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映画『私は絶対許さない』ニース国際映画祭脚本賞受賞


映画情報どっとこむ ralph テアトル新宿で4月7日より2週間のレイトショー公開予定が、性被害に対する社会の関心の高まりもあってか、上映をモーニング時間帯にも拡大し、現在テアトル新宿での上映は6週目に突入してロングランヒットとなっている映画『私は絶対許さない』が、フランスのニース国際映画祭で脚本賞を受賞しました!

脚本は、寺島しのぶがベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した『キャタピラー』(監督:若松孝二)の共同脚本や『花芯』(監督:安藤尋)、『四十九日のレシピ』(監督:タナダユキ)等の黒沢久子さんが担当し、ニース国際映画祭の授賞式では、渡仏していた和田秀樹監督が、代理でトロフィーを受け取りました。

和田秀樹監督 受賞コメント
本作が海外の人にわかってもらえるか不安でしたが、脚本賞という形でストーリーが評価されたのはとてもうれしいです。黒沢久子さんの力量は当然ですが、自分の半生をさらけ出してくれた雪村葉子さんにもこの賞をささげたいです。

映画情報どっとこむ ralph 映画『私は絶対許さない』

主人公の葉子役は、整形後を、数々のミスコンを経て、注目度NO.1のグラビア女優として活躍が期待されている平塚千瑛(ひらつかちあき)が、集団レイプに遭う学生時代を、NHK大河ドラマ「西郷どん」にも出演した西川可奈子がW主演で演じ、隆大介、佐野史郎が出演している。

主題歌「迷宮」は元SKE48の出口陽が担当している。


公式サイト:
http://watashihazettaiyurusanai.com/

Twitter:
@watashihazettai

東北地方の田舎で育った中学3年生の葉子(西川可奈子)は、メガネに化粧っ気のない素朴な女の子。
厳格な父(友川カズキ)と、女々しく意地悪な母(美保純)と、優しいがどこか他人事の様に接する祖母(白川和子)と、小さな弟と妹に囲まれて平凡に暮らしていた。

あの日までは……。

***********************************

出演:平塚千瑛、西川可奈子、美保純、友川カズキ、白川和子、吉澤健、三上寛、奥野瑛太、原奈津子、立山咲里、川瀬陽太、南美希子、児島美ゆき、東てる美、隆大介、佐野史郎 ほか

製作総指揮・監督:和田秀樹
原作:雪村葉子(ブックマン社)
脚本:黒沢久子 

プロデューサー:小林良二
ラインプロデューサー:大原盛雄
撮影監督:高間賢治
照明:上保正道
録音:植田中 編集:太田義則 音楽:三枝成彰
制作・配給:緑鐵
配給協力:渋谷プロダクション
製作:「私は絶対許さない」製作委員会

主題歌:出口陽「迷宮」

©「私は絶対許さない」製作委員会  2018/DCP/5.1ch/119min/R18+


平塚千瑛、西川可奈子 ら登壇。出口陽が主題歌を歌唱!『私は絶対許さない』初日舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph 15歳の元日に集団レイプに遭い、加害者の男たちへの復讐だけを胸に生きてきたという雪村葉子による衝撃的な手記(ブックマン社刊)を、精神科医の和田秀樹監督が映画化した映画『私は絶対許さない』。

映画『私は絶対許さない』の初日舞台挨拶が行われ、W主演の平塚千瑛さんと西川可奈子さん、友川カズキさん、本作で劇場映画復帰の隆大介さん、佐野史郎さんが登壇して行われ、出口陽(元SKE48)さんが主題歌歌唱しました!

日時:2018年4月7日(土) 
場所:テアトル新宿
主題歌ギター演奏:近藤薫
登壇:平塚千瑛、西川可奈子、友川カズキ、隆大介、佐野史郎、出口陽(主題歌/元SKE48)、和田秀樹監督

映画情報どっとこむ ralph 本作で映画初主演を務めた
平塚さん:雪村葉子さんが見たままの世界なので、最後まで皆様の目で観ていただければと思います。

西川さん:本作への出演で、性犯罪について改めて考えさせられる機会をいただきました。演者として、葉子さんのメッセージを作品を通してどんどん世に発信していけたらと思います。皆様からも一言でも世にお伝えいただければと思います。

との挨拶からイベントはスタート。続けて

隆さん:この場をお借りして、お詫びしたいと思います。3年前に不祥事を起こしました。その節はお騒がせしまして申し訳ございませんでした。映画は、社会的な意義深い作品だと思っています。この役で、和田組に参加できたことを俳優として誇りに思います。

