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『THE WHITE CROW(原題)』第31回東京国際映画祭コンペティション最優秀芸術貢献賞受賞!


映画情報どっとこむ ralph ニジンスキーの再来といわれた伝説的なバレエダンサー ルドルフ・ヌレエフの半生を名優レイフ・ファインズ監督・出演で映画化 !!『THE WHITE CROW(原題)

第31回東京国際映画祭コンペティション部門にて出品され、オープニングにはレイフ・ファインズ監督もレッドカーペットを歩きました。そして、本日、本作が同映画祭にて最優秀芸術貢献賞を受賞しました。
映画情報どっとこむ ralph 本作は、ハリー・ポッターシリーズをはじめ『シンドラーのリスト』『グランド・ブタペスト・ホテル』など数々の名作の出演でしられるレイフ・ファインズの、3作目となる監督作。
ジュリー・カバナによる原作をアカデミー賞(R)ノミネート、デヴィッド・ヘアーの脚本をえて、現役のトップダンサーのオレグ・イヴェンコ、セルゲイ・ポルーニンをはじめ、ラファエル・ペルソナ、アデル・エグザルホプロスなど期待のヨーロッパ俳優たちが集結しました。
公開は、2019年全国ロードショーとなります。

物語。。。
キーロフ・バレエのソリストとして世界を魅了していたにも関わらず、その激しい性格と反抗的 な態度から政府に警戒されていたルドルフ・ヌレエフ。
舞台上・日常を問わず情熱的で大胆だった彼の 素顔と、海外公演の途中にパリでドラマチックな亡命を果たすまでの半生を描く。

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監督:レイフ・ファインズ   
脚本:デヴィッド・ヘアー『めぐりあう時間たち』『愛を読むひと』
製作:ガブリエル・ターナ『あなたを抱きしめる日まで』フランソワ・イベルネル『スラムドッグ$ミリオネア』 『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』『クィーン』アンドリュー・レヴィタス衣装:マデリーン・フォンテーヌ『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』『イヴ・サンローラン』

出演:
オレグ・イヴェンコ/セルゲイ・ポルーニン『ダンサー、 セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』
アデル・エグザルホプロス『アデル、ブルーは熱い色』/ルイス・ホフマン 『ヒトラーの忘れもの』
チュルパン・ハマートヴァ『グッバイ、レーニン! 』/ラファエル・ペルソナ 『黒いスーツを着た男』
レイフ・ファインズ 『シンドラーのリスト』 『イングリッシュ・ペイシェント』

配給:キノフィルムズ
(C)2019 BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND MAGNOLIA MAE FILMS


第31回東京国際映画祭の東京グランプリ他各賞の授賞式が行われました!


映画情報どっとこむ ralph EXシアター六本木にて開催されました第31回東京国際映画祭のアワード・セレモニーにて本年の東京グランプリをはじめ各賞が発表となりました!


日付:11月2日
会場:EXシアター六本木

映画情報どっとこむ ralph 第31回東京国際映画祭 受賞作品・受賞者
The 31st Tokyo International Film Festival Award Winners

受賞作品/受賞者 (WINNER) 対象作品 (FILM) 備考 (NOTES)

東京グランプリ/東京都知事賞 Tokyo Grand Prix / The Governor of Tokyo Award 『アマンダ(原題)』 “Amanda” - 賞金 $50,000

審査委員特別賞 Special Jury Prize 『氷の季節』 “Before the Frost” - 賞金 $20,000

最優秀監督賞 Award for Best Director エドアルド・デ・アンジェリス Edoardo De Angelis 『堕ちた希望』 “The Vice of Hope” 賞金 $5,000

最優秀女優賞 Award for Best Actress ピーナ・トゥルコ Pina Turco 『堕ちた希望』 “The Vice of Hope” 賞金 $5,000

最優秀男優賞 Award for Best Actor イェスパー・クリステンセン Jesper Christensen 『氷の季節』 “Before the Frost” 賞金 $5,000

最優秀芸術貢献賞 Award for Best Artistic Contribution 『ホワイト・クロウ(原題)』 “The White Crow” 賞金 $5,000

最優秀脚本賞 Presented by WOWOW Best Screenplay Award by WOWOW 『アマンダ(原題)』 “Amanda” - 賞金 $5,000

