独創的な世界観と圧倒的な画力で支持される鬼才漫画家・古屋兎丸氏のロングセラーコミックを映画化した『ライチ☆光クラブ』が、2月13日より関東、新潟にて先行公開中。

そして、この度。2月27日より全国拡大公開を控えるなか、本作の原作者・古屋兎丸さんと、「ライチ☆光クラブ」を代表して、ジャイボ役の間宮祥太朗、ニコ役の池田純矢を迎えて大ヒット御礼トークイベントが行われました。
ライチ☆光クラブ大ヒット

「ライチ☆光クラブ」大ヒット御礼トークイベント
日付:2月21日(日)
場所:新宿バルト9
登壇:間宮祥太朗、池田純矢
   原作者・古屋兎丸

上映後の熱気冷めやらぬ中、登場した3人。拍手と歓声を受けながら、

間宮さん:朝からすごい映画を観ましたね。今日は何でもご質問に答えるので、お手柔らかにお願いいたします。

と挨拶すると、続いて

池田さん:おはよう、廃墟の恋人たちへ。ゼラ役を演じた古川雄輝です。

と、爆笑をさらい

古屋先生:朝からショッキングな作品を見ていいただいてありがとうございます。

と挨拶中、子供の笑い声が聞こえると、

古屋先生:今日、実は息子も来ているんです。パパだよ。

と照れ笑いを浮かべ、冒頭から和やかムードに。

観客との質疑応答では、大勢の観客が挙手する中、

Q:撮影は大変でしたか?また、そんな撮影現場と出来上がった映像を見て、ギャップのあったシーンはありますか?

間宮さん:僕はあまり撮影大変じゃなかったです。皆寒い中血のりをつけて撮影していたのですが、僕の死に方はちょっとみんなと違ったので…(笑)。割とあっさりした撮影でしたが、映像で見ると本当に衝撃的に仕上がっていて、感動しました

と回答。

池田さん:ギャップではないですが、ニコが目玉をくりぬくシーンを1カットで撮影した際、一発本番で撮らなきゃとプレッシャーをかけられながらも、成功できて、嬉しかったです。映像もすごくインパクトがあったので、良かったです。

とコメント。「これで答えになってますかね?」と終始、

観客:間宮くんに会いたくて来た。

と率直な歓声が飛ぶと、

池田さん:僕に会いに来たわけではないんですね?

と池田が苦笑いのままツッコミ。一方、

間宮さん:なんかすみませんね(笑)

と自慢げに喜びの表情を見せました。

続いて、
Q:ジャイボとの共通点はありますか?

間宮さん:男同士のスキンシップが好きなところ。まあ池田君はタイプじゃないので、触った記憶もないのですが(笑)。ただ、僕自身は独占欲が強くないので、ジャイボみたいに愛するがゆえに壊れていくほどの純粋さはちょっと憧れる部分もありましたね。でも、どちらかというとニコの方が共感というか、好きなキャラでした。本当に純粋なところとかが。

と返答。一方、原作の熱烈なファンという方から、

Q:原作に近いものを感じたのですが、何点か原作に登場するシーンがカットされた理由は?

古屋先生:カットの明確な理由は内藤監督やプロデューサーに任せていたので分からないのですが、映画を作るにはリアリティが大切で、漫画を作るのとは違うと思います。例えば、原作で描いた、パチンコ玉で頭を撃ち抜くシーンは、実際にはできないし、その上でトイレの便器で体を撃ち抜くシーンなんて、恐らく新幹線くらいのスピードじゃないと不可能ですからね(笑)内藤監督は恐らく映画を作るうえでの苦心を感じながら、作品をまとめてくれたんだと思います。映画の出来は大変満足してます。漫画・映画・演劇すべて違いますが、全部良いと感じてます。

と、映画の出来を再アピールしつつ、改めて“ライチ愛”を語りました。

さらに、
Q:「ライチ☆光クラブ」の支配的立場にあるゼラ役を演じた古川雄輝とのエピソードは?

間宮さん:僕が一番古川君を好きなポイントが声なのですが、それを耳元でささやいてもらえる喜びはたまらなかったですね。しかも「お前は少女のように美しい」といったセリフだったので、余計にゾクゾクしました。

池田さん:ゼラに妄信していくニコを演じるうえで重要だったのは、ゼラに必要とされたい、ゼラのものになるためにはどのように生きていくべきかってことをニコ視点で常に考えていました。

古屋先生:オーディション時、彼(古川)がほとんど言葉を発さずに演技をしていて、とても印象に残って、ゼラ役に二重丸をつけました。あとで理由を聞いたら、「他の方が積極的なアピールをしていたので、あえて抑えてみた。」と語っていて。その発想が素晴らしいなあと。しかも、撮影現場でチェスが得意なことも発覚し、インテリ男子としても、やっぱりゼラにぴったりでした。

と明かしました。

途中、

Q:古屋さんが好きな、映画のシーンをここで再現してほしい。

池田さんがジャイボ役を、間宮がニコ役を特別披露!<上目遣いでゼラを見るジャイボ>を意気揚々と池田が熱演するも、「なんか妖怪に見える」(間宮)、「もしこのままだったら、キャスティングミスだった」(古屋)と総ツッコミを受ける場面も。

最後、マスコミ向けのフォトセッションの際、観客の写真撮影も許可されると、場内からは溢れんばかりのシャッター音が!これにはキャスト二人も「連射してる人がいる!」と大興奮の様子。笑いに包まれたまま、イベントは終了いたしました。

ライチ☆光クラブ

大ヒット公開中!2月27日(土)より全国拡大公開です!

公式HP: www. litchi-movie.com
 

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ライチ☆クラブ_ポスター古屋兎丸による、熱狂的人気を誇るロングセラーコミックを映画化した『ライチ☆光クラブ』。物語の舞台は、黒い煙と油に塗れた蛍光町と廃工場の秘密基地”光クラブ”。大人のいない世界をつくろうとした9人の少年たちによる裏切りと愛憎の物語と、彼らが作り上げた思考する能力を持つ機械(ロボット)“ライチ”と、少女カノンの恋が、圧倒的に美しくダークな世界観で描かれる。出演は、野村周平、古川雄輝、中条あやみ、間宮祥太朗、池田純矢、松田凌、戸塚純貴、柾木玲弥、藤原季節、岡山天音ら、才能に満ち溢れる最旬の若手俳優らを迎え、個性的なキャラクターを心身ともにリアルに体現し、華麗な競演を披露している。

出演:野村周平 古川雄輝 中条あやみ 間宮祥太朗 池田純矢 松田 凌 戸塚純貴 柾木玲弥 藤原季節 岡山天音/杉田智和
原作:古屋兎丸「ライチ☆光クラブ」(太田出版) 
監督:内藤瑛亮  
脚本:冨永圭祐、内藤瑛亮
配給・宣伝:日活  制作:マーブルフィルム  
©2016『ライチ☆光クラブ』製作委員会

 
   

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