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“劇画”の名付け親 辰巳ヨシヒロ先生ご逝去


辰巳ヨシヒロ先生昨年公開となりました映画『TATSUMI マンガに革命を起こした男』で、衝撃を与えた

“劇画”の名付け親 マンガ家辰巳ヨシヒロ氏(本名:辰巳嘉裕/79歳)が、3月7日に、悪性リンパ腫のため、ご逝去されました。

なお、葬儀は近親者のみで行い、後日お別れの会を実施する予定だそうです。

ご冥福をお祈りいたします。

≪辰巳ヨシヒロ先生について≫
本名:辰巳嘉裕(たつみよしひろ)、1935年6月10日、大阪府生まれ。
1951年、長編漫画「愉快な漂流記」でデビュー。大人向けの漫画表現を模索し、自ら「劇画」と名付ける。さいとう・たかを氏らとともに劇画工房を設立し、活動。近年は、海外で高い評価を得、2005年アングレーム国際コミック・フェスティバル(フランス)、2006年サンディエゴ・コミック・コンベンション(米)にて、特別賞を受賞。
TATSUMI-ポスター 2008年、自伝的マンガ「劇画漂流」で第13回手塚治虫文化大賞を受賞。2010年には、同作品でアイズナー賞(米)を2部門で受賞という快挙を成し遂げた。

「劇画漂流」は、シンガポールの世界的映画監督エリック・クーにより映画化され『TATSUMI マンガに革命を起こした男』は、現在日本で公開中。

過去記事:いろいろ衝撃的『TATSUMI マンガに革命を起こした男』試写してきた
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監督:エリック・クー
原作:辰巳ヨシヒロ「劇画漂流」(青林工藝舎刊)
声の出演:別所哲也(一人六役)、辰巳ヨシヒロ
配給:スターサンズ
2011/シンガポール/96分/日本語/原題:TATSUMI 
(C)ZHAO WEI FILMS


『TATSUMI マンガに革命を起こした男』初日舞台挨拶!


第64回カンヌ国際映画祭のある視点部門に正式出品され、第84回米アカデミー賞、外国語映画賞のシンガポール代表に選出されるなど世界的な評価を受けている

映画『TATSUMI マンガに革命を起こした男』

がいよいよ本日11月15日(土)より公開となりました。

初日の初回上映後に本作で一人六役以上の声をつとめました別所哲也さん、そしてアソシエイト・プロデューサーを務めました山本真郷氏をゲストに迎えて舞台挨拶が行われました。

TATUMI初日舞台挨拶
辰巳ヨシヒロ氏、エリック・クー監督から初日に際しての手紙も到着し、会場を沸かせました。

映画『TATSUMI マンガに革命を起こした男』
初日舞台挨拶イベントレポート


日 時:11月15日(土)
場 所:角川シネマ新宿スクリーン1(東京都新宿区新宿)
登壇者:別所哲也、山本真郷【FUJIFILM】(アソシエイト・プロデューサー)

MC:本日は『TATSUMI マンガに革命を起こした男』の公開初日舞台挨拶の回にお越しいただきまして誠にありがとうございます。本作は、2009年手塚治虫文化賞大賞を受賞した「劇画漂流」を基に、大人が楽しめるエンターテイメントの可能性を追求し続け、葛藤と苦悩を繰り返した辰巳ヨシヒロの半生を、
シンガポールの映像クリエイター エリック・クーが監督し、辰巳先生の代表的な劇画作品を映像として動かすことに成功した今までに観た事のないドキュメンタリーアニメーション作品です。

本作にてナレーションと六役以上ものキャラクターの声を演じられました別所哲也さんと共に祝いたいと思い、特別舞台挨拶をさせて頂く運びになりました。それでは早速お呼び致しましょう!別所哲也さんです!

別所哲也さん:別所哲也です。本日は朝早くから、初日の初回にご来場いただきありがとうございます。老若男女、色々な層のお客さんに足を運んでいただけてうれしいです。カンヌ国際映画祭、米アカデミー賞の外国語映画賞シンガポール代表など各国の映画祭などで上映され、高い評価を受けて今日ようやく日本で公開となります。辰巳ヨシヒロ先生、エリック・クー監督お二人とも日本での公開を喜んでくれていることと思います。世界的に評価されている辰巳ヨシヒロさんのことを知らない方も、多いと思いますので、若い世代の方こそ語り継いでいって欲しいと思います。

MC:今回は別所さんが一人で6役以上演じられているということですがご覧になった方わかりましたか??凄いですね!またエリック・クー監督から演技指導などはありましたか?

