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大倉忠義、成田凌、行定勲監督『窮鼠はチーズの夢を見る』クランクアップ コメント到着


映画情報どっとこむ ralph 先日、『窮鼠はチーズの夢を見る』が無事クランクアップをし、この度キャストの大倉忠義、成田凌、行定勲監督、そして原作者の水城せとなからのコメントとクランクアップ時の写真が到着しました。

本作は、セクシャリティを越え、人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描き、圧倒的な共感を呼ぶ心理描写から、多くの女性から支持を得た水城せとなの傑作コミック「窮鼠はチーズの夢を見る」/「爼上の鯉は二度跳ねる」を行定勲監督により『窮鼠はチーズの夢を見る』のタイトルで実写映画化。

受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた大伴恭一(大倉忠義)が、ある日、後輩の今ヶ瀬渉(成田凌)と7年ぶりに再会。今ヶ瀬から、「昔からずっと好きだった」と突如想いを告げられ、彼からの一途なアプローチに振り回されていくうちに、やがて恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく――。

行定勲監督がメガホンを取り、その繊細な表現力と確かな演出力で、様々な愛のかたちを写し取ってきた『ナラタージュ』(17)、『リバーズ・エッジ』(18)に続き、本作では、揺れ動く2人の男性の切なくも狂おしい恋を、時に繊細に時に大胆に描きます。

映画情報どっとこむ ralph ラストカットを撮り終えた大倉さんは、行定監督から花束を受け取ると、思わず目に涙を浮かべ、約1ヵ月に渡り行われた撮影に思いを馳せました。

●大倉忠義(大伴恭一役)コメント:
今までにやったことのない役をやりたいなと考えていたので、この映画のお話を戴いた際には是非演じてみたいと強く思いました。33歳という今だからこそ、出来た役だと思います。
撮影を振り返ってみると、難しかったような気もしますが、今は終わったばかりということで思考回路がショートしてしまっていてあまり思い出せない状況です。印象的なシーンばかりで、1シーン1シーンが濃かったなと思います。成田さんは色気があり、持ってる空気が柔らかく、ナチュラルに今ヶ瀬なんだなと思わせてくれました。ずっとフラットな関係で居られたので、お芝居がやりやすかったです。行定監督は感情的には穏やかな感じでいらっしゃいましたが、画に対してとてもこだわりを持っていました。1シーンの画に関してすごく厳しく、なかなか1回でOKが出なかったですね。そこまで監督がこだわり抜いた画が繋がった時、どんな映画になるんだろうと、とても楽しみです。演技に関しては、こちらを尊重し、自由にやらせてくださったので、お芝居って楽しいなと、今まで以上に思わせてくれる現場でした。


●成田凌(今ヶ瀬渉役)コメント:
大倉さんとは日を重ねるごとに自然と距離が縮まっていき、肌が触れ合うと、お互いの距離感も変わっていくようで、すこしずつ息が合っていったように感じます。行定監督は何度もテイクを重ねてくださるので、俳優部としてはとても贅沢なことだと思います。
この作品は、ふたりの姿が、痛いほどリアルで、美しくて、悲しくて・・。観て頂く方それぞれが、自分と好きな人を重ね合わせながらご覧頂ける作品だと思いますので、是非楽しみにして頂けたら嬉しいです。


●行定勲監督コメント:
とにかく風通しの良い現場でした。キャストの二人は淡々と自然にそこに存在していました。スタッフはチームワークが素晴らしく、撮影も怖いくらいに順調でした。主人公たちの繊細で曖昧な感情を深く汲み取らねばならない状況が多々あって、何度も立ち止まり、みんなで話し合って一緒に乗り越えられたと思います。
大倉忠義の色気と成田凌の可愛らしさに何度も魅了された。「男同士って良いものだなぁ。」そんな言葉を何度となく呟きました。何気ないところに幸せを感じて、なんてことない事に傷ついたりするんだなと。
そんな、私たちが紡ぎ上げた刹那な感情が皆様に届くように仕上げていきたいと思います。