佐野さん:何よりもこの2人の体当たりの演技は、頭が下がるばかりです。性犯罪を扱った映画ではありますけれど、もっと大きい暴力そのものについて描いた映画ではないかと受け止めています。

出口さん:映画の主題歌を歌わせていただくのは初めてで、光栄なことだと思っています。音楽を通して、この作品の良さをたくさんの方に届けていきたいなと思います。

と挨拶。

映画情報どっとこむ ralph 「本作は、15歳の元日に集団レイプに遭い、加害者の男たちへの復讐だけを胸に生きてきたという雪村葉子さんの手記の忠実な映画化ですが、原作を読んで、映画化したいと思った理由についてお教えください」と聞かれ

和田監督:日本では、トラウマとは、レイプの後PTSDになり、悪夢を見るとか、多重人格になるだとかそういう通り一辺倒な捉え方をする映画・ドラマが多いけれど、トラウマは時間の連続性を断ち切ってしまう怖さがあるし、自分が被害者なのに、自分が落ちた人間になってしまったかかのような感覚を持ってしまって、意外にレイプの被害者が風俗の世界に入るだとか、AVの世界に入ることが多いとか聞いていた。すると、『もともと(セックスが)好きだったんじゃないか』と言われ、さらに傷ついていくとある程度見聞きしていたものですから、この手記に出合って、納得できるものがありました。

と語った。

「主演のお二人は、レイプシーンなどで体当たりの演技を披露されていますが、本作は、主人公の見た目で撮影されていて、お二人は演技をしていても、あまりスクリーンに映りません。それでも本作に出演したいと思った本作の魅力はどこにありましたか?」と聞かれ

平塚さん:まずは実話であることです。あと、境遇に負けずに戦いながら生きてきた生き方そのものが、生きる強さを教えてくれていると思いました。雪村葉子さんに魅力を感じました。

西川さん:雪村葉子さんの内側、世界観を映し出す主観撮りならではの臨場感や目に映る生々しさは主観撮りならではと思いました。撮影中、監督の演出に妥協が全くなかったので、監督が思いをぶつけた作品というところも魅力だと思います。

と語った。

映画情報どっとこむ ralph 役作りに関しては、

平塚さん:私自身は性犯罪のトラウマを知らないので、本も読んだんですが、原作の雪村さんご自身に会わせていただき、聞いたことを役作りの参考にさせていただきました。昔の傷をえぐってしまうんですけれど、私たちのためになるのなら、と心情を話してくださったので、何が何でも私たちが再現しないと、という気持ちになりました。

と語り、

西川さん:事件に遭ってからもう1人の人格が現れるので、同じ自分でも違う人格の使い分けを意識しながら役作りに励みました。

と話した。主人公に厳しく当たるお父さん役の友川さんは、
友川さん:私の役は、インテリで東北の大学を出た大地主の役です。私は高卒で学歴もないので、ちょっと演技力はいりましたけれど!(笑)殴ることが威厳だと勘違いしている父親なので、そんなに難しかったです。ただ、私自身気が小さいものですから、スタッフや共演者の方に迷惑をかけられない。特に白川和子さんは怒ったら怖そうだから、一つ間違えたら大変とスタッフとセリフの練習をしました。

と話し、再度会場を笑わせた。

映画情報どっとこむ ralph 歌手の友川さんは、

友川さん:今日”主観撮影”だと初めて知った。怖くて一生懸命やっただけです。

と天然ぶりを発揮して、会場は笑いの渦に!

和田監督:(主観撮影なので友川さんは)カメラマンに向かって殴るので、カメラマンの方が強いと言っていた。

とエピソードを話した。

「友川さん、美保純さん、白川和子さんが演じる主人公の両親とおばあさんのシーンを絶賛していらっしゃいましたが、どう素晴らしかったのでしょうか?」と聞かれ

佐野さん:いーっすよ!僕も暴力的なシーンは随分やってきましたけれど、友川さんもすごすぎて。

と話した。

隆さん:20年後のシーンのことを思うと、彼女に援助交際を申し込んだ時、所詮やくざ者だから、下心を持ったまんまでいいのではないかと思いまして、一つ一つの場面を彼女と楽しむということに徹するようにしました。

と話した。

整形後の主人公と結婚する雪村役の佐野さんは、「主観撮りなので、あえて棒読みにしたとお聞きしましたが、どういうお考えからだったのですか?」と聞かれ、

佐野さん:見ている人に見えているものと実際に起こっていることの差がすごくあるんじゃないかなと思っていて、優しいつもりで言ったことが、どういうつもりで言ったかは別として、受け止め方によって事実が正反対にもなってしまう。自分の”つもり”は入れないで、葉子が見ている風に聞こえればなと思いました。