別所さん:エリックからは当初もっとたくさんの役をやってくれと言われたんですがさすがにそんなにたくさんはできませんでした(笑)。収録されている5編の短編のうちの1本目「地獄/HELL」では実は主人公と相手役の二人を演じています。日本には一人で何役もこなす落語もありますし、実写で演じる場合にはいただけないだろう役柄だったのでチャレンジだと思い臨みました。

エリック監督は、「こうしてくれ」と言うのではなく、「いいね!」と褒めてどんどんと録り進めていくと感じでした。収録の順番を考えてくれていて、(張った声で緊張感が必要とされる)「地獄/HELL」は初めの方に収録して、(疲れてきた感じの声が必要とされる)「いとしのモンキー/BELOVED MONKEY」を終盤に収録しました。

TATUMI初日舞台挨拶別所トーク
MC:本作に登場する5編の短編の中で最も思い入れのある作品はありますか?

別所さん:エリック監督と同じなんですけど、どれか一本と言われれば「いとしのモンキー/BELOVED MONKEY」ですね。行き場がなくなった主人公の切なさにドキッとします。「男一発/JUST A MAN」や「はいっています/OCCUPIED」も人間の弱いところを赤裸々に描いていて、年を重ねてくると愛おしくなってきます。女性がどうとらえるのか、気になります。

日本の戦後の隠されていたようなことに光を当て、世界の人が評価してくれるのは日本的なところもあり、人間が共通してわかる弱さを描いているからだと思います。

MC:別所さんは辰巳先生にお会いしたことがあると思いますがどの様な方ですか?

別所さん:先生にも、奥様にお会いしています。先生は職人気質で格好良く、“男は黙って仕事”というような方でした。

MC:辰巳先生のお話が出ましたが実は本日お越しいただけませんでした辰巳ヨシヒロ先生からお手紙を預かっております。本作でアソシエイト・プロデューサーをつとめられましたFUJIFILMの山本真郷さんをお呼びしたいと思います。

山本真郷さん:本日は皆さまご来場いただきありがとうございます。辰巳ヨシヒロ先生、エリック・クー監督のお二人がこの舞台に上がりたかったと思いますが、私が辰巳ヨシヒロさんからお預かりしたお手紙を読ませていただきたいと思います。

※辰巳ヨシヒロさんからのメッセージ代読※

皆様

本日は日本での公開初日ということで、どうにか参加したかったのですが、身体の自由が利かず、残念ながら参加できなくなってしまいました。簡単ではありますがメッセージを読んでいただくことにします。

この度、角川シネマをはじめ、一般公開されることになったことを大変喜ばしく思います。
私は劇画を通じて、これまで沢山の人々との出会いや発見がありました。
想像もしなかった海外への道も開かれました。
まさに、クー監督やスタッフとの出会い、カンヌ国際映画祭の赤いジュータンを歩いたことも、すべて劇画のお蔭なのです。
劇画を全く知らなかった方も沢山いらっしゃると思いますが、本作品を通じて、少しだけ身近に感じていただけたのではないでしょうか。

最後に、クー監督、並びに映画の製作・配給に携わった関係者、そして本日ご来場いただきました皆様に深く感謝いたします。

辰巳ヨシヒロ

※会場拍手

MC:ありがとうございます。
体調を崩されているということでご来場いただけず本日は残念ですが、早く元気になって我々にまた辰巳ワールドを楽しませていただきたいと思います。

別所さん:ここに一緒に立ちたかったですね。世界で手塚治虫さんと並び称されている辰巳ヨシヒロさんの作品に携われて光栄です。

MC:実は本日辰巳ヨシヒロさんの奥様が会場にいらっしゃております。
※客席で立ちあがって会釈
ありがとうございます。
山本さん、是非本日の様子と別所さんの言葉を先生にお伝えいただければと思います。
ここで日本公開を迎えたことに対して、エリック・クー監督からもメッセージを頂戴しております、僭越ながら私が代読させていただきたいと思います。