●水城せとなコメント:
この漫画は大変熱心なファンの方々にご支持頂いてきた作品なので、これまでなかなか実写化のお話はお受けする勇気が出ませんでしたが、今回のお話を頂き、託させて頂くことになりました。どんな風に仕上がるのか私もまだ想像しきれませんが、大倉さん、成田さん、行定監督のお力で、きっと見応えあるフィルムに昇華して頂けると期待しています。

映画情報どっとこむ ralph 『窮鼠はチーズの夢を見る』
2020年、全国ロードショー

公式サイト:
http://www.phantom-film.com/kyuso/

【ストーリー】
広告代理店に勤める大伴恭一は優柔不断な性格が災いし、不倫を繰り返してきた。ある日彼の前に妻から派遣された浮気調査員として現れたのは、卒業以来会うことのなかった大学の後輩・今ヶ瀬渉だった。不倫の事実を隠す代わりに彼が突きつけてきた条件は、「カラダと引き換えに」という信じられないものだった…。はじめは拒絶していた恭一だったが、7年間一途に想い続けてきたという今ヶ瀬のペースに乗せられ、やがて彼と過ごす時間が心地よくなっていくのだが・・・。

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原作:水城せとな「窮鼠はチーズの夢を見る」/「俎上の鯉は二度跳ねる」(小学館「フラワーコミックスα」刊)
監督:行定勲
脚本:堀泉杏
出演:大倉忠義 成田凌
配給:ファントム・フィルム
©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会




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大倉忠義、成田凌でBL!行定勲監督が映画化!『窮鼠はチーズの夢を見る』


映画情報どっとこむ ralph この度、セクシャリティを越え、人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描き、圧倒的な共感を呼ぶ心理描写から、多くの女性から支持を得た水城せとなの傑作コミック「窮鼠はチーズの夢を見る」/「爼上の鯉は二度跳ねる」が、行定勲監督により『窮鼠はチーズの夢を見る』のタイトルで実写映画化されることが決定しました。

本作で主人公・大伴恭一(おおともきょういち)を演じるのは、映画では『100回泣くこと』(13)に続き、単独主演を務める大倉忠義。

学生時代から「自分を愛してくれる女性」と付き合い、受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた恭一は、ある日、後輩の今ヶ瀬渉(いまがせわたる)と7年ぶりに再会。

「昔からずっと好きだった」と突如想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、やがて恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていきます。


大倉忠義(大伴恭一役)コメント:
素直に、とてもピュアなラブストーリーだと思いました。もちろん衝撃を受けましたが、恋に落ちるきっかけというのは、誰にも分からないものだなと。行定組でのお芝居は大きなプレッシャーがありますが、とても贅沢な時間だと思うので、堪能したいと思います。成田さんと初めて共演させていただきますが、お互いすんなり入っていけそうな気がして楽しみです。人が人を好きになるということに境界線はないということを、この映画を通じて感じてもらうきっかけになればと思います。

映画情報どっとこむ ralph そして、そんな恭一を好きになってはいけないと頭ではわかっていながらも、彼への想いを募らせ葛藤する姿に誰もが共感せずにはいられない今ヶ瀬渉役を、『愛がなんだ』(19)、『カツベン!(仮題)』(19)など話題作への出演が絶えない実力派・成田凌が務めます。

成田凌(今ヶ瀬渉役)コメント:
セリフの一言一言がとても繊細で、どう表現していくか、とてもやりがいがある作品だと感じました。
現場に入り、大倉さんと対峙しないと見えてこない感情はきっとあると思いますが、今ヶ瀬という役に自分がどう寄り添えるか、今から胸が膨らみますし、心のスイッチが入りました。きっと、誰にとっても共感してもらえる恋愛が描けると思います。行定組の一員として、丁寧に一生懸命に作っていくので、観て頂く方それぞれが自由に楽しんでもらえたら嬉しいです。