と話した。

映画情報どっとこむ ralph そして主題歌『迷宮』を、作曲者の近藤薫さんと特別セッションで歌う出口さんは「どのような想いを込めて、歌われますか?」と聞かれ、

出口さん:人が辛いことや悲しいことからどうしても目を背けたくなるものだと思います。私はこの作品を見て、主人公の女性がどんな暗闇の中でも生きていこうという想いを感じて、勇気をもらいました。その想いを込めて精一杯歌います。



最後に・・・

和田監督:編集の太田さんは、北野たけしさんの映画をずっと手がけられた方なんですけれど、つなげてみた時に自分からすると、とても好きな映画に仕上がりました。主観で撮っている映画だけれど、観客の方がこの人の世界に入ってどう感じるかは、一人ひとり違う作品だと思います。この世界に入り込める映画だと思うので、最後まで御覧ください。

と挨拶した。


本作はインドのノイダ国際映画祭で審査員特別賞を受賞したほか、5月に開催されるフランスのニース国際映画祭では、最優秀外国語映画賞、監督賞、脚本賞、音楽賞にノミネートしており、ドイツのハンブルグ映画祭にも正式出品が決定しています。


映画『私は絶対許さない

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東北地方の田舎で育った中学3年生の葉子(西川可奈子)は、メガネに化粧っ気のない素朴な女の子。
厳格な父(友川カズキ)と、女々しく意地悪な母(美保純)と、優しいがどこか他人事の様に接する祖母(白川和子)と、小さな弟と妹に囲まれて平凡に暮らしていた。

あの日までは……。

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出演:平塚千瑛、西川可奈子、美保純、友川カズキ、白川和子、吉澤健、三上寛、奥野瑛太、原奈津子、立山咲里、川瀬陽太、南美希子、児島美ゆき、東てる美、隆大介、佐野史郎 ほか

製作総指揮・監督:和田秀樹
原作:雪村葉子(ブックマン社)
脚本:黒沢久子 

プロデューサー:小林良二
ラインプロデューサー:大原盛雄
撮影監督:高間賢治
照明:上保正道
録音:植田中 編集:太田義則 音楽:三枝成彰
制作・配給:緑鐵
配給協力:渋谷プロダクション
製作:「私は絶対許さない」製作委員会

主題歌:出口陽「迷宮」

©「私は絶対許さない」製作委員会  2018/DCP/5.1ch/119min/R18+


主人公の葉子役の15歳から整形までを演じた西川可奈子インタビュー到着!映画『私は絶対許さない』


映画情報どっとこむ ralph 雪村葉子さんによる衝撃的な手記(「15歳で集団レイプされた私が、風俗嬢になり、さらに看護師を目指した理由」ブックマン社刊)を、精神科医の和田秀樹監督が映画化した映画『私は絶対許さない』は、4月7日(土)よりテアトル新宿、4月14日(土)より名古屋・シネマスコーレで公開となりなす。

今回、主人公の葉子役の整形前までを演じた西川可奈子さんのオフィシャルインタビューが到着しましたのでご紹介!

西川さんには、15歳で集団レイプされてからの半生について出版された原作者の雪村葉子さんご本人とお会いした際のお話や、POV撮影だからこそのカメラマンさんとの撮影のエピソードなどお話していいただいてます。

映画情報どっとこむ ralph Q.最初に脚本を読んだ時の映画全体と主人公の葉子さんについての感想はいかがでしたか?

西川さん:「これが実話なの!?」という衝撃が一番強かったです。事件があった後に一緒に乗り越えてくれる、人の支えや助けが1つでもあればその後の人生は180度違っていただろうと悔しく思いました。葉子さんは、事件後に受けたセカンドレイプによって、更に傷つきますが、でもそれと共に自分で何とか生きていこうとするその芯の強さに私は驚かされましたね。

Q. 本作ではヌードシーンやレイプシーンなどがあり、出演するのにガッツがいる作品だったかと思いますが、オーディションに応募することにした理由はどこにありましたか?

西川さん:やはり衝撃的な実話ということと、メッセージ性が強い作品だったことです。世界的に問題視されているテーマを作品を通して世に伝えていけるというのは演者として幸せな事です。オーディションを受ける事に一切迷いはありませんでした。責任のあることはやらなきゃいけないし、やりたいと思いました。


Q.役作りはどのようにされたのですか?

西川さん: 家庭環境からして、気持ちを外に出すというよりは、出したくても出せず普段から常に我慢している子なんだろうな、ということを意識するようにしました。爪をいじったり、噛んだり、そういったことも意識してやってました。主観撮りで映っていませんが。(笑)


Q.原作者の雪村葉子さんにお会いしたと聞きましたが、どのような話をしましたか?

