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有楽町スバル座の最後のロードショー作品映画『みとりし』舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph まるで、10月20日に閉館し、53年の歴史に幕を閉じる有楽町スバル座を看取るかのごとく、有楽町スバル座の最後のロードショー作品となった映画『みとりし』が公開となりました!
みとりし_榎木孝明
死ぬ前の余命宣告や死んだ後のお葬式やお墓については考えるのに、85%が病院で亡くなっている現代、死に際について選択肢があるとあまり考えられてきていませんでした。在宅医療が整いやすい環境ができつつある今、200人以上を看取ってきた日本看取り士会の柴田久美子会長の経験を基にしてフィクションを加えて制作した映画『みとりし』が誕生!

公開を記念して、主演・企画の榎木孝明さん、新人看取り士役に1,200人のオーディションから選ばれた村上穂乃佳さん、地元の唯一の病院にやってくる新任医師役の高崎翔太さん、余命宣告され、自宅に帰ることを希望する、3人の子供を持つ母親役の櫻井淳子さん、白羽弥仁監督、原案の「日本看取り士会」の会長である柴田久美子さんが舞台挨拶に登壇しました。
『みとりし』白羽弥仁(監督)、櫻井淳子、榎木孝明、村上穂乃佳、高崎翔太、柴田久美子(原案)S

日付:9月14日(土)
会場:有楽町スバル座 
登壇: 榎木孝明、村上穂乃佳、高崎翔太、櫻井淳子(以上、出演者)、白羽弥仁(監督)、柴田久美子(原案)

映画情報どっとこむ ralph 企画・主演の榎木孝明さんは

榎木さん:拍手が大きくてとても嬉しく思います。今日で半分だと思っています。これから多くの方に見ていただいて(映画なので)、今日の想いをぜひ周りの方に伝えてください。
『みとりし』榎木孝明

新人看取り士のヒロインを演じた村上穂乃佳さんは、

村上さん:こうして公開できて、沢山の方に見ていただいて、『あ〜完成したのだ』と実感しています。記憶に残るような映画になってくれたら嬉しいなと思っています。
『みとりし』村上穂乃佳
と挨拶。

白羽監督:有楽町スバル座はロードショーではこの『みとりし』がラストピクチャーだということで、大変光栄に思っています。学生時代自分の映画の学校かのようによく通った映画館なので、こんなに多くのお客さんに来てもらったことを誇りに思っています。
『みとりし』白羽弥仁監督
と感慨深げに話しました。

この映画の制作は、榎木さんが十数年前に、当時島根県の離島で看取りの家を運営していた柴田さんにお会いしたことがきっかけ。柴田さんに会って話を聞いて、看取りが現在の日本に必要だと思った理由を聞かれ、

榎木さん:私は生まれ育ちが鹿児島の片田舎で、小さい頃は、一つの集落で冠婚葬祭がなされていたんですが、どんどんそれが病院に入ってしまって、本当の生と死の意味を次の世代に伝えていくことが難しくなっていると昔から感じていました。そんな時たまたまお会いしたのが柴田久美子さんで、看取りを実践している方と会って衝撃を受けました。私が考えていたある意味での理想形がそこにあると思ったんです。非常に感銘を受けて、これを全国に広めるための映像作りを約束して、それをやっと果たせました。

と答えました。

原案・企画の、「日本看取り士会」会長である柴田久美子さんは、榎木さんに出会って十数年経ったこのタイミングで映画化の話を実現させたいと伝えた理由を聞かれ、

柴田さん:この国は2025年問題があります。昨年は136万人の方が旅立たれました。この大きな問題をなんとか微力ながら解決したいという想いを込めました。また、私の癌告知を受けて、この映画に全てを託してみなさんにお届けしたいという願いを込めて、命を懸けて作りました。

と告白!癌は、今年の1月にめでたく克服したとのこと。

看取り士のどのような面について映画化してほしいのか聞かれ、

柴田さん:看取りの尊さです。温かい看取りを描いていただき、安心して、望ましい最期を遂げていただける、命を最後、皆であたたかく包んでいける社会作りができたらという希望を託しました。”すべての人が最期、愛されていると感じて旅立てる世界を作りたい”というのが私たちの夢です。その第一歩がこの映画からまた広がっていくと思っています。

