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松本和巳監督インタビュー 映画『single mom 優しい家族。 a sweet family』


映画情報どっとこむ ralph 内山理名、木村祐一、石野真子出演で、「一般社団法人日本シングルマザー支援協会」後援の映画『single mom 優しい家族。 a sweet family』が、大正時代から「相互扶助」の精神が根付いている北海道ニセコ町の協力の元撮影され、10月6日(土)にヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。

本作で映画監督デビューをした松本和巳監督に、シングルマザーの取材、シングルマザーの空愛実(そら・まなみ)役を演じた内山理名さんの演技、ご自身が3歳の時にお母さんがシングルマザーになったという、娘役の長谷川葉音(はのん)さんとのエピソード、石野真子さん演じる同じくシングルマザーの町役場の職員のモデルとなった方の話などを、お聞きしました。


映画情報どっとこむ ralph
Q. 本作の成り立ちをお教えください。

松本監督:僕は劇団マツモトカズミという劇団を主宰しているのですが、劇団公演の時に、知り合って間もない日本シングルマザー支援協会の代表の江成さんに、「協会のシングルマザーの皆さんってあまり時間がなく、生のエンタメを見る機会ってあまりないでしょ?」と問いかけたら、「私なんか一回も観たことないです…」と。だったら気分転換にみなさんにも観てもらおうよ!ということから20組くらいの親子をご招待し、非常に喜んでいただけたのです。その時にある方から「そういうのは偽善だ!」と言われ、本当に気持ちでやっているのにその言葉が悔しくて、純粋に善意でやろうとしても、人にはそう見えてしまうのかと感じ、それならそれを払拭するまで突き詰めなくてはいけないとスイッチが入りました。ちょうど映画監督デビューの話が入ってきたので、直ぐにこのテーマでやりたい、マザーたちの知られていない心の部分を伝えたいとプッシュしたのが始まりです。

Q.どのような取材をされましたか?

松本監督:江成さんにお願いし、実際に協会に相談に来られているマザーの方々に生の取材をさせてもらいました。DVで逃げてきた方や、自殺まで考えた方や様々な方のお話を聞きました。またフードバンクも取材したいと思い、江成さんにNPO法人子育てパレットの三浦さんをご紹介いただきました。マザー一人一人の状況は日々変わり、インタビューは難しいとのことで、取材ではなく一スタッフとしてお手伝いさせていただくことで実状を見させていただきました。いまでは本当のスタッフになってしまいました。

ネットである程度の情報は拾えるのは間違いないのですが、それだけでは自分の主観が強くなってしまい、本当に伝えなくてはならない本質にはたどり着かないのではと思っています。

Q.「シングルマザー」についての映画を制作する上で心がけたことは?

松本監督辛い話を辛くシリアスなテイストで作り上げるのはやめようと。それは「かわいそう」の助長でしかなく、「かわいそう」の上塗りをしても、一時的に「何とかしてあげたいね」という声は出ても時間と共に忘れ去られてしまうのではないかと思っています。シングルマザーの皆さんの置かれている立場って、「人が追い詰められていく心情」を知ることから始めないと共有できないのではとも思っています。

Q. ケン・ローチ監督の『わたしは、ダニエル・ブレイク』のフードバンクのシーンは壮絶で印象に残っていますが、監督がスタッフで働いた実際のフードバンクの様子は違ったそうですね?

松本監督:壮絶って、たぶん自分の想像を超えた時に感じることだと思うのです。その意味では僕がお手伝いをしている所ももしかしたら壮絶なのかもしれません。フードバンクに関してはちゃんと自分の目で見て感じることを飛ばしてしまっていたら、間違った発信をしてしまったかも、恐ろしいことになっていたかもと今でも思います。受け取る方々のメンタルをネガティブだろうな、と勝手に思っていたのですが、実はそこに見えたものは満面の笑みだったのです。それは普段の生活の苦しさは変わらないにせよ、食べ物を思う存分子供に食べさせられる安堵や嬉しさからの表情で、それに素直に反応する子も笑顔という表情になったのだろうと。苦しい中の光をその親子に感じ、ここは自分の主観を入れてデフォルメしてはいけないと思い、ありのままをシーンにしました。

Q. シングルマザーの空愛実(そら・まなみ)役を演じた内山理名さんの演技はいかがでしたか?

松本監督:内山さんの初日の最初のカットでゾクッときました。撮影監督の岩倉くんと顔を見合わせて「よし!」という合図を送り合ったくらいです。彼女の作りを信頼していましたので、現場中もシーン全体の説明時に心情を含め確認を取り合うだけで、あとはお任せという形で進めました。それほどに内山理名ではなく愛実になることに徹していただけたのかな、と思っています。

Q. 娘役で本作が映画デビューとなる長谷川葉音(はのん)さんは、ご自身が3歳の時にお母さんがシングルマザーになったとお聞きしました。実際にシングルマザーの娘さんである長谷川さんを起用したことで、良かった面はありますか?また現場で気を遣った部分はありますか?

