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村上春樹「ハナレイ・ベイ」映画化決定!吉田羊・佐野玲於・村上虹郎コメント到着!


映画情報どっとこむ ralph 国境や時代を超えグローバルな読者を獲得し、世界に名作・話題作を発信し続ける作家、村上春樹。名実ともに日本を、そして世界を代表する作家である彼の珠玉の短編作品「ハナレイ・ベイ」がついに映画化! 2018年10月19日(金)に全国公開することが決定しました。

2005年に発表され単行本、文庫あわせ累計70万部を超えるベストセラーとなっている『東京奇譚集』(新潮文庫刊)の一篇である本作は、サーフィンに明け暮れる思春期の息子と、シングルマザーで彼を育ててきた母親サチの姿を描いた感動の物語。

ハワイのハナレイ・ベイで一人息子をサーフィン中の事故で亡くした主人公サチは、10年間、毎年息子の命日の頃にハナレイ・ベイを訪れ、ビーチの近くの大きな木の下で海を見つめ過ごしている。そんな時出会った若い日本人サーファーから“片脚の日本人サーファー”の存在を聞いた彼女は、自らの人生を変える一歩を踏み出すことを決意する…。これは、<人生で一番大切な人>に会いたくなる、希望を描いた物語。

映画情報どっとこむ ralph 主演は近年多くの映画・ドラマに出演し、主演から脇役まで目覚ましい活躍を見せる女優・吉田羊。本作では息子を失った母親サチを、圧巻の存在感で見事に体現している。

吉田さんコメント:
読書が苦手だった私が、初めて一気に読んだ本が「ノルウェイの森」でした。頁を手繰る手ももどかしかったあのムラカミハルキの作品世界にしかも映画で自分が生きられる、これ以上の幸せはありません。予てよりご一緒したいと切望していた松永監督の現場は、厳しさと真剣さと愛で溢れていて、文字通り、監督と一緒に闘い作り上げた主人公サチは、もはや本の中の登場人物にとどまらず、ありありとした痛みを伴い実在する非常に生々しいヒロインになりました。恐らく、私がこれまで演じてきたどの役にもない生命力をサチは持っています。静謐ながら雄弁なカウアイ島の自然の中で「喪失」と向き合い、もがき苦しみながらも声をあげることすらままならない彼女の深い悲しみの先の、ふっと小さく生まれる救いのような希望のような何かを、日本そして世界中の皆様と共有したいと願っています。村上春樹さん、松永大司監督、この映画に関わった全ての皆様に感謝をこめて。


サチの息子・タカシを演じるのは佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE))。『虹色デイズ』など演技面でも注目を浴びる彼が、本作でも役者として鮮烈な印象を残している。

佐野さんコメント:
世の中に沢山の名作を発信し続けてきた村上春樹さんの物語の映画化ということで、その作品に携わることが出来てとても光栄です。村上春樹さんの作品は人の心と記憶に残る作品で、このハナレイ・ベイの”希望の物語”というところを沢山の方々に伝えられるよう、意識して作品に入らせていただきました。家族、友人、恋人どの世代においても、生きている上で人それぞれ一番大切な人に会いたくなるような、その人への思いがより深くなるような、そんな物語です。人と人の心の話、そしてハナレイ・ベイの大自然が織りなす風景の美しさを、是非劇場でご覧下さい。


サチがハナレイ・ベイで出会う日本人サーファー・高橋には村上虹郎さん。

村上さんコメント:
ハナレイ・ベイでなら鮫に喰われてもいいんじゃないかと思うほど、カウアイ島の自然は美しくて神聖でしたが、絶対ダメです鮫は怖いです。高橋はなかなか掴み所のないモテたくてサーフィンをやっているような大学生ですが、時に熱い男で、相棒の三宅を演じた佐藤魁はほんとにワンダフルナイスガイなので面白いコンビになっていると思います。