と話しました。

白羽監督は、脚本を書く際に柴田さんの人生を3人の役に分けたとのことを、

白羽監督:最初に映画化の話をいただいた時に、柴田さんの人生の本を読みました。幼い頃にお父さんを亡くされ、大企業に勤めてバリバリ働いて、心の病に倒れられたこと。その後看取り士になられたこと。この3つの部分の、若い頃を村上穂乃佳が演じた役、バリバリ働き挫折した部分を榎木孝明さん、その後看取り士になったというのをつみきみほさんが演じていらっしゃいます。この3人が一緒の世界に生きていると構成しました。深刻に暗く描きたくない、死を自然に受け止められるような展開にしたいと思いました。知り合いが亡くなったことがいないという人はないと思います。この映画のエピソードが重なるのではないかと思います。

と説明しました。

村上さんは、そんな脚本を読んで、新人看取り士のみのり役は『絶対に私がやるんだ』という想いでオーディションを受けて、1200人の中から選ばれた。みのりのどういうところに惹かれたか聞かれ、

村上さん:脚本を読んだ時に、みのりのまっすぐさと強さに惹かれました。母の死を受け入れたくて、死の現場に身を置いて向き合っていくみのりの強さに惹かれました。

と答えました。

村上さん:脚本を読んだ日の次の日がみのり役のオーディションの日で、目が腫れちゃうので、泣くのを我慢していたんですけれど、最後の櫻井さん演じる家族のシーンでお父さんのセリフを読んだ途端、我慢ができなくなって、涙が溢れてしまいました。オーディションだからともう1回読んだんですが、2回目はずっと泣いていました。

と明かしてくれました。

映画情報どっとこむ ralph 榎木さんと村上さんは、日本看取り士会の看取り士認定の講座を実際に受けたのことで・・・

榎木さん:看取りは、送る人と逝く人の双方を幸せにすると思っています。講座では、見送る側と、送られる側も体験できるんですね。逝く方の感覚がとても心地よくて、なるほどこういう死に方をすると、いいバトンができるなと実感しました。85%の方が病院死をされるんですけれど、大病院で亡くなると、霊安室に移動して、葬儀屋さんが待っていて、本当の意味の別れがないと思うので、こんなあったかい交流の末に逝けるのなら死も悪くないと思いました。貴重な体験をさせていただきました。

と話しました。

村上さん:実際に自分が看取られる側だった際、包まれている感じがしました。看取る方もあったかいですが、こちら側もあったかいなと思って、お互い温かいから、自分も最期の時はこうして看取られたいなと心から思いました。看取り士の方は明るくていつも笑顔で、話し方も触れ方もすごく優しくてゆっくりだったので、その雰囲気を大事にしたいと思い、ロケ中も癖付けたくて、ドアもゆっくり閉めたり、お弁当もゆっくりとったり色々気をつけました。

と話し、会場から笑いが起きました。

新任の医師役の高崎翔太さんは、

高崎さん:新人で、死との向き合い方に慣れていない役でした。テストの時から新鮮に新鮮にと気をつけて演じました。
『みとりし』高崎翔太
と話しました。医師でなく看取り士が題材の映画で医師役を演じるのが難しかったとのこと。

高崎さん:お医者さんは最期まで病気に立ち向かうのが多いです。看取り士さんが看取っているシーンを見ていて、あったかい気持ちになるんですけれど、医者としてそこに引きずられないように気をつけていかないといけない、と思いました。

と難しかった理由を語りました。

死にまつわるエピソードが続いたが、特に印象に残っているシーンを聞かれ、

高崎さん:最初に看取ったおばあちゃんもそうなんですけれど、櫻井さんが演じた若い方の最期を見届けるのは辛いものがありましたし、死亡確認をするシーンは気を遣うし、緊張しました。死ぬ瞬間って、悲しいという印象だったんですけれど、笑顔で最期を迎えていて、悲しいだけでなく、次に残る人たちの幸せな気持ちが伝わってきて、こういう形もあるよなと思いました。