映画情報どっとこむ ralph メガホンを取るのは、行定勲。
その繊細な表現力と確かな演出力で、様々な愛のかたちを写し取ってきた『ナラタージュ』(17)、『リバーズ・エッジ』(18)に続き、本作では、揺れ動く2人の男性の切なくも狂おしい恋を、時に繊細に時に大胆に描きます。

行定勲監督コメント:
男と男の性愛を区別することなくリベラルに描く原作の在り方と、深い共感を得るセリフの素晴らしさに感銘を受けました。マイノリティの人が受ける社会の偏見や苦悩に焦点を当てるだけでなく、人と人がぶつかり合う激しくも切ない個人の物語に惹かれ映画化を切望しました。これは、人を受け入れることについての映画になると思います。大倉忠義と成田凌は、私が撮りたいと思っていた俳優たちです。私の新たな恋愛映画への挑戦は、二人の持つ男の繊細さと色気で今までにない映画に昇華されることを確信しています。私はラブストーリーをいくつも作ってきましたが、これまでとは違う新しい愛のカタチに期待してください。

映画情報どっとこむ ralph 窮鼠はチーズの夢を見る

2020年、全国ロードショー

公式サイト:
http://www.phantom-film.com/kyuso/


【ストーリー】
広告代理店に勤める大伴恭一は優柔不断な性格が災いし、不倫を繰り返してきた。ある日彼の前に妻から派遣された浮気調査員として現れたのは、卒業以来会うことのなかった大学の後輩・今ヶ瀬渉だった。不倫の事実を隠す代わりに彼が突きつけてきた条件は、「カラダと引き換えに」という信じられないものだった…。はじめは拒絶していた恭一だったが、7年間一途に想い続けてきたという今ヶ瀬のペースに乗せられ、やがて彼と過ごす時間が心地よくなっていくのだが・・・。


原作者:水城せとな
10月23日生まれ。1993年、プチコミック(小学館)にてデビュー。以降、別冊少女
コミック、Judy、月刊フラワーズなどて活躍を続け、2012年、月刊フラワーズでの
連載『失恋ショコラティエ』で第36回講談社漫画賞を受賞。同作は2014年、テレビ
ドラマ化もされた。
代表作に『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』『失恋ショコラ
ティエ』『黒薔薇アリス』『脳内ポイズンベリー』など。

「窮鼠はチーズの夢を見る」
「俎上の鯉は二度跳ねる」



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原作:水城せとな「窮鼠はチーズの夢を見る」/「俎上の鯉は二度跳ねる」(小学館「フラワーコミックスα」刊)
監督:行定勲
脚本:堀泉杏
出演:大倉忠義 成田凌
配給:ファントム・フィルム
©水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会




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行定勲監督「自分が『チワワちゃん』を映画化したかった!」二宮健監督とのトークイベントで


映画情報どっとこむ ralph 「ヘルタースケルター」や「リバーズ・エッジ」など、80 年代~90 年代にかけて時代を代表する多くの人気作を手掛け、今なお熱狂的な支持を受ける漫画家・岡崎京子が 1994 年に発表した「チワワちゃん」が若手実力派キャストと弱冠27歳の新鋭・二宮健監督の手によって映画化!

新たな青春のバイブル、映画『チワワちゃん』が1月18日(金)に全国公開となった。本作の監督である二宮監督は、公開前から同じく岡崎京子作品を実写化した行定勲監督との対談を熱望していたことから、本日1月27日(日)、遂にその願いが叶い、新宿バルト9にて二宮監督、行定監督によるスペシャルトークイベントが開催された。

映画『チワワちゃん』公開記念舞台挨拶
日時:1月27日(日)
場所:新宿バルト9
登壇:二宮健監督、行定勲監督、森直人(映画評論家)

映画情報どっとこむ ralph 司会として登壇した映画評論家の森直人から作品の感想について聞かれ

行定監督:巧みだね。映像が饒舌過ぎないかと思いながらも(笑)

と冗談を交えつつ好評価。
森さんから実は行定監督も「チワワちゃん」を映画化したがっていたという話が明かされると、

ベルリンで『リバーズ・エッジ』が公開された後に岡崎先生に『チワワちゃん』を映画化させて欲しいと言いに行こうと思っていて、その頃に二宮と会ったらチワワをやるって言われて(笑)