松本監督:長谷川さんのご家庭の事情をお聞きし、僕自身は「へえ、そうなんだ」という感じだったので、特にひとり親だからどうのこうのはありませんでした。ただ自身の経験に辛いこともあったようで、本読みをしている時に思い出してしまい、涙している姿を見て、この役を演じられるのはやはりこの子しかいないと思いました。この年令だと、経験のないことの表現は中々出しづらいのです。でも彼女は本を読んだ時点で気持ちが動いて反応したので、気持ちを作ると言うより、「自分のままでいいよ」の一言で大丈夫かと思いました。現場ではそのことだけで気を遣うということは全くなく、至って普通に撮影していましたが、それよりも演技自体が初めてということの方がプレッシャーになっている感じでした。

Q. 本作はほぼ全て実話とお聞きしました。色々なシングルマザーの話を、内山さん演じる1人の主人公・愛実に盛り込んだかと思いますが、どのエピソードを映画で使うか、どう決めて行ったのですか?

松本監督:愛実に降りかかる様々なエピソードは確かにいろいろな方々が経験されたことの落とし込みですが、凄まじい事柄って結構一気に来ることもあるのです。僕も実際にここまでやるの?と弱音を吐くほど次から次へと災難が降り掛かってきた時もありました。なので、取材で得た事柄を整理し、人が追い込まれていくであろう度合いを見ながら流れを作っていきました。自分の置かれている現実を自分で改めて認識し惨めになり、更に人から追い打ちをかけられることによって自分の否定へと繋がっていく。それが積もってやがて爆発してしまう。その心情の変化にエピソードを当て込んでいったのです。見えている結果ではなく、そこに至るまでの過程を理解することが非常に大事なことかと思っていますので、そこは自分でしっくりくるまで何度も流れは検証したのですが、その作業だけで3ヶ月は掛かっていたかもしれません。そこがすっきりしないと筆が進まなかったのです…。

Q. 石野真子さん演じる同じくシングルマザーの町役場の職員・犬塚には、モデルはいるんですか?

松本監督:はい、初めてニセコを訪問した時に片山町長から一番最初に紹介された職員の方がモデルです。石野さんの言っているセリフも、実は実話なのです。町役場の方が、シングルマザーで点々としてきた彼女を、困っているなら職員として働きなさいよ、と迎え入れたと聞いています。それを聞いて、ニセコは町全体が相互扶助で成り立っている町だということがスッと腑に落ちたのです。この映画のなかでは、彼女の存在が愛実の救いになるので、やはり外せない非常に大事なポジションなのです。救いの存在は事実であることが観ている方(特にシングルマザーの方々)に対して説得力が増すと思っていますので、デフォルメすることなく設定しました。それを見事に石野さんの柔らかさで表現してもらえて、自分も癒やされました(笑)

Q. 木村祐一さん演じる、人との関わりを拒んで生きてきた孤独なミニカー職人・大西には、モデルはいるんですか?その部分はフィクションですか?

松本監督:この役だけは僕の願望の人です。昔の人っぽく聞こえてしまうのですが、自分が子供の頃って近所のおばさんによく怒られたものです。そこで「うるせーよ、ばばあ!」とかの悪態をつくわけですが、地域が何となく家族っぽくなっていて、悪態にも恨みとかのネガティブなものはないので、言い方は変ですがポジティブな悪態だったのです。ですから笑って許される緩さがあったのです。でも今は核家族化とマンション化で一家庭から先に広がりがない個々になってしまい、ご近所も関わることすら難しくなってしまっています。あの時のおばさんがいたら、もしかしたら救われる母や子どもたちがいるはずだ!と思うニュースが多く、それを見ながらため息をつくことも結構あるのです。なので、いて欲しい人、という事で作り上げました。ただ、それをおばさんではなく、孤独なおじさんに設定したのは、我々の世代でも孤独感を感じている人たちは結構いて、そこにも光を当てたかったのです。でも木村さんの役は見方によっては危険な方向にとらわれてしまう可能性があるのですが、自分なりの解釈を積み重ねてあのポジションに落とし込みました。どうしても今の時代にいて欲しい人として外せませんでした。また父への思いとラップしながら、それをどういう風に処理していくのかも観てみたかったのです。なので二人の間に起こるケミストリーが強ければ強いほど、狙い通りになると思っていましたので、芝居は二人に任せました…笑 この映画は、結構「いて欲しい人」「いなくてはならない人」の思いで登場人物が構成されているかもしれませんね。

