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柄本佑 × 石橋静河 × 染谷将太『きみの鳥はうたえる』 ティザービジュアル・特報解禁


映画情報どっとこむ ralph 函館の夏、まだ何ものでもない僕たち3人はいつも一緒だった―

この度、函館の映画館シネマアイリスの開館 20 周年を記念し製作された、 佐藤泰志原作、三宅唱監督『きみの鳥はうたえる』のティザービジュアル、特報が解禁。


佐藤泰志の原作をもとに、若手実力派俳優と新鋭監督がつくりだした、今を生きる私たちのための青春映画。

函館郊外の書店で働く「僕」と一緒に暮らす失業中の静雄。「僕」と同じ書店で 働く佐知子が加わり、3人は、夜通し酒を飲み、踊り、笑いあう。だが微妙なバ ランスのなかで成り立つ彼らの幸福な日々は、いつも終わりの予感と共にあった。

今回、解禁されたティザービジュアルでは、柄本佑が演じる「僕」、石橋静河演 じる佐知子、染谷将太演じる静雄の3人が函館のクラブで過ごした一夜のシーンが採用されています。

映画情報どっとこむ ralph また同時に解禁された特報では、その 3 人がビリヤードやクラブで楽し気に過ご す姿に加えて、「1、2、3、4…」とカウントダウンする声が入り、「僕にはこ の夏がいつまでも続くような気がした。9 月になっても 10 月になっても、次の 季節はやってこないように思える。」という「僕」によるモノローグが印象的な 構成となっており、ラストは夜景の向こうに広がる函館山を捉えたシーンで終わっています。



映画情報どっとこむ ralph きみの鳥はうたえる

公式HP:kiminotori.com

8月25日(土)函館シネマアイリス先行公開
9月1日(土)新宿武蔵野館、渋谷ユーロスペースほかロードショー!
以降全国順次公開

『海炭市叙景』(10)、『そこのみにて光輝く』(14)、『オーバー・フェン ス』( 16)に続く、佐藤泰志の小説の映画化4作目。

監督を務めたのは、『Playback』 (12)、『THE COCKPIT』(15)など意欲的な作品を制作してきた新鋭・ 三宅唱。

原作の骨格はそのままに、舞台を東京から函館へ移し、現代の物語として大胆に翻案した。

撮影は、三宅唱監督作品では、『Playback』(12)、『密使と番人』(17)、近年では塩田明彦監督『風に濡れた女』(16)、内藤瑛亮監督『ミスミソウ』(17)等の撮影を務めた四宮秀俊が担当。若手実 力派俳優と新鋭スタッフが結集して作り上げた本作に期待が高まるところだ。

本作の音楽を制作したのは、ヒップホップユニット「SIMI LAB」のトラックメーカーHi’Spec。

三宅監督の前作『密使と番人』(17)でも音楽を担当した彼だが、今作では同メンバーの OMSB と共に劇中にも出演してい る。

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出演:柄本佑 石橋静河 染谷将太 足立智充 山本亜依 柴田貴哉 水間ロン OMSB Hi’Spec 渡辺真起子 萩原聖人
脚本・監督:三宅唱
原作:佐藤泰志(「きみの鳥はうたえる」河出書房新社/クレイン刊)
音楽:Hi’Spec
撮影:四宮秀俊/照明:秋山恵二郎
録音:川井崇満/美術:井上心平

企画・製作・プロデュース:菅原和博
プロデューサー:松井宏/製作:函館シネマアイリス
制作:Pigdom
配給:コピアポア・フィルム、函館シネマアイリス
 
© HAKODATE CINEMA IRIS


三宅唱監督 柄本佑×石橋静河×染谷将太『きみの鳥はうたえる』函館シネマアイリスで先行公開


映画情報どっとこむ ralph この度、函館の映画館シネマアイリスの開館 20 周年を記念し製作された、 『海炭市叙景』(2010)、『そこのみにて光輝く』(2014)、『オーバー・フェンス』(2016)に続く、佐藤泰志の小説の映画化4作目『きみの鳥はうたえる』の公開が決定しました。2018 年 9 月 1 日(土)より新宿武蔵野館、渋谷ユーロスペースほかにて全国公開となります。また本公開に先駆けて函館シネマアイリスでは 8月25日(土)より先行公開となります。

公開決定に併せ、本作のメインカット、並びに監督とキャストによる コメントも解禁となりました!