とコメント。
更に主演の吉田志織さんに対しても、

行定監督:吉田志織は昔ワークショップで教えたことがあって。ある時会ったらチワワを演じたって言われまして。その時はあんまり出ないんだなと思ったんですね、チワワ不在で描くんだろうなと。そしたら何このチワワちゃん(笑)俺好きになっちゃったもん。(笑)

と二宮監督に続いて、主演の吉田さんとも接点があって悔しさが滲む行定監督。
作品を現代的なアプローチで描いたことに対しては、

行定監督:SNSで繋がってんだけど何も分かってなかったんじゃないかていうのが、確かに今の人達が観た時に重なっていくものがあると思う。

とコメント。自身が描くなら90年代で描いただろうと語る行定監督に対し、二宮監督は初めて原作を読んだのが3、4年前だと語り、

森監督:91年生まれで90年代を正直知らないんですよね。だから単純に自分の世代の話に置き換えられちゃったし、自分に重なっちゃったというか。丁度20代前半で、このまま遊んでいる訳にもいかないなと思ってる時に読んだので。今しか出来ないぞって気がしましたね。

と語った。

逆に行定監督のリバーズ・エッジをどう思ったのかという質問に

二宮監督:チワワの撮影準備中に観たんですよね。映画化するっていう情報も準備中に知ったのでビックリしちゃって。てっきり『ヘルタースケルター』の次は『チワワちゃん』だと思ってたんで。

と行定監督が「チワワちゃん」の映画化に驚いたのと同様に、自身も驚いたとコメント。

実際に作品を観た感想を聞かれると、

森監督:行定さんは職人として真っ当にやり切ったから、僕は好きにしようってある意味背中を押して貰えたというか。これがあるなら『チワワちゃん』を現代にしても大丈夫だなと自信を持てましたね。

と語った。

映画情報どっとこむ ralph 行定監督の映画作りは引き算的で二宮監督は足し算的に思えるという森さんの質問に対して

二宮監督:チワワちゃんは引いたら原作のページが無くなっちゃう(笑)前半はオリジナルストーリーで後半は原作に忠実なんですよね。映画にするんだったらチワワちゃんと皆が過ごした時間って一体何だったのっていう部分を象徴的にやってそれが後半に効いてくるものをやりたいなと。30ページの漫画だったら成立するけど、映画だとそこをやらなきゃと思ったので。僕の青春に対する記憶も憧れも全部置いていこうと思ってやりましたね。

と自身の演出の狙いを明かした。

また『チワワちゃん』に出演した役者達に対してどう思ったかという質問に対しては行定監督が良い役者が揃っていたとコメント。

行定監督:次使おうとも思った役者もいたし、気になっていた役者でも、寛 一 郎くんは違う顔を見た気がしました。(村上)虹郎もいいよね、自由じゃないのがいい(笑)本人傍若無人なのにあんな繊細なキャラクターを演じていて(笑)それがとても良かったです。成田君もキャラクター的に難しいのに上手かった。でも何よりチワワちゃんですね。良かった。

とそれぞれの演技を絶賛した。

行定監督絶賛のチワワちゃんのオーディションには特に力を入れたと語る二宮監督が、行定監督ならどうオーディションしますかと尋ねると、

行定監督:多分、おっぱい(笑)肉体は絶対重要だと思っていて、それが余すことなく披露されてますよね。

とコメント。それに対して

二宮監督:原作では巨乳で身長が低い設定なんですよね。でも吉田さんはそうじゃないので、チワワが喋る時は常に位置関係で上にいるようにしてましたね。身長を感じさせないようにしつつ、それによってチワワちゃんに抑圧されてる皆、みたいなのもやりたくて。

と思わぬ裏話も飛び出した。

映画情報どっとこむ ralph 青春の幻影を描いた本作について

行定監督:27歳で撮るかと(笑)あれはおっさんが撮るものだよ。おっさんが青春の幻影を追い求めてるものなんだよ!

