映画情報どっとこむ ralph

竹中直人、大橋裕之、篠原利恵&齊藤工『ゾッキ・裏ゾッキ』同時上映イベント

この度、5月14日(金)より公開される映画『裏ゾッキ』の公開を記念して、5月27日まで連日の登壇イベントを実施しております。5月20日に閉館となってしまうアップリンク渋谷の最後の新作公開作となってしまった『裏ゾッキ』。先に公開されている『ゾッキ』との交互上映で映画の表と裏を存分に楽しめるというユニークな企画のもと、ゾッキチームが全ての映画ファンに向けて、トークを繰り広げました。
ゾッキ裏ゾッキ同時上映登壇イベント
「映画への愛は不滅です!!」
ゾッキ/裏ゾッキ 登壇イベント“秘密の集会 今こそ愛だ”

開催日:5月14日(金)
会場:アップリンク渋谷
登壇者:竹中直人、大橋裕之、篠原利恵
Clubhouseからサプライズ登場:齊藤工

映画情報どっとこむ ralph

“秘密の集会 今こそ愛だ”@アップリンク渋谷

映画『ゾッキ』『裏ゾッキ』登壇イベント「秘密の集会 今こそ愛だ」が5月14日、東京・渋谷にあるミニシアター・アップリンク渋谷で行われ、『ゾッキ』監督の竹中直人、原作者の大橋裕之、そして本日公開のドキュメンタリー映画『裏ゾッキ』監督の篠原利恵が参加。さらに『ゾッキ』監督の一人である齊藤工がClubhouseからサプライズ登場しました。
ゾッキ裏ゾッキ同時上映登壇イベント

竹中から「工、元気!?」と声をかけられた齊藤は「なんとか生きています!快便が出ました!」と腸活にハマっている近況を自らイジり、竹中から「自分で酵素を作っているからね。腸活をしているんだよね」と説明されていた。

プライベートでもアップリンクを訪れるという齊藤は、今回の連続上映に「とても相性のいい劇場」と太鼓判で、竹中も「とても相性がいいですね!(齊藤に)お客さんの顔を見せられないのが残念。皆さんの眼差しから熱い情熱が感じられます!」とチケット完売という好リアクションに嬉しそうだった。

大橋氏による初期作品集『ゾッキA』『ゾッキB』と竹中の出会いは2018年。偶然手に取り一読した瞬間に映画化を希望したそうで「山田孝之と齊藤工の顔が浮かんで、音楽もCharaに決めていた」とインスピレーションが、『ゾッキ』の座組としてそのまま実現した形なのだという。

竹中は自身が監督したエピソード『父』について「原作を読んだ瞬間に、絶対に撮りたいと思った。怖いというか、切ないし、ガラスが地面に刺さるシーンとかがとても映像的」と刺激を受けたそうで「監督作としては『R-18文学賞vol.1自縄自爆の私』(2012)以来なので、企画が通って本当に嬉しかった」と『ゾッキ』実現を喜んでいた。

映画版での『父』は松井玲奈のスキンヘッド姿が衝撃的だが、原作者の大橋は「あの漫画を描こうと思ったのは『リング』(1998)を観て怖いと思ったから。これより怖いものは何だろう?と考えたときに、スキンヘッドで目を見開いた女性からいきなり長文で話しかけられたら怖いと。そこから物語を広げていきました」と意外過ぎる創作秘話を明かした。

一方『裏ゾッキ』監督の篠原は、企画がスタートした2020年1月から参加。映画のメイキングドキュメンタリーは初めてだが「面白そうだと思ったし、『ゾッキ』のロケハン段階から撮影地の蒲郡に行って、カメラを回し始めてからは止まることなく、夢中で目の前で起こったことを撮りまくった」と無我夢中だったと振り返った。

齊藤は『裏ゾッキ』に登場する横田さんという、蒲郡でパン屋を経営する中年女性がお気に入りのようで「もはや『裏ゾッキ』の主人公はパン屋の横田さん。横田さんの娘さんが歌う歌は、竹原ピストルさんに匹敵するくらいの主題歌。しかも『裏ゾッキ』を観ると、横田さんの髪型の変遷もわかる。ヘアースタイルから乙女心が伝わってくる」とマニアックな見どころを挙げて、会場を笑わせた。

最後に竹中は「まだまだ『ゾッキ』上映は続いていく!」と宣言し、大橋も「皆さんが映画にしてくださらなければ、『ゾッキA』『ゾッキB』は僕が昔描いた単なる変な漫画で終わっていたはず」としみじみ。篠原監督はこの日『裏ゾッキ』が初日を迎えたことに「出来上がったばかりでなんて言っていいのかわからないけれど、本当に今観てもらいたい作品になりました。観客の皆さんそれぞれで感じていただければ嬉しい」と感涙を堪えながら封切りへの喜びを噛みしめていた。

映画情報どっとこむ ralph ゾッキ裏ゾッキ
【今後のイベント情報】
期間:5月14日(金)〜27日(木) ⠀
時間:「ゾッキ」または「裏ゾッキ」最終回上映後⠀
会場:〜20日(木) アップリンク渋谷(20日閉館)/21日~都内劇場実施予定⠀

