アカデミー賞ノミネートに輝いた「キャロル」のトッド・ヘインズ監督、新境地にして最高傑作との呼び声の高い「ワンダーストラック」が4月6日に公開となります。
そのプロモーションでトッド・ヘインズ監督が来日、舞台挨拶を行いました。なんと、「ベルベット・ゴールドマイン」で来日してから20年ぶりだそう。 そして、本作は時が離れた少年・少女の物語というところから鈴木福くん(13)と鈴木梨央さん(13)が花束ゲストで登壇!英語でご挨拶!梨央さんは手話も付けての堂々の女優ぷりを魅せました! |
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J-WAVE「STEP ONE」プレゼンツな試写会はサッシャさん、寺岡歩美さんのラジオなオープニングからスタート。
ここで、トッド・ヘインズ監督が呼び込まれると暖かな拍手が会場を包みます。 と話す監督はとても物腰が柔らかい。 本作は原作者のブライアン・セルズニックが脚本も手掛けていて、 監督:原作を読む前に脚本を読んでね。とっても美しかったんです。二つの50年の時を経たNYの物語なんです。あ、余り多くは語れないんだけど。一人の子供は生まれつき視聴障害があって、もう一人は途中から視聴障害になってしまう。その環境の中でNYを経験していく物語です。 魅力は? と、監督としても挑戦した作品だと語ります。 |
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実は、聴覚障害を持つ少女は実際に耳が聴こえない方を起用したそうで
監督:サイレントパートでは、実際に聴覚障害を持つ少女を使うことで真実味を付けたかったので、とてもじゅうようでした。。しかしながら、プロフェッショナルの女優で聴覚障害を持つ方は少ないので、アマチュアの子を全米で探しました。ただユタ州で見つけた彼女は普通ではなくて、彼女が私たちを変えてくれました。カメラの前で自然な演技をするんです。私たちの臨むことをすべてやってくれました。それから、聴覚障害を他にも多様しているのは、身体やこの表現が素晴らしくてサイレントパートではとても活かせて。なるべく聴覚障害の方との結びつきを作りたかった想いもあります。 と、語ります。 監督:デビットボーイ愛してるんだよね。20年前のグラムロック時代を描いた「ベルベット・ゴールドマイン」でも使いたかったんだけど、許可が下りなくてね。でも、NOW、最後にこの美しい曲SpaceOddityの許可を得たんだ!長い時間かかったけど夢ってかなうね! と、本当にうれしそうに話します。 |
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ここで、鈴木福くんが桜の花束を 鈴木梨央さんが狼のぬいぐるみを監督に! そして、英語で挨拶! 福くん:この映画を撮っても愛してます!僕は俳優を続けていきたいのですが、何が重要でしょうか? 梨央さん:この映画で色々学びました!幸せには勇気が重要なんだと気づきました 監督:ぶっ飛び!ローズの格好に髪も服も合わせてせてきてくれたんだね。美しい!手話も彼女に届くと思います! ここで、驚きと幸運の一撃「ワンダーストラック」なことを聞くと、福くんは「弟の生まれたことと更にもう一人兄弟が出来たこと。」。梨央さんは、「カンヌのレッドカーペットを歩いたこと。今までの人生で、温かい歓声が一番衝撃を受けて幸せでした!」と、13年の人生を語る大女優が会場を沸かせます。 ここで、監督からデビットボーイのSpaceOddityのレコードをプレゼント。 |
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最後に・・・
監督:この映画は心を込めて、信頼のおける仲間たちと作りました。想像力を拡げる作品でもありますがニューヨークへのラブレターでもあります。それから映画愛も込められています。
2018年4月6日(金)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋 谷他全国公開です。 物語・・・ |
2017/アメリカ/英語/カラー・モノクロ/5.1ch/スコープ/117 分/字幕翻訳:松浦美奈
配給:KADOKAWA
PHOTO : Mary Cybulski
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