とちょっぴり恨み節(笑)コメント。

それに対し
二宮監督:いや僕でも青春が終わっていく感じはしますから(笑)。後、そういう青春の終わりってものを感じなきゃっていう義務感がどっかで芽生えて。終わっていくのにお前なにやってんのと。自分は映画を撮る事しか出来ないから、じゃあ青春を終わらせる映画を撮らなきゃという使命感がありました!

と映画化に懸けた思いを熱く語った。

最後に

行定監督が二宮監督に対して、

行定監督:器用貧乏になって欲しくないなと思いますね。俺もだけどプロデューサー的な能力があるからならないと思うんだけど。これからは砂漠を歩いて行くような感じになると思うので、いいオアシス、いい人を見つけてね、補給しながらやっていって貰えればと思いますね(笑)

とコメントし、イベントを締めくくった。


チワワちゃん

公開中です!是非!
チワワちゃん役の吉田志織さん注目です!

公式HP:
chiwawa-movie.jp

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門脇 麦
成田 凌 寛 一 郎、玉城ティナ 吉田志織/村上虹郎
仲万美、古川琴音、篠原悠伸、上遠野太洸、松本妃代、松本穂香/成河
栗山千明(友情出演)/浅野忠信
監督・脚本:二宮 健
原作「チワワちゃん」岡崎京子著(KADOKAWA刊)
主題歌:Have a Nice Day!”僕らの時代“ ©ASOBiZM
挿入歌:Pale Waves”Television Romance”©Kobalt Music Publising Ltd ©2017Dirty Hit

製作「チワワちゃん」製作委員会 企画 東映ビデオ
企画協力:KADOKAWA
制作プロダクション:ギークサイト
配給:KADOKAWA R-15
2019年/日本/カラー/シネマスコープ/ DCP 5.1ch/104分
©2019『チワワちゃん』製作委員会




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行定勲監督 x 松永大司監督 登壇!『アジア三面鏡2018:Journey』日本外国特派員協会 記者会見


映画情報どっとこむ ralph 日本を含むアジアの気鋭監督3名が、ひとつのテーマをもとにオムニバス映画を共同製作するプロジェクト「アジア三面鏡」。

本年は三面鏡シリーズ第2弾となる『アジア三面鏡2018:Journey』を、第31回東京国際映画祭に於きましてワールドプレミア上映し、またこれに先駆け、第1弾『アジア三面鏡2016:リフレクションズ』の劇場公開が決定しました。

そしてこの度、日本外国特派員協会にて毎年開催しております東京国際映画祭の記者会見に、第1弾より行定勲監督、第2弾より松永大司監督を迎え、それぞれの作品に関する想いを語りました。


『アジア三面鏡2018:Journey』日本外国特派員協会 記者会見
日時:10月3日(水)17:00~
会場:公益社団法人 日本外国特派員協会(FCCJ)
登壇者:行定勲監督(『アジア三面鏡2016:リフレクションズ』『鳩 Pigeon』監督)
松永大司監督(『アジア三面鏡2018:Journey』『碧朱(へきしゅ)』監督)
久松猛朗(東京国際映画祭 フェスティバルディレクター)
安藤裕康(国際交流基金 理事長)
安藤紘平(「JAPAN NOW」部門プログラミングアドバイザー)
映画情報どっとこむ ralph 久松猛朗フェスティバル・ディレクターより、本企画の趣旨について説明。国際交流基金理事長の安藤裕康氏と「Japan Now」部門プログラミング・アドバイザー 安藤紘平氏も登場し2人の監督と作品に対する想いを語りました。


第31回東京国際映画祭では開催期間中、200以上もの映画が上映予定、世界中から訪れた著名なゲストが多数登場し、Q&Aやシンポジウムが開催されるなど、東京国際映画祭ならではのイベントが目白押しです。

