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芥川賞作家・今村夏子の原作を、芦田愛菜主演、大森立嗣監督で初映画化! この度、女優・芦田愛菜の待ちに待った実写日本映画主演作の製作が発表となりました。 演じる主人公は、本人同様、中学3年生の「ちひろ」。 大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く…。 少女から大人へと成長していくかけがえのない瞬間を生きる「ちひろ」と芦田愛菜。まさに運命的とも言えるキャスティングが実現しました。 原作の今村夏子は、鮮烈のデビュー作『こちらあみ子』で第24回三島由紀夫賞受賞、次作『あひる』で第155回芥川賞候補に。本原作『星の子』で再び第157回芥川賞候補、第39回野間文芸新人賞受賞、2018年度本屋大賞7位に。そして最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞。いま最も次作が気になる最注目の気鋭の小説家。今村夏子の原作が映像化されるのは本作が初めてのことになります。 ![]() |
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主演:芦田愛菜×監督:大森立嗣×原作:今村夏子。 それぞれのフィールドで才能を放つ3人による、少女ちひろの成長と家族の行方。2020年の最注目作にご期待ください。 映画『星の子』製作決定 公式コメント 主演:芦田愛菜 原作を読ませて頂いて、信じるという事について深く考えました。自分の考えとは違うと思っていても、大切な人の考えを信じてみようと思ったり・・・・正しいか間違っているかの判断だけでなく、人はその人と、その周りをとりまく環境や人の想いによって見え方が変わってしまったり・・・・誰かを、何かを、たとえそれが自分の大切な人でも迷わず信じ続けることはとても難しい。そう感じました。私が演じさせて頂くちひろは、少しずつ自分の環境に違和感を感じつつも、悩みながら素直に物事をうけとめて真っ直ぐに生きている女の子だと思います。これからちひろをどんな風に演じていくか、そしてこの映画の中で〝信じる″という事は何なのか?ちひろと共に探していきたいと思います。 ![]() 監督・脚本:大森立嗣 『星の子』という小説を読んで思ったのは、自分のことを置いといてでも人を思う気持ちです。敏感で多感な14歳の少女は風に揺れながら、飛んでいってしまいそうな小さな体で立っています。それでも自分のことのように人を思うのです。 これなんだろう? と思ったら、優しさでした。この映画が清涼な一陣の風のように、皆様を優しさで包み込むようになればと思っています。 原作:今村夏子 この小説を書いた後、私の信仰の有無について訊かれる機会が何度かありました。信仰に限ったことではありませんが、私は「信じる者」でも、「信じない者」でもありません。「信じたいのに、信じることができない者」であり、「信じていたことが、だんだん信じられなくなってくる者」です。信じる、信じない、の狭間にあるこの物語を、映画という形で味わえること、とても楽しみにしています。私が掴み損ねたかもしれない、ちひろの心の深部に映像を通じて触れられるのではないかと今から期待しています。 |
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『星の子』 公式サイト:hoshi-no-ko.jp |
主演:芦田愛菜(ちひろ役) 監督・脚本:大森立嗣(『日日是好日』)
原作:今村夏子『星の子』(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
撮影期間:2019年12月〜2020年1月/劇場公開:2020年全国公開予定
製作幹事:ハピネット、ヨアケ 製作プロダクション:ヨアケ、ハーベストフィルム
共同配給:東京テアトル、ヨアケ
©2020「星の子」製作委員会