観客賞 Audience Award 『半世界』 “Another World” - 賞金 $10,000

アジアの未来 作品賞 Asian Future Best Film Award 『はじめての別れ』 “A First Farewell” - 賞金 $10,000

国際交流基金アジアセンター特別賞 The Spirit of Asia Award by the Japan Foundation Asia Center ホアン・ホアン Huang Huang 『武術の孤児』 “Wushu Orphan” –

日本映画スプラッシュ 作品賞 Japanese Cinema Splash Best Film Award
『鈴木家の嘘』 “Lying to Mom” - 賞金¥1,000,000

日本映画スプラッシュ 監督賞Japanese Cinema SplashBest Director Award
武正晴 Masaharu Take 『銃』 “The Gun”

田中征爾 Seiji Tanaka 『メランコリック』 “Melancholic”

東京ジェムストーン賞 Tokyo Gemstone Award –

Mai Kiryu,木竜麻生、
Lien Binh Phat, リエン・ビン・ファット、
Karelle Tremblay,カレル・トレンブレイ、
Nijiro Murakami, 村上虹郎

映画情報どっとこむ ralph <第31回東京国際映画祭 開催概要>

イベントタイトル: 第31回東京国際映画祭

主催:公益財団法人ユニジャパン
共催: 経済産業省(TIFFプラス)、国際交流基金アジアセンター(アジア映画交流事業)
東京都(コンペティション部門、ユース部門)
開催期間: 2018年10月25日(木)~11月3日(土・祝)
会場: 六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区)、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場(千代田区) 他
公式サイト:www.tiff-jp.net

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野尻克己監督『鈴木家の嘘』第31回東京国際映画祭スプラッシュ部門作品賞&木竜麻生が東京ジェムストーン賞受賞!


映画情報どっとこむ ralph 突然訪れた長男の死によって巻き起こる家族の混乱と再生を、ユーモアをまじえつつあたたかく描いた感動作『鈴木家の嘘』が11月16日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国公開となります。

そして、東京高裁映画祭では海外への飛躍を強く意識した部門であり、活況を呈する日本のインディペンデント映画から、とりわけ個性が強く独創性とチャレンジ精神に溢れる作品が選出される日本映画スプラッシュ部門に選出されていました。映画祭にて行われたレッドカーペットワールドプレミア舞台挨拶では満員御礼で迎え、上映後に行われたチラシ&サイン会では長蛇の列ができ、鑑賞後のお客さんからは絶賛の声が多く寄せられるなど、盛り上がりを見せた本作。

そんな本作が第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門作品賞を受賞!

そして!ヒロインを務めた木竜麻生は東京ジェムストーン賞を受賞!!
「東京ジェムストーン賞」は、東京国際映画祭のビジョンの一つに掲げた「映画の未来の開拓」に沿って、宝石の原石(ジェムストーン)の様な輝きを放つ若手俳優を東京で見出し、顕彰し、世界に紹介することで、彼らがその輝きを増す一助となることを目的として昨年から設けられた賞。

同映画祭に出品される全作品を対象に、男優・女優問わず日本と世界の若手俳優数名が選出されます。

映画情報どっとこむ ralph 本日行われた授賞式にて野尻監督と木竜麻生が出席し、登壇スピーチで喜びを語りました。

野尻克己監督コメント
生まれてこの方、一度も賞をとったことがなく読書感想文でさえもらったことがないので驚いてます。脚本は4年前に書き始め、こつこつ書いていました。体験を基にしつつ小さい映画にはしたくなかった。魂をゆさぶる映画を撮りたいと思っていた4年前は、このような形で映画になるとは夢にも思っていませんでした。先輩監督が、「監督は、なるものではなく、まわりの人にならせてもらうものだ」と仰っていたが、その通りだと思っています。僕に監督にしてくださったキャスト、スタッフの皆さんの賞だと思っています。審査員の方も僕の作品を認めてくださってありがとうございます。

木竜麻生コメント
このような素晴らしい賞をいただき本当にありがとうございます。東京国際映画祭は今回初めて参加させていただきました。作品に関わった皆さんといただけた賞だと思っています。これからも精進してまいります。

映画情報どっとこむ ralph 映画『鈴木家の嘘』情報


『滝を見にいく』(沖田修一監督)、『恋人たち』(橋口亮輔監督)などを生み出した松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画プロジェクト第6弾となる『鈴木家の嘘』。本作は、橋口亮輔監督(『恋人たち』)、石井裕也監督(『舟を編む』)、大森立嗣監督(『日日是好日』)など数多くの作品で助監督を務めてきた野尻克己の監督デビュー作。