映画情報どっとこむ ralph 不思議な魅力を漂わせる青年を自然体かつ抜群の感性で表現する。監督は『トイレのピエタ』が多くの批評家から絶賛された日本映画界の新鋭・松永大司。

松永監督コメント:
美しく、そして時に僕らの命を奪う自然。 「死」はこの自然の循環の一部であるという原作のテーマに強く惹かれた。 そして吉田羊、佐野玲於、村上虹郎をはじめとする俳優たちが、この圧倒的な ハワイの自然と真っ正面から対峙してくれたことで、普遍的で力強い作品にな った。 スクリーンに映し出される自然、そして人間を早く劇場で観てもらいたい。

ハワイ・カウアイ島の神秘的なほどに美しい湾 ハナレイ・ベイを舞台に、一筋の希望を探し求める女性の10年を描いた珠玉の感動作が今、紡がれます。


映画情報どっとこむ ralph 映画『ハナレイ・ベイ

10月19日 (金) 全国ロードショー

それは突然の知らせだった。ピアノバーのオーナーでシングルマザーのサチは、息子タカシが、ハワイのカウアイ島にあるハナレイ・ベイで亡くなったことを電話で知る。

サーフィン中の事故で、大きな鮫に襲われて死んだという。サチはハナレイ・ベイに向かい、もの言わぬ息子と対面を果たした。息子の遺骨と共に日本へ帰ろうとした矢先、彼女はふと足をとめ、息子が命をおとしたハナレイ・ベイへと向かう。サチはチェアを持って海岸に行き、本を読んで時間を過ごした。時折、じっと海を見つめながら。毎年、この「行為」は続いた。タカシの命日の時期にハナレイ・ベイを訪れ、数週間過ごすのだ。同じ場所にチェアを置き、10年間。

だが、彼女は決して海には近づかない。ある時、偶然出会った、2人の若い日本人サーファー。まだ世間知らずな彼らに息子の姿をダブらせるサチ。そんな時、2人から〝ある話〟を耳にする。「赤いサーフボードを持った〝右脚のない日本人サーファー〟がいる」と…

これは、〈人生で一番大切な人〉に会いたくなる、希望の物語。

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原作:「ハナレイ・ベイ」(新潮文庫刊『東京奇譚集』)村上春樹著
脚本・監督・編集:松永大司
音楽:半野喜弘
出演:吉田羊、佐野玲於、村上虹郎、佐藤魁、栗原類 
配給:HIGH BROW CINEMA
©2018 『ハナレイ・ベイ』製作委員会


映画『ウタモノガタリCINEMA FIGHTERS project-』 完成披露上映会決定!登壇者も発表!


映画情報どっとこむ ralph 詩と音楽、映像を一つに融合したプロジェクト<-CINEMA FIGHTERS project->の最新作、 映画『ウタモノガタリCINEMA FIGHTERS project-』(6月22日(金)公開)の完成披露上映会を先月3月 29日にオープンしたTOHOシネマズ 日比谷にて開催が決定しました!

6つの詩から生まれた6つの新たな楽曲を、EXILE TAKAHIRO、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE、 GENERATIONS from EXILE TRIBE、JAY’ED & 鷲尾伶菜、 DANCE EARTH PARTY、DEEPの6組のアーティストが歌い上げ、その世界観を6名の監督が映像化した本作を是非、一足先 にお楽しみください!
映画情報どっとこむ ralph 名称:『ウタモノガタリ‐CINEMA FIGHTERS project‐』完成披露上映会

場所:TOHOシネマズ 日比谷
登壇:EXILE HIRO、別所哲也、山下健二郎、岩田剛典、石井裕也、松永大司、安藤桃子、Yuki Saito、平林勇、岸本司
※登壇者は予告なく変更になる可能性が御座います。

日時:4月27日(金)
①10:50の回(上映前舞台挨拶実施)
②12:00の回(上映前舞台挨拶実施)
会場:TOHOシネマズ 日比谷(東京都千代田区有楽町1-1-2)

4月15日(日)12:00よりローソンチケットにて抽選先行受付開始!!