函館の夏、まだ何ものでもない僕たち3人はいつも一緒だった― 佐藤泰志の原作をもとに新鋭監督三宅唱さんがつくりだした、 今を生きる私たちのための青春映画。

函館郊外の書店で働く「僕」と一緒に暮らす失業中の静雄。「僕」 と同じ書店で働く佐知子が加わり、3 人は、夜通し酒を飲み、踊り、笑いあう。だが微妙なバランスのなかで成り立つ彼らの幸福な日々は、いつも終わりの予感と共にあった。

『海炭市叙景』(2010)、『そこのみにて光輝く』(2014)、 『オーバー・フェンス』(2016)に続く、佐藤泰志の小説の映 画化4作目。監督を務めたのは、『Playback』( 2012)、『THE COCKPIT』( 2015)など意欲的な作品を制作してきた新鋭・三宅唱。

原作の骨格はそのままに、舞台を東京から函館へ移し、現代の物語として大胆に翻案した。

三宅唱監督コメント:
佐藤泰志が小説で描いた「生の輝き」を映画で表現しようというのがこの映画の挑戦でした。 素晴らしい環境を用意してくださった函館の皆さん、心から尊敬する役者・スタッフらとともに、いま振り返ると自分がち ょっと恥ずかしくなってしまうくらい、とにかく無我夢中でつくることができました。 映画館の暗闇で、美しい夏の光や音を感じながら、この映画のなかで生きるかれらとともに、かけがけのない時間を 過ごしてほしいと思っています。そして、誰かにとって、この映画がまるで親しい友人のような存在になることができればと願っています。

映画情報どっとこむ ralph 語り手である「僕」を演じるのは、『素敵なダイナマイトスキャンダル』(2018)の柄本佑。

柄本佑さんコメント:
三宅唱監督にこの映画の話をいただいたのが 2015 年の 11 月。撮影をしたのが 2017 年の 6 月。出来上がったのが 今年の 2 月です。本当に出来上がるのかな、と思うくらいの時間をかけて出来上がりました。「キミトリ」の「僕」という役 が決まってから監督と過ごした濃密な時間が映っています……。やーしかし公開するのは本当に嬉しいことですが、 僕の中の「僕」が終わってしまうようで少し寂しくもありますな。よろしくお願いします。


友人・静雄役は、若手随一の実力派俳優、『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』の染谷将太。

染谷将太さんコメント:
今でもあの函館のニオイを思い出します。潮と夕日が混じったようなニオイと、酒のニオイと、朝方のニオイ。静雄が嗅 いだであろうニオイを嗅ぎながら毎日現場に通っていました。三宅さんが作る現場は台本の空気そのものでした、佑 さんと石橋さんとプラプラしながら、酒を交わし、カメラが回っていました。僕と佐知子と静雄が、日々の時間を忘れる ような時間が流れたり、ヒリヒリとした時間が流れたり、何かから逃れようとする時間が流れたり、我々が肌で感じた心 地の良いある種のエモい青春を、三宅監督は 1 番いい形で映画にして閉じ込めてくれました。皆様本当にスクリーン で味わって欲しいです。日々に一息つくつもりで、ヒヤヒヤして帰って欲しいです。よろしくお願いいたします。


『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(2017)で数多く の賞を獲得した石橋静河が、ふたりの男たちの間を行き来する佐知子役を透明感あふれる演技で魅せる。