西川さん: 葉子さんには、作品のためにと思ってグイグイと聞きました。実際にレイプされた時の様子も聞きました。記憶は半分ないとのことでしたが。葉子さんに対する母親の仕打ちが理解できなかったので、家族の関係性とかも聞いたりしました。また、レイプに遭ったにも関わらず自ら風俗の道に行った理由なども聞きました。どの質問に対しても快く真剣に答えて下さいました。雪村さんは集団レイプシーンの撮影にも立ち会われてたんです。フラッシュバックしないかと心配になりましたが、それどころか逆に「この役を引き受けてくださって、本当にありがとうございます」と感謝してくださいました。嬉しかったですね。

映画情報どっとこむ ralph Q.和田秀樹監督とはどのような話をしましたか?

西川さん:役者の意見を尊重してくださる方です。「このセリフはなかなか声に出して言うのは難しいんですけど」だとか、「リアルだったらこういう反応になってしまうんですけど」と相談すると、「あなたがそう感じて、そう思うのならそれでやってみてください。」と私の気持ちを大切に汲んでくださいました。

Q.同じ葉子役の整形後を演じた平塚さんとはどのような話をしましたか?

A. 原作者の葉子さんの想いについては一緒にご本人に直接聞いているので、二人で多く語らなくても「今伺った葉子さんの想いを忠実にそして共に、この作品にぶつけたい」という気持ちは共通していましたし、お互いこの作品にかける思いは強く持っていました。少しでも作品に反映されていたら嬉しいですね。

Q.この役を演じる上で、一番難しかったところはどこですか?

西川さん:(ほぼ主観撮りなので、)映らないからこそ、セリフや映る範囲内での動きだけで伝えなくてはいけなくて…。普通の撮影とは全く違いすぎて、撮られ方、お芝居の仕方にも慣れるまで時間がかかりました。


映画情報どっとこむ ralph Q.POV撮影に臨んだカメラマンの高間賢治さんとはどのような話をしましたか?

西川さん:一心同体にならないと成立しなかったので、念入りに打ち合わせをしました。段取りで、「私はここでこういう気持ちになって俯くと思うんです」だとか、「ここで立ち止まって、ゆっくり動こうと思います」みたいな打ち合わせをしないと、気持ちが映像に反映されないので。慣れてくると不思議とお互いの動きがわかってくるようになるんですよね。スムーズに一発OKで撮れた時は二人でテンションが上がりました。オールアップ後の高間さんとの熱い握手は忘れられません。

Q.愛人役の隆大介さんとの共演はいかがでしたか?

西川さん:初めましてだったんですけれど、撮影前からフランクに話してくださって、強面なお顔からは想像できないくらいとっても低姿勢で楽しい方でした。会って間もなく自然と二人の関係ができあがりました。いや、自然ではなく隆さんがその空気感を作ってくださったんですね、きっと。「俺に任せてくれれば大丈夫だよ」という安心感があり、緊迫している現場でもなんかほっとできました。それがそのまま葉子と早田として映ればいいなと思いました。早田の存在は、葉子にとって唯一の救いの部分であったように、隆さんは私にとって、とても心強い存在で、芝居に対する姿勢など見習うべきところが沢山ありました。


Q. 特にお気に入りのシーンはありますか?

A 走るにも一人で走るのではなく、カメラマンの高間さんと走るので、雪の中を走るシーンは本気でこけまくりましたし、高間さんの足にもぶつかりますし、もう寒いどころではなかったです。何度も走りましたけれど、画的にも素晴らしく、お気に入りのシーンです。

Q. 他に、撮影中のエピソードはありますか?

西川さん:冒頭の拉致される駅のシーンですが、ロケハンの時は一面雪だったそうですが、当日雪が全然なくて大慌てでした。もう必死でスタッフさんと地元の方の協力で、隣の富山県などからトラックで雪を運んできて下さり、それを見える範囲全てに敷き詰めて下さいました。その作業中、スタッフの方に「みんな君のためにやっているんだよ」って言われたんです。感謝の気持ちと共に、背筋がピンと伸びました。何がなんでも成功させなきゃという思いが込み上げてきましたね。

Q. 読者の方にメッセージをお願いいたします。

西川さん:ほぼ主観撮りにチャレンジしている映画はなかなかないと思います。リアルに映し出された距離感や、音だとか、見えるもの全てが葉子さんの経験した世界です。葉子さんの感じた恐怖や怒りや籠った形容しがたい色んな想いというのはDVDでは伝わりきらないと思います。ぜひ映画館でご覧下さい!