※エリック・クー監督メッセージ代読

私が辰巳先生の作品に出合ったのは、20年以上も前のことで実にたくさんの影響を受けました。ですから、この作品は「恩返し」として「愛情」を込めて制作しました。

辰巳先生は日本の漫画界にとって極めて重要な方です映画を通じて、彼の「人生と物語」を日本のオーディエンスに、お届けできたことを大変喜ばしく思います。

「宝石」のような輝きを放つ、辰巳作品に触れることで、彼の作品を再発見してもらえればなによりです。
本日はありがとうございました。

エリック・クー

※会場拍手

MC:ありがとうございます。
TATSUMIメッセージボードではそろそろお時間となってしまいますが、辰巳先生へのメッセージを皆さんにパネルに書いてお送りするのはいかがでしょうか。

※会場拍手

MC:ありがとうございます。では、別所さんと山本さんに書いていただき、後程ロビーに会場にいらしたお客様にもメッセージを書いていただければと思います。

別所さん:わかりました、私はシンプルに「ありがとう」と書きます。

MC:それでは最後に別所哲也さんから一言いただいて舞台挨拶を終了とさせていただきたいと思います。お願いします。

別所さん:本日は早い時間から初日の初回にお越しいただきましてありがとうございます。心から感謝しています。
TATSUMI-ポスター 皆さんの中で感想を言い合いながら大きくなっていただく作品だと思います。

渡すは作品を生む側ですが、育てる側が皆さんです。本日お越しいただいてる方々が育ての親ですので、大作ではないですが、皆さんの力で作品の良さを奥行きを持って伝えて貰えればじわじわと広がっていくと思いますので、よろしくお願いします。
                            
『TATSUMI マンガに革命を起こした男』

角川シネマ新宿他にて公開中!
とっても衝撃的な作品です。

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監督:エリック・クー
原作:辰巳ヨシヒロ「劇画漂流」(青林工藝舎刊)
声の出演:別所哲也(一人六役)、辰巳ヨシヒロ
配給:スターサンズ
2011/シンガポール/96分/日本語/原題:TATSUMI 
(C)ZHAO WEI FILMS


いろいろ衝撃的『TATSUMI マンガに革命を起こした男』試写してきた


試写してきたのは、11月15日(土)公開の映画

『TATSUMI マンガに革命を起こした男』

第64回カンヌ国際映画祭・ある視点部門に正式出品され、第84回米アカデミー賞・外国語映画賞のシンガポール代表に選出されるなど世界的に高い評価を受け話題となっている作品です。

作品内容は・・

手塚治虫が嫉妬し、世界が絶賛するマンガ家辰巳ヨシヒロ。

“劇画”の名付け親、辰巳ヨシヒロが2009年手塚治虫文化賞大賞を受賞した半自伝的作品「劇画漂流」を基にシンガポールの巨匠エリック・クーが“動く漫画映画”を作り出し、強烈かつ独特な辰巳ワールドをスクリーンで表現しています。

予告編がありますので、ご覧ください。


彼の半生を描いた「劇画漂流」を基に5編の短編が挿入された本編から、象徴的な「劇画」と名付けた瞬間、手塚氏から直々に長編を書けと諭されたシーンなど彼の人生のターニングポイントを中心に切り取った予告編です。

試写の感想・・・

まず、ドキュメンタリーを漫画で描く。斬新です。

そして、底抜けに暗く、闇が広がります。

そのエピソードも一つ一つが重く衝撃的です。

今のアニメファンが見たら、直ぐ出て行くか、釘付けになるかどっちかですね。

海外では手塚治虫氏と並び称される辰巳ヨシヒロさん。

鉄腕アトムが高度経済成長の未来志向の表の表現方法なら
こちらは裏 現時点の現実を表現しています。

でも、どうして、この劇画が海外受けし解るのか?確かに発展途上国は今が経済成長期で社会の歪みがあるから受け入れやすいのか・・・・

なんにしても、シンガポールのエリック・クーさん目の付け所が凄いです。

良い作品だったのですが、

TATSUMI-ポスターただ、面白かったから観に行って!って誰に言えるかと言うと難しい。

少なくとも戦後の昭和感を知っていないと分けわかんないだろうし・・と言うことは、50か60歳以上の方??