石橋静河さんコメント:
自分の大好きな作品が公開されることになり、本当に嬉しく思います。函館での撮影はとても濃厚で、贅沢な時間で した。三宅監督が大きな器になり、その中で自由に泳がせてもらったような感覚です。柄本さんと染谷さんが“僕”と “静雄”として強く存在されていたお陰で私は佐知子としてそこに生きる事が出来ました。登場人物が皆、函館の柔ら かい光の中で輝いています。ぜひ劇場でご覧ください。

映画情報どっとこむ ralph 3人が過ごす何気ない日常を、かけがえのないきらめきと共に描いた本作。期待の若手俳優たちの瑞々しい演技は、見 たことのない輝きで私たちを驚かせる。函館の街の匂い、夏の光をそのままに映し出し、若手実力派俳優と新鋭 監督がつくりだした、今を生きる私たちのための青春映画がここに誕生した。


きみの鳥はうたえる

8 月25日(土)函館シネマアイリスにて先行公開 9 月1 日(土)新宿武蔵野館、渋谷ユーロスペースほかロードショー! 以降全国順次公開

公式 HP:kiminotori.com

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出演:柄本佑 石橋静河 染谷将太 足立智充 山本亜依 柴田貴哉 水間ロン OMSB Hi’Spec 渡辺真起子 萩原聖人
脚本・監督:三宅唱
原作:佐藤泰志(『きみの鳥はうたえる』)
音楽:Hi’Spec
撮影:四宮秀俊
照 明:秋山恵二郎
録音:川井崇満 美術:井上心平
助監督:松尾崇 ラインプロデューサー:城内政芳
アソシエイトプロデューサー:寺尾修一
衣裳:石原徳子
メイク:石川紗織 小道具:平野藍子
キャスティ ング:神林理央子 スチール:鈴木淳哉、石川崇子
制作主任:小林大地 企画・製作・プロデュース:菅原和博
プロデューサー:松井宏
製作:函館シネマアイリス
制作:Pigdom
配給:コピアポア・フィルム、函館シネマアイリス
宣伝:岩井秀世、大橋咲歩
2018 年/106 分/2.35/カラー/5.1ch

© HAKODATE CINEMA IRIS


尾野真千子の究極の選択に一同唖然!『素敵なダイナマイトスキャンダル』初日舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph カルチャー・エロ雑誌を世に送り出した編集長・末井昭さんの自伝的エッセイを、柄本佑主演で映画化した『素敵なダイナマイトスキャンダル』が本日公開を迎え、その初日舞台挨拶が行われました。

登壇したのは、主人公の末井昭を演じた柄本佑さん、妻・牧子役の前田敦子さん、愛人・笛子役の三浦透子さん、母・富子役の尾野真千子さん、末井の心の友・近松役の峯田和伸さん、写真家・荒木役としてスクリーンデビューを果たした音楽監督の菊地成孔さん、原作者の末井昭さん、そして冨永昌敬監督が登壇しました。

『素敵なダイナマイトスキャンダル』初日舞台挨拶
日時:3月17日(土)
場所:テアトル新宿
登壇:柄本佑、前田敦子、三浦透子、尾野真千子、峯田和伸、菊地成孔(音楽監督)、末井昭(原作)、冨永昌敬(監督)

映画情報どっとこむ ralph “知る人ぞ知る伝説の編集長・末井昭”を演じて

柄本さん:原作エッセイの表紙で女装姿の末井さんを見て、“昔、夜中にパチンコ雑誌のCMに出てた人だ!”と一致しました。僕と全体的に似てると思いました。女装のシーンでは末井さんから“パンティーとブラジャーは見えなくてもスイッチだからつけるといいよ”とアドバイスを頂きました。

と話す柄本さん。

また先月のプレミア上映の際に末井さん本人と初対面して

前田さん:プレミアの時は出演者の方だと思っていて、舞台に立って気づきました。ちゃんとご挨拶できなくて…はじめまして(笑)

