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原一男監督 『ニッポン国 VS 泉南石綿村』 釜山国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞受賞


映画情報どっとこむ ralph 韓国 釜山で2017年10月12日-21日にかけて開催された第22回釜山国際映画祭(PUSAN International Film Festival)において原一男監督の最新作映画『ニッポン国 VS 泉南石綿村』が、 ワイドアングル部門にてセメナ賞(最優秀ドキュメンタリー)を受賞しました!

映画祭開催期間 2017年10月12日‐10月21日
釜山国際映画祭公式HP:
http://www.biff.kr

映画情報どっとこむ ralph 原一男監督、受賞コメント

釜山国際映画祭で BIFF メセナ賞(最優秀ドキュメンタリー賞)を受賞しま した。泉南の原告団、弁護団、市民の会の人たちと喜びを分かち合いたいと 思います。釜山での上映に韓国のアスベスト被害者の人たちが駆けつけてく れて泉南の人たちと交流しましたが、韓国の被害者のおじさんが、自分の奥 さんがアスベストの被害でひどく苦しみながら死んでいった、映画を見なが らその奥さんのことを思い出して泣けて泣けて……と私に語ってくれまし たが、その話を聞いて私が泣きそうになってしまいました。この映画はやは り、日韓のそうしたアスベストの被害者の人たちのものである、と今、しみ じみ考えています。

映画情報どっとこむ ralph
また、今後は第 18 回東京フィルメックス(11月18~26 日)にて特別招待作品として上映予定です(上映日時25日 10:00‐) 。

劇場公開は、2018 年3 月、ユーロスペースにて公開です。

映画情報どっとこむ ralph イントロダクション

明治の終わりから石綿(アスベスト)産業で栄えた大阪・泉南地域。

肺に吸い込むと長い潜伏期間の末に肺 がんや中皮腫を発症するアスベスト疾患の責任を求めて、工場の元労働者と家族、周辺住民らが国家賠償請 求訴訟を起こす。

最高裁判決までの8年以上にわたる原告と弁護団の闘いを支援者として丁寧に記録する一方、映画作家として被害者、家族らの揺れ動く生の感情をカメラの前に引き出し、裁判終結までの痛切な闘争のドラマを描き出した。
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監督:原一男 製作:小林佐智子
撮影:原一男、構成:小林佐智子
編集:秦岳志
整音:小川武 音楽:柳下美恵、
制作:島野千尋
助成:大阪芸術大学芸術研究所 JSPS 科研費
製作・配給:疾走プロダクション
配給協力:太秦
宣伝協力:スリーピン
2017 年/215 分/DCP/16:9/日本/ドキュメンタリー
©疾走プロダクション
       


黒沢清監督『散歩する侵略者』が第22回釜山国際映画祭でティーチイン


映画情報どっとこむ ralph 前川知大率いる劇団「イキウメ」の人気舞台「散歩する侵略者」を黒沢清監督が映画化。

数日間の行方不明の後、夫が「侵略者」に乗っ取られて帰ってくる、という大胆なアイデアのもと、長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己、高杉真宙、恒松祐里ほか日本映画界を代表する豪華キャストを迎え、誰も見たことがない新たなエンターテインメントが誕生。現在、全国劇場にて大ヒット上映中です。

この度『散歩する侵略者』が現在開催中の【第22回釜山国際映画祭】で公式上映!
黒沢清監督が上映後、ティーチインに登場しました。

第22回釜山国際映画祭『散歩する侵略者』上映&ティーチイン
登壇:黒沢清監督

映画情報どっとこむ ralph 本作は、第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、その後もニューヨーク映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭ほか世界各国の映画祭で上映され、世界25カ国での劇場公開がすでに決定しています。今回正式出品された、釜山国際映画祭の「アジア映画の窓」部門は、さまざまな視点とスタイルを持つ、アジアが誇る才能豊かな映画監督たちの優れた作品を紹介する部門です。

公式上映には、劇場を満席に埋め尽くす多くのファンが集まり、黒沢清監督が上映後のティーチインに登場すると大きな拍手が巻き起こりました。

まずは

黒沢監督:本日はご覧になっていただいてありがとうございました。釜山映画祭には毎年のように来ているのですが、季節の変わり目でこんなに寒いのは初めて経験しました。海岸に誰もいない釜山は初めてです。この映画でもだんだん人がいなくなって、日本の街から最後にはほとんど人がいなくなってしまうわけですけれども、釜山の街ほどそれが劇的に描けていたかはわかりませんが、楽しんでいただけたのなら嬉しいです。