Q. 読者の方々にメッセージをお願いいたします。

松本監督:映画を観て、「外れた…」と思うことってあると思うのです。その時につぶやいてしまうのは「損した」という言葉だと思います。でもこの映画は「外れた」と思った方がいたとしても、観ていただいたチケット代の一部がひとり親のお子さんの制服支援として寄付される仕組みになっていますので、観ることで自動的に貢献活動にご参加いただけるのです。マザーや子どもたちが置かれている状況を少しでも知ることができ、支える一人としてご参加いただけることになりますので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

映画情報どっとこむ ralph 『single mom 優しい家族。 a sweet family』

10月6日(土)にヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開です。


公式HP:
http://www.singlemom.click/

Twitter:
@singlemom_movie

【STORY】
北海道のニセコに住むシングルマザー・空愛実(そらまなみ:内山理名)は、愛娘のエミリー (長谷川葉音)と二人暮らし。仕事が決まらず、貯金を切り崩し、惨めな生活を送っていた。

そんな愛実の母である実幸(西川可奈子)もまたシングルマザーだった。母とは衝突が絶えず、母からの暴力もあり、愛実は中学生のとき児童相談所に保護され、3年間母と引き離されて暮らしていた。

愛実もまた、時に自分の母親が自分にしたように娘を我を忘れて怒鳴り散らしてしまう。押しつぶされそうな不安を抱えながら生きる愛実。

最後の頼みの綱で勇気を振り絞って役所に相談に行った愛実は、町役場の職員で同じくシングルマザーの犬塚優子(石野真子)に出会う。時を同じくしてエミリーもまた、人との関わりを拒んで生きてきた孤独なミニカー職人の大西鉄二(木村祐一)に出会う。

様々な人との出会いが、愛実を少しずつ変えてゆく。

そして、あることがキッカケにすっかり忘れていた母との思い出が蘇り、愛実は初めて母の想いを知ることになる……。


***********************************

内山理名

長谷川葉音 西川可奈子 森川真帆 岡元あつこ 中西悠碕 安部智凛 藤尾政弘(友情出演)

阿部祐二 石野真子 木村祐一


監督・脚本:松本和巳

プロデューサー 井内徳次・小林良二・斎藤正明

撮影監督:岩倉具輝
照明:新保健治 録音:大塚学 音楽:大嵜慶子
編集アドバイザー:川野誠一・アニキ
助監督:躰中洋蔵 美術:山野久治 ドローン撮影:市川範之
機材協力:小輝日文
制作:テンダープロ
配給・宣伝:渋谷プロダクション
製作:single mom 優しい家族。製作委員会
2018/HD/DCP/stereo/98min
協賛:絵笛コーポレーション
特別協力:北海道・北海道後志綜合振興局・ニセコ町
後援:一般社団法人 日本シングルマザー支援協会
© single mom優しい家族。製作委員会


内山理名 主演映画『single mom 』予告編到着!娘役の長谷川葉音コメント!


映画情報どっとこむ ralph 内山理名さん、木村祐一さん、石野真子さん、出演で、「一般社団法人日本シングルマザー支援協会」後援の映画『single mom 優しい家族。 a sweet family』が、大正時代から「相互扶助」の精神が根付いている北海道ニセコ町の協力の元撮影され、この程完成し、10月6日(土)にヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開されることが決まりました。

「子を想う孤独なシングルマザーのプレッシャー、親を想う子の葛藤、人と関わることを拒否してきた職人の人間模様が絡み合い、やがて希望に繋がる」という本作では、主人公のシングルマザー・愛実(まなみ)役で内山理名さん。
職人役で木村祐一さん。
娘役で本作が映画デビューとなる長谷川葉音(はのん)さん。
愛実の子供時代のシーンの母親役で、初主演した『私は絶対許さない』でマドリード国際映画祭の主演女優賞にノミネートした西川可奈子さん。子ども時代の愛実役は森川真帆さん。
先輩シングルマザー役で石野真子さんが熱演を見せる。

今回、予告編が解禁となりました。


そして、一人娘役の長谷川葉音は、本作に懸けた想い、内山理名さんと木村祐一さんとの共演のエピソードについてコメントが到着しました。

エミリー役 :長谷川葉音さんからのコメント
監督からこの映画の内容を初めて説明して頂いたとき、境遇が自分と似ていたのでエミリーの気持ちがよくわかり、泣いてしまいました。
そして、だからこそ、私にエミリーをやらせて頂きたいと強く思いました。実際に台本を読むと、エミリーの行動に自分の感情が入り過ぎてしまい、演じるのが辛い場面もたくさんありました。そのため、演技の先生や監督、そして母にも大変心配を掛けてしまいました。しかし、母に、あなたとエミリーは似ているけど違うし、あなたにしかエミリーは出来ないと思うよ、と言われ、自信を持って演じるようにしました。演じることは初めてで緊張しましたが、内山さんが連絡先を下さり、撮影前から色々お話しして頂きました。木村さんは撮影中にボソっと一言面白いことを言って笑わせてくださったり、殺陣の指導もして下さいました。そして多くのスタッフの方々にも優しく接して頂き、リラックスして本番に臨む事が出来ました。

