松岡茉優主演映画「勝手にふるえてろ」が12月23日より公開となり、公開初日満足度第1位(12/15 Filmarks調べ)、そしてネット上でも話題の本作。
6日土曜に続き、1月7日(日)片桐はいり、大九明子監督ご登壇によるトークイベントが行われました。 日程:1月7日(日) |
|
上映後の観客の前に登場した片桐はいりさんと大九明子監督。
観客の様子を見て 片桐さん:みんな細かく反応してくれているので嬉しいなーと思って。でも私のところは大したことなかったですけど! と自虐ネタ!に会場は大笑い。 大九監督:そんなことないでしょ!一個一個、全部笑いをとろうとする! 開始早々二人は息のあった掛け合いで会場を盛り上げました。 |
|
劇中の片桐さんのオカリナ演奏シーンについて、
大九監督:あれは本当に吹いておられるんですよ! とコメント。 片桐さん:昔宇宙人とオカリナを吹いて交信をするっていう役をやったことがあったんで吹けたんですよ。あれ(本作の演奏シーン)は急に生で吹いてくれってなったんですよね。 と過去の不思議な役柄が演技に生きたことを語りました。 大九監督:あそこは同録で、片桐さんに吹いてもらうためにそれようのメロディーをつくったんですけど、それ以外の難しいところも吹きこなしていて凄いなぁと思って。 その演奏をべた褒め。 撮影の裏話から、話題は仲の良い二人の出会いについて。 大九監督:片桐さんは普段趣味でキネカ大森でチケットのもぎりなんかをやってるたりするんですよ。あと観客としても見に行かれてたりして、それで「あっ!また会った!」っていうのが何度あって。 と語ると・・・ 片桐さん:あと、WOWOWに入ってないんで! と付け加えると、 大九監督:あ、WOWOWもっている某プロデューサーの家に行くっていうことがよくあったから、そこでよく会ってた! 不思議な出会いのエピソードを披露した。 |
|
片桐さん:大九監督は普段からお話が面白い。
と言うと大九監督は監督になる前の芸人時代のエピソードを語ってくれました。 大九監督:結構死に物狂いでやっていて、ピンでネタを作り続けて、そこで”作る”ということが好きだって気づいてきたって感じですかね、当時、映画は癒しでしたね!1日の終わりに映画館に行って今日は無駄じゃなかった!って思いたかった感じ。なんか暗い感じになっちゃった!いや、ほんと暗いのよ20代。 と自虐エピソードに会場はまたまた大笑い。 そんな過去の暗さが炸裂したという本作。 片桐さん:いきなり言われてはっ!?ってなって。もの凄い説得されたの!あんまりそういうのお願いされるキャラでもないので、断るとかないんですけど。 とコメント。 大九監督:とても重要な役だったですよ。あと、実はあそこはカットされた後も長回ししていたので撮影されているんですよ。押し倒すところまで。スタッフも笑いをこらえて、カメラがとまってすぐ吹き出してましたよ! と大九監督が言うと、 片桐さん:えー!何で笑うのー! とツッコミ、片桐さんの普段あまり見慣れない演技の裏エピソードに盛り上がった。 |
|
最後に・・・
片桐さん:新年キネカ大森でも2月からやるので、ぜひ!偶然いたら(チケット)もぎりますので! と観客へ呼びかけた片桐さん。 大九監督:何回も見たっていう方、はじめての方、色々な方に見ていただいて、本当に皆さんの勝手にふるえてろになっているなと感じます。これからも映画をかわいがってくださいませ! とリピーターも多い観客へ熱いメッセージを届け、大盛況のイベントは終了した。 物語・・・・ 2人の彼氏(?)の間で揺れながら、傷だらけの現実を突き抜ける 暴走ラブコメディ! 24歳のOLヨシカは中学の同級生「イチ」(北村匠海)へ10年間片思い中! そんなヨシカの前に、突然暑苦しい会社の同期「ニ」(渡辺大知)が現れ告白される。「人生初告られた!」とテンションがあがるも、ニとの関係にいまいち乗り切れないヨシカ。 ある出来事をきっかけに「一目でいいから、今のイチに会って前のめりに死んでいこうと思ったんです」と思い立ち、同級生の名を騙り同窓会を計画。ついに再会の日が訪れるのだが… |
原作:綿矢りさ著『勝手にふるえてろ』文春文庫刊
監督・脚本:大九明子
出演:松岡茉優 渡辺大知(黒猫チェルシー) 石橋杏奈 北村匠海(DISH//)
趣里 前野朋哉 池田鉄洋 稲川実代子 栁俊太郎 山野海
梶原ひかり 金井美樹 小林龍二(DISH//) 増田朋弥 後藤ユウミ 原扶貴子 仲田育史 松島庄汰 片桐はいり
配給:ファントム・フィルム http://furuetero-movie.com/
主題歌:黒猫チェルシー「ベイビーユー」(Sony Music Records)
©2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会