と演じた“天然な妻”そのもので挨拶。

作品に関わる前に唯一、末井さんを知っていたという峯田さんは

峯田さん:原作も読んでいて、末井さんと交流はあったのでどんな形でもいいので出たいと思いました。

と、一緒に仕事ができた喜びを語りました。

映画情報どっとこむ ralph また、“初めての試み”を明かすコーナーでは

柄本さん:ストリーキングとか…やったことあったら、今ここにいないですよね(笑)

前田さん:冨永監督とご一緒するのが初めて。

三浦さん:ベッドシーンと20〜30代と幅のある役。

尾野さん:着物の帯にダイナマイトを差したこと。まさかそこに差すと思ってなかったです。

菊地さん:俳優ではないので決まったセリフで動くということが初めて。当時の荒木先生の体型に近づけるよう役づくりしました。デ・ニーロメソッドです(笑)

と、それぞれ。

【母がダイナマイト心中】【伝説のエロ雑誌編集長】【ストリーキング】と何かとスキャンダルな原作者・末井の半生を描いているということで、「エロ雑誌編集長とストリーキング。やるならどっち!?」という究極の質問に

尾野さんのみがまさかの“ストリーキング”を選択。

どよめく登壇者と会場に

尾野さん:究極だから!究極の選択だからやるの。究極じゃなかったらもちろんやりたくない!

と弁解する尾野さん。それに対し

三浦さん:極論ですが、ストリーキングはやろうと思えば明日できるじゃないですか!

と答え、「それもそうだね」と柄本はじめ全員が納得しかけたところ、

尾野さん:みんなおかしいよ!

とツッコミ。そこに冷静に

峯田さん:ストリーキングみたいなことは、ずっとやってきたんで…

と呟くと、ライブパファーマンスで裸になる峯田さんに全員が納得。

末井さん:もぞもぞしちゃダメなんですよ。一瞬でね(笑)

と被せて会場は大爆笑。

映画情報どっとこむ ralph 最後に

監督:当時を知っている人にはもちろんですが、若い人に観て頂きたいです。平成生まれの人にとっては絵空事みたいなものかも知れませんが、末井さんの半生はすごくヒントがある。若い人が観て、末井さんより自分の方が面白いと思って欲しい。

と語り、舞台挨拶を締めました。


素敵なダイナマイトスキャンダル

絶賛公開中!

公式HP:
dynamitemovie.jp

芸術は爆発だったりすることもあるのだが、僕の場合、お母さんが爆発だった―
バスも通らない岡山の田舎町に生まれ育った末井少年は、7歳にして母親の衝撃的な死に触れる。肺結核を患い、医者にまで見放された母親が、山中で隣家の若い男と抱き合いダイナマイトに着火&大爆発!!心中したのだ──。青年となり上京した末井昭は、小さなエロ雑誌の出版社へ。のち編集長として新感覚のエロ雑誌を創刊。読者の好奇心と性欲をかきたてるべく奮闘する日々の中で荒木経惟に出会い、さらに末井のもとには南伸坊、赤瀬川原平、嵐山光三郎ら、錚々たる表現者たちが参集する。その後も発禁と創刊を繰り返しながら、数々の雑誌を世におくりだしていく……。昭和のアンダーグラウンドカルチャーを牽引した稀代の雑誌編集長の実話を元に綴られた自伝的エッセイ「素敵なダイナマイトスキャンダル」がまさかの映画化!ダイナマイト心中という衝撃的な母の死。この数奇な運命を背負って、転がる石のように生きていた青年が辿り着いた先は──。稀代の雑誌編集長の《笑いと狂乱》の青春グラフィティ。