映画情報どっとこむ ralph 映画『single mom 優しい家族。 a sweet family

2018年10月6日ヒューマントラストシネマ有楽町にて公開ほか全国順次


公式HP:
http://www.singlemom.click/

Twitter:
https://twitter.com/singlemom_movie

【STORY】

北海道のニセコに住むシングルマザー・空愛実(そらまなみ:内山理名)は、愛娘のエミリー (長谷川葉音)と二人暮らし。仕事が決まらず、貯金を切り崩し、惨めな生活を送っていた。

そんな愛実の母である実幸(西川可奈子)もまたシングルマザーだった。母とは衝突が絶えず、母からの暴力もあり、愛実は中学生のとき児童相談所に保護され、3年間母と引き離されて暮らしていた。

愛実もまた、時に自分の母親が自分にしたように娘を我を忘れて怒鳴り散らしてしまう。押しつぶされそうな不安を抱えながら生きる愛実。

最後の頼みの綱で勇気を振り絞って役所に相談に行った愛実は、町役場の職員で同じくシングルマザーの犬塚優子(石野真子)に出会う。時を同じくしてエミリーもまた、人との関わりを拒んで生きてきた孤独なミニカー職人の大西鉄二(木村祐一)に出会う。

様々な人との出会いが、愛実を少しずつ変えてゆく。

そして、あることがキッカケにすっかり忘れていた母との思い出が蘇り、愛実は初めて母の想いを知ることになる……。

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内山理名 
長谷川葉音 西川可奈子 森川真帆 岡元あつこ 中西悠碕 安部智凛 藤尾政弘(友情出演)
阿部祐二 石野真子 木村祐一

監督・脚本:松本和巳
プロデューサー 井内徳次・小林良二・斎藤正明
撮影監督:岩倉具輝 照明:新保健治 
録音:大塚学 音楽:大嵜慶子 
編集アドバイザー:川野誠一・アニキ 
助監督:躰中洋蔵 美術:山野久治 ドローン撮影:市川範之
機材協力:小輝日文
制作:テンダープロ
配給・宣伝:渋谷プロダクション
製作:single mom 優しい家族。製作委員会
2018/HD/DCP/stereo/98min 協賛:絵笛コーポレーション・藤尾フーズ
特別協力:北海道・北海道後志綜合振興局・ニセコ町
後援:一般社団法人 日本シングルマザー支援協会

© single mom優しい家族。製作委員会


映画『私は絶対許さない』ニース国際映画祭脚本賞受賞


映画情報どっとこむ ralph テアトル新宿で4月7日より2週間のレイトショー公開予定が、性被害に対する社会の関心の高まりもあってか、上映をモーニング時間帯にも拡大し、現在テアトル新宿での上映は6週目に突入してロングランヒットとなっている映画『私は絶対許さない』が、フランスのニース国際映画祭で脚本賞を受賞しました!

脚本は、寺島しのぶがベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した『キャタピラー』(監督:若松孝二)の共同脚本や『花芯』(監督:安藤尋)、『四十九日のレシピ』(監督:タナダユキ)等の黒沢久子さんが担当し、ニース国際映画祭の授賞式では、渡仏していた和田秀樹監督が、代理でトロフィーを受け取りました。

和田秀樹監督 受賞コメント
本作が海外の人にわかってもらえるか不安でしたが、脚本賞という形でストーリーが評価されたのはとてもうれしいです。黒沢久子さんの力量は当然ですが、自分の半生をさらけ出してくれた雪村葉子さんにもこの賞をささげたいです。

映画情報どっとこむ ralph 映画『私は絶対許さない』

主人公の葉子役は、整形後を、数々のミスコンを経て、注目度NO.1のグラビア女優として活躍が期待されている平塚千瑛(ひらつかちあき)が、集団レイプに遭う学生時代を、NHK大河ドラマ「西郷どん」にも出演した西川可奈子がW主演で演じ、隆大介、佐野史郎が出演している。

主題歌「迷宮」は元SKE48の出口陽が担当している。


公式サイト:
http://watashihazettaiyurusanai.com/

Twitter:
@watashihazettai

東北地方の田舎で育った中学3年生の葉子(西川可奈子)は、メガネに化粧っ気のない素朴な女の子。
厳格な父(友川カズキ)と、女々しく意地悪な母(美保純)と、優しいがどこか他人事の様に接する祖母(白川和子)と、小さな弟と妹に囲まれて平凡に暮らしていた。