と述懐しました。

櫻井淳子さんは、3人の子供がいながら、余命宣告された若い母親役。

櫻井さん:私も台本を読ませていただいて、素晴らしい台本だったので、泣きまくっていました。それで役に入らせていただいたんですけれど、私は普段健康なんです。風邪もひかなければ、寝込むこともほとんどない自分がどうやって演じたらいいかと思いました。初日が病室のシーンだったんですけれど、セリフを伝えなくてはいけない、でも息遣いは苦しい、と、一生懸命やっていたら、監督に、声が張りすぎだと注意されたことがあったんです。そうだよなと思い直して演じたんですけれど、子供を置いて逝くという辛さ、苦しみを子供の前で見せちゃいけないというのが、自分も子供がいるので、すごくダブってしまって、苦しかったです。やり遂げた感がありました。
『みとりし』櫻井淳子
と話しました。

芝居といえど、看取られる役を演じて、看取りについて新たに感じたことを聞かれ、

櫻井さん:榎木さんも村上さんも体験したとおっしゃっていて、私の体験と同じだと思ったんですけれど、藤重政孝さん演じる夫がいて、家族がいて、看取り士の方がいて、見守られていて、温かかったんです。演技なんですけれど、みんなのパワーも感じるし、心地よさも感じるし、私自身も最期の時はこうやって看取られたいなと思いました。これをきっかけに看取りというものが浸透したらなと思います。

と話しました。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・

榎木さん:死というのは遠くにあると思われるかもしれないですけれど、表裏一体です。本当に身近にいつもあると思うんですけれど、日本に限らないですけれど、死は苦しくて辛くて悲しいというマイナスイメージが多いと思うんですけれど、死を身近なものとして捉えることで、生をもっと理解できると思います。ですから、遠ざけることなく、本当の意味を知ると、死が怖くなくなるかもしれません。少なくとも生と死の概念を考え直す時代になってきているのではないかと思っています。この映画を見ることで、自分自身の生と死を考えるきっかけにしてもらえればと思います。こんな映画あるよという口コミって大事だと思うので、考えるきっかけを多くの人に与える意味でも、この映画を広めていただけたらと思います。

とメッセージが送られ、舞台挨拶は終了しました。

みとりしポスター

「看取り士」とは?
誰にでもおとずれる最期の時、住み慣れた自宅や、本人の希望する形で、温かい死を迎えるために、旅立つ人、見送る人をサポートし、医療行為はしないけれどもそれぞれの心に寄り添いながら見届ける人。現在、日本には約600人の看取り士が活躍している。

映画『みとりし』

有楽町スバル座ほか全国順次公開中

公式サイト:
http://is-field.com/mitori-movie/ 

Twitter:
@mi‬torimovie_

あらすじ
交通事故で娘を亡くした定年間際のビジネスマン柴久生。自殺を図ろうとした彼の耳に聞こえた「生きろ」の声。それは友人・川島の最期の声だと、彼の“看取り士”だったという女性から聞かされる。“看取り士”とは、最期に残された時間、旅立つ人、送る人に寄り添い、支える人のことだった。5年後、柴は岡山県高梁市でセカンドライフを“看取り士”として、9才の時に母を亡くした23才の新人 高村みのりたちと最期の時を迎える人々を温かく支えているのだった。
藤重政孝、村上穂乃佳、榎木孝明
みとりし_村上穂乃佳
みとりし_藤重政孝、櫻井淳子

***********************************

榎木孝明  村上穂乃佳
高崎翔太 斉藤 暁 大方斐紗子 堀田眞三 片桐夕子 石濱 朗
仁科 貴 みかん 西沢仁太 藤重政孝 杉本有美 松永 渚 大地泰仁 白石 糸
川下大洋 河合美智子 つみきみほ 金山一彦 宇梶剛士 櫻井淳子

原案:『私は、看取り士。』柴田久美子著(佼成出版社刊) 企画:柴田久美子 榎木孝明 嶋田豪
統括プロデューサー:嶋田豪 プロデューサー:高瀬博行 音楽:妹尾武 撮影:藍河兼一 照明:鈴村真琴
録音:西岡正巳 美術:阿久津桂 編集:目見田健 音響効果:丹雄二
主題歌:「サクラの約束」歌:宮下舞花 作詩・作曲:犬飼伸二 音楽プロデューサー:犬飼伸二
特別協力:(一社)日本看取り士会 (一社)在宅ホスピスなごみの里 後援:(公社)日本医師会
協力:池本助夫 正好文化事業股份有限公司 泰邦株式会社 特許業務法人オンダ国際特許事務所 上村邦子 
株式会社北陽 株式会社佼成出版社 高梁市観光協会
キャスティング:クリエイターズ・フィールド 製作プロダクション:アイエス・フィールド
監督・脚本:白羽弥仁