映画情報どっとこむ ralph 監督は精神科医の和田秀樹。

脚本には、『キャタピラー』(監督:若松孝二)の共同脚本や『花芯』(監督:安藤尋)、『四十九日のレシピ』(監督:タナダユキ)等の黒沢久子。

撮影監督には、『ラヂオの時間』で日本アカデミー賞優秀撮影賞を受賞した高間賢治、音楽には、2008年プッチーニ国際賞を日本人で初受賞した世界的音楽家・三枝成彰、編集にはほとんどの北野武作品を手がけ、日本アカデミー賞最優秀編集賞を受賞した太田義則など、実力派が集結しました。

本作は主人公目線ですべてが撮影される主観(POV)撮影で、よりリアルにレイプシーンなどを描いており、精神科医ならではのトラウマを描く新感覚社会派エロス作品です。

映画『私は絶対許さない

4月7日(土)よりテアトル新宿、4月14日(土)より名古屋・シネマスコーレ

公式サイト:
http://watashihazettaiyurusanai.com/

Twitter:
@watashihazettai

【STORY】
東北地方の田舎で育った中学3年生の葉子(西川可奈子)は、メガネに化粧っ気のない素朴な女の子。
厳格な父(友川カズキ)と、女々しく意地悪な母(美保純)と、優しいがどこか他人事の様に接する祖母(白川和子)と、小さな弟と妹に囲まれて平凡に暮らしていた。あの日までは。

過去記事:平塚千瑛さんのインタビュー
http://eigajoho.com/102781


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出演:平塚千瑛、西川可奈子、美保純、友川カズキ、白川和子、吉澤健、三上寛、奥野瑛太、原奈津子、立山咲里、
川瀬陽太、南美希子、児島美ゆき、東てる美、隆大介、佐野史郎 ほか

製作総指揮・監督:和田秀樹
原作:雪村葉子(ブックマン社)
脚本:黒沢久子
プロデューサー:小林良二
ラインプロデューサー:大原盛雄
撮影監督:高間賢治
照明:上保正道 録音:植田中
編集:太田義則 音楽:三枝成彰
制作・配給:緑鐵
配給協力:渋谷プロダクション
製作:「私は絶対許さない」製作委員会
主題歌:出口陽「迷宮」
©「私は絶対許さない」製作委員会


主人公の葉子役の平塚千瑛インタビュー到着!映画『私は絶対許さない』


映画情報どっとこむ ralph 雪村葉子による衝撃的な手記を精神科医の和田秀樹監督が映画化した映画『私は絶対許さない』の主人公の葉子役の平塚千瑛(ひらつか・ちあき)さんのオフィシャルインタビューが到着しました。

平塚さんには、映画で初めて脱いだシーンについてや、原作者の雪村葉子さんご本人とお会いした際のお話や、夫役の佐野史郎との共演の感想、隆大介さんと東てる美さんのリアルな演技を本当の喧嘩と間違えた通行人が止めに入ったエピソードなどをお聞いています。

Q. 本作の脚本はどのタイミングで読んだのですか?

A. オーディションを受けた後にすぐ原作を読みました。読み終わった後に、「この役は私が絶対やりたい!」と思っていたところに、合格の通知が来て、すぐ脚本を頂きました。

Q. 最初に原作・脚本を読んだ時の映画全体と葉子役についての感想はいかがでしたか?

A. 原作の雪村葉子さんは、考えられない程色々な経験をされています。「全身整形をしたから自信を持って強くなった」と捉える方もいらっしゃるんですけれど、私はそうじゃないと思っています。葉子さんは、小さい頃から厳格な父の下で育ったこともあり、誰も味方になってくれないという状況は、レイプ事件の際に始まったことではなく、元々どこかで自分で自分を守らなくてはいけないという場面に何度も遭遇して生きてきた方だと思うんです。なので、一人の女性としても、一人の人間の生き方としても、雪村さんの強さにはすごく共感できます。


Q. 本作ではヌードシーンや濡れ場などがあり、出演するのにガッツがいる作品だったかと思いますが、オーディションに応募することにした理由はどこにありましたか?

A. 写真集を出させていただいた後にオーディションの話が来まして、マネージャーさんと話し合った中で、「脱ぐものであったら、社会派の映画がいい」という理想がありました。「実話を元にした、共感を得られるこの作品であれば、ぜひ私を使って頂きたい」という想いがあったので、今回の映画には迷いがなく、むしろちょっと前のめりで、「ぜひお願い致します」と言ったくらい、挑戦させて頂きたい役でした。この映画で今までの自分の殻を破れてよかったなと思います。


映画情報どっとこむ ralph Q. 精神科医でもある和田秀樹監督とはどのような話をしましたか?

