映画情報どっとこむ ralph 「桐島、部活やめるってよ」で旋風を巻き起こした直木賞作家の朝井リョウが、大学在学中に書き上げた「チア男子!!」。朝井作品ならではの一人一人の抱えるドラマやキャラクター性の秀逸さで人気になり、これまでアニメ化や舞台化されてきた「チア男子!!」がついに実写映画化。大ヒット公開中です。

この度、TOHOシネマズ日比谷にて公開記念舞台挨拶「チア男子!!女子会」が、おこなわれ、本作を見た直後の観客の前に、清水くるみ、唐田えりかと風間監督は登壇して、青春への想いを語りました。
映画『チア男子!!』清水くるみ、唐田えりか

公開記念舞台挨拶「チア男子!!女子会」
日時:5月14日(火)
場所:TOHOシネマズ日比谷 
登壇:清水くるみ 唐田えりか 風間太樹監督

映画情報どっとこむ ralph 本作を観終えたばかりの観客の前で最初に

清水さん:坂東晴子役の清水くるみです。短い時間ではございますがよろしくお願いします。

唐田さん:高城さくらを演じた唐田えりかです、よろしくお願いします。

風間監督:今日はBREAKERSを代表してここに立っています。楽しんでいってください。

と其々挨拶し、イベントはスタート。

映画が公開してから計11回にも及ぶ舞台挨拶が続いて

風間監督:僕らBREAKERS含め、男性のお客さんに見てもらいたいという思いがありましたので、ここから見ていると今日はたくさんの男性の方々に見ていただけているなと思い、とても嬉しいです。

と男性にもぜひ見てもらいたいと強くアピール!

本作のオファーが来たときについて

清水さん:朝井さん原作の『桐島、部活やめるってよ』にも出演していて、2回目の朝井さんの作品に出れるのが嬉しいと思ったのと、横浜さんとは前の年に共演していてまたご一緒できるのも嬉しかったです。そして本を読んで、こんな役をオファーしてもらえるのも嬉しいなと思いました。

と話し、続いて

唐田さん:私は原作は知らなかったので、まず脚本を読んで難しそうという不安になって、そこから原作も読んでさらに難しそうと思いました。チアの経験もなかったので不安がいっぱいだったのが最初の印象です。

と話すと、

清水さん:これは何で私たちだったんですか?

と、ずっと気になっていた配役について尋ねました。

風間監督:物語の設定上、大学生って自分でやりたいことやれる自由度のある中で、大人が介入してこない話にしたかったんです。晴子はハルにふたをする強い人物として、目の強さは絶対に必要だと思いました。なので晴子のイメージから提案しました。

と明かし、それを受け

清水さん:だって!?

と嬉しそうに返しました。続けて

風間監督:さくらも第一印象でパッっと浮かんだというところで、さくらは唐田さん一人しか提案していなくて。女性キャストの中では一番早く決まったと思います。

と話すと、

唐田さん:初めて知りました、とても嬉しいです!

と、嬉しさのあまり笑みをこぼしながらコメント。

映画情報どっとこむ ralph また、役を演じる上で気を付けたことについて聞かれ

唐田さん:小説を読んで、嫌味にならないような女の子というかチアが好きっていうところを率直に感じてもらえたらいいなと。それとチアスマイルの印象を残したいなと思いました。

と話すと、

風間監督:瀬戸利樹が演じた翔もそうでしたが、とても塩梅が難しい役だと思うんですけど、現場でも一緒に話して、元気のある、快活のいい女の子として挑戦していって上手くいったんじゃないかと思います。

と役作りの過程についてのエピソードを語りました。

清水さん:私は監督が話したように目力を!もっと強くして、と言われとても苦戦しました。強い女性として作っていったけど芯の強さを見せるのが難しいなと思いました。人からの見え方を意識して、セリフの言い回しもいつもより人を突き放すような感じでやりました。

