人間の邪心に取り憑く魔獣“ホラー”と、それを殲滅する使命を帯びた“魔戒騎士”たちとの暗闘を描くアクションドラマ牙狼〈GARO〉シリーズ。 2014年に放送されたTVシリーズ「牙狼〈GARO〉-魔戒ノ花-」に続く、冴島雷牙シリーズ待望の最新作『牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-』(10月4日(金)より新宿バルト9ほかにて公開)が、カナダ・モントリオールで開催中の第23回ファンタジア国際映画祭のアジアンセレクションに正式招待された。本作の監督である雨宮慶太は、映画祭側からの熱烈オファーを受けて映画祭に参加。舞台挨拶やクリエイターとしてワークショップに登場し、現地ファンから熱い歓迎を受けました。 ファイナルファンタジーや、モンスターハンターといったゲームとコラボレーションしてきた牙狼シリーズや、自身も数多くのゲームのキャラクターデザインをしてきた雨宮慶太のファンも多く、本編上映やワークショップにはさまざまなファンや観客が集った。 |
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■舞台挨拶 現地時間30日の本編上映と舞台挨拶では、上映前には席を求める現地ファンが長蛇の列となった。満席となった会場には、北米では入手困難な雨宮慶太の初期作品や牙狼シリーズのDVDボックスを手にそわそわと待つファンの姿も。 上映前に今回雨宮監督の参加を熱烈オファーしてくれた映画祭プログラマーが、興奮気味に雨宮監督の経歴やこれまでの作品を説明すると、会場からは早くも歓声が上がり、紹介された雨宮監督が登壇すると会場から割れんばかりの拍手が送られた。 今回カナダに初訪問となった雨宮監督は英語で自己紹介をしたのち、 雨宮監督:カナダに来れてとてもうれしい。この映画は牙狼を知っている人はもちろん、知らない人も楽しめると思います。この上映がきっかけで僕の作品がもっとたくさんカナダで見てもらえるようになると嬉しい。この作品見て気に入ったら、ぜひ応援してほしい」とコメント。 また、牙狼を知っている人?という雨宮の質問に半分以上の観客が手を挙げ、牙狼や雨宮の人気の高さが伺えた。 本編上映中には、コミカルなシーンでは笑いがおき、先日日本でも情報解禁となった豪華キャストが登場すると、大きな口をあけて驚いたり、のけぞって喜ぶ観客の姿も。また、劇中で登場人物がお辞儀をするシーンがあると、一緒にお辞儀をする観客もおり海外ならではの反応も見れる、熱気に包まれた上映となった。 本編終了後には、雨宮監督との写真を求める列ができ、年齢や性別、人種を問わず様々なファンが握手を求めた。 ■ワークショップ 会場には多くの雨宮ファンや、日本文化に興味のある観客が集まった。 初期作品として、『ゼイラム』「仮面ライダーZO」「仮面ライダーJ」「魔法少女隊アルス」のキャラクターデザイン画を紹介。北米でも特に知名度の高い作品とあって、身を乗り出して食い入るようにスクリーンを見つめる観客の姿もあった。 牙狼シリーズのキャラクターデザイン画を紹介する際には、キャラクターが生まれた背景や雨宮監督のキャラクターデザインに関してのこだわりなどを紹介。また『牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-』のキャラクターデザイン画もこのワークショップで初公開され、貴重なデザイン画の数々に、紹介スライドが変わる度に会場からは感嘆の声がもれた。 ファイナルファンタジーのキャラクターデザイン画や、牙狼とゲームのコラボレーション動画も紹介し、ゲーム会社の聖地と言われるモントリオールにて、今後の展開も期待できるワークショップとなった。 ワークショップ後には、雨宮監督によるサイン会を実施。 それぞれの好きなキャラクターを雨宮監督が色紙特別に筆で一筆描きするとあってファンは大興奮。雨宮監督ならではの筆使いやデザインの過程を真剣なまなざしで見つめた。 1時間半以上にも及んだサイン会は大興奮の熱気に包まれ、またファン同士の交流会にも発展し大盛況での終了となった。 |
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『牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人-』
10.4(Fri)、新宿バルト9ほか全国ロードショー http://garo-project.jp/GEKKOU/
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原作・脚本・監督:雨宮慶太
エグゼクティブ・プロデューサー:二宮清隆 アクション監督:横山誠
出演:中山麻聖 石橋菜津美 水石亜飛夢 螢雪次朗
江田友莉亜 倉持由香 川瀬陽太 つぶやきシロー 下條アトム / 松田悟志 渡辺裕之 / 小西遼生 京本政樹(特別友情出演)
特別協力:サンセイアールアンドディ 製作・配給・制作:東北新社
エンディング主題曲:JAM Project「雷牙−月虹ノ旅人−」
2019年/日本/カラー/106分/16:9/5.1ch
©2019「月虹ノ旅人」雨宮慶太/東北新社