チケット料金(税込)¥2,000 ※手数料が別途かかります。
販売URL


<プレリクエスト抽選先行受付>
・エントリー期間:4/15(日)12:00~4/17(火) 23:59
・当落確認、入金期間:4/19(木)15:00~4/21(土)23:00
・受付方法:WEB/モバイルにて (PC/モバイル/スマホ)
・決済方法:店頭決済、クレジットカード決済
・引取方法:ローソン・ミニストップ店頭引取
・枚数制限:1会員様 各回1申込4枚まで
・手数料:581円/1枚(内訳:先行サービス料257円、システム利用料216円、発券 手数料108円) ※事前に無料会員登録が必要となります。

<一般発売(先着)>
・受付期間:4/22(日)12:00~ ※但し、限定数の販売ですので、無くなり次第終了となります。 ・受付方法: WEB/モバイルにて (PC/モバイル/スマホ) Loppi(ローソン・ミニストップ店内設置/Lコード入力にて購入) ・決済方法: WEB/モバイル→クレジット決済のみ Loppi直接購入→店頭決済のみ (レジにてクレジットカードも使用可能です。) ・枚数制限:4枚まで ・Lコード:32432 ・手数料:システム利用料216円(WEB予約のみ)、発券手数料108円

映画情報どっとこむ ralph 映画『ウタモノガタリCINEMA FIGHTERS project-』

ショートショート フィルムフェスティバル & アジアにてプレミア上映後

6月22日(金)全国ロードショー!

公式HP:
utamonogatari.jp



【作品概要】

『カナリア』
監督・脚本:松永大司 キャスト:TAKAHIRO 夏帆 髙野春樹 塚本晋也 主題歌「Canaria」byEXILE TAKAHIRO

『ファンキー』
監督・脚本:石井裕也 CAST:岩田剛典 池松壮亮 前田航基 芹澤興人 岡根拓哉 美山加恋 / 伊佐山ひろ子 麻生久美子 主題歌「東京」by三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE

『アエイオウ』
監督・脚本:安藤桃子 キャスト:白濱亜嵐 木下あかり 林寿美 奥田瑛二 主題歌「何もかもがせつない」byGENERATIONS from EXILE TRIBE

『Kuu』
監督・脚本:平林勇 キャスト:石井杏奈 山口乃々華 坂東希 筒井真理子 平山祐介 野島直人 麿赤兒 主題歌「あの子のトランク」byDANCE EARTH PARTY

『Our Birthday』
監督・脚本:Yuki Saito CAST:青柳翔 佐津川愛美 ランディ・ジャクソン/芦名星 余 貴美子 主題歌「How about your love?」byJAY’ED & 鷲尾伶菜

『幻光の果て』
監督・脚本:岸本司 キャスト:山下健二郎 中村映里子 大城優紀 加藤雅也 主題歌「Baby Shine」byDEEP


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エグゼクティブプロデューサー:EXILE HIRO
企画・プロデュース:別所哲也
コンセプトプロデューサー:小竹正人
配給:配給:LDH PICTURES
©2018 CINEMA FIGHTERS
   


松永大司監督、橘ケンチが大いに語った“THE YELLOW MONKEY”映画「オトトキ」​イベント


映画情報どっとこむ ralph 15年振りに再集結した日本が誇るロックバンド“THE YELLOW MONKEY”の2016年のツアーに密着した映画「オトトキ」。​

11月11日(土)に全国公開され、現在も全国で絶賛公開中の本作品ですが、この度、松永大司監督と橘ケンチさん(EXILE/EXILE THE SECOND)によるトークイベント付き上映が行われました!​


映画「オトトキ」スペシャルトークイベント​
日時:12月10日(日)
場所:新宿バルト9 シアター3​
登壇:松永大司監督、橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)​