という挨拶でイベントは始まりました。


さっそく質疑応答が始まると熱心なファンたちからたくさんの質問の手が上がりました。まず、最初になぜこの題材を映像化したのかを問われると、

黒沢監督:ご覧になっておわかりだと思いますが、作品のテーマ自体は宇宙人の侵略というハリウッド映画でもよくある大変お金がかかるような題材です。ただこの作品では同じテーマを扱いながらも、軍隊、政治家、科学者は一切出てこなくて、基本的には夫婦の愛の物語を中心として世界がだんだんと変化、変貌していく様を描いている、そこが魅力的だなと思いました。ハリウッドのようにお金がなくても、特別なものすごい技術を使わなくても、基本的にはこういう日常を描くだけで、非常に大きなテーマにチャレンジできるというところが、何と言っても、この原作の元になったアイディアの素晴らしいところだと思って、すぐに映画化したいと思いました。

と語りました。


映画情報どっとこむ ralph 黒沢監督にホラーのイメージを求める観客からの質問には

黒沢監督:ホラーを楽しみにしていただいたお客さん、どうもすみませんでした(笑)。今回は全然ホラーではなかったですね。でも、僕はホラー映画ばかり撮っているわけではなくて、いろんなジャンルの映画をこれまで撮ってきました。注意深く観てくださるとわかるんですけど、過去の作品もホラー映画であっても、物語の中心は夫婦の関係であったり、若い男女の愛がどのように成立するのか、というのが物語の中心だったりします。今回はSFというジャンルですが、SFというのは最初に現実と少し違う設定があるだけで、その中の物語はなんでもありなんです。なので、今回は割と素直に夫婦の物語を描くことができたというのが実感です。

と様々なジャンルを撮ってきた黒沢監督ならではの実感を込めて答えました。

映画と原作との違いを問われると、

黒沢監督:大きく言うと夫婦の物語はかなり原作に近く、もう一つジャーナリストと若い二人の3人の描写は原作とかなり違っています。原作はもともと舞台の戯曲だったので、ほとんど場所が一箇所、夫婦の場合は夫婦の家、もう一方の3人もほとんど家の近所の設定だったんですけれども、そこは映画なのでジャーナリストと若い二人はもう少しあちこち動き回って、どんどん移動して、結構大変な目に遭うということにしようと考えました。

と語りました。


映画情報どっとこむ ralph また、本作の中で描かれる「概念を奪われた状態」はどのように表現しようと考えたのかを問われると、

黒沢監督:家族や仕事など様々な概念が奪われる、という設定をどこまで描写してどういうドラマとして表現するかはかなり悩みました。その概念がなくなってしまうというのがどういう状態なのか色々と想像したのですが、それをリアルに思い描くことはなかなか難しかったです。ただ、一つだけ考えたのは「家族」や「仕事」などの概念はとても重要ですが、人間が小さな頃から成長していくに従って覚える、学ぶ概念で、それを奪われるということは、それを知らなかった子供に戻るということだと。そして多くの概念を奪われるとなぜか少し幸せそうになるというのは、それを知らなかった子供に戻る、つまり縛られていた概念から自由になるという狙いで描きました。

本作の世界観の中で日本ならではの描写について問われると、

黒沢監督:そういうものは僕が努力しなくても、俳優や、撮っている町、東京ではないどこでもないような少し地方の都市、町の有り様や俳優の演技で、嫌でも日本的ななにかが映っているので、僕はそれ以上、日本的な何かを出そうとは思っていません。アメリカ映画のようにしようと思っていませんが、僕は世界中のどこでも通用する「映画」であろう、「映画」にしようと思って作っただけです。

と真摯に答えました。

会場にはまだ質問を求める多くの手が挙がっていましたが、残念ながら時間切れ。


映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

黒沢監督:釜山映画祭ではいつも驚き、感激するのですが、質問の質がものすごく高くて本当に映画をしっかりと観ていただいているのが伝わって来て本当に嬉しいです。もっともっと手を上げてくださった皆さんの質問にもお応えしたかったのですが、すみません。また来年も来たいと思っています。また来年皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。

ティーチイン後、若い黒沢監督のファンたちが、サインや写真を求めて黒沢監督に殺到し、行列を作りましたが、黒沢監督はその一人一人に丁寧に応え、大盛り上がりのイベントを終えました。



