしても聞きたいという濱口監督

濱口監督:すでにご覧になっていただけたと思いますが、新作『寝ても覚めても』はいかがでしたか?

と少し緊張気味。

一足先に鑑賞した
黒沢監督:僕がどうこう言うまでもなく『寝ても覚めても』は大騒ぎになる作品だと思う。先ほども『ハッピーアワー』で言ったような、気持ちのいいぐらいある種の生々しさと、フィクション、それを超えたファンタジーが奇跡のように融合した作品だと感じました。5時間越えの『ハッピーアワー』でやったことを見事2時間に集約している。奇跡的な映画です。

と、師匠である黒沢監督の感想に感動した様子で「ありがとうございます」と濱口監督。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

黒沢監督:『ハッピーアワー』を観て、5時間長いな…と思った方は是非『寝ても覚めても』をご覧ください。

と、観客へメッセージを残した。


映画『寝ても覚めても』
英題: ASAKOⅠ&Ⅱ

9月1日(土)、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国ロードショー!

www.netemosametemo.jp

あらすじ
東京。亮平は、コーヒーを届けに会社に来た朝子と出会う。真っ直ぐに想いを伝える亮平に、

戸惑いながらも朝子は惹かれていきふたりは仲を深めていく。しかし、朝子には亮平には告げていない秘密があった。

亮平は、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦に顔がそっくりだったのだ。

出演: 東出昌大 唐田えりか 瀬戸康史 山下リオ 伊藤沙莉 渡辺大知(黒猫チェルシー)/仲本工事/田中美佐子

監督: 濱口竜介
原作:「寝ても覚めても」柴崎友香(河出書房新社刊)音楽:tofubeats
2018/119分/カラー/日本=フランス/5.1ch/ヨーロピアンビスタ

製作:『寝ても覚めても』製作委員会/ COMME DES CINÉMAS 
製作幹事:メ〜テレ、ビターズ・エンド 
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス

©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会/ COMME DES CINÉMAS



『ハッピーアワー』

物語・・・
4人の女性たちが直面するそれぞれの人生の岐路 30 代も後半を迎えた、あかり、桜子、芙美、純の 4 人は、なんでも話せる親友同士だと思っていた。しかし、純の秘密 を思わぬかたちで知り、彼女たちの友情は揺れる。動揺は彼女たちの日常へと及び、いつしか全員の人生を大きく動かし ていく。やがて訪れる長い夜。彼女たちは問いかける。—私は本当になりたかった私なの?

【発売情報】
発売日:2018/5/18(金)
価格:6,800 円+税

外装・封入特典:スペシャルスリーブケース・ブックレット
映像特典:出演者インタビュー『幸せな時間の先に』(38 分)収録
形式:16:9, Color, ステレオ, 2枚組, リージョンフリー
収録:本編 317 分、特典映像 38 分
発売・販売元:株式会社 NEOPA

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『寝ても覚めても』公開記念!濱口竜介特集上映オールナイト トークショー豪華ゲスト登壇決定!!


映画情報どっとこむ ralph 東出昌大を主演に迎え、芥川賞作家:柴崎友香先生の原作を映画化した商業デビュー作 『寝ても覚めても』(9月1日公開)が、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出という快挙を成し遂げ るなど、世界に名を轟かせた濱口竜介監督。

この度、映画の公開を記念して行われる「濱口竜介アーリー・ワークス Ryusuke Hamaguchi Early Works」のプログラムの一部として、8月11日、18日開催のテアトル新宿オールナイトのトークショーの登壇ゲストが決定しました!


“『寝ても覚めても』公開記念 濱口竜介アーリー・ワークス Ryusuke Hamaguchi Early Works” とは!?

これから益々多くの作品を世に送り出し、世界中で観られていくと思われる濱口竜介監督。

ここで敢えて“アーリー・ワークス(初期作品群)”と銘打っ た濱口監督特集上映の開催が劇場で決定!
『寝ても覚めても』が上映される テアトル新宿でのオールナイト2日間、そして、キネカ大森にて9月22日 から2週間に渡っての特集上映。『ハッピーアワー』 『PASSION』『親密さ』と いった代表作から、東京大学在学時に制作された『何食わぬ顔(long version)』、東京藝術大学大学院映像研究科時代の短篇『遊撃』『記憶の香 り』や、酒井耕と共同監督した東北記録映画三部作など、多岐に渡る全14作が上映されます。

映画情報どっとこむ ralph テアトル新宿オールナイトトークショー! 黒沢清、小野正嗣ら豪華ゲスト登壇決定!!

この度、8月11日(土)、18日(土)に行われるテアトル新宿オールナイト にて、濱口竜介監督とトークショーを行う登壇ゲストが決定!! 11日(土)には巨匠・黒沢清監督が登壇!