でも、学生さんにも観ていただきたいのですけどね。

かなり偏ってはいますが、戦中戦後、高度経済成長時の日本人の1辺を観ることが出来ますので。


『TATSUMI マンガに革命を起こした男』

11月15日(土)角川シネマ新宿他全国順次公開です。

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監督:エリック・クー
原作:辰巳ヨシヒロ「劇画漂流」
声の出演:別所哲也(一人六役)、辰巳ヨシヒロ
配給:スターサンズ
2011/シンガポール/96分/日本語
原題:TATSUMI
(C)ZHAO WEI FILMS
 
 


『TATSUMI マンガに革命を起こした男』予告編・ポスター到着!


TATSUMI-ポスター 第64回カンヌ国際映画祭・ある視点部門に正式出品され、第84回米アカデミー賞・外国語映画賞のシンガポール代表に選出されるなど世界的に高い評価を受け話題となっている

11月15日(土)公開の映画

『TATSUMI マンガに革命を起こした男』

本作は“劇画”の名付け親、辰巳ヨシヒロが2009年手塚治虫文化賞大賞を受賞した半自伝的作品「劇画漂流」を基にシンガポールの巨匠エリック・クーが“動く漫画映画”を作り出し、強烈かつ独特な辰巳ワールドを見事にスクリーンで表現しています。

そして本作の予告編・ポスタービジュアルが到着いたしましたのでご紹介!



手塚治虫が嫉妬し、世界が絶賛するマンガ家辰巳ヨシヒロ。
彼の半生を描いた「劇画漂流」を基に5編の短編が挿入された本編から、象徴的な「劇画」と名付けた瞬間、手塚氏から直々に長編を書けと諭されたシーンなど彼の人生のターニングポイントを中心に切り取った予告編です。

時代の闇に切り込み、海外では手塚氏と並び称された辰巳ヨシヒロ。彼の生きてきた時代がシンガポールの巨匠エリック・クーの手で動くマンガとして蘇る興味深い予告編となってます。

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『TATSUMI マンガに革命を起こした男』

11月15日(土)角川シネマ新宿他全国順次公開
監督:エリック・クー
原作:辰巳ヨシヒロ「劇画漂流」
声の出演:別所哲也(一人六役)、辰巳ヨシヒロ
配給:スターサンズ
2011/シンガポール/96分/日本語
原題:TATSUMI 
(C)ZHAO WEI FILMS
 
 


コメント続々!『TATSUMI マンガに革命を起こした男』公開日決定!


第64回カンヌ国際映画祭・ある視点部門に正式出品され、第84回米アカデミー賞・外国語映画賞のシンガポール代表に選出されるなど世界的に高い評価を受け話題となっている

映画『TATSUMI マンガに革命を起こした男』

の公開日が11月15日(土)に決定いたしました。

TATSUMI-マンガに革命を起こした男
TATSUMI マンガに革命を起こした男2本作は“劇画”の名付け親、辰巳ヨシヒロが2009年手塚治虫文化賞大賞を受賞した半自伝的作品「劇画漂流」を基にシンガポールの巨匠エリック・クーが“動く漫画映画”を作り出し、強烈かつ独特な辰巳ワールドを見事にスクリーンで表現しもの。

海外メディアからも高く評価されていますが日本公開の決定を受け、ちばてつや氏、さいとう・たかを氏、モンキー・パンチ氏ら日本を代表する漫画家の方々から激賞の声が続々と到着しております。


ニューヨークタイムス紙
★★★日本の最も重要なビジュアルアーティストの一人

スクリーン誌
★★★当時にあって革新的で、今なお激しいエネルギーをもつ、人の闇を描いた物語


ハリウッド・レポーター
★★★魅力的で、究極に感動的なトリビュート作品

ちばてつや(日本漫画家協会理事長)「あしたのジョー」
辰巳ヨシヒロ氏は戦後まもなくの日本のマンガ界に荒々しくも鋭い、そして超リアルな新たしい表現の波を起こした劇画作家の1人だ。今では世界中のコミック界にも大きな影響を与え続けている「劇画」。辰巳氏の草創期を知らなければ、現代のコミック、アニメーション、マンガの世界は語れない。