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柄本 佑 前田敦子 三浦透子 峯田和伸 松重 豊 村上 淳 尾野真千子
中島 歩 落合モトキ 木嶋のりこ 瑞乃サリー 政岡泰志 菊地成孔 島本 慶 若葉竜也 嶋田久作
監督・脚本:冨永昌敬 原作:末井 昭「素敵なダイナマイトスキャンダル」(ちくま文庫刊) 音楽:菊地成孔 小田朋美 主題歌:尾野真千子と末井昭「山の音」(TABOO/Sony Music Artists Inc.) 配給・宣伝:東京テアトル 
2018年/日本/138分/5.1ch/ビスタ/カラー/デジタル/R15+
©2018「素敵なダイナマイトスキャンダル」製作委員会 


柄本佑、冨永昌敬監督が登壇『素敵なダイナマイトスキャンダル』日本外国特派員協会記者会見


映画情報どっとこむ ralph 「写真時代」「NEW self」など、伝説的なカルチャー・エロ雑誌を世に送り出した編集長・末井昭氏の自伝的エッセイを、俳優・柄本佑を主演に迎え、冨永昌敬監督が映画化した『素敵なダイナマイトスキャンダル』。本作は、7歳の時に母親が隣家の若い息子とダイナマイト心中するという壮絶な体験をした末井青年が、工員、キャバレーの看板描きと職を転々としながら、70〜80年代のサブカルチャーを牽引する伝説の雑誌編集長となっていくまでを描いた青春グラフィティです。

3月17日の公開に先駆け、この度、日本外国特派員協会にて記者会見を行いました。


「素敵なダイナマイトスキャンダル」日本外国特派員協会 記者会見
日時:3月14日(水)
場所:公益社団法人日本外国特派員協会
登壇:柄本佑、冨永昌敬監督

映画情報どっとこむ ralph 試写した直後の外国特派員に大きな拍手で迎えられた冨永昌敬監督と柄本佑による記者会見。

Q.エッセイが元だとは信じられないような話が展開されますが、どのくらい脚色をされましたか?

監督:末井昭さんは自伝的要素のあるエッセイをたくさん書かれています。ですからネタはたくさんありましたし、本に書いてないこともお話を伺いました。すべてを描こうとすると2時間の映画に収まらない。僕としては脚色したつもりはないですが、本来は5人いた人物を1人にしてみたり、まとめた感じはあります。末井さんの周りには、触れずにはいられないような面白い人がいます。ご自身の人間観察の目が秀でているのだと思います。主人公を追いかけつつ、周りの人たち、影響を与える人たちをいかに少人数で描くか。自分では脚色したとは思っていないですが、そういう意味では脚色しましたし、脚色して面白くなったと思います。

Q.実在の人物である末井昭を演じるにあたって、どのように役を研究されましたか?

柄本さん:最初にお話を頂いた時に、末井さんのエッセイの表紙にある女装姿を見て、単純に「俺と似ているな」と思いました。監督とお会いして、「実在の人物だけど佑くんのままでいいから」言われ、顔も似ているし大丈夫だと思いました。研究という意味では本を読んで、末井さんのお話を聞いて、末井さんを見るということが研究だったのかもしれません。現場に末井さんが6日間くらいいらっしゃって最初は緊張したんですが、いるものはしょうがないというか、いらっしゃるんだから逆になるだけ末井さんを見ておこう、と。人と話したりしているところよりも、末井さんが一人で佇む姿の方が参考になったと思います。

Q.登場人物が怪我をしていたり、曇ったメガネをかけていますが、意図は?

監督:原作にヒントがありました。主人公が若い頃に働いていたキャバレーでは店長や女の子、お客さんの揉め事が多かったそうです。みんな裕福ではないし、生活のためになりふり構っていられない。体を張って仕事をしている。彼らに限らず50年前の日本にはそういう人々が大勢いたと思います。そういうなりふり構っていられない人を描くために、メガネを曇らせました。今は、メガネを拭くための専用の布があります。でも、僕の想像ですが、当時は服や指で拭いていたと思うんです。メガネはただの道具で、見えればいい。少々怪我をしても仕事は休まない。そういう人たちが、他人の視線が気になっている自意識過剰な若い頃の主人公を見る。そういう視線に晒されるという繰り返しが、彼を鍛えていったのだと思うんです。彼が成長すると、メガネが曇っている人は出てこない。昔の日本人はメガネが曇っていたのではないか、という僕の想像の説に立脚しています。

Q.これほどチャーミングな柄本さんを始めてみました。柄本さんの魅力でしょうか。それとも、末井さんにお会いしたことが影響しているのでしょうか?

