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MOOSIC LAB2018準グラ『暁闇』阿部はりか監督が作品に込めた想いを活弁シネマ倶楽部で語った


映画情報どっとこむ ralph “映画を語る”番組「活弁シネマ倶楽部」が放送され、映画『暁闇』を監督した阿部はりかさんがゲスト出演した。同作品は、阿部さんの初監督作品であり、MOOSIC LAB 2018にて準グランプリを受賞し、韓国では全州国際映画祭にも出品されるなど、国内外問わず映画ファンの熱い視線を集めています。

同作品は、特別の感情を持ち合わず、お互いの孤独を共有しあうだけの少年・少女が巻き起こす青春劇。心も身体も未熟な彼らの心の機微を、映画界の新星・阿部監督が自らの口で語ってくれました。

映画情報どっとこむ ralph 番組内で阿部監督は、印象的なタイトル「暁闇」の意味について、脚本作りのときに読んだ漫画の中に出てきた言葉だと説明した。さらに、英語訳したときに「moonless dawn(月のない夜明け)」という意味になることから、

阿部監督:これまで演劇を4作作ってきて、“月”が大事なモチーフだった。隠れている感じで月が入っているのはすごくいいなと思って決めた。

と明かした。

また、実体験をベースに物語を作り上げたことについて。

阿部監督:演劇は自分の中で、大事な空間というか、守りたいもの。現実は平穏なことばかりじゃないけど、そういうのを演劇のときは入れないようにしようとした。でも、映画を作ろうと思ったときには、自分が意識しないように避けていたこととかを全部ちゃんと入れたいなという気持ちがあって。それで、中高生のときに自分が思っていた事を掘り返して入れました。

と、「演劇」と「映画」の考え方の違いを明かした。

『暁闇』阿部はりか監督 at「活弁シネマ倶楽部」
さらに、演劇と映画の違いについて聞かれると

阿部監督:演劇は公演の期間が終わったら再現できない。映画は形が残るものとして完成形だから、それによって、海外に行くチャンスがあったりとか、色んな方に見てもらえたりとかっていう機会の多さは圧倒的に違う。

と、演劇は生の創作物であることに対して、映画は映像での創作物であるため、色々な形で観客に届けることができる実感を語った。

また、作品の内容については、

阿部監督:ユウカが男の人と会う設定はネットを介して会っている、かつそこにお金が絡んでいないって設定していて。自分の周りでも出会い系アプリの話を普通にされることがある。そういう感覚は1つ前のインターネットの感覚と違くなってきている。それは、すごい簡単な感情をお互いに埋め合うだけみたいな感覚。お互いに寂しいっていう同じ感情を抱えてるってことだけの共通項が多分必要で、一時的な関係が簡単に発生しやすい環境が整備されてきた。

と、インターネットの普及に応じた“孤独”の埋め方とその変化について、自身の考察を語った。

初の長編映画への挑戦について聞かれると、

阿部監督:演劇とか映画とかっていうくくりとは別に、自分の中に物語って言うものが、大事なものとして思っていて、物語の構造として、どこか違う場所に行ってから、何かの変化とかがあって、戻ってくるみたいな構造を大事にしている。だから、自分が思う“物語”って形ができるものとして長編がやりたいと言った。

として、、「映画」と「演劇」に通底する「物語の構造」について言及し、初監督作品であることへの気負いは感じていなかったようだ。

映画情報どっとこむ ralph 活弁シネマ倶楽部内では、阿部監督が国際映画祭での観客の反応や今後の作品についてなど、幅広いインタビューの様子が収録されている。

阿部はりか監督プロファイル
1995年生まれ、東京都出身。東京芸術大学美術学部先端芸術表現科卒業。これまで四作の演劇作品の脚本・演出を手掛ける。『なっちゃんはまだ新宿』(17/首藤凛監督)に美術として参加するほか、美術や役者として多数映像の現場に参加。「MOOSIC LAB2014」ではオープニング映像で主演。本作が映画初監督作品となる。