【第22回釜山国際映画祭】
2017年10月12日(木)~10月21日(土)(韓国・釜山現地日程)
映画の復興と芸術への理解を深めることを目的に1996年に創設。以後、急速に規模を拡大しアジア最大級の国際映画祭へと成長を遂げ、本年度は75ヶ国298作品(うち100本がワールドプレミア上映)が上映予定。

「アジア映画の窓」部門は、様々な視点やスタイルを持つ、アジアが誇る才能豊かな映画監督たちの優れた作品を紹介することを目的とした部門。本年度は本作をはじめ56作品が選出され、『アウトレイジ 最終章』(北野武監督)、『彼女がその名を知らない鳥たち』(白石和彌監督)、『羊の木』(吉田大八監督)など13作品が日本から招待されている。


『散歩する侵略者』

物語・・・
世界は終わるのかもしれない。それでも、一緒に生きたい。

数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海。夫・真治は会社を辞め、毎日散歩に出かけていく。一体何をしているのか…?その頃、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発する。ジャーナリストの桜井は取材中、天野という謎の若者に出会い、二人は事件の鍵を握る女子高校生・立花あきらの行方を探し始める。やがて町は静かに不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向へと動く。「地球を侵略しに来た」真治から衝撃の告白を受ける鳴海。当たり前の日常は、ある日突然終わりを告げる。

公式HP:sanpo-movie.jp
公式Twitter:@sanpo_movie
公式FB:@sanpomovie

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監督:黒沢清
原作:前川知大「散歩する侵略者」
脚本:田中幸子黒沢清
音楽:林祐介

出演:長澤まさみ 松田龍平 高杉真宙 恒松祐里 前田敦子 満島真之介児嶋一哉 光石研 東出昌大 小泉今日子 笹野高史 長谷川博己

製作:『散歩する侵略者』製作委員会
給:松竹/日活
(C)2017『散歩する侵略者』製作委員会
  


杉咲花がフェイス・オブ・アジア賞受賞!第22回釜山国際映画祭『メアリと魔女の花』韓国プレミア


映画情報どっとこむ ralph 今夏、全国公開された話題作、スタジオポノック第一回長編作品米林宏昌監督「メアリと魔女の花」。

本作品は、現在開催中の第22回釜山国際映画祭(BIFF)のワイド・アングル部門のアニメーション・ショーケースにて招待を受け、監督の米林宏昌、プロデューサーの西村義明、そしてメアリ役を演じた女優の杉咲花が参加しています。

先ほどソヒャンシアターセンタムシティーにて、韓国初となるプレミア上映され、大好評を博しました。
米林宏昌監督:韓国で今日が初めてお客さんに見てもらう機会だと聞きました。皆さんの反応が楽しみです。メアリは韓国のアニメーターにも沢山助けてもらいました。優秀でとても感謝しています。12月に公開になると聞いていますが、多くの人々に見ていただけることを願っています。

とコメント。映画祭の反響を受け、公開への期待が高まります。

映画情報どっとこむ ralph そして、このたびメアリ役で参加した女優の杉咲花が、今後のアジアでの活躍が期待される俳優に授与される、marie claire Asia Star Awardsのフェイス・オブ・アジア賞を受賞いたしました。

杉咲花さんからのコメント
私が大好きな「メアリと魔女の花」という作品で、この映画祭に参加させていただいたことが出来てすごく光栄に思っています。
私はアジアの作品が大好きなので、ここに来れたことも幸せですし、いつかチャンスがあれば作品に参加できるようにこれからももっと頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。カムサハムニダ。

韓国の劇場公開(配給:CJ E&M)は12月を予定しています。

映画「メアリと魔女の花
英題:Mary and The Witch’s Flower

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キャスト: 杉咲花 神木隆之介
天海祐希 小日向文世 / 満島ひかり 佐藤二朗 遠藤憲一 渡辺えり / 大竹しのぶ
原作:メアリー・スチュアート(KADOKAWA刊)
脚本:坂口理子 脚本・監督:米林宏昌(『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』)
音楽:村松崇継
プロデューサー:西村義明
制作:スタジオポノック
製作:「メアリと魔女の花」製作委員会


『蝶の眠り』中山美穂&キム・ジェウク釜山国際映画祭登場に地元メディアも“ベストカップル”と大絶賛!