チケット販売:⠀
・オンライン予約(アップリンク会員・一般):上映前日の20:00より販売⠀
・劇場窓口:上映当日の9:30より販売⠀
・詳細は劇場HPをご覧ください。 ⠀
https://shibuya.uplink.co.jp/⠀

登壇者(予定)⠀
5/15(土)  山田孝之、小林拓司、糸瀬七葉、大倉空人、清水大登
5/16(日) 山田孝之、牧有太 、伊藤主税⠀
5/17(月)以降は順次発表⠀
映画情報どっとこむ ralph

『ゾッキ』

今日も地球は<秘密と嘘>で回っている。

全国絶賛公開中

公式サイト:
zokki.jp

公式Twitter・Facebook・インスタグラム:
@zokki_movie

ある女は<秘密は大事に、なるべくたくさん持て>と助言する祖父が告白した、秘密の数に腰を抜かす。
ある男は、あてがないというアテを頼りに、ママチャリで‟南”を目指す旅に出る。
ある少年は、成り行きでついた<嘘>をきっかけに、やっとできた友達から‟いるはずのない自分の姉”に恋をしたと告げられ、頭を悩ませる。
ある青年は、今は消息不明の父と体験した幼い日の奇妙な出来事を思い出していた。
そして日々なんとくアルバイトに勤しむひとりの少年は、‟ある事件”が海の向こうの国で起きたことを知るー。

楽しくて、切なくて、優しくて、懐かしくて、不思議な、自分だけの特別な秘密。
ラストに待ち受けている、寄せ集められた小さな話たちの奇跡的な出会いとは―
ゾッキ_チラシ表
吉岡里帆 鈴木福 満島真之介 柳ゆり菜 南沙良 安藤政信 ピエール瀧 森優作 九条ジョー(コウテイ) 木竜麻生 
倖田來未 竹原ピストル 潤浩 松井玲奈 渡辺佑太朗 / 石坂浩二(特別出演)/ 松田龍平 / 國村隼
監督:竹中直人 山田孝之 齋藤工 
原作:大橋裕之「ゾッキA」「ゾッキB」(カンゼン刊) 脚本:倉持裕 音楽監督:Chara 主題歌:「私を離さないで」Chara feat. HIMI
宣伝:ガイエ
配給:イオンエンターテイメント
©️ 2020「ゾッキ」製作委員会  

映画情報どっとこむ ralph

『裏ゾッキ』

ばらばらの世界をつなぐのは、法螺(フィクション)だったーーー。

公式サイト:
https://ura.zokki.jp

公式Twitter・Facebook・インスタグラム:
@urazokki 

竹中直人・山田孝之・斎藤工の3人がメガホンを取り、漫画家・大橋裕之の短編集を実写化する異色の映画、「ゾッキ」。制作がはじまる2020年、ひときわ喜んだのは、ロケ地である愛知県・蒲郡市の人々だった。蒲郡では8年前から印刷屋さん、パン屋さん、居酒屋さんなど、町の有志が立ち上がり映画誘致の活動を続けていたが、今回念願かなって蒲郡市も巻き込み、映画「ゾッキ」を市民総出で全面バックアップすることになったのだ!
平穏だった蒲郡という場所で巻き起こる、数々のハプニング。豪華キャスト・スタッフによる一筋縄ではいかない映画制作。そして、素人集団がどうにか映画を盛り上げようと奮闘する姿。その模様を追った「裏ゾッキ」は、ひとつの映画に寄せ集まった人々の”裏側”を描く物語。・・・のはずだった。
ロケ終了後に世界中に襲いかかったコロナウイルスの猛威。4、5月には緊急事態宣言が発令した。映画館が2ヶ月の休館するのは戦後初めての事態だった。映画を生業にしていた監督陣の生活も一変した。例にもれず蒲郡の町も悲鳴をあげ、映画に心をくだいてきた人々は、それぞれの苦境に追い込まれる。さらに2021年3月の公開直前、コロナウイルス第二波が世界を襲う。目標にしてきた「作品を届けること」がおびやかされる今。ひとつの映画とともに重なり合った人々の現在進行形の記録。
裏ゾッキ_poster
撮影・編集・監督:篠原利恵 音楽:重盛康平 題字:大橋裕之
出演:蒲郡市の皆さん、竹中直人、山田孝之、齋藤工 ほか ナレーション:松井玲奈
主題歌:竹原ピストル「全て身に覚えのある痛みだろう?」(ビクターエンタテインメント)

製作:映画「裏ゾッキ」製作委員会 企画:伊藤主税、山田孝之 プロデューサー:牧有太 撮影:藤枝孝幸
制作:テレビマンユニオン 制作協力:and pictures
配給:イオンエンターテイメント 支援:映画「ゾッキ」製作委員会/映画「ゾッキ」蒲郡プロジェクト委員会 
後援:蒲郡市
©2020「裏ゾッキ」製作委員会 

***********************************

関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