あの日までは……。

***********************************

出演:平塚千瑛、西川可奈子、美保純、友川カズキ、白川和子、吉澤健、三上寛、奥野瑛太、原奈津子、立山咲里、川瀬陽太、南美希子、児島美ゆき、東てる美、隆大介、佐野史郎 ほか

製作総指揮・監督:和田秀樹
原作:雪村葉子(ブックマン社)
脚本:黒沢久子 

プロデューサー:小林良二
ラインプロデューサー:大原盛雄
撮影監督:高間賢治
照明:上保正道
録音:植田中 編集:太田義則 音楽:三枝成彰
制作・配給:緑鐵
配給協力:渋谷プロダクション
製作:「私は絶対許さない」製作委員会

主題歌:出口陽「迷宮」

©「私は絶対許さない」製作委員会  2018/DCP/5.1ch/119min/R18+


平塚千瑛、西川可奈子 ら登壇。出口陽が主題歌を歌唱!『私は絶対許さない』初日舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph 15歳の元日に集団レイプに遭い、加害者の男たちへの復讐だけを胸に生きてきたという雪村葉子による衝撃的な手記(ブックマン社刊)を、精神科医の和田秀樹監督が映画化した映画『私は絶対許さない』。

映画『私は絶対許さない』の初日舞台挨拶が行われ、W主演の平塚千瑛さんと西川可奈子さん、友川カズキさん、本作で劇場映画復帰の隆大介さん、佐野史郎さんが登壇して行われ、出口陽(元SKE48)さんが主題歌歌唱しました!

日時:2018年4月7日(土) 
場所:テアトル新宿
主題歌ギター演奏:近藤薫
登壇:平塚千瑛、西川可奈子、友川カズキ、隆大介、佐野史郎、出口陽(主題歌/元SKE48)、和田秀樹監督

映画情報どっとこむ ralph 本作で映画初主演を務めた
平塚さん:雪村葉子さんが見たままの世界なので、最後まで皆様の目で観ていただければと思います。

西川さん:本作への出演で、性犯罪について改めて考えさせられる機会をいただきました。演者として、葉子さんのメッセージを作品を通してどんどん世に発信していけたらと思います。皆様からも一言でも世にお伝えいただければと思います。

との挨拶からイベントはスタート。続けて

隆さん:この場をお借りして、お詫びしたいと思います。3年前に不祥事を起こしました。その節はお騒がせしまして申し訳ございませんでした。映画は、社会的な意義深い作品だと思っています。この役で、和田組に参加できたことを俳優として誇りに思います。

佐野さん:何よりもこの2人の体当たりの演技は、頭が下がるばかりです。性犯罪を扱った映画ではありますけれど、もっと大きい暴力そのものについて描いた映画ではないかと受け止めています。

出口さん:映画の主題歌を歌わせていただくのは初めてで、光栄なことだと思っています。音楽を通して、この作品の良さをたくさんの方に届けていきたいなと思います。

と挨拶。

映画情報どっとこむ ralph 「本作は、15歳の元日に集団レイプに遭い、加害者の男たちへの復讐だけを胸に生きてきたという雪村葉子さんの手記の忠実な映画化ですが、原作を読んで、映画化したいと思った理由についてお教えください」と聞かれ

和田監督:日本では、トラウマとは、レイプの後PTSDになり、悪夢を見るとか、多重人格になるだとかそういう通り一辺倒な捉え方をする映画・ドラマが多いけれど、トラウマは時間の連続性を断ち切ってしまう怖さがあるし、自分が被害者なのに、自分が落ちた人間になってしまったかかのような感覚を持ってしまって、意外にレイプの被害者が風俗の世界に入るだとか、AVの世界に入ることが多いとか聞いていた。すると、『もともと(セックスが)好きだったんじゃないか』と言われ、さらに傷ついていくとある程度見聞きしていたものですから、この手記に出合って、納得できるものがありました。

と語った。

「主演のお二人は、レイプシーンなどで体当たりの演技を披露されていますが、本作は、主人公の見た目で撮影されていて、お二人は演技をしていても、あまりスクリーンに映りません。それでも本作に出演したいと思った本作の魅力はどこにありましたか?」と聞かれ

平塚さん:まずは実話であることです。あと、境遇に負けずに戦いながら生きてきた生き方そのものが、生きる強さを教えてくれていると思いました。雪村葉子さんに魅力を感じました。

西川さん:雪村葉子さんの内側、世界観を映し出す主観撮りならではの臨場感や目に映る生々しさは主観撮りならではと思いました。撮影中、監督の演出に妥協が全くなかったので、監督が思いをぶつけた作品というところも魅力だと思います。

