西加奈子先生の児童小説では異例の累計55,000部の売り上げを記録し、幅広い世代から愛される西の世界観を見事に感動作として昇華させた映画『まく子』がいよいよ3月15日(金)よりテアトル新宿、他全国公開となり、その二日目の16日に初主演の山﨑光さんをはじめ、新音さん、草彅 剛さん、須藤理彩さんと鶴岡慧子監督が登壇して舞台挨拶を行いました。
映画『まく子』公開記念舞台挨拶 |
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多くの立ち見が出る大盛況ぶりの劇場。 大きな拍手の中、山﨑光さんをはじめ、新音さん、草彅 剛さん、須藤理彩さんと鶴岡慧子監督が登場!本日、足元には桜の生花で彩られた舞台となっています。 山﨑さん:今日は沢山の方に足をお運びいただきありがとうございます。この作品への思いなど沢山話せればと思っています。 新音さん:無事公開できて何よりです。 須藤さん:皆さんの貴重な大時間を『まく子』に使ってくださってありがとうございます。映画はこうして観ていただいて完成だともいます。こうして多くの方に観ていただけてとても嬉しいです。 草彅さん:僕も沢山お話していこうと思っています。 温かな作品を紡ぎだした監督は段々洗練されてきた感じ。 鶴岡監督:本日ご来場いただきありがとうございます。こんなに沢山の方に観ていただけて本当に嬉しいです。観に来てよかったなと思っていただけるような舞台挨拶にしたいと思います。 と、其々一言挨拶。 |
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実は、中学校を卒業したばかりの山﨑さん
山﨑さん:この一年間はとても大事な一年間でした。主演をやらせていただいたことで今後の俳優人生の良い糧になったのではと思っています。
まだ新音さん14歳と紹介されると、会場から驚きの声。今回の役作りを 新音さん:不思議な子の役なので、目地殻を意識しました。距離感がわからないとかイントネーションがおかしかったり。細かいところを意識しました。 と大絶賛。 会場にはお母さん世代も沢山お見えのご様子。 とすると、 草彅さん:あのシーンは色々テクニックを駆使しました。(ネタバレ過ぎるのと色々過ぎるので略)大きさを比べました。心のね。 との草彅さんのお話に、観終えたばかりの会場はかなり受けてました。 |
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子供だけではなく大人の再生物語でもある本作について 草彅さん:この作品って、おいて死に近づいていくわけですが、ただ朽ち果てていくじゃなく。再生しながら生きていきたいなと。二人と言うフィルターを通して、大人たちが気付いていく。少し自分も再生できるかなって思えるいい映画に仕上がっています! と、太鼓判の草彅さん! 草彅さん:完成披露の時に会ったら大きくなっていて、成長してるんだなと。僕らはその分、僕らは歳を重ねてて・・・。いいな~人生輝いてて! と羨む場面も。これに須藤さん 須藤さん:いい話から下ネタまで、トークの振れ幅凄い! と褒めると と、掛け合いがピッタリ。 |
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ここで、まく子に引っ掛けて、この先何を撒いていきたいかと質問されると
鶴岡監督:この作品が一人でも多くの観客の方に届くこと、この作品を撒きたいです。 須藤さん:プライベートで娘が中学生になるので、働くお母さんとして、頑張ろうを撒いていけたらと思います! 草彅さん:元気と笑いを撒いていきたい!笑うって大事なことですから!だからこそ、この作品を撒きたいです。(MC:元気の秘訣は?)舞台の上に立つ!これですね。 新音さん:シアワセを撒きたいです。作品を通して、そして役者として感情を伝えていきます。 山崎さん:草彅さんと同じで笑顔を撒きたいです! 草彅さん:お互い頑張ろうね。これからライバルだからね。 最後に・・・・ 山﨑さん:この映画は、全員で心をコメて作った作品です。シアワセを撒くというテーマがどれだけ伝わったか、楽しみです。そして、皆さんで話をしていただけたら嬉しいです。 映画『まく子』 3月 15日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開! 公式HP: |
出演:山﨑 光 新音 須藤理彩/草彅 剛
つみきみほ 村上 純(しずる) 橋本 淳 内川蓮生 根岸季衣 小倉久寛
原作:「まく子」西加奈子(福音館書店 刊)
監督・脚本:鶴岡慧子
主題歌:高橋 優「若気の至り」(ワーナーミュージックジャパン/unBORDE)
c2019「まく子」製作委員会/西加奈子(福音館書店)