映画情報どっとこむ ralph 「活弁シネマ倶楽部」公式ツイッター:
@katsuben_cinema

『暁闇』

2019年7月20日より渋谷ユーロスペース他順次全国公開決定
https://moonlessdawn.com/

物語・・・
何に対しても無気力な少年・コウ(青木柚)、学校が終わると見知らぬ男たちとつかのまの関係を持っているユウカ(中尾有伽)、不器用にすれ違う両親の狭間で行き場のない悲しさを抱えるサキ(越後はる香)。
暁闇
暁闇
暁闇
暁闇暁闇暁闇 誰とも繋がれない寂しさと疎外感を抱えながら、ふとしたきっかけで音楽を通じて出会いを果たした3人。中学生最後の夏休み、都会の片隅にある廃ビルの屋上に集まっては、足りない何かを埋めるように、届かない何かを求めるように、静かに魂を重ね合わせてゆく――。

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24歳の新鋭・阿部はりか監督作品『暁闇』の本予告が解禁


映画情報どっとこむ ralph 『暁闇』は、これまで4作の演劇作品で脚本と演出を手がけ本作が初の映像作品となる24歳の女性監督・阿部はりかが、インターネットで活動する音楽ユニット「LOWPOPLTD.」にインスパイアされて作られた初監督作品。

大人への失望。親への憎悪。誰ともつながれない寂しさと疎外感。それぞれに闇を抱えながら、音楽を通じてつながりあう3人の中学生が出会い、足りない何かを埋めるように、都会の片隅にある廃ビルの屋上に集う。友情でも恋愛でもなく、ただ互いの孤独を共有しあう少年少女たちの透明な関係性を瑞々しく描き出す青春映画。

暁闇

10代の繊細な心情を見事に演じきったのは、青木柚(『アイスと雨音』)、越後はる香(『明日にかける橋』)、中尾有伽(『クレイジーアイランド』)。また『少女邂逅』を手がけた平見優子による撮影が、闇を照らすひとすじの光のように、陰鬱さのなかに幻想的な風景をつくりだす。

5月に開催され、インターナショナルプレミアとなった韓国の第20回全州国際映画祭では、2回の上映がチケット発売後すぐに完売。上映後のQ&Aでは次々と質問が飛び交い、上映後も監督たちの元へ長蛇の列ができるなど、大絶賛を浴びた。

映画情報どっとこむ ralph 今回公開された予告篇には、主人公たち3人の孤独な日常が描かれ、音楽を通じて出会った3人が、秘密基地と言えるような屋上で時を過ごしながら、暗闇に射す一筋の光を見つめる姿が描かれる。

また女優の戸田真琴さんが、予告に以下のコメントを寄せている。

戸田さん:この映画を見ている間、同じ諦めを生きていたことがあると思った、同じ涙を流したこ とがあると思った。それが思い込みだったとしても、I was you.––私はあなただった。そう 思えるようなものに出会うとき、せっかく同じ血の色だもの、ずっとこれが乾かない同士 でいられたらいいのにな。と、思う。

映画情報どっとこむ ralph 『暁闇』

2019年7月20日より渋谷ユーロスペース他順次全国公開決定

物語・・・
何に対しても無気力な少年・コウ(青木柚)、学校が終わると見知らぬ男たちとつかのまの関係を持っているユウカ(中尾有伽)、不器用にすれ違う両親の狭間で行き場のない悲しさを抱えるサキ(越後はる香)。
暁闇
暁闇
暁闇
誰とも繋がれない寂しさと疎外感を抱えながら、ふとしたきっかけで音楽を通じて出会いを果たした3人。中学生最後の夏休み、都会の片隅にある廃ビルの屋上に集まっては、足りない何かを埋めるように、届かない何かを求めるように、静かに魂を重ね合わせてゆく――。
暁闇

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【キャスト】
中尾有伽/青木柚/越後はる香
若杉凩/加藤才紀子/小泉紗希/新井秀幸/折笠慎也
卯ノ原圭吾/石本径代/芦原健介 / 水橋研二

【スタッフ】
監督・脚本・編集:阿部はりか/音楽:LOWPOPLTD./企画:直井卓俊/配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS/宣伝協力:MAP
<2018/日本/カラー/16:9/5.1ch/57min>
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
©2018 Harika Abe/MOOSIC LAB




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