©2019「みとりし」製作委員会  2019 / 日本 / カラー / 110分 / ビスタサイズ / 5.1ch




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白羽弥仁監督「死はむしろ日常」『みとりし』を撮った必然性を語った活弁シネマ倶楽部


映画情報どっとこむ ralph “映画を語る”WEB番組「活弁シネマ倶楽部」にて、本日公開される映画『みとりし』の監督・白羽弥仁がゲスト登場し、公開初日を迎えた本作の製作秘話を明かした。

『みとりし』は、「人生の最期、どこで旅立ちたいですか?大切な人の最期、どのように送りたいですか?」という言葉のとおり、この世から旅立つ者と送る者の最期の時間に寄り添い、心を寄せ手助けをする「看取り士」が紡ぐ、命のバトンをつなぐ物語。これまで多くの方と温かい時間を共有し、看取ってきた経験のある、「日本看取り士会」の会長・柴田久美子氏著書の『私は、看取り士。わがままな最期を支えます。』を原案にして、数々の秀作を手掛けてきた白羽弥仁監督がメガホンをとる。

番組内で、看取り士の知識はなかったと話す白羽監督だが、父親が病院を経営していて、死亡診断書を書く姿を目の当たりにしていたため、「死がむしろ日常だった」という。加えて、本作の脚本・監督を依頼され、引き受けたことについては「死というものに対して自然に受け入れられた。(死というのは)そんなに恐ろしいことではないし、自然に人が亡くなっていくということについて、感覚として自然と捉えられた、特に動揺することがなく捉えられたということが、監督として選ばれたことが必然だったのかな?という気はします。」と、本作との出会いを自然に受け入れたようだった。
白羽弥仁監督『みとりし』活弁シネマ倶楽部
さらに、本作のテーマの一つである人生の最期については、「もちろん、悲しい別れではあるんだけど、一方で、極当たり前な人間な姿である」と語り、幼い頃から人の死を間近に受け入れてきたバックボーンを持つ、白羽監督ならではの考えを吐き出した。

撮影に際して、実際に柴田氏に看取り士の体験をさせてもらったという白羽監督は「(人は)どうしたって、死にたくはない。なんらかの生きる未練はある。それを優しく包んで、次の世界に連れて行ってあげる。それも非常にデリケートなやり方で、死を安らかに迎えさせてあげるっていうのは、なかなか簡単なことではないと思う。これはお医者さんができることでもないですし、意義のあることだが、なかなかあの境地に達するのは大変だなと思いました。」と看取り士の存在意義と、その仕事の難しさと繊細さについてコメントした。
白羽弥仁監督『みとりし』活弁シネマ倶楽部
撮影現場でのエピソードについてもトークが展開され、現場では「死をテーマにした映画を暗く撮っても仕方がないと言っていて、和気あいあいとしてました。」と、全員、監督より年下という若いスタッフ構成で撮影した当時の雰囲気を振り返った。

番組では、人の死について描かれることの多い日本映画と社会の情勢についてや、白羽監督からみた現代の映画業界についてなど多様な話題について触れられている。
旅立つ者と送るものの最期の時間を暖かく支える人々を描く『みとりし』は、『おくりびと』(08)や『エンディングノート』(11)などとはまた違った角度から、死に問いかける作品だ。高齢化社会の今だからこそ、監督の言葉とともにその奥深くまで見てみては如何だろうか。

映画情報どっとこむ ralph ■活弁シネマ倶楽部■

活弁シネマ倶楽部 公式ツイッター:
@katsuben_cinema

監督・脚本:白羽弥仁
1964年3月11日、兵庫県出身。1993年に公開された『She’sRain』で劇場映画の監督デビュー。97年にアメリカへ短期留学。08年に15年ぶりの劇場映画作品となる『能登の花ヨメ』を、14年にはTVドラマと劇映画のコラボ作品『神戸在住』を、16年には日台合作映画『ママ、ごはんまだ?』を監督。プロモーションビデオ、CM、短編映画を多数手掛ける。