A. SMのシーンは「鬼の形相でやってくれ」と一言だけ頂きました。わからない時は監督や原作の雪村葉子さんにアドバイスして頂いて撮影を進めていくことができました。私の感性で自由にやらせて頂いたと思います。

Q. 原作者の雪村さんとはどのような話をしましたか?

A.クランクイン前にご挨拶させて頂いて、その後も現場に何度か足を運んで下さったので、わからない心情等を聞く機会を頂けました。そんなこと聞いていいのかなと言うようなこともお聞きしました。本当に雪村さんは、とても性の被害に遭われたとは思えないような太陽みたいな方で、場を和ませてくださいました。ニコニコしながら、「なんでも聞いて」と言って下さる方だったので、恐縮しました。

Q. 役作りはどのようにされたのですか?

A. 雪村さんの実体験を聞いたり、何回も原作の本を読んだりしました。また、トラウマを抱えている方の、一人でいる時と、そうでない時の振る舞い方を専門誌を読んで勉強しました。

Q. 同じ役の整形前を演じた西川可奈子さんとはどのような話をしましたか?

A. (原作の雪村さんが、15歳の時の自分が話しかけてくるように感じた言葉を、実際に15歳の役を演じた西川さんが演じて、葉子役2人が画面に映る)客観撮りもあるので“今の私”、“過去の私”という接点の中で、西川さんともお話をしたんですけれど、過去の葉子と今の葉子で癖や所作などは統一した方が良いという話になり、お箸の持ち方は統一しました。色々考えた結果、客観撮りをする意味というのは、過去の自分との対立というか、西川さん(過去の自分)を見て睨んだと思ったら、急に笑っちゃうシーンもあったので、何の打ち合わせもせず、自身の葉子でいいんだろうな、という結論にお互い辿り着きました。完成した作品を観た時に、これで良かったんだなと思いました。


映画情報どっとこむ ralph Q. この役を演じる上で、一番難しかったところはどこですか?

A. 全部が難しかったです。(ほぼ全編主観撮りなので)声だけの出演が多く、なおかつ私は自分の声があまり好きではなくコンプレックスなので、声での演技という部分で劣等感を感じていました。けれど、今後に活かせる、学べるいい機会でした。難しいことはたくさんあったんですけれど、女優としてこれからの自分を考えたらプラスしかなかったです。風俗のシーンでの初めての脱ぎの場面だとか、脱ぐということに関しては私は多分大丈夫だろうと思っていた部分があったんですけれど、脱ぐだけでなく、「脱ぐ+演技+触られる」というものが入ると、私が思い描いていた演技では到底太刀打ちできないという壁にぶつかって、ショックも受けました。現場で放心状態になり涙が止まらなかったこともあります。皆さんが支えて下さったので、本当に皆さんのお陰で出来た事に感謝しています。


Q. POV撮影に臨んだカメラマンの高間賢治さんとはどのような話をしましたか?

A. 私は(ほとんどカメラに映らないながら)演技はしているんですけれど、相手役の俳優さんにカメラを見て演技をして頂かなくてはいけないのに、私が目を見てしまうと、俳優さんも私の目を見てしまうんです。それを避けるために、テイクを重ねました。高間さんは見事に私と同じ動きをして下さいました。私は基本は鏡越しだとか客観のカットにしか映らないけれど、洋服とか爪とかメイクを毎シーンばっちりして頂いていたので、高間さんはちょっとでも、私の服の端っこでも映るようにと考慮して撮って下さり大変感謝しています。

Q. 夫役の佐野史郎さんとの共演はいかがでしたか?

A. 刺激的でした。実力派個性派俳優さんなんですけれど、目が全然笑っていなかったり、「どこからその声を出しているんだろう」と、ゾクゾクしました。雪村さんの旦那さんも本当にこういう顔をしていたんだろうなと思わせて下さり、演じている時は一気に引き込まれました。佐野さんがお相手で本当に良かったです。


Q他に、撮影中のエピソードはありますか?

A. サービスエリアで隆大介さんと東てる美さんが喧嘩するシーンがあるんですけれど、「よーい、スタート」という声が掛かってから喧嘩を始めたのに、サービスエリアに来ていたお客さんが止めに入ったんです!私はそういう場面に出くわしたことがなくて、サービスエリアのお客さんが止めに入るような本物の演技を目の当たりにした衝撃で、「これが演技なんだ!私もこういう風にならなきゃいけないんだ!私もこの方々の背中を追わなくてはいけないんだ!」と心から思いました。スタッフが「撮影なんで、撮影なんで」と言っても止めてたんです!ああいう場面に直面した事が今後の私の財産になると思います。