記者会見の概要監督(『アジア三面鏡2018:Journey』『碧朱(へきしゅ)』監督)のコメントを記載させて頂きます。

【行定勲監督 コメント】

行定監督:私自身アジア映画に影響を受けており。恩返しのつもりで取り組んだ舞台がマレーシアです。ヤスミン・アハマドという女性監督がいらっしゃいまして、2009年にお亡くなりなっていますが、彼女から知ったマレーシアの良さ、情緒、マレーシアで映画を制作してきた多くの方々が築いてきたその国独特の情緒と私の作品が融合されるのが楽しみでした。アジアの映画人と繋がり、お互いにどう影響されるのかにすごく期待していました。ただ1点、マレーシアは暑かったです。暑い昼間に撮影をしているのは私と撮影カメラマンだけでした。マレーシアのスタッフは心配してくれて、スタッフの方が日傘をさしてくれる人を手配してくれました。言うまでもなく夕方からしか仕事ははかどらなかったですね。その国の良さに触れ、イライラせず一緒にやれることに慣れてくると、撮影が楽しくてたまらなかったです。よき思い出です。

Q:故人・津川雅彦さんについて

行定監督:津川雅彦さんの訃報は非常にショックでした。暑いペナン島での撮影を思い出さずにはいられません。津川さんは海外の撮影が大嫌いということを知っていたため、多分ダメだろうなと思っていました。主人公の孤独な老人のイメージが、私自身の祖父のイメージが重なり、そのイメージを生き写しのように撮影したくオファーをしたところ、撮影に参加すると言っていただきました。津川さんは最初、自身が演じる役を「死と生の狭間に存在する役なんだね」とおっしゃいました。撮影に入る際、津川さんは7、8kg減量され、役を体現する姿で現地に入ってこられました。鬼気迫る緊張感で、マレーシアの女優が恐怖を抱くぐらいでした。私が思い描いていた津川さんは饒舌にしゃべる役を演じるイメージでした。マレーシアでの撮影では、ただそこに存在することを重視しているなと感じました。
私の記憶に深く刻まれているのが、海に近い場所でラストシーンを撮影した際。「死と生の狭間で人間は何もできないんだな」とおっしゃって、その後マレーシアの海を眺めている姿を、固唾を飲むように津川さんの姿をみて、撮影したのを忘れられません。この作品で、津川さんはマレーシアのスタッフ、キャストにとても愛されていました。僕も彼らも津川さんと一緒に仕事ができたことは誇りになったと思います。


【松永大司監督 コメント】

松永大司監督:ミャンマーで撮影する前に、長編2作目として、ハワイで映画を撮影させてもらった経験が大きくて、今後の映画作りに於いて、どういう風な道を模索していくか、海外のクルーと一緒に作っていくことは、自分自身の作家性を広げていく一つの可能性だと思いました。
撮影クルーは中国、インドネシア、ミャンマー、イギリスと様々な国のメンバーでした。
映画を創るにあたって勉強になりましたし、日本の考え方が違うことが多かったため、言葉が通じないことが多かったんですね。もっと自分がそういった環境で映画作りを勉強して成長していきたいと思いました。

Q:3作品にニコラス・サプットゥラが出演している件

松永大司監督:まず3人の監督でスカイプ、直接会ってミーティングをし、3作品の楔となる共通テーマを設け、視覚的なものにするかなど話し合い、作りたい作品の骨格を出来ていく中でエドウィン監督の作品にニコラスが出ることをしりました。エドウィン監督から、ニコラスの役のアイデアを聞いた時に、私の作品でも出演できないかということから、ニコラスを3作品に出演してもらおうということになりました。


映画情報どっとこむ ralph 『アジア三面鏡 2018:Journey』
2018_journey/

『海』
中国・北京から海を目指し、全く性格の違う母娘が旅するロードムービー。徐々に旅の目的が 分かってくる展開に最後は涙すること必至。喧嘩しながら旅を続ける母娘を通して、普遍的な 親子の問題、現代中国特有の人間模様が浮き彫りに。デグナー監督自身の経験や境遇が 大きく反映された渾身の物語。 主演は高い演技力に定評のあるベテラン女優チェン・ジンと実力派若手女優ゴン・チェ。