映画情報どっとこむ ralph 『みとりし』
http://is-field.com/mitori-movie/index.html

みとりしポスター
交通事故で娘を亡くした定年間際のビジネスマン・柴 久生(榎木孝明)。自殺を図ろうとした彼の耳に聞こえた「生きろ」の声。それは友人・川島の最期の時の声だと彼の“看取り士”だったいう女性から聞かされる。”看取り士”とは、最期に残された時間を旅立つ人、見送る人に寄り添い、支える人のことだった。5年後、柴は岡山・備中高梁でセカンドライフを”看取り士”として、9才の時に母を亡くした23才の新人・高村みのり(村上穂乃佳)たちと最期の時を迎える人々を温かく支えているのだった。

死ぬ前の余命宣告や死んだ後のお葬式やお墓については考えるのに、85%が病院で亡くなっている現代、死に際について選択肢があるとあまり考えられてきていませんでした。在宅医療が整いやすい環境ができつつある今、200人以上を看取ってきた日本看取り士会の柴田久美子会長の経験を基にしてフィクションを加えて制作した

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榎木孝明  村上穂乃佳
高崎翔太 斉藤 暁 大方斐紗子 堀田眞三 片桐夕子 石濱 朗
仁科 貴 みかん 西沢仁太 藤重政孝 杉本有美 松永 渚 大地泰仁 白石 糸
川下大洋 河合美智子 つみきみほ 金山一彦 宇梶剛士 櫻井淳子

原案:『私は、看取り士。』柴田久美子著(佼成出版社刊) 企画:柴田久美子 榎木孝明 嶋田豪
統括プロデューサー:嶋田豪 プロデューサー:高瀬博行 音楽:妹尾武 撮影:藍河兼一 照明:鈴村真琴
録音:西岡正巳 美術:阿久津桂 編集:目見田健 音響効果:丹雄二
主題歌:「サクラの約束」歌:宮下舞花 作詩・作曲:犬飼伸二 音楽プロデューサー:犬飼伸二
特別協力:(一社)日本看取り士会 (一社)在宅ホスピスなごみの里 後援:(公社)日本医師会
協力:池本助夫 正好文化事業股份有限公司 泰邦株式会社 特許業務法人オンダ国際特許事務所 上村邦子 
株式会社北陽 株式会社佼成出版社 高梁市観光協会
キャスティング:クリエイターズ・フィールド 製作プロダクション:アイエス・フィールド

監督・脚本:白羽弥仁
2019 / 日本 / カラー / 110分 / ビスタサイズ / 5.1ch
©2019「みとりし」製作委員会 




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阪神・淡路大震災から20年目の今「劇場版 神戸在住」初日舞台挨拶


阪神・淡路大震災。
あの日から20年をむかえる1月17日、

劇場版 神戸在住

初日舞台挨拶を 神戸と大阪で実施されました。

舞台には、白羽弥仁監督、主演の藤本泉をはじめ、浦浜アリサ、松永渚、柳田小百合の四人の仲良しクラスメイトが久々に勢ぞろいし、それぞれこの日に想いを馳せる、感慨深い舞台挨拶となりました。

「劇場版 神戸在住初日舞台挨拶

「劇場版 神戸在住」初日舞台挨拶
日 時:1月17日(土) 
場 所:シネ・リーブル神戸、テアトル梅田
登壇者:藤本泉、浦浜アリサ、松永渚、柳田小百合、白羽弥仁監督

藤本泉さんのコメント(主人公:辰木桂 役)

埼玉生まれ埼玉育ちで、20年前の当時はまだ3歳だったので記憶はないに等しいのですが、両親が震災前の神戸に11年間住んでいて、親戚も被災しましたので、何か神戸の街に縁を感じます。1月17日というこの日に、「神戸在住」の舞台挨拶で、この場に立っていられることに感謝の気持ちでいっぱいです。役者の仕事をしている私に出来ることは、こういった作品に出させていただいて、皆さんに何かを伝えていくことなんだなと、つくづく感じました。そういった意味でも特別な作品になりました。
震災を描いていても、当時の映像は少ししか出ていない作品です。過去があっての神戸ですが、未来の神戸に明るい希望をもてる、観終わった後にやさしく明るい気持ちにさせてくれる作品ですので、そこを感じで、背中を押してくれるような、そんな気持ちで劇場をあとにしていただければ幸いです。

浦浜アリサさんのコメント(泉海洋子 役)

