「早見和真」タグアーカイブ

太賀と原作:早見和真がHMVトークイベントに登壇『ポンチョに夜明けの風はらませて』


映画情報どっとこむ ralph 早見和真の同名小説を新鋭・廣原暁監督が映画化した青春ロードムービー『ポンチョに夜明けの風はらませて』が、10/28(土)より公開となります。

将来に希望を見出せないまま、ただ何となく日々を過ごしていた高校生たち。彼らの行くあてもない“高校最後の旅”を描く青春ロードムービーです。

廣原監督のもとに太賀さん、中村蒼さん、矢本悠馬さん、染谷将太さん、佐津川愛美さん、阿部純子さんら若手実力派俳優が集結しました。

この度公開に先駆けて、書店イベントを実施し、主演の太賀と、原作の早見和真が登壇。

「原作」とは呼べないほどに大胆な脚色に、一部で話題の本作について、「原作にテーマが10個あるとしたら、その中の1つを輝かせるために頑張ってくれた。僕の書いた又八は、太賀の又八で間違いないし、いい意味でヘンテコで、そこに高校生4人が宿っているいい映画」と原作者が太鼓判を押しました!


『ポンチョに夜明けの風はらませて』書店イベント
日時:10月11日(水)19:30~20:00
場所:HMV&BOOKS TOKYO 6Fイベントスペース
登壇:太賀、早見和真

映画情報どっとこむ ralph 「ひゃくはち」に続いてのタッグですね。

太賀さん:早見さんとは2008年に出演させて頂いた「ひゃくはち」以来です。

早見さん:高校野球を舞台にした「ひゃくはち」というデビュー作をいきなり映画にして頂いた。主役級以外の子たちは遠い存在だったけど、太賀くんはすごく印象に残ってた。1シーン、2シーンくらいのセリフなのに、すごく鮮烈に覚えてる。この子はきっと売れるんだろうなと、思ってました。実は「ひゃくはち」は、太賀主演説もあったんだよね。

太賀さん:それを聞いて斎藤(嘉樹)君はどんな気持ちでいるんだろう…

早見さん:斎藤だからいいかなって(笑)

太賀さん:なんで俺にしてくれなかったんですか! と、そこはぐっとこらえて素直に嬉しいです(笑)


映画情報どっとこむ ralph 本作の原作「ポンチョに夜明けの風はらませて」を書かれたきっかけは?

早見さん:僕の小説としての原体験は「ひゃくはち」です。でも、「いつまでもこのテーマではやれないな」と思ってました。だからこそちゃんと清算したい、どこかできちんと閉じたいと思っていた。だから、「ひゃくはち」と同じ、男の子4人の物語を書きたかった。主演は太賀君と聞いてめちゃくちゃ嬉しかった。プロデューサーは現役の高校生ではない俳優でのキャスティングに不安があったみたいですが、僕は全然信頼していた。映画の感想として「おっさんが高校生を演じてる」という人もいるらしいけど、僕にはちゃんと高校生に見える。そこに太賀君の魅力がある。高校生も30代の役もこなせる、面白い役者だと思う。
ところで実際どういう経緯でこの話を受けたの?

太賀:撮影の1年くらい前にプロデューサーから脚本をもらいました。勉強不足で廣原監督のことは知らなかったのですが、原作が早見さんで、プロデューサーが「ひゃくはち」の永井さんということで即決で出たい!と。高校生役についての抵抗や気負いは正直なかったですね。脚本を読んで、素直に又八という役に対して眩しい、魅力的だなと思いました。

早見さん:ところで、俺のこと苦手だよね?

太賀さん:恐れず言うと…怖い(笑)。隠してるわけではないのに自分の未熟さがバレるというか。眼差しの鋭さに足がすくみます。

早見さん:何度か飲んだんだけど、屈託なくないんですよね(笑)もう一人、共通の知り合いに石井裕也監督もいるんですが、石井さんも苦手だよね(笑)?

太賀さん:苦手とかじゃなくて!生半可なことは言えないな、と。リスペクトしている分、中途半端な自分で居られない。今日のトークも一ヶ月前から震えてたんですよ。プロデューサーからも「早見さんは、鋭く来るよ」と言われてたし…(笑)

早見さん:僕は本当に太賀ファン。僕は素人だし偉そうに言えないけど、着実に進んでる。同世代の役者が脚光を浴びていくことをどう見ているんだろうと思ってた。染谷くんとか同級生だけどどう?

太賀さん:将太は高校の同級生だし、その中では一番最初に日の目を浴びた存在。すごく羨ましくも、悔しくもあった。今は、比べてもしょうがない。どうあがいても彼にはなれないし、と思うんですが。彼、彼らに対してではなく、「演じる役」に対して僕は嫉妬していたんだと思います。でもそれは彼らだから演じられた。そういう大事なことを見逃していたんじゃないかなと。役の巡り合わせとか、それは縁なんじゃいかなと、どしっと構えられるようになりました。

早見さん:太賀君の出演作品を観すぎて、もうしばらく観たくないと思いましたが、観ながら書いたメモに「10時間見てられる」とあった。それが太賀の特性じゃないかなって。実際に10時間観たら嫌になるだろうけど(笑)

映画情報どっとこむ ralph 完成した「ポンチョに夜明けの風はらませて」を観た感想は?