監督: テグナー
キャスト:チェン・ジン、ゴン・チェ、トゥメン、ニコラス・サプットゥラ

『碧朱(へきしゅ) 』
舞台はミャンマー。主人公はヤンゴン市内の鉄道整備事業に携わる日本人・商社マン。民主 化して間もない街の進化と喪失、現地の人々との交流、彼が抱いた心の機微を色彩豊かな 映像で描き出しています。 主演は今最も勢いのある俳優、長谷川博己。静かで力強い演技に新しい魅力を感じます。 ヒロインは監督が現地で発掘した現役大学生の新人、ナンダーミャッアウン。

監督:松永大司
キャスト:長谷川博己、ナンダ―ミャッアウン、ニコラス・サプットゥラ


『第三の変数』
©2018 The Japan Foundation, All Rights Reserved.

インドネシア人夫婦が旅先の東京で出会う不思議な男性。民泊を営む傍、コンサルタントを 自称する男から奇妙で官能的なアドバイスを受ける夫婦。シュールレアリストとして知られるエド ウィン監督が独特な切り口で描く物語。 主演を務めるのは、3作品共通キャストでもあるインドネシアの国民的俳優ニコラス・サプットゥ ラ、インドネシアの人気女優アグニ・プラティスタ、日本・インドネシア合作映画『KILLERS/キ ラーズ』で北村一輝との共演経験もある実力派俳優オカ・アンタラ。

監督:エドウィン
キャスト:アグニ・プラティスタ、オカ・アンタラ、ニコラス・サプットゥラ

映画情報どっとこむ ralph
<第31回東京国際映画祭 開催概要>

イベントタイトル: 第31回東京国際映画祭 
主催:公益財団法人ユニジャパン
共催: 経済産業省(TIFFプラス)、国際交流基金アジアセンター(アジア映画交流事業)
東京都(コンペティション部門、ユース部門)
開催期間: 2018年10月25日(木)~11月3日(土・祝)
会場: 六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区)、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場(千代田区) 他
公式サイト:www.tiff-jp.net

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行定勲監督「今こそ観るべき映画!」と大絶賛! 『焼肉ドラゴン』トークショー


映画情報どっとこむ ralph 6月22日(金)公開映画『焼肉ドラゴン』の試写会が都内で行われ、本作の監督・脚本、舞台版の演出を務めた鄭義信監督と、『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)や『リバース・エッジ』(18)などを手がけ、近年は舞台の演出も手掛けている行定勲監督がトークショーを行った。

鄭義信監督×行定勲監督トークショー付き試写会イベント
日時:6月5日(火)
会場:日本消防会館・ニッショーホール
登壇:鄭義信監督、行定勲監督

映画情報どっとこむ ralph 上映後、拍手喝采の中観客に迎えられた鄭と行定。
行定さんは本作について

行定さん:鄭監督の舞台や映画はずっと観ていました。舞台版の「焼肉ドラゴン」も本当は初演から観たかったのですが、口コミのすごさでチケットがどうしても取れずに断念しました。出演している女優さんの社長さんにお願いしたりとか、汚い手を使ったりしていたんですけど…(笑)再演でようやく観られて衝撃を受けましたね。今回映画を観る前は正直、「舞台を観た時の気持ちを超えられるか?」と不安でしたが、未来へ向けて放たれている素晴らしい映画。先日韓国の映画祭で観たとき、ラストシーンのあたりから拍手が鳴りやまなかったんです。映画が終わるまで我慢できない観客の人たちがすごくて、それって心からの拍手ですよね

と大絶賛。

続けて

行定さん:表情をしっかりと見せるところが鄭監督は的確ですよね。ラストの劇的なシーンも、僕だったらああいう風には撮れない。

と、演劇出身の鄭ならではの撮影手法についても語った。

鄭監督は本作について

鄭監督:伊丹空港の近くの国有地を不法占拠しているという設定ですが、実は僕は姫路城の外堀でバラックを建てて暮らしていました。劇中で父親の龍吉が言う「醤油屋の佐藤さんから買うたんや」って台詞は僕の父の台詞です(笑)。

と秘話を語ると客席は笑いに包まれた。さらに、

鄭監督:姫路城の外堀は今では世界遺産の公園になっているところです。最近は「実家が世界遺産です」というキャッチコピーにしています(笑)。

と語りました!