<あらすじ>
あまりにも突然に訪れた長男・浩一の死。ショックのあまり記憶を失った母のため、遺された父と長女は一世一代の嘘をつく。
ひきこもりだった浩一は、扉を開けて家を離れ、世界に飛び出したのだと―。母の笑顔を守るべく奮闘する父と娘の姿をユーモラスに描きつつ、悲しみと悔しみを抱えながら再生しようともがく家族の姿を丁寧に紡ぐ感動作。

11月16日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー!

公式サイト:
www.suzukikenouso.com

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監督・脚本:野尻克己 
出演:岸部一徳 原日出子 木竜麻生 加瀬亮  岸本加世子 大森南朋 

音楽・主題歌:明星/Akeboshi「点と線」(RoofTop Owl) 製作:松竹ブロードキャスティング 制作プロダクション:ハーベストフィルム

配給:松竹ブロードキャスティング/ビターズ・エンド ©松竹ブロードキャスティング

2018年/日本/133分/カラー/ビスタ/5.1ch/DCP
©松竹ブロードキャスティング
©TIFF


加藤諒オネエ疑惑を払拭!? 渡辺大知は憧れの・・・東京国際映画祭 『ギャングース』舞台挨拶イベント


映画情報どっとこむ ralph 犯罪集団だけを標的とする窃盗“タタキ”稼業で過酷な社会を生き抜こうとする3人の少年たちを描いた映画『ギャングース』(11月23日(金)公開)が第31回東京国際映画祭 特別招待作品として選出され、11月1日(木)に加藤諒、渡辺大知、そして入江悠監督が舞台挨拶イベントに登壇した。


第31回東京国際映画祭 特別招待作品
日付:11月1日(木)
場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズ
登壇:加藤諒、渡辺大知、入江悠監督

映画情報どっとこむ ralph 本作は講談社「モーニング」で連載していた同名の人気漫画を実写化した作品で、主人公の一人の“カズキ”を演じて

加藤さん:1巻が出たころに友人に勧められて読んでいたので、映画化の話が来たときは本当に驚きました。“カズキ”は本当に男らしいので、オネエ疑惑のある僕をよく選んでくれたなあと。このカズキのような男らしい姿が本当の僕です(笑)
と語り、原作通りのモヒカンの“カズキ“になるため

絶対地毛がいいと、マネージャーを説得しました。刈るときに監督に写メを送りながら長さをチェックしてもらいました~。

と役作りに対しての意気込みを語り・・・

また、主人公3人のうちの一人“タケオ”役で黒猫チェルシーのボーカルで本作の主題歌『CRYBABY』の作詞作曲を務めて

渡辺さん:不良役に憧れていて、金髪にしたかったのでここぞとばかりに金髪にしました。撮影中は役柄同様に加藤くんと高杉くんと3人でずっと一緒にいて、兄弟のような関係になりました!みんなで力を合わせて闘いながら撮影に挑んだ、とても大好きな作品です。
と語り、作詞・作曲を担当した本作の主題歌に関しては

渡辺さん:(作詞・作曲の)オファーがくる前、脚本と原作を読んだとき思いが溢れて、実は勝手に曲を書いていたんです。そして撮影後に改めて曲を書いて、2曲共監督に提出しました。結果撮影後の方を採用してもらいました。この映画は主人公だけではなく悪役もキラキラと一日一日を前向きに明日に向かって生きている。彼らの逞しさを代弁できたらという気持ちを込めて作りました。

と語った。

さらに、実写化のオファーを受けてから5年の歳月を掛けて制作したことに関して問われると監督は・・・

入江監督:オファーを受ける前から原作を読んでいたので、まさか自分が監督を務めるとは!と驚きました。オファーを受けたのは原作の2巻が出たくらいの頃です。最終的にストーリーがどうなるかわからないですし、原作でのアプローチとは別に自分でも取材をしました。気が付いたら5年経っていましたね(笑)今日ようやくワールドプレミアを迎えて、初めて一般の方に観ていただいけるのでとてもワクワクしています。

と笑顔で語った。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

作品に対してコメントを求められ

入江監督:過酷な社会で生きる少年たちを描くギャングースは自分が生きているのはちっぽけな世界だったと気づかせてくれた作品。もしかして自分の隣の人が実はそういう人なのかもと想像力を働かせるきっかけになってくれたら。
と語り、続けて

渡辺さん:SNSだけではなく家族や友人と感想を言い合えて人と人をつなぐ作品になれたら

加藤さん:自分がやりたかったと思う作品に出合えました!感想ちょうだいキャンペーンをやっているので、SNSなどにたくさん投稿して拡散してください!

と呼びかけ、アットホームな雰囲気のままイベントを締めくくった。

映画『ギャングース』

11月23日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー!

gangoose-movie.jp

twitter:
@MovieGangoose

本作は、モーニング誌で2013年から2017年まで連載され、高い人気を獲得した漫画・肥谷圭介×ストーリー共同制作・鈴木大介による青春漫画を実写映画化した作品。“タタキ”専門の窃盗団の情報収集・標的選定担当のサイケを高杉真宙が演じ、立ちはだかる半グレ系アウトローによる犯罪営利組織・六龍天のトップに君臨する安達を演じるのは世界的ギタリストのMIYAVI。その安達の下で働く詐欺組織の番頭・加藤には金子ノブアキと豪華俳優陣が多数出演している。


映画情報どっとこむ ralph
<第31回東京国際映画祭 開催概要>

イベントタイトル: 第31回東京国際映画祭
主催:公益財団法人ユニジャパン
共催: 経済産業省(TIFFプラス)、国際交流基金アジアセンター(アジア映画交流事業)
東京都(コンペティション部門、ユース部門)
開催期間: 2018年10月25日(木)~11月3日(土・祝)
会場: 六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区)、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場(千代田区) 他
公式サイト:www.tiff-jp.net

©TIFF

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高杉真宙 加藤諒 渡辺大知(黒猫チェルシー)

林遣都 伊東蒼 山本舞香 芦那すみれ 勝矢/般若 菅原健 斉藤祥太 斉藤慶太

金子ノブアキ 篠田麻里子 MIYAVI

監督:入江悠(『22年目の告白-私が殺人犯です-』『ビジランテ』『SRサイタマノラッパー』シリーズ) 脚本:入江悠 和田清人

原作:肥谷圭介・鈴木大介「ギャングース」(講談社「モーニング」KC所載) 製作・配給:キノフィルムズ/木下グループ

制作プロダクション:アミューズ映像制作部+パイプライン
©2018「ギャングース」FILM PARTNERS©肥谷圭介・鈴木大介/講談社


木竜麻生を純朴さとスター性を兼ね備えてると絶賛の野尻克己監督『 鈴木家の嘘 』東京国際映画祭ティーチイン


映画情報どっとこむ ralph 突然訪れた長男の死によって巻き起こる家族の混乱と再生を、ユーモアをまじえつつあたたかく描いた感動作『鈴木家の嘘』が11月16日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国公開となります。

そして、第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門にも出品され注目を集めている本作の上映後ティーチインが行われ、ヒロインを務めた木竜麻生さんと野尻克己監督が登壇しました!


日程:10 月 31 日(水)
会場:TOHO シネマズ 六本木ヒルズ
登壇:木竜麻生、野尻克己監督

映画情報どっとこむ ralph 第31回東京国際映画祭にて2回目の上映が行われ。先日のワールドプレミアに引き続き会場は満席!そんななか上映後Q&Aにヒロインを務めた木竜麻生と野尻克己監督が登壇。

まずはじめに『鈴木家の嘘』がデビュー作となった監督へ脚本を書いた経緯をきかれると

野尻監督:脚本は書くのに4年ほどかかりました。橋口亮輔監督の『恋人たち』の助監督を務めていた当時、オリジナルの脚本は素晴らしいと感じたんです。それで自分も書こうと思い、映画化に至りました。

本作は監督の実話をベースにしていることでも注目されている。それについて

野尻監督:僕の兄が自死してしまったことは事実ですが、そこから始まる家族の話を作りたかったんです。独りよがりの映画にはしたくなかったですし、エンターテイメントも取り入れたかったので嘘をつくことで物語が広がっていくように書きました。

と明かした。

木竜さんは4日間のワークショップを経て本作のヒロイン役として抜擢された。その理由について

野尻監督:(木竜は)あまり最近いないタイプの女優でした。映画『Wの悲劇』の薬師丸ひろ子さんのように、純朴さとスター性を兼ね備えた雰囲気を持っていたんです。

という言葉に、

木竜さん:ありがとうございます。すみません。。。。

と照れた様子で返した。

映画情報どっとこむ ralph 観客より最もテイクを重ねたシーンについて聞かれると、

野尻監督:岸部一徳さんと原日出子さんの夫婦喧嘩のシーンですね。16回ぐらいやったかな。画面には2分ぐらいしか映らないのですが、30年ぐらいの夫婦の歴史を映したいと思ったんです。微妙なニュアンスを求めすぎたせいで撮影は深夜まで及んでしまって…細かすぎるって怒られちゃいました(笑)

と当時のエピソードに会場からは笑いがこぼれた。また木竜さんへ撮影前に徹底したことについて聞かれると
木下さん:新体操の練習に4か月通いました。その間に私が演じた鈴木家の長女・富美のことをずっと考えるわけではなかったのですが、体を動かすことで頭が空っぽになったり、新体操のことだけを考えたりすることで、富美や自分自身の気持ちに自然と向き合うことにつながったと思います。

と振り返った。本作には鈴木家の周りに物語のキーとなる人物が登場することについて監督は、

野尻監督:客観性が見えない映画にはしたくないと思ったんです。他人は他人ということをきちんと映したかった。人間必ず同じ苦しみをもつというのはないんですよね。表面上明るいかもしれないけれど、他人には想像つかないトラウマがあるかもしれない人や悲しいけれど必死な姿がおかしく見える人、愚直だけども愛すべき人…客観性も大事にしたからこそ濃いキャラクターを取り入れたんだと思います。

と答えた。


映画情報どっとこむ ralph
重いテーマを扱っていてもユーモアが溢れ、悲しみと笑いが絶妙なバランスで描かれている本作。

野尻監督:すごくコメディにするのはよくないし、伝えたい芯の部分は忘れないように、面白いところは人間的な性格や行動原理に必ず理由があるように書きました。ストーリーに溶け込まないようなギャグはやらないようにしていましたね。

と自身の想いを語った。また実際に役を演じる木竜へ、笑いと悲しさが交互するストーリーは演じる上で大変だったか聞かれると

木下さん:変化についていけないことはありませんでした。大変な場面やつらい場面ももちろんありましたけど、面白い部分は心から笑えたり、それこそおじさんが素麺を吹き出したら“汚い!(笑)”とテーブルを拭いたりするのも自然に出来ましたし!演じていて私はとても楽しかったです!

と、監督や出演者との信頼関係があったからこそ自然に演じれたと胸を張って答えた。

最後に・・・

野尻監督:面白いと思ったら是非口コミなど広げて頂ければと思います。今日は観に来てくださり本当にありがとうございました!

とメッセージを残し、Q&Aは終了した。


『鈴木家の嘘』

11月16日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー!

公式サイト:www.suzukikenouso.com

あらすじ
あまりにも突然に訪れた長男・浩一の死。ショックのあまり記憶を失った母のため、遺された父と長女は一世一代の嘘をつく。ひきこもりだった浩一は、扉を開けて家を離れ、世界に飛び出したのだと―。母の笑顔を守るべく奮闘する父と娘の姿をユーモラスに描きつつ、悲しみと悔しみを抱えながら再生しようともがく家族の姿を丁寧に紡ぐ感動作。
映画情報どっとこむ ralph
<第31回東京国際映画祭 開催概要>

イベントタイトル: 第31回東京国際映画祭
主催:公益財団法人ユニジャパン
共催: 経済産業省(TIFFプラス)、国際交流基金アジアセンター(アジア映画交流事業)
東京都(コンペティション部門、ユース部門)
開催期間: 2018年10月25日(木)~11月3日(土・祝)
会場: 六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区)、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場(千代田区) 他
公式サイト:www.tiff-jp.net

©TIFF

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監督・脚本:野尻克己
出演:岸部一徳 原日出子 木竜麻生 加瀬亮  岸本加世子 大森南朋 

音楽・主題歌:明星/Akeboshi「点と線」(RoofTop Owl) 製作:松竹ブロードキャスティング 制作プロダクション:ハーベストフィルム
2018年/日本/133分/カラー/ビスタ/5.1ch/DCP  
配給:松竹ブロードキャスティング/ビターズ・エンド 
©松竹ブロードキャスティング