と語った。

映画情報どっとこむ ralph 役作りに関しては、

平塚さん:私自身は性犯罪のトラウマを知らないので、本も読んだんですが、原作の雪村さんご自身に会わせていただき、聞いたことを役作りの参考にさせていただきました。昔の傷をえぐってしまうんですけれど、私たちのためになるのなら、と心情を話してくださったので、何が何でも私たちが再現しないと、という気持ちになりました。

と語り、

西川さん:事件に遭ってからもう1人の人格が現れるので、同じ自分でも違う人格の使い分けを意識しながら役作りに励みました。

と話した。主人公に厳しく当たるお父さん役の友川さんは、
友川さん:私の役は、インテリで東北の大学を出た大地主の役です。私は高卒で学歴もないので、ちょっと演技力はいりましたけれど!(笑)殴ることが威厳だと勘違いしている父親なので、そんなに難しかったです。ただ、私自身気が小さいものですから、スタッフや共演者の方に迷惑をかけられない。特に白川和子さんは怒ったら怖そうだから、一つ間違えたら大変とスタッフとセリフの練習をしました。

と話し、再度会場を笑わせた。

映画情報どっとこむ ralph 歌手の友川さんは、

友川さん:今日”主観撮影”だと初めて知った。怖くて一生懸命やっただけです。

と天然ぶりを発揮して、会場は笑いの渦に!

和田監督:(主観撮影なので友川さんは)カメラマンに向かって殴るので、カメラマンの方が強いと言っていた。

とエピソードを話した。

「友川さん、美保純さん、白川和子さんが演じる主人公の両親とおばあさんのシーンを絶賛していらっしゃいましたが、どう素晴らしかったのでしょうか?」と聞かれ

佐野さん:いーっすよ!僕も暴力的なシーンは随分やってきましたけれど、友川さんもすごすぎて。

と話した。

隆さん:20年後のシーンのことを思うと、彼女に援助交際を申し込んだ時、所詮やくざ者だから、下心を持ったまんまでいいのではないかと思いまして、一つ一つの場面を彼女と楽しむということに徹するようにしました。

と話した。

整形後の主人公と結婚する雪村役の佐野さんは、「主観撮りなので、あえて棒読みにしたとお聞きしましたが、どういうお考えからだったのですか?」と聞かれ、

佐野さん:見ている人に見えているものと実際に起こっていることの差がすごくあるんじゃないかなと思っていて、優しいつもりで言ったことが、どういうつもりで言ったかは別として、受け止め方によって事実が正反対にもなってしまう。自分の”つもり”は入れないで、葉子が見ている風に聞こえればなと思いました。

と話した。

映画情報どっとこむ ralph そして主題歌『迷宮』を、作曲者の近藤薫さんと特別セッションで歌う出口さんは「どのような想いを込めて、歌われますか?」と聞かれ、

出口さん:人が辛いことや悲しいことからどうしても目を背けたくなるものだと思います。私はこの作品を見て、主人公の女性がどんな暗闇の中でも生きていこうという想いを感じて、勇気をもらいました。その想いを込めて精一杯歌います。



最後に・・・

和田監督:編集の太田さんは、北野たけしさんの映画をずっと手がけられた方なんですけれど、つなげてみた時に自分からすると、とても好きな映画に仕上がりました。主観で撮っている映画だけれど、観客の方がこの人の世界に入ってどう感じるかは、一人ひとり違う作品だと思います。この世界に入り込める映画だと思うので、最後まで御覧ください。

と挨拶した。


本作はインドのノイダ国際映画祭で審査員特別賞を受賞したほか、5月に開催されるフランスのニース国際映画祭では、最優秀外国語映画賞、監督賞、脚本賞、音楽賞にノミネートしており、ドイツのハンブルグ映画祭にも正式出品が決定しています。


映画『私は絶対許さない

公式サイト:
http://watashihazettaiyurusanai.com/

Twitter:
@watashihazettai

東北地方の田舎で育った中学3年生の葉子(西川可奈子)は、メガネに化粧っ気のない素朴な女の子。
厳格な父(友川カズキ)と、女々しく意地悪な母(美保純)と、優しいがどこか他人事の様に接する祖母(白川和子)と、小さな弟と妹に囲まれて平凡に暮らしていた。

あの日までは……。

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出演:平塚千瑛、西川可奈子、美保純、友川カズキ、白川和子、吉澤健、三上寛、奥野瑛太、原奈津子、立山咲里、川瀬陽太、南美希子、児島美ゆき、東てる美、隆大介、佐野史郎 ほか