さらに

行定さん:僕が『GO』(01)を撮ったとき、あの作品は韓国の若者層に響いていました。同じ国籍の人が日本でこうしているんだって知らなかったんです。歴史に残らない人たちがいる。そういう人たちを映画の力を使って再現することができる。それこそが映画の意味だと思っています。本作は映画がやらなければいけないことが、全て詰め込まれていると思います。

と熱弁。すると

鄭監督:舞台の初演時は50代以上の人たちがノスタルジーを感じて観にきてくれました。2011年と2016年の再演、再再演時には東日本大震災などによって故郷を捨てざるを得なかった人たちの物語として受け入れられるようになりましたね。僕の思惑とは違っていて、どんどんと作品が先に進んでいく感覚でした。

と、まさに映画が時代を反映しているエピソードを語った。

映画情報どっとこむ ralph そしてキャストについて話題が移ると、

鄭監督:大泉さんは再演のときに北九州まで観にきてくれました。その夜飲んだときに、いつか自分も出たいと言ってくれていましたね。撮影になると、本当は次の映画の撮影も差し迫っていて切っちゃいけないって言われていたみたいですが、髪の毛をクランクイン前に切ってこられて…。

とエピソードを語った。


最後に

行定さん:僕は映画をもう2回観ましたが、2回目にかなり沁みました。今この時代に観るべき作品だと思います。皆さんもぜひ口コミしてくださいね。こういう映画がヒットしないと、つまらない映画ばっかりになりますよ。

と熱く語った。

映画情報どっとこむ ralph 映画情報どっとこむをお薦めです!

映画『焼肉ドラゴン

6月22日(金)より、全国ロードショー!

公式サイト:
http://yakinikudragon.com
Twitter:
@yakiniku_dragon

本作は、鄭義信作・演出により、朝日舞台芸術グランプリ、読売演劇大賞および最優秀作品賞など数々の演劇賞を受賞し、2011年、2016年と再演を重ね、多くのファンを魅了した舞台「焼肉ドラゴン」の映画化作品。演劇界では一流の演出家であり、映画界では『月はどっちに出ている』、『愛を乞うひと』、『血と骨』(この3作品すべてで、キネマ旬報ベストテン脚本賞を受賞)で脚本家としても名高い鄭義信が初監督に挑んだ本作は、生涯胸に留めておきたいと絶賛された名シーン、名台詞の数々を映像の世界でいかに描くのか、記念すべき第一作目に注目が集めている作品です。

物語・・・

万国博覧会が催された1970(昭和45)年。高度経済成長に浮かれる時代の片隅。関西の地方都市の一角で、ちいさな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む亭主・龍吉と妻・英順は、静花(真木よう子)、梨花(井上真央)、美花(桜庭ななみ)の三姉妹と一人息子・時生の6人暮らし。失くした故郷、戦争で奪われた左腕・・・。つらい過去は決して消えないけれど、“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる―”それが龍吉のいつもの口癖だ。そして店の中は、静花の幼馴染・哲男(大泉洋)など騒がしい常連客たちでいつも賑わい、ささいなことで泣いたり、笑ったりー。そんな何が起きても強い絆で結ばれた「焼肉ドラゴン」にも、次第に時代の波が押し寄せてくるのだった。

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原作:戯曲「焼肉ドラゴン」(作:鄭 義信)
脚本・監督:鄭 義信

出演:真木よう子 井上真央 大泉 洋/桜庭ななみ 大谷亮平 ハン・ドンギュ

イム・ヒチョル 大江晋平 宇野祥平 根岸季衣 /イ・ジョンウン キム・サンホ

配給:KADOKAWA ファントム・フィルム

製作:「焼肉ドラゴン」製作委員会
©2018「焼肉ドラゴン」製作委員会




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