映画情報どっとこむ ralph 大歓声の中「オトトキ」トークイベントのゲストにEXILE/EXILE THE SECONDの橘ケンチが監督の松永大司とともに登壇。

お二人は松永監督の前作「トイレのピエタ」のプロモーションの一環で行われた対談がきっかけとなり、現在も交友があるという。
松永監督:ケンチくんはクリエイティブへの執着がすごい。本当に映画が好きなアーティストだと思います。裏方に近い感覚を持っているので個人的に趣味も合って楽しいんです。

橘さん:映画監督って、ちょっと怖いイメージがあるんですよ。でも松永さんはフランクでマイルド。先輩だけど同じ目線で話してくれるし、話題が尽きない。
と、仲の良さをにじませます。​

実は、橘さんはすでに本作を2回見たという。
1度目は編集中のものを関係者向けの試写会で、2回目は公開後に自ら劇場に足を運んだ。
橘さん:試写会で見た時にすでに引き込まれてファンになっていたみたいで、2度目に映画館で見た時は、席に座ってから上映が始まるまでドキドキしっぱなしでした。僕のファンもこういった気持ちで見てくれているのかなと思ったり、とても濃厚な2時間でした。​

と語りました。

映画情報どっとこむ ralph 最後に・・・
​橘さん:『オトトキ』を見てすっかりイエモンファンになりました。吉井さんがメンバーを気遣いつつ丁寧にものを伝えている様子に共感しました。グループは一人一人の人間で成り立っているなあと実感しましたね。これは4人の人間模様が垣間見える人間ドラマ。あと2回は見たいと思っています。
松永監督:今日のケンチくんのトークイベントもそうですが、一見交わることのない人たちが交わることで、イエモンのファンじゃなかった人が見てくれる可能性が芽生えますよね。こういったことで1年近く密着させてくれたメンバーにも、恩返しできればと思います。​
ものづくりという共通項で仲を深める橘さんと松永監督でした。

映画『オトトキ』  ​

全国絶賛上映中!


公式サイト:
theyellowmonkey-movie.jp

公式Twitter:
@OTOTOKI_MOVIE​

当日上映料金:通常料金 ​
※料金設定は各上映劇場によって異なります。ご鑑賞いただく劇場のHP等にてご確認ください。​


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出演:THE YELLOW MONKEY / 吉井和哉 菊地英昭 廣瀬洋一 菊地英二
監督:松永大司​
制作プロダクション:ブースタープロジェクト​
配給:ティ・ジョイ​
製作:映画「オトトキ」製作委員会  ​
©2017映画「オトトキ」製作委員会​


THE YELLOW MONKEY、松永大司監督登壇舞台挨拶「オトトキ」ミッドナイト先行上映


映画情報どっとこむ ralph この復活劇の1年間を追いかけたのは松永大司監督。
一年間密着の末、最後に監督が仕掛けたのは、彼らの原点とも言えるライブハウス、渋谷 La.mamaでの無観客ライブ。 彼らは一体誰のために歌っているのか?バンドを続けるということはどういうことなのか?​

彼らの迫力あるサウンドと、貴重な過去映像、関係者のインタビューとともにTHE YELLOW MONKEYを感じる映画『オトトキ』。​

公開日の前夜である本日10日夜、新宿バルト9シアター9にて、ミッドナイト先行上映&THE YELLOW MONKEYのメンバー、松永監督が登壇する舞台挨拶イベントを行いました。

映画「オトトキ」ミッドナイト先行上映&舞台挨拶​
日時:11月10日(金)
場所:新宿バルト9 ​
登壇:THE YELLOW MONKEY(吉井和哉、菊地英昭、廣瀬洋一、菊地英二)+松永大司監督

映画情報どっとこむ ralph
本ドキュメンタリーを撮るにあたって感じたこと​

廣瀬さん:最初この企画の話を聞いたのが再集結したばかりのライブのリハ中でそれどころじゃなかった。目の前のことに夢中というか。そんなタイミングがうまく結びついたのと、自分自身をさらけ出したのもあってリアルなドキュメンタリーになってると思うな。