SMのシーンは、本物のSM女王様が指導してくださって、3〜4時間で歩き方、鞭、ロウソク、聖水を教えて頂きました。「筋がいい」と言われちゃって。(笑)私は教えられたことをやっただけなので、教え方が上手だったんだと思います。M男役の俳優さんが非常にお上手で私のプレイを受け止めて下さいました。彼がこのシーンには大変重要な役割を果たしていると思います。

Q. 読者の方にメッセージをお願い致します。

A. この映画は、冒頭から大変ヘビーなストーリーで、目を覆いたくなるようなシーンが飛び込んで来ます。大スクリーンで、あの音響で観て頂きたいです。男性でも女性でも、本当に自分がレイプに遭っているというのを体感して頂かないと、主観撮りの意味がなくなってしまうと思います。この映画は、VRの体験に近いのではないかと思います。家で観たら、恐らく早送りや止めることもできるんですけれど、映画館というあの空間の中でぜひ雪村葉子さんの壮絶な半生を知って頂きたいと思います。ぜひ映画館でご覧ください!

映画情報どっとこむ ralph 監督は精神科医の和田秀樹。
脚本には、寺島しのぶがベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した『キャタピラー』(監督:若松孝二)の共同脚本や『花芯』(監督:安藤尋)、『四十九日のレシピ』(監督:タナダユキ)等の黒沢久子、撮影監督には、『ラヂオの時間』で日本アカデミー賞優秀撮影賞を受賞した高間賢治、音楽には、2008年プッチーニ国際賞を日本人で初受賞した世界的音楽家・三枝成彰、編集にはほとんどの北野武作品を手がけ、日本アカデミー賞最優秀編集賞を受賞した太田義則など、実力派が集結しました。

本作は主人公目線ですべてが撮影される主観(POV)撮影で、よりリアルにレイプシーンなどを描いており、精神科医ならではのトラウマを描く新感覚社会派エロス作品です。

映画『私は絶対許さない

4月7日(土)よりテアトル新宿、4月14日(土)より名古屋・シネマスコーレ

公式サイト:
http://watashihazettaiyurusanai.com/

Twitter:
https://twitter.com/watashihazettai

【STORY】 
東北地方の田舎で育った中学3年生の葉子(西川可奈子)は、メガネに化粧っ気のない素朴な女の子。
厳格な父(友川カズキ)と、女々しく意地悪な母(美保純)と、優しいがどこか他人事の様に接する祖母(白川和子)と、小さな弟と妹に囲まれて平凡に暮らしていた。あの日までは。

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出演:平塚千瑛、西川可奈子、美保純、友川カズキ、白川和子、吉澤健、三上寛、奥野瑛太、原奈津子、立山咲里、
川瀬陽太、南美希子、児島美ゆき、東てる美、隆大介、佐野史郎 ほか

製作総指揮・監督:和田秀樹 
原作:雪村葉子(ブックマン社) 
脚本:黒沢久子 
プロデューサー:小林良二
ラインプロデューサー:大原盛雄
撮影監督:高間賢治
照明:上保正道 録音:植田中
編集:太田義則 音楽:三枝成彰
制作・配給:緑鐵
配給協力:渋谷プロダクション 
製作:「私は絶対許さない」製作委員会
主題歌:出口陽「迷宮」
©「私は絶対許さない」製作委員会


『私は絶対許さない』佐野史郎及び「POV撮影」高間賢治撮監のコメントが到着


映画情報どっとこむ ralph 精神科医の和田秀樹監督が映画化した映画『私は絶対許さない』は、先日インドのノイダ国際映画祭で審査員特別賞を受賞したばかり。

本作は主人公目線ですべてが撮影される完全主観撮影で、よりリアルにレイプシーンなどを描いていて、精神科医ならではのトラウマを描く新感覚社会派エロス作品。

この度、佐野史郎さん及び「POV撮影」に挑戦した撮影監督の高間賢治さんのコメントが到着しました。


雪村役・佐野史郎さんからのコメント

精神科医である映画監督和田秀樹さんは、いったいどのように原作者、雪村葉子さんの過酷な実体験を読み解くのだろう?という、診察室に招かれるような気持ちで作品に臨んだ。と同時に、シナリオが若松孝二監督作品『キャタピラー』の脚本、黒沢久子さんゆえ、若松監督であればこの世界を現在どのような姿勢で世に問うのだろう?とも想像した。主人公の主観で描かれる世界は「何が起きていたか」という事実と、「どう見えていたか」という記憶の再構成による物語が錯綜しているかのようだ。 事実がどうであり、交遊した人物、家族が実際にどのようであったかはわからなくとも、観たいもの、観たくはなかったものが強い意志を持って再構成される。葉子の夫を演じるにあたっては、「事実とは異なるかもしれない主人公の主観」を極端に意識した。実際に和田監督が好む美食やワインの数々の応酬は、事実を超えてさらなる容赦ない事実を突きつける。それはすべてのシーンにおいて、共通している眼差しであったかもしれない。