柄本さん:チャーミング、だったかなあ(笑)?嬉しいですが、意識はしていませんでした。監督が男性的な方で、現場で迷いがなく、確信めいている男性的な方で、僕は内面が女子なので「安心して抱かれていればいいな」と。それが面白くて、撮影中はノンストレスでした。そういう部分がチャーミングに写っているのかもしれません。

映画情報どっとこむ ralph 芸術は爆発だったりすることもあるのだが、僕の場合、お母さんが爆発だった―

素敵なダイナマイトスキャンダル』。

3月17日(土) テアトル新宿、池袋シネマ・ロサほか全国公開!
dynamitemovie.jp

バスも通らない岡山の田舎町に生まれ育った末井少年は、7歳にして母親の衝撃的な死に触れる。肺結核を患い、医者にまで見放された母親が、山中で隣家の若い男と抱き合いダイナマイトに着火&大爆発!!心中したのだ──。青年となり上京した末井昭は、小さなエロ雑誌の出版社へ。のち編集長として新感覚のエロ雑誌を創刊。読者の好奇心と性欲をかきたてるべく奮闘する日々の中で荒木経惟に出会い、さらに末井のもとには南伸坊、赤瀬川原平、嵐山光三郎ら、錚々たる表現者たちが参集する。その後も発禁と創刊を繰り返しながら、数々の雑誌を世におくりだしていく……。昭和のアンダーグラウンドカルチャーを牽引した稀代の雑誌編集長の実話を元に綴られた自伝的エッセイ「素敵なダイナマイトスキャンダル」がまさかの映画化!ダイナマイト心中という衝撃的な母の死。この数奇な運命を背負って、転がる石のように生きていた青年が辿り着いた先は──。

稀代の雑誌編集長の《笑いと狂乱》の青春グラフィティ。

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柄本 佑 前田敦子 三浦透子 峯田和伸 松重 豊 村上 淳 尾野真千子
中島 歩 落合モトキ 木嶋のりこ 瑞乃サリー 政岡泰志 菊地成孔 島本 慶 若葉竜也 嶋田久作

監督・脚本:冨永昌敬 原作:末井 昭「素敵なダイナマイトスキャンダル」(ちくま文庫刊)
音楽:菊地成孔 小田朋美
主題歌:尾野真千子と末井昭「山の音」(TABOO/Sony Music Artists Inc.) 
配給・宣伝:東京テアトル 
2018年/日本/138分/5.1ch/ビスタ/カラー/デジタル/R15+
©2018「素敵なダイナマイトスキャンダル」製作委員会 
     


柄本佑、前田敦子、尾野真千子ら登壇!『素敵なダイナマイトスキャンダル』東京プレミア上映舞台挨拶


映画情報どっとこむ ralph それは7歳の時に母親が隣家の若い息子とダイナマイト心中するという壮絶な体験をした末井青年が、工員、キャバレーの看板描きと職を転々としながら、70〜80年代のサブカルチャーを牽引する伝説のエロ雑誌編集長となっていくまでを描いた青春グラフィティです。

3月17日の公開に先駆け、2月26日(月)テアトル新宿にて東京プレミア上映舞台挨拶が行われ、主人公の末井昭を演じた柄本佑さん、妻・牧子役の前田敦子さん、愛人・笛子役の三浦透子さん、母・富子役の尾野真千子さん、原作者の末井昭さん、そして冨永昌敬監督が登壇しました。

『素敵なダイナマイトスキャンダル』東京プレミア上映舞台挨拶
日時:2月26日(月)
場所:テアトル新宿
登壇:柄本佑、前田敦子、三浦透子、尾野真千子、末井昭(原作)、冨永昌敬監督

映画情報どっとこむ ralph 3月17日(土)の公開に向けて意気込みを・・・

柄本さん:観て頂ければわかる作品です!面白いと思った方は宣伝の方お願いします!