菊地(昭)さん:松永監督は空気になるタイプなんだよね。すんなり撮ってるから僕らもカッコつけてないところが多い。真の僕らを見てもらえると思う。

吉井さん:見ていただければわかると思うけど、我々は家族なんじゃないかなって。僕は問題を起こす三男坊ね(笑) 3人にずっと助けてもらって、ここまでこれたなって感じました。

菊地(二)さん:ドキュメンタリーってヘビーになりがちだと思っていたから、再集結してハッピーな1年だからどうなるだろうと思ったね。監督が僕のオブラートのようなものをはがしてくれました。構えていない、素の自分を映し出してくれた。

松永監督:イエローモンキーを知らない人にも彼らの魅力が届けばいいなと思っています。自分が感じた彼らの魅力を伝えたいですね。​

映画情報どっとこむ ralph 11月20日まで伊勢丹新宿店隣接のイセタンウエストⅡで行われている期間限定ギャラリー&ショップで展示されているメンバーの私物を紹介する一幕も。

吉井さんはツアー中の楽屋を賑わすトランペット、菊地(二)さんはバンド結成後間もない頃のライブ時やリハーサル音源を録りためたカセットテープ、廣瀬さんは本編にも登場するシルバーアクセサリー、菊地(昭)さんは昨年のライブでも使用した白いギターをそれぞれ紹介しなました。​

私物にまつわるエピソードを笑いを交えつつ話しているうちに、時刻は11月11日の24時に。無事公開初日を迎えたことをMCが伝えると、会場からは暖かな拍手が送られました。


最後に・・・​
松永さん:これだけのお客さんが集まってくれてとても嬉しいし、パワーをもらえますね。彼らの魅力が詰まった作品になっているので、楽しんでください」。

菊地(二)さん:みなさんにいま『生まれてきてよかった』と伝えたいです。ライブ中、吉井に“イエローモンキーのドラムを叩くために生まれてきた男”と紹介された時にもそう思いました。映画を見るとわかるけれど、両親にも伝えたい。いま当たり前のようにメンバーに囲まれて、映画を撮ってくれた松永監督がいて、その中で自分もこうしていられる。みんなに感謝しています。再集結して1年間、いろいろなことがあったけれど、監督には引き続き僕らを撮り続けて欲しいですね(笑)。

なお、ギターの菊地(昭)が映画のために書き下ろした主題歌「Horizon」は11月29日(水)に配信リリースされることも発表された。

『オトトキ』  

映画公式サイト
theyellowmonkey-movie.jp ​

Twitter:
@OTOTOKI_MOVIE  
Instagram:
https://www.instagram.com/ototoki_movie/
Facebook:
OTOTOKI.MOVIE ​

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出演:THE YELLOW MONKEY / 吉井和哉 菊地英昭 廣瀬洋一 菊地英二  

監督:松永大司​

制作プロダクション:ブースタープロジェクト  
配給:ティ・ジョイ​
製作:映画「オトトキ」製作委員会  
©2017映画「オトトキ」製作委員会​


息もできない ヤン・イクチュン、野田洋次郎(RADWIMPS)、松永大司トークイベント


映画情報どっとこむ ralph 「イクチュンと洋次郎は表現者として似ている」

2009年の作品発表時、世界の国際映画祭・映画賞で25以上もの賞に輝き、2010年の日本公開時にも、大きな話題を呼んだ『息もできない』。  この度、7月19日に9周年を迎えた新宿ピカデリーにて、この伝説の映画『息もできない』の三夜限定(8/7、8/8、8/10)上映&トークショー開催! 
最終日の8月10日(木)には、本作の製作・監督・脚本・編集・主演を務めたヤン・イクチュン監督と親交のあるRADWIMPS野田洋次郎さん、野田さんが主演した『トイレのピエタ』の松永大司監督が登壇。3人の出会いのきっかけやお互いの作品の印象などを大いに語り、仲の良さが感じられるトークイベントとなりました。