製作総指揮・監督:和田秀樹
原作:雪村葉子(ブックマン社)
脚本:黒沢久子 

プロデューサー:小林良二
ラインプロデューサー:大原盛雄
撮影監督:高間賢治
照明:上保正道
録音:植田中 編集:太田義則 音楽:三枝成彰
制作・配給:緑鐵
配給協力:渋谷プロダクション
製作:「私は絶対許さない」製作委員会

主題歌:出口陽「迷宮」

©「私は絶対許さない」製作委員会  2018/DCP/5.1ch/119min/R18+


主人公の葉子役の15歳から整形までを演じた西川可奈子インタビュー到着!映画『私は絶対許さない』


映画情報どっとこむ ralph 雪村葉子さんによる衝撃的な手記(「15歳で集団レイプされた私が、風俗嬢になり、さらに看護師を目指した理由」ブックマン社刊)を、精神科医の和田秀樹監督が映画化した映画『私は絶対許さない』は、4月7日(土)よりテアトル新宿、4月14日(土)より名古屋・シネマスコーレで公開となりなす。

今回、主人公の葉子役の整形前までを演じた西川可奈子さんのオフィシャルインタビューが到着しましたのでご紹介!

西川さんには、15歳で集団レイプされてからの半生について出版された原作者の雪村葉子さんご本人とお会いした際のお話や、POV撮影だからこそのカメラマンさんとの撮影のエピソードなどお話していいただいてます。

映画情報どっとこむ ralph Q.最初に脚本を読んだ時の映画全体と主人公の葉子さんについての感想はいかがでしたか?

西川さん:「これが実話なの!?」という衝撃が一番強かったです。事件があった後に一緒に乗り越えてくれる、人の支えや助けが1つでもあればその後の人生は180度違っていただろうと悔しく思いました。葉子さんは、事件後に受けたセカンドレイプによって、更に傷つきますが、でもそれと共に自分で何とか生きていこうとするその芯の強さに私は驚かされましたね。

Q. 本作ではヌードシーンやレイプシーンなどがあり、出演するのにガッツがいる作品だったかと思いますが、オーディションに応募することにした理由はどこにありましたか?

西川さん:やはり衝撃的な実話ということと、メッセージ性が強い作品だったことです。世界的に問題視されているテーマを作品を通して世に伝えていけるというのは演者として幸せな事です。オーディションを受ける事に一切迷いはありませんでした。責任のあることはやらなきゃいけないし、やりたいと思いました。


Q.役作りはどのようにされたのですか?

西川さん: 家庭環境からして、気持ちを外に出すというよりは、出したくても出せず普段から常に我慢している子なんだろうな、ということを意識するようにしました。爪をいじったり、噛んだり、そういったことも意識してやってました。主観撮りで映っていませんが。(笑)


Q.原作者の雪村葉子さんにお会いしたと聞きましたが、どのような話をしましたか?

西川さん: 葉子さんには、作品のためにと思ってグイグイと聞きました。実際にレイプされた時の様子も聞きました。記憶は半分ないとのことでしたが。葉子さんに対する母親の仕打ちが理解できなかったので、家族の関係性とかも聞いたりしました。また、レイプに遭ったにも関わらず自ら風俗の道に行った理由なども聞きました。どの質問に対しても快く真剣に答えて下さいました。雪村さんは集団レイプシーンの撮影にも立ち会われてたんです。フラッシュバックしないかと心配になりましたが、それどころか逆に「この役を引き受けてくださって、本当にありがとうございます」と感謝してくださいました。嬉しかったですね。

映画情報どっとこむ ralph Q.和田秀樹監督とはどのような話をしましたか?

西川さん:役者の意見を尊重してくださる方です。「このセリフはなかなか声に出して言うのは難しいんですけど」だとか、「リアルだったらこういう反応になってしまうんですけど」と相談すると、「あなたがそう感じて、そう思うのならそれでやってみてください。」と私の気持ちを大切に汲んでくださいました。

Q.同じ葉子役の整形後を演じた平塚さんとはどのような話をしましたか?

A. 原作者の葉子さんの想いについては一緒にご本人に直接聞いているので、二人で多く語らなくても「今伺った葉子さんの想いを忠実にそして共に、この作品にぶつけたい」という気持ちは共通していましたし、お互いこの作品にかける思いは強く持っていました。少しでも作品に反映されていたら嬉しいですね。

Q.この役を演じる上で、一番難しかったところはどこですか?

西川さん:(ほぼ主観撮りなので、)映らないからこそ、セリフや映る範囲内での動きだけで伝えなくてはいけなくて…。普通の撮影とは全く違いすぎて、撮られ方、お芝居の仕方にも慣れるまで時間がかかりました。


映画情報どっとこむ ralph Q.POV撮影に臨んだカメラマンの高間賢治さんとはどのような話をしましたか?