いま24歳で、兵庫県川西市出身です。当時は4歳だったのですが、川西は神戸の街から少し離れているので、うちの周りは建物が倒壊したりということはなかったのですが、同じ揺れは経験しました。母と同じ部屋で寝ていたのですが、地震が起きたとき、母がベッドに飛び込んで私をかばってくれた事、本棚が倒れてきたことは鮮明に覚えています。
その後、神戸の街は復興した状態しか見ていなかったんですが、撮影期間中、ホテルの窓から神戸の街をみて、20年前にいちど何もなくなった土地だと思うと、責任感が日に日に増してくる感じがしました。

柳田小百合さんのコメント(金武場和歌子 役)

私は生まれも育ちも神戸で、今も神戸に住んでいます。4歳の時に被災したのですが、すごく幼かったので記憶自体はあまり残っていないんです。ただ、小学校にあがった時に毎年歌う曲があって、「しあわせがはこべるように」という、神戸市の子供たちが震災復興のためにうたっている曲なんですけども、毎年それを校庭に集まって歌うことで、震災の被害が早く復興してくれればいいなということを毎年経験していたので、今でもとても大切な曲です。
今回この話を頂いた時、いち役者として、いち神戸市民として、すごく嬉しく思ったのをすごく覚えています。

松永渚さんのコメント(鈴木タカ美 役)

今朝、柳田さんと一緒に東遊園地の追悼式に行って、被害に遭われた方のご冥福をお祈りしてきました。行ったのは初めてだったのですが、20年という事もあってたくさんの人か来られていました。自分自身被災はしているんですが、4歳だったのでその時の記憶はあまりないんですね。でも改めてそれを肌身で実感する機会になりました。実際行って見ると空気が前向きで明るいんですね。この作品で皆さんのその想いを繋いでいきたいと思いました。

白羽弥仁監督のコメント

私自身は神戸市灘区で被災しましたので、そのあと街が瓦礫化し、燃え尽くされ、またそこに新しい建物が建つということをつぶさに見てきたつもりなんです。ですからそのことのいろんな想いがあるんですけれども、やはり、自分が暮らした震災前の、クラシックなモダンな空気観をもった神戸の街が脳裏に焼き付いていてますので、その事と今日の今の姿というのをどう重ね合わせるか、という事にいちばん苦心しました。できるだけ新しい建物よりは、昔の雰囲気を残した建物や、空を意識して撮影しました。

私自身もそうなのですが、つらい思いをした人ほど、口に出して語らないんですね。言葉になっていない部分を、映像を見て感じていただければという思いを込めて作品をつくりました。

阪神・淡路大震災から20年目の今

劇場版 神戸在住

1月17日(土)よりテアトル梅田、シネ・リーブル神戸、立誠シネマ。
ヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次ロードショー!

公式サイト:www.is-field.com/kobe-zaiju/

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あの日から2日後、わたしは生まれた・・・
阪神・淡路大震災から20年。震災を知らない女子大生たちが織りなす、神戸へのオマージュ。
劇場版神戸在住_ポスター
神戸の大学に通う東京出身の辰木桂。ナイーブかつ関西気質の違和感も手伝ってなかなか心を開くことができない彼女はある日、車椅子のイラストレーターの日和洋次(ひなたようじ)と出会うことで心境に変化が生じる。しかし、桂は日和(ひなた)が命の砂時計を刻んでいることを知ってしまい…。

サンテレビジョンが2014年度に開局45周年を迎え、その記念事業として、また2015年1月17日が阪神・淡路大震災から20年目を迎えるにあたり制作した『神戸在住』。テレビ放送版となる『神戸在住』は1月17日夜20:00に同局でオンエア。『劇場版 神戸在住』が同じく1月17日に劇場公開。劇場公開と地上波が同日に展開されるという日本のメディア史上初の試みとなります。再生のメッセージも込め、“震災の記憶”と“いまを生きる”というメッセージを現代から未来へと神戸から全国に伝えます。
監督:白羽弥仁 脚本:安田真奈 原作:木村紺『神戸在住』(講談社刊)
キャスト:藤本泉、菅原永二、浦浜アリサ、松永渚、柳田小百合、松尾貴史、田中美里(友情出演)、仁科貴、愛華みれ、竹下景子
2014年/日本/カラー/ステレオ/ビスタ・サイズ/96分
配給:アイエス・フィールド 
©2014 木村紺/講談社・サンテレビジョン
 




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