濱口監督が東京藝術大学大学院映像研究科に在学中、黒沢監督の授業 を受けていた頃から親交のある二人。「大事なことはすべて黒沢さんから教わったと言っても過言ではない」と 現在も語る濱口監督が、師匠である黒沢監督とどのような熱いトークを繰り広げるのか注目が集まる。世界最前 線で活躍する日本映画監督二人のトークを聞けるのはこの日だけ!

18 日(土)には芥川賞作家・小野正嗣さんが登壇!
NHK「日曜美術館」の司会でもお馴染みの小野さん。「寝ても 覚めても」の原作者・柴崎友香さんとも親交の深い小野さんに、作家としての視点から濱口監督作品について何 を感じたのかを、たっぷりと語ってもらう! 両日ともに “寝ても覚めても”忘れられないトークショーになること間違いなし!詳細は以下となります。

【テアトル新宿オールナイト概要】
8月11日(土)
・時間:22:00 開演
※上映前のトークショーとなります。
・登壇者:黒沢清(映画監督)、濱口竜介
・上映作品:『ハッピーアワー』

8月18日(土)
・時間:22:00 開演 ※上映前のトークショーとなります。
・登壇者:小野正嗣(作家・立教大学文学部教授)、濱口竜介
・上映作品:『親密さ』+『何食わぬ顔(long version)』

テアトル新宿オールナイト:2,500 円均一

映画情報どっとこむ ralph テアトル新宿オールナイトの後には、キネカ大森での特集上映も!!

キネカ大森特集上映 9/22(土)〜10/5(金) 『ハッピーアワー』 『PASSION』『親密さ』『THE DEPTHS』 『不気味なものの肌に触れる』『永遠に君を愛す』 『天国はまだ遠い』『記憶の香り』『遊撃』 『なみのおと』『なみのこえ 新地町』『なみのこえ 気仙沼』『うたうひと』

キネカ大森:
1作品 1,300 円均一
『ハッピーアワー』通し券 3,000 円
『親密さ』通し券 2,000 円

<濱口竜介特集上映サイトはこちら>
濱口竜介特集上映サイト

映画情報どっとこむ ralph 寝ても覚めても

9/1(土)より、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、 渋谷シネクイントほか全国ロードショー!

www.netemosametemo.jp/

東京。亮平は、コーヒーを届けに会社に来た朝子と出会う。真っ直ぐに想いを伝える亮平に、戸惑いながら も朝子は惹かれていきふたりは仲を深めていく。しかし、朝子には亮平には告げていない秘密があった。亮平は、かつて 朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦に顔がそっくりだったのだ。

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出演:東出昌大 唐田えりか 瀬戸康史 山下リオ 伊藤沙莉 渡辺大知(黒猫チェルシー)/仲本工事/田中美佐子

監督:濱口竜介
脚本:田中幸子 濱口竜介
原作:「寝ても覚めても」柴崎友香(河出書房新社刊)
音楽:tofubeats
主題歌:tofubeats「RIVER」(unBORDE/ワーナーミュージック・ジャパン)
2018/119 分/カラー/日本=フランス/5.1ch/ヨーロピアンビスタ
製作:『寝ても覚めても』製作委員会/ COMME DES CINÉMAS
製作幹事:メ〜テレ、ビターズ・エンド
制作プロダクション:C&I エンタテインメント
配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス
©2018 映画「寝ても覚めて も」製作委員会/ COMME DES CINÉMAS

    


黒沢清監督 x 前田敦子 主演映画のタイトルが『旅のおわり、世界のはじまり』に正式決定


映画情報どっとこむ ralph 黒沢清監督最新作の主演を前田敦子さんが務め、本作の正式タイトルとともに初解禁となります。

海外でも高い評価を受ける黒沢清監督の最新映画に、前田敦子さんが単独主演を務めることが発表となり、作品タイトルが、仮題の『世界の果てまで(仮)』から『旅のおわり、世界のはじまり』へ正式に決定となりました。

本作は、日本とウズベキスタンの国交樹立25周年、ナボイ劇場完成70周年記念の国際共同製作作品。日本とウズベキスタンが、1992年1月26日に正式に国交を樹立してから25年が経ち、日本人が建設に関わったナボイ劇場が、1947年10月の完成から70周年を迎えたことを記念した両国の共同製作企画となります。

映画情報どっとこむ ralph 駐日ウズベキスタン大使館、ウズベキスタン政府国家観光発展委員会、国営映画会社ウズベクキノなどの全面協力により、ウズベキスタンでのオールロケーションで撮影を敢行しています。