西川さん:一心同体にならないと成立しなかったので、念入りに打ち合わせをしました。段取りで、「私はここでこういう気持ちになって俯くと思うんです」だとか、「ここで立ち止まって、ゆっくり動こうと思います」みたいな打ち合わせをしないと、気持ちが映像に反映されないので。慣れてくると不思議とお互いの動きがわかってくるようになるんですよね。スムーズに一発OKで撮れた時は二人でテンションが上がりました。オールアップ後の高間さんとの熱い握手は忘れられません。

Q.愛人役の隆大介さんとの共演はいかがでしたか?

西川さん:初めましてだったんですけれど、撮影前からフランクに話してくださって、強面なお顔からは想像できないくらいとっても低姿勢で楽しい方でした。会って間もなく自然と二人の関係ができあがりました。いや、自然ではなく隆さんがその空気感を作ってくださったんですね、きっと。「俺に任せてくれれば大丈夫だよ」という安心感があり、緊迫している現場でもなんかほっとできました。それがそのまま葉子と早田として映ればいいなと思いました。早田の存在は、葉子にとって唯一の救いの部分であったように、隆さんは私にとって、とても心強い存在で、芝居に対する姿勢など見習うべきところが沢山ありました。


Q. 特にお気に入りのシーンはありますか?

A 走るにも一人で走るのではなく、カメラマンの高間さんと走るので、雪の中を走るシーンは本気でこけまくりましたし、高間さんの足にもぶつかりますし、もう寒いどころではなかったです。何度も走りましたけれど、画的にも素晴らしく、お気に入りのシーンです。

Q. 他に、撮影中のエピソードはありますか?

西川さん:冒頭の拉致される駅のシーンですが、ロケハンの時は一面雪だったそうですが、当日雪が全然なくて大慌てでした。もう必死でスタッフさんと地元の方の協力で、隣の富山県などからトラックで雪を運んできて下さり、それを見える範囲全てに敷き詰めて下さいました。その作業中、スタッフの方に「みんな君のためにやっているんだよ」って言われたんです。感謝の気持ちと共に、背筋がピンと伸びました。何がなんでも成功させなきゃという思いが込み上げてきましたね。

Q. 読者の方にメッセージをお願いいたします。

西川さん:ほぼ主観撮りにチャレンジしている映画はなかなかないと思います。リアルに映し出された距離感や、音だとか、見えるもの全てが葉子さんの経験した世界です。葉子さんの感じた恐怖や怒りや籠った形容しがたい色んな想いというのはDVDでは伝わりきらないと思います。ぜひ映画館でご覧下さい!

映画情報どっとこむ ralph 監督は精神科医の和田秀樹。

脚本には、『キャタピラー』(監督:若松孝二)の共同脚本や『花芯』(監督:安藤尋)、『四十九日のレシピ』(監督:タナダユキ)等の黒沢久子。

撮影監督には、『ラヂオの時間』で日本アカデミー賞優秀撮影賞を受賞した高間賢治、音楽には、2008年プッチーニ国際賞を日本人で初受賞した世界的音楽家・三枝成彰、編集にはほとんどの北野武作品を手がけ、日本アカデミー賞最優秀編集賞を受賞した太田義則など、実力派が集結しました。

本作は主人公目線ですべてが撮影される主観(POV)撮影で、よりリアルにレイプシーンなどを描いており、精神科医ならではのトラウマを描く新感覚社会派エロス作品です。

映画『私は絶対許さない

4月7日(土)よりテアトル新宿、4月14日(土)より名古屋・シネマスコーレ

公式サイト:
http://watashihazettaiyurusanai.com/

Twitter:
@watashihazettai

【STORY】
東北地方の田舎で育った中学3年生の葉子(西川可奈子)は、メガネに化粧っ気のない素朴な女の子。
厳格な父(友川カズキ)と、女々しく意地悪な母(美保純)と、優しいがどこか他人事の様に接する祖母(白川和子)と、小さな弟と妹に囲まれて平凡に暮らしていた。あの日までは。

過去記事:平塚千瑛さんのインタビュー
http://eigajoho.com/102781


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出演:平塚千瑛、西川可奈子、美保純、友川カズキ、白川和子、吉澤健、三上寛、奥野瑛太、原奈津子、立山咲里、
川瀬陽太、南美希子、児島美ゆき、東てる美、隆大介、佐野史郎 ほか

製作総指揮・監督:和田秀樹
原作:雪村葉子(ブックマン社)
脚本:黒沢久子
プロデューサー:小林良二
ラインプロデューサー:大原盛雄
撮影監督:高間賢治
照明:上保正道 録音:植田中
編集:太田義則 音楽:三枝成彰
制作・配給:緑鐵
配給協力:渋谷プロダクション
製作:「私は絶対許さない」製作委員会
主題歌:出口陽「迷宮」
©「私は絶対許さない」製作委員会