太賀さん:僕はめちゃくちゃホッとしました。又八という主人公は周りが全然見えてなくて、目の前のことを楽しむことをテーマにアプローチした。客観性とかをまったく考えてなかったので、怖くて仕方なかった。でも、映画を見てその役割をしっかり監督が拾ってくれてました。それがホッとしたという一番の理由です。

早見さん:原作者としてもホッとした。製作陣はしきりに気にするんですが、全然原作と違うんですよ(笑)。なんですけど、みんなが思うほど違うと思ってない。決定稿までに、もっともっと違う、迷走した脚本を山ほど読んできた。監督の苦しみの過程をずっと見てきたし、最後に原作にすがってくれたのが見て取れた。原作にテーマが10個あるとしたら、その中の1つを輝かせるために頑張ってくれた。だから、原作読んで全然違うと思われるかもしれませんが、原作者としては全然そんなことは思ってない。僕の書いた又八は、太賀の又八で間違いないし、いい意味でヘンテコで、そこに高校生4人が宿っているいい映画。ぜひ見て欲しいなって思います。

太賀さん:今回撮影に入るにあたって、原作を読まずにやらせてもらいました。それは自分なりの決意表明で、又八という役を読んだ時に守りに入りたくなかったんです。持ち合わせたすべてでぶち当たりたかった。主人公を演じることはそこまで多くはないので、ひとつの正念場だと感じて臨みました。映画ができあがって原作を読みましたが、びっくりするくらい話し違って、「こんなに違うんだ!?」と(笑)。早見さんがおっしゃってたように原作と映画は別物でもあるけど、どちらも「ポンチョに夜明けの風はらませて」である、と。

早見さん:中村(蒼)くんとも「ひゃくはち」以来だし、10年前に出会って今回で一つの結晶になってる。またやろうね。今度は高校生以外で(笑)

太賀さん:ありがとうございます!

映画情報どっとこむ ralph ポンチョに夜明けの風はらませて

物語・・・
将来に希望を見出せないまま、ただ何となく日々を過ごしていた高校生の又八(太賀)、ジン(中村蒼)、ジャンボ(矢本悠馬)。卒業を間近に控え、又八だけが進路を決められずにいた。“ありふれた日常から抜け出したい”と、ジャンボの父親の愛車セルシオを拝借して海に向かう3人。途中で凶暴なグラビアアイドルの愛(佐津川愛美)、風俗嬢のマリア(阿部純子)も加わり、ハチャメチャな旅を続ける。一方、3人に置いてけぼりをくらった中田(染谷将太)は、又八と約束した卒業ライブに向けて1人、ギターの練習に明け暮れていた。



***********************************

出演:太賀 中村蒼 矢本悠馬 染谷将太 佐津川愛美 阿部純子 / 角田晃広(東京03) / 佐藤二朗 西田尚美
原作:早見和真 「ポンチョに夜明けの風はらませて」(祥伝社刊) 
監督:廣原暁  
脚本:大浦光太 廣原暁
主題歌:忘れらんねえよ「明日とかどうでもいい」(Bandwagon/UNIVERSAL MUSIC LLC)
製作:「ポンチョに夜明けの風はらませて」製作委員会 
企画・制作:RIKIプロジェクト 
配給・宣伝:ショウゲート 
©2017「ポンチョに夜明けの風はらませて」製作委員会
       


太賀、中村蒼で『ポンチョに夜明けの風はらませて』映画化決定!


映画情報どっとこむ ralph 13年に発売された早見和真原作の「ポンチョに夜明けの風はらませて」(祥伝社刊)の実写映画化が決定しました。


人生をなんとなく過ごし、大きな夢や目的を見出せないまま、いつも通りの日常を送ってきた男子高校生たち。何かを変えたい!と高校最後の旅に出て、癖のある人々と出会い、予期せぬ体験をしながら次第にそれぞれの旅の目的を見いだし、自分たちの生き方を見つけていく。一歩前へ踏み出す勇気が人生を変える、覚醒青春ロードムービーが誕生です。

監督は気鋭の映像作家・廣原暁(ひろはらさとる)の元に、これからの日本映画界を背負っていく若手実力派キャストたちが集結。

廣原暁監督 コメント

早見さんの原作を読んだ時、夢中になってあっという間に読み終えたのを覚えています。無茶して旅をする又八たちのように、僕も無茶をして映画を作りたいと思いました。そして、根気強くて優秀なスタッフたちと、この無茶な脚本を、驚くべき軽やかさを持って演じてくれた俳優たちのおかげで、今まで見たことないような楽しい青春映画が出来上がりました。全力でエンターテイメントした作品です。ぜひ劇場でお楽しみください。