前田さん:佑さんがすごいぴったりだと思いました。ぜひ楽しんで帰ってください

三浦さん:笛子(三浦が演じた役)のシーンはネタバレしないで話せないですが…

柄本さん:愛人て言うのもネタバレだしね。

三浦さん:(宣伝で)「電波な愛人」って、もう言っちゃってますしね(笑)。台本を頂いた時から映像になるのが楽しみでした。今日、観て頂けるのがすごく楽しみです。
尾野:爆発する尾野真千子です(笑)。とてもユニークな映画なので楽しんでご覧ください。


冨永監督:末井さんに映画化さしてくださいと言ったのが7、8年前、そのさらに5年くらい前に原作となる本を手にとって、絶対映画化しよう!と思いました。他の人に取られないよう早くしなきゃ!と。なので、感無量すぎて…他の作品でもこういう舞台挨拶の機会を頂きますが、今回は特に嬉しいです。ありがとうございます!

と話す監督。原作者の末井さんは既に3回見たそうで
末井さん:2時間18分の長い映画ですが、飽きない!何回も何回も観て欲しい。熱量も高いし、女優さんたちが素晴らしい演技だし。悪いところがないですね!

と、自分が主人公の映画を大絶賛!

映画情報どっとこむ ralph 女優3人と共演した感想を聞かれた柄本さんは

柄本さん:前田さんは「僕のあっちゃん」にしたくなる魅力のある人。他の作品に出ているのを見ると「僕はこうしたいんだ!」と思ってしまうような魅力的な女優さんです。色気を垂れ流した白いキャンバスですね。

前田さん:いいキャッチフレーズをつけて頂きました(笑)

柄本さん:三浦さんはチョイチョイチョイっというシーン(ラブシーン)があるんですけど、なんというかどっしりとされていて…僕の方がついていきます!みたいな。付いて行きたくなるくらい後ろ姿たくましい女優さんです。

と、後姿が逞しいと言われ、当然ながら不満げな三浦さん。

柄本さん:尾野さんとは共演シーンがないんです。完成を観て、すごい綺麗です!本当色っぽくて、スローのカットが必見!髪の毛がほつれてるんですけど、似合うんですよね。あまり観たことのない尾野さんを観ていただけるのかな、と。褒めてますよ!
尾野さんは満面の笑顔でよく言ったと言わんばかりに腕にタッチ。

映画情報どっとこむ ralph ここで、原作者にご自身の奥さん役が前田さん、愛人役が三浦さん、母親役が尾野さんというキャスティングについて聞くと

末井さん:贅沢すぎるというか。びっくりしました。柄本さんとは初顔合わせの時に飲みに行きましたが、どうも他人に思えない。親戚のような人な気がしました(笑)

柄本さん:原作本の表紙の写真を見て、俺に似てると思いました。

と感想を述べる柄本さんは監督がどうしてもこの役をやって欲しかったようで

監督:単純に佑くんと仕事がしたかったというのもあるんですが、男前に見える時と面妖な時があって、両方持っている人。一瞬でその両方を見せてくれる人を佑くんしか知らないです。複雑だけど明るい人を誰がやるか考えたときに、佑くんしか出てこなかったんです。引き受けてくださってすごく嬉しかった。女優陣んのキャストは末井さんを驚かせたいなと。そしてお客さんも納得してくれる方達にしようと。

と監督ですが・・・

監督:引き受けてくださってびっくりしたんですけど(笑)

と笑いを誘っていました!