日時:8月10日(木)
会場:新宿ピカデリー
登壇:ヤン・イクチュン、野田洋次郎(RADWIMPS)、松永大司(映画監督)

映画情報どっとこむ ralph 『息もできない』上映後、MCの呼び込みで、ヤン・イクチュン監督、野田洋次郎さん、松永監督がにこやかに登場。

ヤン監督:最終日だから、こんなに大きな会場なのか、野田洋次郎さんがくるからそうなのかわからないですが、来てくださってありがとうございます。

と冗談を交えての挨拶を受け、

野田さん:今日は僕の大好きな『息もできない』という作品を多くの方に観てもらいたい、と思い、ぜひ参加したいと思ってきました。

松永監督:僕も大好きな作品。3人で話せるのを楽しみにしてきました。

との挨拶からスタート。

MC:この3人の出会いは?

松永監督:僕は2012年に韓国の映画祭でイクチュンと出会って、そこからの縁です。そのあと、『トイレのピエタ』を野田洋次郎と作るにあたり話をする中で『息もできない』が好きだということを知り、それで3人でゴハンを食べたのが最初です。

野田さん:そう、最初レストランで食べて。2回目は僕の家に二人が来て、僕の作った鍋をみんなで食べました。

ヤン監督:覚えていますよ。ふんぞり返って食べていました。(野田さんから「すごく食べてました」とツッコミはいりつつ)煙草を吸ったベランダも覚えています。

松永監督:(ヤン監督から、松永監督とは最初韓国で冷麺を食べながら仲良くなったと言われ)そうです、イクチュンはレストランで中学生くらいの英会話の本で勉強していましたね。
野田さん:でも英語全然上達していないですよね、英語より日本語のほうが上手くなっている気がする。(「何のことですか?」と大笑いしながらとぼけるヤン監督)

ヤン監督:日本に来ても、こんな風に気楽に会える人がいるってことは珍しいことだと思います。普段は忙しくてなかなか会えないんですけど、今日は忙しくなかったみたいですね(笑)

野田さん:無理してきたんだよー!(これにはヤン監督も日本語で「スミマセン」) 
最近は僕が韓国でライブすることも多くて、そのときは忙しくても必ず見に来てくれてありがたいです。

ヤン監督:野田さんのライブは本当に素晴らしくて、胸がわくわくして心臓が飛び出すくらいエネルギッシュなステージです。アフリカとか南米とかで踊りながら祭祀をすることありますよね、そんな感じで酔いしれてしまうんです。

野田さん:これって褒められているのかなぁ(笑)。でも確かに初めてライブ観たあと、「あの動きが~」ってずっと(身振り手振りを)みせてきてました。

映画情報どっとこむ ralph MC:今日『息もできない』を御覧になって直後ですから、観客の皆さんはこんなにヤン・イクチュンさんが気さくな方だと思っていなかったでしょうね。

野田さん:僕も初めて会ったときはビビッて行きましたからね、イクチュンずっとサングラスしてましたし(笑)

松永監督:僕も最初会ったときに、この人が『息もできない』主演のヤン・イクチュンってわからなかった。

MC:お二人が『息もできない』を御覧になったときの感想を改めて教えてください。

野田さん:表現のすべてに妥協がなくて、伝えたいものがあふれ出していて。僕はそういうものが好きなんですね。これを伝えなきゃダメなんだ、これを表現しないと何も先に進めないんだ、自分は!っていうエネルギーを感じて。しかもそれを映画でやりきっていて、“表現者”としてすごいなと。

松永監督:最初の劇映画である『トイレのピエタ』と撮る前に、イクチュンにすごい言われたのは「一本目の映画は絶対に妥協しちゃだめだ。自分の監督人生を大きく変えるものだから、絶対に大事に作りたいものを作れ」と。『息もできない』もそういうところが魅力的ですよね。

MC:ヤン監督は『トイレのピエタ』は御覧になりましたか?

ヤン監督:観ました。キャスティングの中で野田さんは適役だと思いました。以前から松永監督にはこの映画の話は聞いていて「あるミュージシャンをキャスティングしようと思う、彼の情緒があっていて、存在自体がこのキャラクターと重なるところがある」と。劇中で表現されている野田さんの姿と、現実の野田さんの姿が本当に似ているなと思いました。

野田さん:イクチュンがこんな真面目な話をしているのを初めて聞いた!普段はくだらない話しかしないし、イクチュンどこかしら体調が悪くてお腹が痛いとか、皮膚がかゆいとか言ってるし。(という話には、ヤン監督が「この二人といると自分が末っ子みたいな感じなんですよ、アニキ!」と野田さんに呼びかける場面も)

松永監督:感想をちゃんと聞いたことがなかったので感動しています(笑)

MC:ヤン・イクチュンさんはこれまで『かぞくのくに』『中学生円山』に出演するなど日本映画や日本文化にかかわって、何か影響受けていることはありますか?
ヤン監督:日本と韓国、映画を作る環境は似ているようで違います。日本映画は長い歴史の中でシステムが作られていて、韓国は影響を受けている部分もあると思いますね。私も学ぶところも多くて、現場でも目で見て耳で聞いて色々なことを習得しています。
あと、韓国では年齢が1歳違うだけで相手を(兄貴なのか先輩なのか)どう呼ぶべきか困ることがあります。私と野田さんや松永さんは年齢が少しずつ違いますが、日本に来ると年齢を越えて友達になれるんですね。芸術をやっている同志だと年齢や国を越えられるのかなぁと。

野田さん:そうかもしれませんね。僕も年齢が上の方とも、松永監督ともケンカをしながら仕事をしていて、それができるのは強みでもありますしね。 ところでイクチュンに質問があるんだけど、監督業と役者業と今どちらが楽しいの?
ヤン監督:元々俳優になりたいところから始まったのですが、それは自分の中に抱えているものを解き放ちたい、という理由からで、それを排出する先として演技をしていた。でもそれが上手くいかなくて後で演出をするようになり、人はあとから学んだものにハマる傾向があるのか、私はいま演技よりも演出のほうがはるかに難しいなぁと、時間もかかるけれど楽しいなと思っています。

松永監督:一足先に『あゝ、荒野』を観たのですが、イクチュンの芝居がすごくて、僕はこの二人(イクチュンと野田さん)が似ているなと思っていて、ロジックというより本能で身体を動かして芝居をする、表現者としてのタイプが似ていると思ってます。

野田さん:イクチュンってアップダウンの差が激しくて、スクリーンで爆発する彼の姿を見ると、彼の明るさだったり表に対しての優しさだったり、そういうことが両輪なんだなぁと。自分の中で爆発するほどの怒りや悲しみの大きさ、それらの両輪があって初めて、表現として一人の人間として成立しているのだと思う。僕の中にも(同じことが)歌の表現のメインの軸としてあって、どちらか片方では生きていけなくて、その振れ幅がどのくらい大きいか、そこに親近感を覚えます。

ヤン監督:私も実はあまり自分のことを役者ですとは言わずに「表現する者です」と言っています。野田さんはじめミュージシャンの方の素晴らしい公演をみると、ステージの上で自分の持っているものをすべて投げ出しているように見えます、私もそんな風に演技をしたいという気持ちになります。野田さんの公演を見ると本当に心臓がどきどきしていました。そんな風に自分のパワーを出し切ったという演技をしてみたいです。

松永監督:わかります。僕も洋次郎とモノを作りたいと思ったのはライブでのパフォーマンスをみて、この人はいい表現をできるのではないか、って。芝居ということでなくても中にあるものを外に出すパワーに満ち溢れていたんですね。

野田さん:僕にいま演技のお話が色々来るのも、最初に松永監督が僕を見つけてくださったからで、本当にありがたいですし、僕自身気づかなかった、違う、新たな選択肢を頂けた気がしています。

映画情報どっとこむ ralph MC:これだけ皆さん仲が良いと、この3人で何か作ろうなんて話になったりしませんか?
松永監督:すごい魅力的な二人ですし、一緒にやりたいですよね。この二人が一緒に芝居したら、どういう化学反応が起こるかみてみたいですね。

野田さん:そうですよね、だからいきなり菅田将暉にやられてビックリしましたよ、(僕は)いきなり飛ばされていったなぁと!(笑)

ヤン監督:もし野田さんと一緒にできたら、私がミュージシャンの役をやりますので、野田さんは「ゴロツキ」の役はいかがでしょう?(会場大爆笑)

野田さん:僕もできたら自分とは違う役柄がいいですよね、そして自分の中にある何かを表現したいなというのはありますね。『トイレのピエタ』では売れない画家で、この前のドラマでは売れない小説家の役だったので、売れないシリーズ制覇していくのかなぁ(笑)ですのでゴロツキ役とかいいですね

最後に、3人の近況として、

松永監督:“THE YELLOW MONKEY”のドキュメンタリー映画が11月に公開になります。

野田さん:10月にライブDVDが発売されます。主題歌をやった『東京喰種 トーキョーグール』(公開中)、『ナラタージュ』(10/7公開)があります。

そしてヤン・イクチュンから

ヤン監督:『あゝ、荒野』が10月に公開されます。他には出演した『春の夢』が日本で公開中で、声優として参加した『我は神なり』という韓国のアニメーションも公開されます。韓国に戻ったらドラマの撮影がありますが、まずは(日本語で)『あゝ、荒野』ぜひごらんください!

と元気よくアピール。

そして、

ヤン監督:この上映トークイベントに来てくださったゲストの皆さんに感謝しています。『息もできない』はシナリオを書いたのが11年前、久しぶりにこの作品と向き合うのは大変なことで(笑)言うなれば別れた彼女に会うような感じで、でも素晴らしいゲストの皆さんと観客とお会いすることができてうれしかったです。でもゲストの皆さん、全員私より身長が10cmくらい高い方ばかりで!そんな方ばかり呼んでくれてありがとうございました!

と最後はユーモアたっぷりの挨拶で、3夜にわたって実施された上映トークイベントを振り返り、第三夜もヤン・イクチュン、野田洋次郎さん、松永大司監督の仲の良さと互いへのリスペクトが終始感じられ、和気あいあいとした雰囲気の中イベントが終了しました。

映画情報どっとこむ ralph
『息もできない』

物語・・・
偶然の出会い、それは最低最悪の出会い。でも、そこから運命が動き始めた…。「家族」という逃れられないしがらみの中で生きてきた二人。父への怒りと憎しみを抱いて社会の底辺で生きる取り立て屋の男サンフンと、傷ついた心を隠した勝気な女子高生ヨニ。歳は離れているものの、互いに理由なく惹かれあった。ある日、漢江の岸辺で、心を傷だらけにした二人の魂は結びつく。それは今まで見えなかった明日へのきっかけになるはずだった。しかし、彼らの思いをよそに運命の歯車が軋みをたてて動き始める…。
HP情報『息もできない』特設ページ 
http://kouya-film.jp/event/ 

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監督・脚本:ヤン・イクチュン
編集:イ・ヨンジュン、ヤン・イクチュン
撮影:ユン・チョンホ/美術:ホン・ジ
録音:ヤン・ヒョンチョル/製作:ヤン・イクチュン
音楽:インビジブル・フィッシュ 出演:ヤン・イクチュン、キム・コッピ、イ・ファン 
提供:スターサンズ
配給:ビターズ・エンド、スターサンズ
R-15+/DCP
©2008 MOLE FILM ALL Rights Reserved