と苦戦しながら演じきったと話しました。

唐田さんは本編を見て

唐田さん:知らないシーンも多かったため一観客として楽しめた。

と話し、続いて

清水さん:原画での彼らは映画の中からそのままの関係性でいるんだろうなと思いました。修学旅行みたいだったよね。

と唐田さんと一緒にBREAKERSの7人を羨ましがる一幕も。唐田さんもチアを練習していたことを風間監督から明かされると、

唐田さん:周りがびっくりするくらい叫んでました。飛ばされるのが怖かった。

と裏話を披露。
すると清水さんはBREAKERSの横で練習していたという唐田さんの話を受け

唐田さん:私なんか一人で淡々とやってましたよ。ごりごりの柔道の先生と!私もチアやりたかったー。キャーとか言いたかったです。

と話しました。

映画情報どっとこむ ralph BREAKERSの7人の青春について

清水さん:メイキングDVDにもある色んなことにぶつかったりする彼らの姿を見て青春やなー、と思いました。芝居を超えたものを現場で作りあげれることは中々ないので、『チア男子!!』の現場は本当に良かったと後から彼らは思うんだろうなと現場で思っていました。

と話しました。

唐田さん:皆さんが羨ましくて嫉妬しました。お芝居というよりドキュメンタリーを見ている感覚でした。羨ましかった。

と思いを告白。
さらに清水さんはイチローと弦の2人に共感したと話し、

清水さん:チアをやっていて比較的すぐにできるイチローと中々上手くいかない弦の関係性は男女関係なく共感出来ると思います。2人の整骨院から出てきたところのシーンは良かったです。

と好きなシーンについても明かし、唐田さんも共感を示しました。

さらに、清水さんが自分から話したいと前置きした上で、

清水さん:ラストチアのシーンで、観客側とBREAKERSだけの撮影日が違ったんですけど、横浜さんが『明日来ないの、ねーちゃん?』と、愛嬌たっぷりでお願いされました。

と現場での横浜とのエピソードを明かし会場も笑いに包まれました。続けて

清水さん:相手がいなくてもカメラに向かってお芝居することもある中で、相手がいて演技が出来るのはとても恵まれていると思います。ラストチアを見たら、私たちも手を差し伸べたいと思うよね?

とまとめました。

まだまだ語りつくせぬ想いもあったが、ここでトークイベントは時間切れ!!!!

最後に・・・

風間監督:本日はありがとうございました。SNSで見ていて徐々にたくさんの人に映画を見てもらえているんだな実感してきました。引き続き愛していただけたらと思います。

と話し、

唐田さん:この映画がとても大好きで、背中を押してもらった一人でもあります。さくらを演じてみて、辛くても笑っていれば何かが開いていくという素晴らしさも感じました。また見ていただけたら嬉しいです。

と挨拶。

清水さん:ポスターを見てキラキラした群像劇なのかなと思いましたけど、2度3度見てキラキラした部分じゃないところもあるなと思いました。自分の青春を思い返して、これだけ熱中できることがあったらよかったな思う部分もあって、深い見方も出来ると思います。私もまたトークショーとかやりたいんですけど…。

と見どころと共に他のイベントにも登壇したい希望をアピール!
大きな拍手の中イベントは幕を閉じました。

映画情報どっとこむ ralph チア男子

映画『チア男子!!』

5月10日(金)全員で、翔べ!

公式サイト:
http://letsgobreakers7.com

公式Twitter:
@letsgobreakers7

物語・・・
柔道一家に生まれたハルは、幼い頃から柔道に打ち込む姉=晴子に憧れて育った。優しすぎる性格から晴子のように強くなれない晴希は、ある日の試合で肩を負傷。以降、柔道を続けるかどうか迷っていた。そんな時同じ柔道仲間で無二の親友であるカズが、突然「やりたいことがあるんだ」と柔道をやめることを宣言。動揺するハルに「俺はこれをやる。ハルと一緒に!」と笑顔で畳みかけたのは、“男子チアリーディング部”の創設だった。ひとつ間違えると大けがにつながるチアの基本は、「仲間を信頼すること」。だが、メンバーを集め練習に打ち込んでいくうちに、“BREAKERS”の歯車は少しずつ狂い始め、やがてメンバーの間に決定的な亀裂を生んでしまう。

***********************************

出演:横浜流星 ・ 中尾暢樹  瀬戸利樹  岩谷翔吾  菅原 健  小平大智
/ 浅香航大  清水くるみ  唐田えりか  山本千尋  伊藤 歩
原作:朝井リョウ「チア男子!!」(集英社文庫刊)
主題歌:阿部真央「君の唄(キミノウタ)」(PONY CANYON)
監督:風間太樹
脚本:登米裕一
音楽:野崎良太&Musilogue 
制作プロダクション:AOI Pro.
配給:バンダイナムコアーツ/ポニーキャニオン
©朝井リョウ/集英社・LET’S GO BREAKERS PROJECT 

関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