映画情報どっとこむ ralph 人情深いお調子者の主人公・又八を演じるのは『桐島、部活やめるってよ』(12/吉田大八)で注目され、『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(16/中川龍太郎)で映画初主演、『淵に立つ』(16/深田晃司)、「ゆとりですがなにか」(16/TBS)などでの演技が高く評価されている太賀。

太賀さんのコメント

明日の事など考えずに今を全力で生きる、又八は僕にとってあまりにも青く、馬鹿で、眩しい役でした。短い撮影期間、廣原監督をはじめスタッフ、キャスト一同、又八達の珍道中にズルズルに引き摺り回されました。この旅に意味はあるのか?答えはあるのか?しかしそんな疑問さえ彼らの青春には野暮なのです。演じながら、彼らがずっとずっと羨ましかったです。
大人になるまでの少しの猶予、又八達の暴走をあたたかく見守って頂けると幸いです。


知的でクールな仁役には、「せいせいするほど、愛してる」(16/NTV)などでの演技が注目を集める中村蒼。

中村蒼さんのコメント

この映画は、決められたところを走っているんだけど、ちょっとだけ自分たちも知らないような所に行ってみて、非現実的な世界に触れてみるような映画です。自分が送ったのはこんな青春だったなぁと思い返せるし、これくらいバカになれたらよかったのになぁとか“又八”を見て思いました。3人でバカやっている姿を見て、前向きな気持ちになれるというか、楽しい気持ちになれる映画だと思います。


心優しいジャンボ役には、主演作「ブスと野獣」(15/CX)や『ちはやふる』(16/小泉徳宏)などで個性的な魅力で、ドラマ、映画に引っ張りだこの矢本悠馬。

矢本悠馬さんのコメント

今までやってきた作品の中で、この映画が1番、撮影時間の早さを感じる現場でした。2週間くらいの撮影が体感3日のような感じです。ロードムービーでロケ地も面白い場所が多くて、ほんと全シーン見所といいますか、山場の連続です。

夢とか希望とか持っていなくても、なりたいものになれていなくても、人生楽しい瞬間はあったんだぞって、そういう青春を思い出させてくれる映画になっていると思います。気軽に見て、気軽に笑ってください!


そして、彼らの旅の戻りを待っている中田役を『3月のライオン』(17/大友啓史)、主演を務めたチェン・カイコー監督作品の『空海-KUKAI-』(18)の公開が控える染谷将太。


さらに女優陣には、クレイジーなグラビアアイドルの愛役に『ヒメアノ~ル』(16/吉田恵輔)の佐津川愛美、

佐津川愛美さんのコメント

この映画は「THE青春」です。こいつらバカだなーって思える瞬間って面白いと思うし、同時にうらやましいなとも思える部分もある作品だと思います。この映画のような若い時代を過ごせていたら楽しいだろうなと思うし、女子の私から見ても、男子の暑苦しすぎない、いつも一緒にいる関係性がいいなぁと思える映画になると思います。


風俗嬢・マリア役には、『2つ目の窓』(14/河瀬直美)、「とと姉ちゃん」(16/NHK)の阿部純子など豪華な顔ぶれが揃っています。

阿部純子さんのコメント

男子の青春ってどんなものだろう?って、私の中でも謎だったんですけど、たわいもないことで騒いだり、どうしようって悩み始めたりとか、愛らしいなと思って3人を見ていました。熱い青春映画ができたと思っています。私も10代の頃に戻りたいけど戻れない、その瞬間の楽しさを思い出しながら撮影していました。みなさんもこの映画を見て、タイムスリップしたような感覚になってもらえたらいいなと思います。

映画情報どっとこむ ralph 本作は昨年10月より約2週間と、今後も撮影を控えており、現在制作中です。

今年10月に新宿武蔵野館にて公開も決定しました。


物語・・・ 
将来に希望を見いだせない男子高校生3人組の又八、ジン、ジャンボ。なんとなく過ごす日々のなか、言葉にすることはないが、どこかで変わりたいと思っていた。そんな彼らは、楽しい青春のために、仲間の中田と計画していた卒業式乗っ取りライブがあるにもかかわらず、ジャンボの父親のセルシオに乗って、高校最後の旅に出ることに。道中で癖のある人々と出会い、少しだけ成長しながら、何かに導かれるようにそれぞれの旅の目的を見いだしていき、自分たちの生き方を見つけていく。果たして卒業式には間に合うのかー。そして旅の先に待っていたものとはー。

poncho-movie.jp

***********************************

太賀 中村蒼 矢本悠馬 染谷将太 佐津川愛美 阿部純子

原作:早見和真 「ポンチョに夜明けの風はらませて」(祥伝社刊)

監督・脚本:廣原暁
製作:「ポンチョに夜明けの風はらませて」製作委員会(東映ビデオ/RIKIプロジェクト/博報堂DYミュージック&ピクチャーズ)

企画・制作:RIKIプロジェクト 
配給・宣伝:ショウゲート