映画情報どっとこむ ralph フランス現代文学の代表的女流作家マルグリット・デュラスの晩年の恋を描いた『デュラス 愛の最終章』に着想を得て制作された珠玉のラブストーリー『蝶の眠り』が 2018年5月に日韓同時公開となります。

アルツハイマーを患う主人公の女流作家役には、実に5年ぶりの映画主演作となる中山美穂さんを起用。

次第に病に冒されていくも、愛に生きる等身大の女性像を、余すところなく魅力的に演じている。韓国人留学生の恋人役を務めるのは『コーヒープリンス1号店』 のキム・ジェウクさん。幼少期に日本で生活していた経験を持ち、本作でも完璧な日本語での演技を披露しています。

そして・・・

昨日10月12日より開幕となった第22回釜山国際映画祭のオープニングイベントが行われ、Gala Presentation 部門での出品となる『蝶の眠り』から主演の中山美穂とキム・ジェウクが揃って登壇した。
20171012/제22회 부산국제영화제/개막레드카펫/영화의전당/PHOTOLUDENS_jungminsoo

1999年に韓国でも上映された『Love Letter』が観客動員数140 万人の大ヒットとなり、韓国でも人気を博す中山さんと、現在韓国で放送中の TV ドラマ「愛の温度」で不動の人気を誇るキムさんのふたりがリムジンから降りるやいなや、客席からは大歓声!!!

小雨が降りしきる中、珍しいデザインが美しい黒のドレスを纏った中山をキムが 優しくエスコートしながらレッドカーペットを歩きました。

絵になるふたりの姿に、地元韓国メディアからは「女神のような美貌と彫刻のようなイケメンぶりのベストカップル!」「年齢と国籍を超えた夢のようなケミストリー」など、大絶賛の声が多数。

今回が初の映画祭参加となる中山さんは

中山さん:たくさんの歓声に包まれて、とても嬉しかったです。

キムさん:中山さんとレッドカーペットを歩けて光栄でした。大きな声援をいただけて良かったです。

と喜びのコメントをよせています。
PHOTOLUDENS_parkjonghoon


また、残念ながらイベントには登壇できなかった監督は

チョン・ジェウン監督:とても素敵なカップルでした。レッドカーペットでのお二人の姿を見ることができ、 私は満足です!

と中山とキムの姿に改めて魅了された様子。

なお本作の公式上映は明日14日(土)。

蝶の眠り

2018 年 5 月、日韓同時ロードショー

物語・・・
50 代でありながらも美しく、若い読者にも根強いファンを持つ、売れっ子の女流小説家・松村涼子(中山美穂)。作家として成功し、 満ち足りた生活を送る涼子だったが、遺伝性のアルツハイマーに侵されていることを知り、人生の終焉に向き合うことを余儀なくされる。“魂の死”を迎え る前に、小説を書く以外に何かをやり遂げようと、大学で講師を務め始めた涼子。ある日、大学近くの居酒屋で、韓国人の留学生チャネ(キム・ジェ ウク)と出会い、ひょんなことから涼子の執筆活動を手伝うことになる。作業を進めるうち、現実と小説の世界で交差していく二人は、次第に年齢の 差を超えて互いに惹かれていくが、涼子のアルツハイマーは容赦なく進行していくー。

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出演:中山美穂 キム・ジェウク
監督・脚本・原案:チョン・ジェウン
ストーリー・劇中小説:藤井清美
企画・製作:山上徹二郎 坂本敏明 イ・ウンギョン
プロデューサー:山上徹二郎 イ・ウンギョン 山口幸彦
製作:シグロ、キングレコード、ZOA FILMS
制作プロダクション:シグロ
配給:KADOKAWA
©2017 SIGLO, KING RECORDS, ZOA FILMS


4回目の蒼井優、初釜山の阿部サダヲ 参上!『彼女がその名を知らない鳥たち』


映画情報どっとこむ ralph 10月28日(土)公開の映画『彼女がその名を知らない鳥たち』が、10月12日(木)に開幕したアジア最大級の映画祭である第22回釜山国際映画祭(韓国・釜山)<アジア映画の窓>部門に出品され、本作からW主演の蒼井優さん、阿部サダヲさん、白石和彌監督の3名がオープニングセレモニーに参加レッドカーペットを歩きました!