本作は、黒沢清監督のオリジナル脚本。
日本のテレビバラエティ番組のクルーと共に取材のためにウズベキスタンを訪れた女性レポーター・葉子が、現地のコーディネーターや異文化の人々との交流によって新しい世界を開き、成長していく姿を描いています。

前田さんが、映画作品の主演を務めるのは、黒沢清監督の『Seventh Code』(2014)以来。
『Seventh Code』 は、もともと前田の4thシングル「セブンスコード」のミュージック・ビデオとして、音楽サイドから黒沢清監督に制作を依頼し、ロシア・ウラジオストクでオールロケ撮影された中編作品。映画作品として招待された第8回ローマ国際映画祭のインターナショナル・コンペティション部門で最優秀監督賞と最優秀技術貢献賞の2冠に輝き話題になったことから、日本では2週間限定で劇場公開されました。その後、様々な国際映画祭へ招待され、高く評価された作品となります。

映画情報どっとこむ ralph 黒沢監督は、昨年公開の『散歩する侵略者』(17)でも、長澤まさみ演じる主人公の妹役として前田敦子を起用していて、今作の起用に関して

黒沢監督:この作品は撮影がウズベキスタンということで、最初からなんとしても前田敦子さんに出演していただきたいと思っていました。かつて『Seventh Code』でミュージック・ビデオの監督の依頼を受けた際に、秋元康さんが「前田敦子を東アジアでもなく欧米でもなく、その間あたりの日本から近いようで遠い文化に置くと、彼女の個性がとりわけ際立つのではないでしょうか。」とおっしゃっていて、実際この撮影時、ウラジオストクでの前田さんの存在感は強烈でした。そういう経緯から今作は前田さん以外あり得ませんでしたし、私にとっては『一九〇五』からの念願でもありました。前田さんは、役柄を一瞬で直感的につかんでその役のセリフなり、仕草なりを全く自然に表現できるのです。これは彼女の生まれ持った才能でしょう。つまり天才ですね。一方、若いころからの訓練の成果なのか、仕事の現場では何ひとつ物怖じせず、躊躇もしません。そしてカメラに映ると、他の何物にも似ていない強烈な個性を発揮します。いやはや日本にも、もの凄い女優が出現しました。

※黒沢監督が監督、前田敦子が出演する予定だった日中合作映画『一九〇五』が、2013年に製作中止に。

とコメント。

映画情報どっとこむ ralph 長編映画として初めてオール海外ロケ撮影に挑戦し、約1ヶ月間の長期に渡る撮影を乗り越えた前田敦子は、

前田さん:『一九〇五』のお話を頂いてから6年経ち、黒沢監督の作品で主演をつとめるのは、私にとっても一番の夢でした。お話をいただいた際、黒沢監督から「ウズベキスタンといえば、前田敦子だと思いましたと言われた時は、どうしてかなと思ったんですけど(笑)、黒沢監督のこれまでの作品と異なる色になる作品に関わることができて嬉しいです。ウズベキスタン現地へ行く前は、すごく構えてしまっていたのですが、驚くほど良い所だと思いました。街の人たちも、本当にいい人で、言葉が通じなくても、この国なら生きていけると、異国で初めて思いました。AKBとして7年、AKBを卒業して今年で6年。丁度半分くらいのところにきて、今回、女優としてすごく良い経験をさせてもらい、幸せだと思えるところまで辿り着いたと思っています。

とコメントしています。

映画情報どっとこむ ralph ウズベキスタンでの撮影は今年4月30日からスタートし、5月29日にクランクアップしていますが、現地での写真が届いていますのでご紹介!

前田敦子さんの背後にある建物は、ナボイ劇場。タシケントにあるオペラとバレエの劇場。日本人が建設に関わった。1947年10月に完成から70年を迎えた。

ウズベキスタンの首都タシケントにあるチョルスー・バザールでの撮影風景。タシケント最大のバザール。黒沢監督と談笑する。

青の都と呼ばれるウズベキスタンの古都サマルカンドの路地での撮影風景。黒沢監督からの演出指導をうける。

サマルカンドでの撮影終了後、撮影に参加したウズベキスタン人エキストラの人々に囲まれ、「かわいい」と写真をせがまれたり、現地の女性にキスされる。

映画情報どっとこむ ralph 映画『旅のおわり、世界のはじまり』

は、2019年公開。

日本・ウズベキスタン国交樹立25周年・ナボイ劇場完成70周年記念 国際共同製作作品

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監督・脚本:黒沢 清
主演:前田敦子
製作:キングレコード、ローデッドフィルムズ、東京テアトル、朝日新聞社、TBSラジオ、博報堂/UZBEKKINO
特別協力:ウズベキスタン国家観光発展委員会
配給・宣伝:東京テアトル
(C)2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO