「松岡茉優」タグアーカイブ

いよいよスタート!第31回東京国際映画祭レッドカーペット その1


映画情報どっとこむ ralph 第31回東京国際映画祭の10月25日(木)開幕。
レッドカーペットイベントが行われ、多くのゲストが登場しました。

<第31回東京国際映画祭 開催概要>

イベントタイトル: 第31回東京国際映画祭 
主催:公益財団法人ユニジャパン
共催: 経済産業省(TIFFプラス)、国際交流基金アジアセンター(アジア映画交流事業)
東京都(コンペティション部門、ユース部門)
開催期間: 2018年10月25日(木)~11月3日(土・祝)
会場: 六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区)、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場(千代田区) 他
公式サイト:www.tiff-jp.net

映画情報どっとこむ ralph 映画の司会と言えばこの人、映画パーソナリティー:いとうさとり

第31回東京国際映画祭アンバサダー:松岡茉優とフェスティバル・ディレクター:久松猛朗

メディアパートナーLINE LIVE:永島聖羅ら

セレモニーパーティ司会:笠井信輔

熱狂宣言: 奥山和由監督、江角早由里(プロデューサー)、松村厚久、近藤太香巳

TIFFプラス


日本映画スプラッシュ:21世紀の女の子:
山戸結希(監督/プロデューサー)、井樫彩(監督)、枝優花(監督)、加藤綾佳(監督)、坂本ユカリ (監督)、首藤凜(監督)、竹内里紗(監督)、夏都愛未(監督)、東佳苗(監督)、ふくだももこ(監 督)、松本花奈(監督)、安川有果(監督)、山中瑶子(監督)、金子由里奈(監督) 柳英里紗、北浦愛、杉野希妃、神尾てん子、Lee Yoko、松林うらら、古川琴音、久保陽香、土居 志央梨、小川あん、筒井のどか、三浦透子、清水くるみ、松井玲奈、木下あかり、唐田えりか、竹内 ももこ、詩歩、瀧内公美、手島実優、石橋静河、堀春菜、倉島颯良、福島珠理、日南響子

ハード・コア:山下敦弘監督、ロボオ(石井モタコ)

ギャングース:入江悠監督、加藤諒、渡辺大知、山本舞香、伊東蒼、菅原健

26thキネコ国際映画祭

PSYCHO-PASS Sinners of the System Case.1 & Case.2 PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰 & Case.2 First Guardian
関智一、野島健児、東地宏樹、佐倉綾音、塩谷直義監督

アジア三面鏡 2018:Journey
デグナー監督、チェン・ジン、ゴン・チェ、ナンダーミャッアウン、長谷川博己、松永大司監督、エドウィン 監督、ニコラス・サプットゥラ、オカ・アンタラ、アグニ・プラティスタ

みなと委員会

DJ KOO

ミッドナイト・フィルム・フェス!
蹴る:中村和彦監督、永岡真理、北沢豪

ジョホールバル 1997
植田朝日、黒田耕平、田川博文(チーフプロデューサー)、ワタベカズ彦(アートディレクター/映像王 子)、ヤナガワゴーッ!(スチール)


その2へ続く。

その3へ

***********************************

PHOTO:TJ
©TIFF


恩田陸「蜜蜂と遠雷」映画化!松岡茉優 松坂桃李 森崎ウィン 鈴鹿央士で!


映画情報どっとこむ ralph 史上初の快挙となる<直木賞>(第156回)と<本屋大賞>(2017年)のW受賞を果たし、現代を代表する作家の一人、恩田陸の新たな代表作となった名作「蜜蜂と遠雷」。「映像化は不可能」と言われた恩田文学の集大成にこの度、豪華“競演”キャストが実写映画化に挑む!

国際ピアノコンクールを舞台に、亜夜、明石、マサル、塵(じん)という世界を目指す若き4人のピアニストたちの挑戦、才能、運命、そして成長を描いた本作。

注目のキャスト陣は今を彩る豪華な“競演”が実現!


亜夜役として近年精力的に映画出演を果たし、2017年に公開された『勝手にふるえてろ』で日本映画プロフェッショナル大賞 主演女優賞を受賞するなど、今最も輝く女優の一人となった松岡茉優さんが主演を務める。

松岡茉優さんコメント
私は小学生の頃、ピアノを習っていました。
祖父に買ってもらったアップライトピアノは高価なものでした。でも、中学生になると仕事や友達と遊ぶ方が楽しくて、
あっという間に触らなくなり、リビングに置かれたピアノは家具となっていきました。
あれから10年ほどたち、今私の目の前にはピアノがあります。

恩田先生の「蜜蜂と遠雷」は、大自然のようでした。
寛大で、儚く、残酷で、美しくて。
なので、読み終えた時、この作品を映像として表現するのは難しいと思いました。
音楽はそれぞれの音がある。実体化した音楽で納得してもらえるだろうか。
ピアノやクラシックに興味のない人にも、楽しんでもらえるだろうか。
これは戦いだと思って撮影に挑んでいきたいです。
見てくれた方の頭に音楽を鳴らしたいと思っています。

映画情報どっとこむ ralph 明石役には映画、ドラマ、舞台で幅広い役に挑戦し、目覚ましい活躍を続ける松坂桃李さん。

松坂桃李さんからのコメント
「蜜蜂と遠雷」高島明石役で出演させていただくことになりました。
このような素敵な作品に参加できること、とても光栄です。
石川監督の「愚行録」を拝見した時、感情をドカッと持っていかれ、なかなか興奮がおさまらなかったのを覚えています。いつかご一緒してみたいと思っていたので、今回、それが叶い非常に嬉しいです。
明石はコンクールに臨む他のピアニストと比べると、生活の中にピアノがある為、日常感を漂わせていて、最年長でもあり、いわゆる“天才”ではない人。
ピアノは初挑戦ですが、演奏も含めて、明石としっかり対話し全力で作品と向き合っていこうと思います。



マサル役にはスティーヴン・スピルバーグ監督作『レディ・プレイヤー1』に出演し、スピルバーグ本人からその演技力を絶賛された期待の若手・森崎ウィンさん。

森崎ウィンさんコメント
この作品は、映画出演のお話を頂く前から自分で買って読んでいた作品なだけあって、出演が決まった時は本当に興奮しました。
天才ピアニストのマサルが藻掻いて、マサルの目指すビジョンに一歩ずつ近づいて行く姿を、皆さんにお見せ出来るよう頑張って参ります。
今まさにピアノレッスンの真っ最中ですが、本当に難しい。何度やってもぶつかる壁が減る事がなく、毎回戦っています。でも、一つ言えるのは、それでも楽しいんです。
改めて音楽の素晴らしさを体験出来ている喜びを噛み締めて、壁を越えられるように日々頑張ります



そして謎の少年・塵を演じるのは、新人ながら100人を超えるオーディションで「塵そのものだ」と監督を唸らせた新星・鈴鹿央士さんが大抜擢された。

鈴鹿央士さんコメント
原作ファンの方が多くいる、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」という素晴らしい作品の映画化に、風間塵という重要な役で参加させて頂けることを本当に嬉しく思います。
恩田先生にもお会いさせて頂き、身が引き締まりました。
お芝居の経験がなく、全ての事が初めてで不安なこともありますが、共演者の方々、監督はじめスタッフの方々のお力をお借りしながら、風間塵を楽しみながら演じていきたいと思います。
僕はピアノの経験もありませんでした。オーディションを受けさせて頂いて、役を頂いて、7月からピアノのレッスンが始まりました。今は、電子ピアノもお借りして、毎日、鍵盤に触れるようにしています。
プロのピアニストの方々の演奏を観させて頂いたりして、塵のイメージを膨らまして、原作の世界に負けない音楽を届けられるよう頑張ります。


映画情報どっとこむ ralph 監督・脚本は昨年『愚行録』で長編監督デビューを果たし、新藤兼人賞銀賞を受賞。今もっとも注目される新鋭・石川 慶。

石川 慶監督コメント
『蜜蜂と遠雷』ほど、音楽そのものを真正面から描き切った作品は他にないと思います。それを、文字だけの小説でやってのけたのだから恩田さんは半端ない。“文学の勝利”とも呼べるこの作品に映像で挑むのは無謀なことなのかもしれません。でも、この本を読んでいるときに鳴っていた音を、どうしても映画で聴きたくなったのです。

この人しかいない、と満場一致でオファーした松岡茉優さん、今もっとも一緒に仕事したかった松坂桃李さん、映画の国籍なんて軽々と飛び越えてくれる森崎ウィンくん、そして、得体の知れないオーラに一目惚れしてしまった新人・鈴鹿央士くんの4人とともに、映像でしか到達できない高みがあるはずだ、と信じて日々進んでいます。

映画情報どっとこむ ralph 原作者:恩田陸先生コメント

正直に言うと、ずっと半信半疑であった。そもそも、この小説は絶対に小説でなければできないことをやろうと決心して書き始めたものだからだ。自分で設けたそのハードルの高さに、書いているあいだ何度始めたことを後悔したことか。苦労の甲斐あって、なんとか目標は達成できたと思う。だから、映画化の話があった時は、なんという無謀な人たちだろうとほとんど内心あきれていた。きっと難しいと思いますけど、やるのなら「映画でしかできないこと」をやってくださいね、とお願いした。口ではお願いしつつも、いくらなんでもこれを映像化する無謀さに気付き、そのうちきっとあきらめるだろうと思っていたのである。ところが、彼らはあきらめなかった。どんどんものすごいキャストが決まっていく。かくなる上は、と覚悟を決めた。完成した映画を観て、「参りました」と言う準備は今からできている。


蜜蜂と遠雷

2019年 秋 全国公開

かつて国内外のジュニアコンクールを制覇するも、13歳のときに母を亡くし、「ピアニスト」になることから長らく逃げてきた元天才少女、亜夜(松岡茉優)。社会人となり妻子を持ちながらも夢を諦めきれず、最後のチャンスと決意してコンクールにエントリーした明石(松坂桃李)。音楽エリートとして超名門音楽院に在籍し、優勝候補最有力の重圧に挑むマサル(森崎ウィン)。そして、今は亡き世界最高のピアニストが遺した謎の少年・塵(鈴鹿央士)。まったく異なる境遇にある4人の天才ピアニストたちが国際コンクールでの熾烈な戦いを通して、互いに刺激し合い葛藤し、そして成長を遂げ“覚醒”していく――

***********************************

原作:恩田陸「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎刊)
松岡茉優 松坂桃李 森崎ウィン 鈴鹿央士(新人)
監督・脚本:石川 慶
配給:東宝


第10回TAMA映画賞 松坂桃李、松岡茉優、吉沢亮、深川麻衣、伊藤沙莉ら登壇決定!


映画情報どっとこむ ralph 11/17(土)~11/25(日)(11/19日(月)は休映)に開催予定の「第28回映画祭TAMA CINEMA FORUM」の初日11/17(土)に行われますTAMA映画賞授賞式(会場:パルテノン多摩大ホール)の登壇者が決定しました!

なお、チケットはe+(イープラス)で先行予約(プレオーダー)を受け付けているほか(10/18(木)まで)、多摩市内の販売所にて10/28(日)より一般発売予定です。


映画情報どっとこむ ralph 最優秀作品賞[本年度最も活力溢れる作品の監督及びスタッフ・キャストに対し表彰]

『万引き家族』 (是枝裕和監督、及びスタッフ・キャスト一同)

『寝ても覚めても』(濱口竜介監督、及びスタッフ・キャスト一同)


特別賞[映画ファンを魅了した事象に対し表彰]

『モリのいる場所』
沖田修一監督、及び山﨑努・樹木希林はじめスタッフ・キャスト一同
沖田修一監督登壇

『カメラを止めるな!』
上田慎一郎監督、及びスタッフ・キャスト一同
スタッフ・キャストご登壇

最優秀男優賞[本年度最も心に残った男優を表彰]

東出昌大
『寝ても覚めても』『菊とギロチン』『パンク侍、斬られて候』『OVER DRIVE』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』)
11/18(日)特集プログラムで登壇

松坂桃李
『孤狼の血』『娼年』『不能犯』『彼女がその名を知らない鳥たち』
松坂桃李 登壇

最優秀女優賞[本年度最も心に残った女優を表彰]

安藤サクラ
『万引き家族』『DESTINY 鎌倉ものがたり』

松岡茉優
『勝手にふるえてろ』『万引き家族』『ちはやふる -結び-』『blank13』
松岡茉優 登壇

最優秀新進監督賞[本年度最も飛躍した監督、もしくは顕著な活躍をした新人監督を表彰]

今泉力哉監督
『パンとバスと2度目のハツコイ』
今泉力哉監督 登壇

三宅唱監督
『きみの鳥はうたえる』
三宅唱監督 登壇

最優秀新進男優賞[本年度最も飛躍した男優、もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰]

吉村界人
『モリのいる場所』『悪魔』『サラバ静寂』『ビジランテ』
吉村界人 登壇

吉沢亮
『リバーズ・エッジ』『猫は抱くもの』『銀魂2 掟は破るためにこそある』『ママレード・ボーイ』『悪と仮面のルール』『レオン』『斉木楠雄のΨ難』
吉沢亮 登壇

最優秀新進女優賞[本年度最も飛躍した女優、もしくは顕著な活躍をした新人女優を表彰]

深川麻衣
『パンとバスと2度目のハツコイ』

伊藤沙莉
『榎田貿易堂』『パンとバスの2度目のハツコイ』『寝ても覚めても』『blank13』

映画情報どっとこむ ralph 主催:TAMA映画フォーラム実行委員会

公式ホームページ
http://www.tamaeiga.org/

***********************************



今年の開催まで、あと1ヶ月!『第31 回東京国際映画祭』ラインナップ発表記者会見レポート


映画情報どっとこむ ralph 第31回東京国際映画祭開催まで残すところあと約1カ月!本日虎ノ門ヒルズメインホールにて各部門の全ラインナップ・審査委員・各イベントの魅力・見所を発表する記者会見が行われました。


<第31回東京国際映画祭 ラインナップ発表記者会見>
日時:9月25日(火)14:00~
会場:虎ノ門ヒルズ メインホール
司会:笠井信輔アナウンサー
ゲスト:
松岡茉優(第31回東京国際映画祭アンバサダー)
阪本順治監督(コンペティション部門『半世界』より)
今泉力哉監督、岸井ゆきの(コンペティション部門『愛がなんだ』より)
湯浅政明監督(アニメーション特集『アニメーション監督 湯浅政明の世界』より)

映画情報どっとこむ ralph イベント冒頭、久松猛朗フェスティバル・ディレクターより開催の挨拶と今回の企画や上映に関する発表がありました。

コンペティション部門出品作品一覧

タイトル  製作国  監督名
アマンダ(原題) フランス ミカエル・アース
堕ちた希望   イタリア エドゥアルド・デ・アンジェリス
ブラ物語     ドイツ・アゼルバイジャン ファイト・ヘルマー
ホワイト・クロウ(原題) イギリス他 レイフ・ファインズ
ヒズ・マスターズ・ヴォイス   ハンガリー パールフィ・ジョルジ
氷の季節     デンマーク マイケル・ノーア
大いなる闇の日々 カナダ マキシム・ジルー
ヒストリー・レッスン メキシコ マルチェリーノ・イスラス・エルナンデス
翳りゆく父 ブラジル ガブリエラ・アルメイア
シレンズ・コール   トルコ ラミン・マタン
テルアビブ・オン・ファイア  イスラエル他 ザメー・ゾアビ
ザ・リバー   カザフスタン エミール・バイガジン
詩人   中国 リウ・ハオ(劉浩)
三人の夫   中国 フルーツ・チャン
愛がなんだ   日本 今泉力哉
半世界   日本 阪本順治

109の国と地域、1829本もの応募の中から16作品がコンペティション部門に選ばれ日本からも『愛がなんだ』と『半世界』の2作品が選出されました。                             

映画情報どっとこむ ralph ゲストとして、第31回東京国際映画祭アンバサダーを務める、女優の松岡茉優(まつおかまゆ)さん

この東京国際映画祭に華を添えられるように、若手の力を示せるように頑張りたいなと思っております。宜しくお願い致します。

Q. まずは、今年の映画祭アンバサダーに就任されてのお気持ちをお聞かせください
A.最初お話を頂いた時「(私で)いいんんですかね?」と言いました。私は昨年新設されました「東京ジェムストーン賞」を頂いたものですから、せっかく第 1 回の賞に選んでもらったからには、その賞が今後もっと華やいだものになる為に頑張ろうと1年邁進してきましたので、その1年後にアンバサダーとはなかなか良いルート?(笑)いいタイミングで進んでいるんではないかと、ちょっと自信が持てました。

Q. 昨年のコンペ部門に出品された主演作『勝手にふるえてろ』が、観客賞を受賞。あの受賞はどんな体験でしたか?
A.観客賞を頂くともう1度上映があるんですが、ちょうどその日ドラマの撮影がたまたま早く終わりまして、「これはいかなければ!」と思い特別上映に伺いました。会場の熱気、そして国際色豊かな方の意見が聞けるのが素晴らしい時間だったなと思いました。

Q.アンバサダーになって映画祭に期待することもあるわけですね?
A.普段ショッピングや美術館、映画など色んなことを六本木ヒルズさんで楽しませてもらっているのですが、そこがお祭りになるというのがとても素晴らしいですし、大好きな時間です。また私は東京都出身なので、自信をもって地元の大好きな映画祭ですと言えることが、アンバサダーとしても嬉しいことです。

Q.『勝手にふるえてろ』観客賞、『万引き家族』がカンヌのパルムドール、凄いことですよね。どうでした?
A.私の初めての国際映画祭は東京国際映画祭なので、『万引き家族』 のカンヌ国際映画祭でのレッドカーペットだって歩けるぞと思っていたのですが、寒さと緊張で足がガタガタ震えました。やっぱりカンヌは凄かったです。でも東京国際映画祭の映画愛の熱量はカンヌにも負けてないぞ!と思いました。カンヌや上海国際映画祭といろいろ巡ってきた『万引き家族』が今年 JAPAN NOWで、日本そして海外の皆さんにも、もう1度観てもらえるのが大変嬉しいです。

Q.『万引き家族』で共演された樹木希林さんが亡くなられました。どんなお気持ちですか?
A.樹木さんとの思い出は、たくさんたくさん宝物なんです。悲しい気持ちはあまりなく、1度映画の中でお別れしているのですが、そこでありがとうも沢山言えたし、私にとっては2度目のお別れのような感じがしております。樹木さんと同じ時代に生まれて、樹木さんの作品をたくさん観れる時代に生まれて、そして私が若い世代として新しい世代につなぐ役目としては、同じ時代に生まれたことに誇りをもってさらに勉強し、樹木さんのようになりたい、次の世代に渡せるような存在になりたいと強く決意しております。


『愛がなんだ』から、今泉力哉(いまいずみりきや)監督

東京国際映画祭には、何度か観客として、そして日本スプラッシュという部門などで携わってきてから、この度コンペに選んで頂きとても光栄に思っております。

Q.コンペ出品のお気持ちは?
A.色んな人の出会いを通じて、1 番最初は『サッドティー』で日本スプラッシュ部門に参加してから5年6年と、1年に1本作るたびに東京国際映画祭でお披露目できるのが続いていて、日本スプラッシュ部門ですごく成長させてもらったのですが、海外の作品と並んでみて頂けるコンペに選出された嬉しさがありました。切磋琢磨してきた松居大悟監督がコンペに選ばれていたのを観てきたので、「やっとたどり着いたんだな…」とじんわりきました。ただゴールではないので、どう観て頂けるか楽しみです。

Q.東京国際映画との縁についてどう思いますか?
A.映画祭の縁ももちろんですが、矢田部さんはもちろん、矢田部さんをつないでくれた方や、スタッフ&キャスト、そしてお客さん含
め個々との縁がすごく大きいです。運をすごく感じますし、自信を持って作品を作り続けてきたこと、みなさんにも沢山の映画と出会
ってほしいですし、映画祭との出会いに恵まれていたと思います。また、賞が取れなかったのが1つのバネになって翌年戻ってこれた
し、賞を取った監督や上映された監督、そして審査員らと仲良くなって、また翌年来ようと思えるのが映画祭ならではだなと思いま


主演の岸井ゆきの(きしいゆきの)さん
こんな映画愛の強い方々に選んで頂き、より嬉しくなりました。

Q.コンペというのは全世界の中から 1800 本の中からの16本ですが、いかがですか?
本当に嬉しいです。今まで3回スプラッシュ部門でレッドカーペットを歩きましたが、コンペというところに行けたというのは、凄く嬉しかったです。世界の方々と一緒に上映される、そしてこの作品は世界共通の普遍的な物語なのでる本当に嬉しいです。

Q.監督はダメ恋愛映画を撮るのが大の得意ですが、今回も主人公のテルコも本当にダメダメでしたね。演じてみていかがでしたか?

A.演じてる時は全然ダメだと思っていなくて、マモルに向かっていくこの有志を見てくれぐらいの勢いでしたが…。最近スクリーンで見たのですが、やっぱりテルコの肩を持っちゃって応援しちゃいたくなる映画でした。


『半世界』から監督の阪本順治(さかもとじゅんじ)監督

Q.阪本順治監督は 2006 年の『魂萌え!』(たまもえ)以来、12 年ぶりのコンぺになりますが、 今回コンペ部門に出品されてのお気持ちをお聞かせください。
A.旅が苦手なので、荷造りをしないで済む国際映画祭は大好きです。何日かで 60 歳になるのですが、60 歳になってコンペに選ばれるのは若い時に全く予想していなかったので、本当に光栄です。華やかな場所は苦手なんで、これからレッドカーペットを歩くとなると身構えてしまうんです。意外とはしゃいてしまうのです。今年で監督 30 年目なので嬉しいし、作品に関わったみんな喜んでくれているのが一番嬉しいです。

Q.『半世界』は完全なオリジナル作品で、脚本も監督ご自身で書かれていますが、本作を撮ろうと思ったきっかけは?
A.本作は、映画化できなかった企画がいくつかあって、1つめは同級生たちの話、2つめは炭焼き職人の話。この2本をいつか映画化したいと思っていました。プラス、稲垣吾郎君が土の匂いのする役をやってみたら面白いんじゃないか、と2つのあらすじを1つにまとめて、稲垣君へオファーしました。その他のキャラクターもほとんどあて書きですが、頭に描きながら脚本を書きました。

Q. 主演、稲垣吾郎さんをはじめ、長谷川博己さん、渋川清彦さん、池脇千鶴さんなど 魅力的な役者陣がそろっていますね。
A.4人の方々は初めてお仕事するのですが、僕からするとみなさん楽器は違うが面白いセッションが出来るんではないかと思いました。ボールに例えると、稲垣君は、きれいな回転を描きながらミッドに収まる速球、長谷川君はサッカーで言うと無回転シュートのようなどこに落ちるかわからない、渋川君は一生懸命投げているんだがワンバウンド、池脇さんはピンを弾き飛ばすボーリングのボールのような破壊力がありました。

Q.炭焼き職人の稲垣さんはどうでしたか?
A.何度か会ったことはありますが、普段の彼は非常に素朴さを感じました。淡々と炭を焼く土着な人間が実は似合うのは何となくわかっていました。


さらにアニメーション特集「アニメーション監督 湯浅政明の世界」から湯浅政明(ゆあさまさあき)監督

このような大きな映画祭で特集をして頂けるとのことで、とても光栄です。この機会に観て頂きたいと思います。今日はスーツなので、トレードマークの帽子は被らないで着ました。

Q.TIFF で特集されることについての率直な気持ちはいかがですか?
去年原さんで、ネットで今年は湯浅なんじゃないか?とガセネタが飛んでいて、もしそうなったらいいな…と思っていたのですが、いざなってみたら今までスゴイ方がやっていらっしゃって、ちょっと格が違う、間違いかと思いましたが…。こういう機会に恵まれて、大変有難く嬉しいです。

Q.貴重な作品上映になると思うのは何ですか?
「ちびまる子ちゃん」2本目の映画は DVD 化されていないくて、いい映画なんですが、ミュージックシーンを担当していました。「クレヨンしんちゃんーぶりぶりざえもんの冒険―」というちょっと毛色が違う作品も上映されます。演出をやり始めた頃の作品で、演出・作画・脚本・ミュージックシーンもそうです。ちびまる子ちゃんのミュージックシーンは『わたしの好きな歌』です。さくらさんが選んだ曲を担当してどうやるかプレゼンしました。さくらさんにプレゼンして「ああ、いいんじゃない?」と言ってくれました。とてもざっくばらんに接してくださって、スタッフにも優しくてとても楽しい思い出だったので残念です。

Q.個人的にデビルマンの上映がとても楽しみです。
NET FLIX に入っていらっしゃる方は世界的に見て頂けチャンスがあったのですが、入っていらっしゃらない方は是非この機会に観て頂ければと思います。ハードで原作も凄い内容なのですが、そこも割と上手く出来ていると思いますので、是非この機会に観て頂ければと思っています。

Q.この特集上映で監督のどんな姿が見えてくると思いますか?
A.色んなことやってるんだな、この人みたいな…。基本的には映像で楽しいことをやりたいと思っているのですが、意外と1つのテーマを奥に持ってやっているんだと思って下さる方もいるんじゃないかなと思います。若い時の方が奇抜な方向ですが、今はみんなと感動を共有できるものが出来ればと変わってきていると思います。スゴイ良いチャンスをもらっていると思います。まだ観ていない方、観て下さった方も是非この機会にご覧頂きたいです。

映画情報どっとこむ ralph またコンペティション部門の審査委員長は、『キナタイ マニラ・アンダーグラウンド』でカンヌ国際映画祭監督賞、『ローサは密告された』で、同じくカンヌ映画祭主演女優賞を受賞した、フィリピン映画界を牽引するブリランテ・メンドーサ監督です。これまでにもクロスカット・アジア部門での上映や、アジア三面鏡第1弾の監督の1人でもあり、東京国際映画祭とのつながりも深いメンドーサ監督が今年の審査委員長を務めます。

審査員として、J・J・エイブラムス作品や『ミッション:インポッシブル』シリーズを手掛けたプロデューサー、ブライアン・バークさん。昨年のアカデミー賞外国語映画賞を受賞した『セールスマン』の主演女優、タラネ・アリドゥスティさん。『ルージュ』や『フルムーン・イン・ニューヨーク』の監督でプロデューサーでもある、スタンリー・クワンさん。そして、日本からは、2010年の東京国際映画祭コンペ部門出品作品『海炭市叙景』や、『家族X』、『わが母の記』など、様々なジャンルの作品で強い印象を残す、女優の南果歩(みなみ かほ)さん。 以上、5名が審査員です。


第31回東京国際映画祭は10月25日(木)~11月3日(土・祝)の10日間の開催期間中、約200本の映画が上映され、世界中から訪れる様々なゲストが多数登場し、Q&Aやトークショーなど映画祭ならではのイベントが目白押しです。

※今年はクロージングの前日11月2日(金)に授賞式を行います。



映画情報どっとこむ ralph <第 31 回東京国際映画祭 開催概要>

開催期間:2018 年 10 月 25 日(木)~11 月 3 日(土・祝)
会場: 六本木ヒルズ、EX シアター六本木(港区)、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場(千代田区)ほか
都内の各劇場及び施設・ホールを使用
公式サイト:http://www.tiff-jp.net

©2018 TIFF

***********************************


上海国際映画祭 チケットは20秒で完売『万引き家族』 松岡茉優、城桧吏、是枝裕和監督登壇!


映画情報どっとこむ ralph 第71回カンヌ国際映画祭【コンペティション部門】にて最高賞<パルムドール>を受賞!興収20億円を突破!
是枝裕和監督『万引き家族』が、6月8日(金)より329館334スクリーンにて全国公開いたしました。

この度、6月16日(土)より開催されている第21回上海国際映画祭(開催:6/16(土)~6/25(月))にて、6月23日(土)に本作の公式上映が行われ、舞台挨拶に、松岡茉優さんと城桧吏くん、そして是枝裕和監督が登壇!

中華圏にも数多くファンがいる是枝監督の最新作だけに注目度もトップクラスのようで、なんと、上映チケットはわずか20秒で完売!

一般客だけでなく、中国の俳優や監督なども詰めかけ、1000席の会場は満席となりました!

『万引き家族』第21回上海国際映画祭舞台挨拶
日時:6月23日(土) 
場所:SFC Shanghai Film Art Center HALL1
登壇:松岡茉優、城桧吏(じょう・かいり/子役)、是枝裕和監督

映画情報どっとこむ ralph 開口一番に、

是枝監督:ニイハオ(笑)こんにちは。こんなに沢山のお客さんに集まっていただいて、自分の新作をここで観ていただけることを嬉しく思っています。
と挨拶。次に、

城くん:本日は、来てくださってありがとうございました!映画、面白かったですか?
との問いかけに!会場から「はいー!」と日本語でレスポンスが返ってくる一幕も!

続いて、中国でも多くのファンを持つ松岡さんの番になり

松岡さん:ニイハオ!

と中国で挨拶をすると、更に大きな歓声と拍手が!

松岡さん:本当にこんなに沢山の方にこの映画が届いて、本当に嬉しいです!今日は監督に聞きたいことを何でも聞いてください!

と挨拶をしました。

映画情報どっとこむ ralph その後、MCより<パルムドール>受賞したことで中国も含め、世界中で非常に注目を集めていることについて問われると

是枝監督:とても大きな賞で、日本国内でもニュースで取り上げていただけるような、新聞の一面に載るような事件になってしまったので、僕だけじゃなくて、桧吏くんも街を歩いていると、あ、あの映画の子だ、と気づかれるような状況になっています。でも、こういう形で映画館の外にどんどん広がっていくというのはとても良いことだと思っているので、すごく前向きに捉えていますし、僕自身は今回の受賞をきっかけにして、勿論この中国でもより多くの方たちにこの映画を届けられればいいなと思っていますし、次回作をつくることが少しスムーズにできるようになればと思っています。

とコメント。また、松岡さんは、中国の取材を受けた際に、自分が韓国で諧星(シェシン)=コメディスターと勘違いされていることを知ったそうで、観客に

松岡さん:私は女優です!ね、監督?!
と妙な誤解を晴らす場面もみられ、観客から笑いを誘いました。また、城くんが中国で火鍋を食べたことを明かすと歓声が起こるなど大盛り上がり!

次に、日中の映画における交流について問われると、

是枝監督:僕が映画を撮る前、大学生の頃に、チャン・イーモウ監督やチェン・カイコー監督の作品が日本で公開されて、すごいブームになって、アジアからすごく新しい作品が生まれるようになりました。その後に、僕自身、台湾のホウ・シャオシェン監督と先ほどの二人の監督を通して、自分が映画を撮りたいと強く思うようになって、更に撮り始めてからは、世代的には僕よりも少し下ですけれど、ジャ・ジャンクーという中国を代表する監督と出会いました。同じ時期に映画をつくり、映画祭をまわり、彼が日本に来たときには、一緒にご飯を食べてというそういう関係の中で、お互いに今、どんなものをつくるべきなのか、映画とどんな風に向き合うべきなのか、自分が生まれ育った土地と人々と社会とどんな風に向き合って、そこから映画のモチーフを見つけていくのか、などとても多くのことをジャ・ジャンクーから学んでいます。そういう同世代に優れた監督を持つということは同じ作り手として、財産ですし、そういう関係を日本と中国の監督たち、役者たちが深く深く、長く持てる関係がつくれたらいいなと思っています。

とコメント。

映画情報どっとこむ ralph そして、

是枝監督:ちょっと話がそれますが・・・・松岡茉優という女優はですね、お笑い芸人ではありませんけども(笑)、非常にコメディエンヌとしての才能が本当にずば抜けているので、僕は今回かなりシリアスな状況で彼女を撮らせてもらいましたけど、非常に幅広く役をできる女優さんだと思っていますので、是非中国でも彼女が観たいと思っています。

とアピールすると大きな拍手が起こりました。

また、作風について問われると、

是枝監督:あまり自分の作風というのを考えているわけではないんです。撮りたいなと思う作品に適した、一番相応しいカメラワーク、カメラアングルというのを探ろうという感じでしょうか。ずっと基本はそこなんだけどやはり、デビューしたときに比べると、今の方が、僕が選んだ役者をどう撮るか、その感情をどう撮るか、一枚の画をつくっていくというよりは、より人間に近いところに僕自身の気持ちとかカメラというのが、存在しているんじゃないかと思っています。そういう変化はあります。

とコメント。


映画情報どっとこむ ralph その後は、観客からのQ&Aを実施。

Q.今後一番やりたい役はなんですか?

松岡さん:是枝監督に~。また使ってもらえることです♡
と回答し、またもや笑いと拍手を誘い、次に、撮影での役作りについて問われると

松岡さん:撮影を通して、キャストの皆さんとぎゅうぎゅうな時間を過ごしていたら、本当の“家族“のようになっていったし、大女優の樹木希林さんの隣に座れるようにもなったし、本当にあの時間は”家族“そのものでした。でも、最近、桧吏が男の子になってきて、ちょっと触ると嫌がる…。

と寂しげな表情もみせました。


Q.どの役柄に一番時間をかけましたか?という質問に対し、

是枝監督:あんまり順番はつけられないんだよな…でも、ここにいるからいうわけではないけど、松岡さんの役は最初書いていたのとは全然違う役だったんですよ。松岡さんと会って、どうしてもこの子が撮りたいなと思って松岡さんを選んだわけですけど、希林さんに映画の中では詳細に描かれない役柄の背景の部分について多くご指摘を受け、希林さんはそういうところに対して、すごい鋭いので、そこが脚本として甘いんだなと思って、書き直していきました。そういった作業が、役者さんとの意見交換の中でできていくということが、監督にとってとても素晴らしい充実した作業なんですけど、今回はそれがとてもよかったと思います。

と明かしました。


時間があっとい間に過ぎ、惜しまれながらも終了した今回の舞台挨拶。観客からは「是枝監督の大ファンです。全てが素晴らしかったです。とても感動的で悲しかった。安藤サクラが素晴らしかった。」といった感想も上がるなど、上海でも確実に人々の心に届いたようで、大きな拍手が送られました!


万引き家族

絶賛公開中!!

公式サイト:gaga.ne.jp/manbiki-kazoku

高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。足りない生活費は、万引きで稼いでいた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。

冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた治が家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく──。

***********************************

出演:リリー・フランキー 安藤サクラ / 松岡茉優 池松壮亮 城桧吏 佐々木みゆ /緒形直人 森口瑤子 山田裕貴 片山萌美 ・ 柄本明
/ 高良健吾 池脇千鶴 ・ 樹木希林

原案・監督・脚本・編集:是枝裕和
音楽:細野晴臣(ビクターエンタテインメント)

配給:ギャガ
(C)2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.