第22回釜山国際映画祭レッドカーペット&オープニングセレモニー
日付:10月12日(木)
場所:釜山シネマセンター
参加者:蒼井優、阿部サダヲ、白石和彌監督

映画情報どっとこむ ralph 会場はあいにくの雨。
しかし、熱心な映画ファンが雨の中スターが登場するのをいまかいまかと待ちわびる中、韓国でも非常に人気の蒼井さんが阿部さん、白石監督と共にレッドカーペットに登場すると、会場からはひと際大きな歓声が巻き起こり3人も手を振りながら応えました。
4回目の本映画祭の参加となる蒼井さんに対し、阿部さんは初めての国際映画祭への参加で少々緊張しつつ、終始笑顔で蒼井さんと白石監督に促されながらレッドカーペットを歩きました。

蒼井さん:今回が4回目の参加ですが、初めて参加させていただいた時に、主催の方に“釜山国際映画祭は他の海外の映画祭よりかは小規模で予算的に掛けられるわけではないけど、他に負けないのは観客の皆さんです。そこに誇りを持ってます”と言われたのが印象的でした。今もこれからもずっと続く映画祭になればいいなと思っています。また観客の皆様にこの作品を観ていただけるだけで本当に嬉しいです」とこの場に立てたことを感慨深げに語ります。また韓国・釜山で楽しみにしている事を問われた蒼井さんは「今年の釜山がどういう感じなのかが一番楽しみです。釜山に来たら行くと決めている店があるんです。今日も絶対食べますよ!

と、本場韓国料理を楽しみにしていると笑顔で語ります。
国際映画祭への参加が初となる阿部さんは

阿部さん:すごく楽しみです。国際映画祭自体が初めてで、東京で開催される東京国際映画祭も登壇した事が無いんです。大阪の商店街でカーペットをひいてキャンペーンで歩いたことはありますが、こんな正装姿は初めてで、本当に楽しみです! 服を汚せないから緊張するな~。

と喜びの感情を爆発させました!

映画情報どっとこむ ralph さらに

阿部さん:韓国映画は復讐を扱った作品は多いですし、ハードなシーンがよく出てくるので、この作品も韓国の皆様に受けいれられると思います。韓国映画に登場する人物は陣治っぽい、汚い印象があるキャラクターが多いので、絶対受け入れられると思います。見て楽しんでもらえるだけで嬉しいです。

と、全員最低キャラが登場する本作も気に入っていただけると、韓国の観客にメッセージを贈りました。

さらに阿部さん:ホテルでウェルカムドリンクがあったので、こんなおもてなしがあるんだって感動して飲んだ後、ウェルカムカード見たら白石監督へと書いてあって。間違えて飲んじゃった(笑)。監督にはまだ内緒ですけどね。

と、茶目っ気たっぷりに楽しいエピソードを明かしてくれました。


最後に・・・

白石監督:観客の皆様に単純に楽しんで欲しいです!

と語り、ファンサービスをたっぷりしながらレッドカーペットを練り歩きました。

映画情報どっとこむ ralph 彼女がその名を知らない鳥たち
原作は沼田まほかるの同名ベストセラー小説。妻子ある男と関係を持つ無職の女・十和子と、15歳年下の十和子に異様な執着を見せる陣治の関係を軸に、ミステリーの体をなしながら綴られる、最低な人間たちの″究極の愛“の物語。監督は『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌。

物語・・・
八年前に別れた男・黒崎(竹野内豊)を忘れられない十和子(蒼井優)は、今は15歳上の男・陣治(阿部サダヲ)と暮らしている。下品で、貧相で、地位もお金もない陣治を激しく嫌悪しながらも、彼の稼ぎで働きもせず日々を過ごしていた。ある日、十和子は黒崎の面影を思い起こさせる妻子ある男・水島(松坂桃李)と関係を持ち、彼との情事に溺れていく。そんな時、家に訪ねてきた刑事から「黒崎が行方不明だ」と知らされる。どんなに足蹴にされても文句を言わず、「十和子のためなら何でもできる」と言い続ける陣治が、執拗に自分をつけ回していることに気付いた十和子は、黒崎の失踪に陣治が関わっているのではないかと疑い、水島にも危険が及ぶのではないかと怯え始める――

公式サイト:
http://kanotori.com 
公式twitter:
@kanotori_movie

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蒼井優 阿部サダヲ 松坂桃李 / 村川絵梨 赤堀雅秋 赤澤ムック・中嶋しゅう / 竹野内豊
監督:白石和彌   原作:沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち」(幻冬舎文庫)
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント   
製作:映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
R15
配給:クロックワークス   
2017年/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/123分
(C)2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会