強い覚悟を持って身体を張って主演を務めた平塚千瑛さん、西川可奈子さんを始め、愛人として葉子の目に映し出される隆大介さん、家族の友川カズキさん、美保純さん、白川和子さんのリアリティに圧倒された。

「東北」がキーワードである今作。

三上寛さんのさりげなくも腹の底に響くような存在により、主観という「観る」行為を「観られる」側に転倒させた表現も心に残る。古代からの、被害者の、弱者の叫びが作品の向こうから聞こえてくるようであった。そして、そのことが、登場するすべての女性たちに救いを与えていた。

映画情報どっとこむ ralph
撮影監督・高間賢治からのコメント

この映画は監督の強い希望で、ほとんど全篇POVとして撮影されています。
映画の映像というものは、ほとんどの場合、俳優の表情をとらえるものなんですが、今回は俳優の「見た目」ですから、カメラの動きで表現しなければなりません。俳優はカメラのすぐ後ろに密着しています。僕は右手でカメラを持ち、左手を彼女の背中に当て、一心同体となって動きました。手や足がチラッとしか映らない場合でも、彼女たちの真剣さは変わりません。それが絶対、カメラに乗り移っていると思います。機材としては奥行き(前後の長さ)の短いカメラが必要だったため、CANON EOS M3というミラーレスの一眼レフカメラを購入して使いました。ステディカムは大き過ぎて使えないので、モノポッド(自撮り棒)などを工夫して使い、手持ち撮影の安定を図りました。大変だったのは鏡に映る自分の顔を見るシーンです。これはカメラを女優さんの顔の横に置いて鏡に映らないようにしました。大きな窓に全身を映してみるシーンはカメラが隠れる場所が無いので女優さんのコートにiPhone7を隠し、レンズだけ出るようにして撮影し、バレた部分はCGで消してもらいました。


公式サイト:
http://watashihazettaiyurusanai.com/
Twitter:
@watashihazettai

物語・・・
東北地方の田舎で育った中学3年生の葉子(西川可奈子)は、メガネに化粧っ気のない素朴な女の子。
厳格な父(友川カズキ)と、女々しく意地悪な母(美保純)と、優しいがどこか他人事の様に接する祖母(白川和子)と、小さな弟と妹に囲まれて平凡に暮らしていた。

あの日までは……。

年末、若い男達に無理やり輪姦されたのだった。
元旦に全身傷だらけで帰宅した葉子を待ち受けていたものは、冷たく突き放す家族と親戚だけだった。
体のみならず、心もズタズタにされ、天涯孤独の様な気持ちだった。
ひょんなことからレイプ犯の一人である若者の養父・早田(隆大介)と出会い、援助交際という名の契約を交わす。どうせ私は傷物なんだから……。
冬休み明けの学校でも、瞬く間に輪姦された噂は広まり、イジメが始まった。
その間も援助交際でコツコツと大金を稼ぐ葉子。一刻も早くこの地獄から自力で抜け出すために。そしていつか、あの男達に復讐するために……。
高校卒業後、大都会東京へ。
すぐさま全身整形し、昼間は真面目な学生、夜は学費や生活費を稼ぐべく風俗で働いていた。
そんな中、葉子(平塚千瑛)は客としてきた雪村(佐野史郎)に出会う。彼は将来の夫になる人だった……。
しかし、ある日、彼の真実を知ってしまう……。

そんな体験を実際に持つ雪村葉子さんが35歳になって執筆した手記を元に、その半生をたどる衝撃のストーリー。
彼女は日々何を見て、何を感じ、何に対して復讐しているのか。あの男達への思いは……。

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出演:平塚千瑛、西川可奈子、美保純、友川カズキ、白川和子、吉澤健、三上寛、奥野瑛太、原奈津子、立山咲里、川瀬陽太、南美希子、児島美ゆき、東てる美、隆大介、佐野史郎 ほか


製作総指揮・監督:和田秀樹
原作:雪村葉子(ブックマン社)
脚本:黒沢久子
プロデューサー:小林良二
ラインプロデューサー:大原盛雄

撮影監督:高間賢治
照明:上保正道 録音:植田中
編集:太田義則 音楽:三枝成彰

制作・配給:緑鐵
配給協力:渋谷プロダクション
製作:「私は絶対許さない」製作委員会
主題歌:出口陽「迷宮」
©「私は絶対許さない」製作委員会