さいとう・たかを(劇画家)「ゴルゴ13」
日本の映画関係者が辰巳作品を消化できないからといって、海外の映画人にゆだねるのはファンとして本当に情けなく思う。

モンキー・パンチ(漫画家)「ルパン三世」
とんでもないアニメに出会った。間違いなく。ここ当分は同じ漫画家である僕の脳裏から離れそうもない過激で挑戦的な劇画アニメだ

つげ義春(マンガ家)「ねじ式」
日本のマンガ&アニメ文化が欧米圏にカルチャーショックを与え続けている。その普及活動の先導者の一人である辰巳作品が、
この度シンガポールでアニメ化されたことは、アジアにもショックが波及した証しであり、今後の辰巳さんの活躍はさらに期待されるのではないだろうか。

土山しげる(漫画家)「喰いしん坊!」
神様手塚先生に憧れた少年の、もう一つの「まんが道」だ!!

手塚能理子(青林工藝舎「アックス」編集長)
日本マンガ界が世界に誇る「劇画」の源流がシンガポールに届いたこの瞬間、またマンガの歴史は変わっていくだろう。辰巳ヨシヒロ氏の功績はとまるところを知らない。

うえやまとち(マンガ家)「クッキングパパ」
ドロドロと暗くせつなく悲しい物語。何でもきれい事でゴマかしてしまおうとする今の時代にしっかり警鐘を鳴らす貴重な映画!!

みなもと太郎(漫画家、マンガ研究家)「風雲児たち」
マンガ界の変革者でありながら、長らく果実を手にする事のなかった悲劇の男、辰巳ヨシヒロを今、世界がようやく注目する時が来た!!

里中満智子(マンガ家)「アリエスの乙女たち」
画面のすみずみから昭和の息づかいが伝わってくる。アニメの可能性は無限だと改めて気づかされた。

木村直巳(マンガ家)「イリーガル」
煌々たる戦後日本コミックの一翼を担った「劇画家」は、ただ独り超然と、今もなおエキセントリックなのだ!

感動も、哀しみも、屈辱も、全て彼がマンガに持ってきた。
“劇画”を生み出した、辰巳ヨシヒロの半生。
世界が認め、手塚治虫が嫉妬した「劇画」の世界。

日本人が知らない劇画ゴッド・ファーザー辰巳ヨシヒロの歩んできた道のりとその時代背景が半自伝的作品「劇画漂流」を基にスクリーンで明かされる。

『TATSUMI マンガに革命を起こした男』

11月15日(土)角川シネマ新宿ほか全国順次公開!
公式HP: tatsumi-movie.jp

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【作品情報】
今、我々は日本が世界に誇るこの才能を、無視してはいけない。

終戦直後の日本。マンガを描くことが大好きだった辰巳ヨシヒロ少年は、憧れの手塚治虫に会い談笑したその日から、マンガ家になることを心に決める。

TATSUMI マンガに革命を起こした男1彼の情熱は、すぐに出版社に認められ、貧しい家計を支える重要な手段となっていく。マンガ家として順調なスタートを切った辰巳だったが、当時のマンガは子供向けの笑いの要素が中心の可愛らしいものが中心。辰巳はマンガのあり方に疑問を感じながら、さらなる可能性を見出していた。

そして1957年、22歳の辰巳は、大人に向けた内容と表現としてのマンガの手法を確立し「劇画」と名づける。写実的な描写と動きのあるコマ割りで映画のようなダイナミズムを表現した彼の作品は後の劇画ブームの火付け役となっただけでなく、現在の青年漫画に多大な影響を与えることとなった。

TATSUMI マンガに革命を起こした男
彼の生み出す作品は、
コミカルに描かれていた従来の漫画とは一線を画し、時事問題や、社会情勢を反映させながら不条理ともいえる展開が見る者に衝撃を与えた。日本の漫画界においてこれほどまでの変革を担ってきた重要な人物辰巳とその作品に、なぜ光があたらなかったのか。

彼の半自伝的作品ともいえる「劇画漂流」を基に、その苦悩と才能が紐解かれる。

監督:エリック・クー
原作:辰巳ヨシヒロ「劇画漂流」
声の出演:別所哲也(一人六役)、辰巳ヨシヒロ
配給:スターサンズ
2011/シンガポール/96分/日本語/原題:TATSUMI 
(C)ZHAO WEI FILMS