映画情報どっとこむ ralph ここで、尾野さんと原作者の末井さんは主題歌「山の音」をデュエットしている本作。音楽を担当した菊地成孔さんのアイデアだったそうで

尾野さん:朝ドラの劇中歌を歌ったことはあるんですが、主題歌は初めてです…恥ずかしいわ〜!楽しかったんですが、恥ずかしいです。この話もういい、って思うくらい(笑)

柄本さん:エンドロールの歌ですが、ほとんど映画のラストシーンくらいの比重なので、最後まで観て頂ければ感動もひとしおかと。

尾野さん:あっちゃんが歌った方が良かった、って思わないでください(笑)
と、恐縮しきり。

映画情報どっとこむ ralph 実話なので、女装シーンのアドバイスを末井さんが行ったそうで

末井さん:振袖の女装シーンがあるんですが、その時にちょっとコツを教えてあげました。和服なので下は何を着てもいいんですが、それじゃダメ。女性用パンティとブラジャーをつけると、気持ちが入っていきます。

柄本さん:ブラジャーとパンティはスイッチなので着た方がいいよと言われて、すぐに衣装さんにお願いしました。そのまま胸囲を計られて準備してもらいました。着けているときは変化がないんですが、ブラジャーを外す時に思わずトップを隠してしまう。女性の気持ちがわかりました(笑)

と会場を温め、映画タイトルにちなみ、【現場でのスキャンダル】を披露。

柄本さん:劇中のストリーキングのシーンで前貼りが3回ほど外れていた!

というギリギリアウトな秘密を告白。尾野は着物の裾が乱れるシーンの撮影時、

尾野さん:監督がサーっときて、パっと乱すんです。スキャンダルですよね!

と、me too運動が盛んな映画業界で危うくセクハラ問題にも発展しそうな現場エピソードを暴露。

でも、一同爆笑のプレミアイベントとなりました。

dynamitemovie.jp

―芸術は爆発だったりすることもあるのだが、僕の場合、お母さんが爆発だった―
バスも通らない岡山の田舎町に生まれ育った末井少年は、7歳にして母親の衝撃的な死に触れる。肺結核を患い、医者にまで見放された母親が、山中で隣家の若い男と抱き合いダイナマイトに着火&大爆発!!心中したのだ──。青年となり上京した末井昭は、小さなエロ雑誌の出版社へ。のち編集長として新感覚のエロ雑誌を創刊。読者の好奇心と性欲をかきたてるべく奮闘する日々の中で荒木経惟に出会い、さらに末井のもとには南伸坊、赤瀬川原平、嵐山光三郎ら、錚々たる表現者たちが参集する。その後も発禁と創刊を繰り返しながら、数々の雑誌を世におくりだしていく……。昭和のアンダーグラウンドカルチャーを牽引した稀代の雑誌編集長の実話を元に綴られた自伝的エッセイ「素敵なダイナマイトスキャンダル」がまさかの映画化!ダイナマイト心中という衝撃的な母の死。この数奇な運命を背負って、転がる石のように生きていた青年が辿り着いた先は──。稀代の雑誌編集長の《笑いと狂乱》の青春グラフィティ。

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柄本 佑 前田敦子 三浦透子 峯田和伸 松重 豊 村上 淳 尾野真千子

中島歩 落合モトキ 木嶋のりこ 瑞乃サリー 政岡泰志 菊地成孔 島本 慶 若葉竜也 嶋田久作

監督・脚本:冨永昌敬
原作:末井 昭「素敵なダイナマイトスキャンダル」(ちくま文庫刊)
音楽:菊地成孔 小田朋美 主題歌:尾野真千子と末井昭「山の音」(TABOO/Sony Music Artists Inc.)
配給・宣伝:東京テアトル 2018年/日本/138分/5.1ch/ビスタ/カラー/デジタル/R15+

©2018「素敵なダイナマイトスキャンダル」製作委員会