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『あゝ、荒野』ぴあフィルムフェスティバル上映に木下あかり、岸善幸監督 登壇


映画情報どっとこむ ralph 寺山修司が遺した唯一の小説を再構築し岸善幸監督がメガホンをとり映画化。

菅田将暉と韓国映画『息もできない』の名優ヤン・イクチュンをダブル主演に迎えた『あゝ、荒野』は10月7日(土)前篇、10月21日(土)後篇2部作連続公開となります。
そして、第39回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)【映画の闘い/闘いの映画】部門で世界初の『あゝ、荒野』前篇・後篇一気見上映が行われ、上映前のトークイベントにヒロイン・芳子役を演じた木下あかり、岸善幸監督が登壇しました。

日時:9月16日(土)
会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホール
登壇者:木下あかり、岸善幸監督
MC:荒木啓子(PFF ディレクター)

映画情報どっとこむ ralph 今回第39回ですが、遡ること、第1回(当時の呼称は「第1回ぴあ展1977」)の開催では、原作者・寺山修司監督作品の『檻』を上映し、その後寺山自身が最終審査員を務めていたこともあるという、縁あるPFF。

MCのPFFディレクター荒木啓子さんが(先日の完成披露上映会で)前篇をすでに観ている人はいますか?との問いかけに、なんと約半数の観客が挙手。

本日登壇が叶わなかったダブル主演を務めた菅田将暉、ヤン・イクチュンからのビデオメッセージが流れ、

ヤンさん:俺たちの映画を観るお客さんは世界でいちばん立派な人ですよね。

菅田さん:そうだと思いますね、ありがとうございます!あとは任せた!

と二人の息の合った掛け合いに会場は笑いに包まれ、菅田さんのメッセージを受け、 岸監督が登壇。

映画情報どっとこむ ralph 現場の様子について
岸監督:(二人は)ボクシングのシーンは、 やはりピリピリしていて少し距離を置いている感じでしたけど、ヤンさんが思った以上に日本語を理解して話せるので、冗談を言い合ってあんな感じでしたね。

キャスティングについて

岸監督:相手があることなので、それにどう反応できるかに重視して出演する俳優を選びました。

と明かすと・・・

オーディ ションをくぐり抜け、ヒロイン芳子役をつかんだ木下あかりさんが続いて登壇。

男の友情に挟まれながら、体当たりの演技で本作に挑んだ木下さんは

木下さん:(役を)自分の中で作りすぎると現場で反応ができないので、現場に入って監督と話しながら作っていきました。脚本を読んでいて、はじめて芳子がすーっと入っていった感覚があったのは、新次に初めて家族のことを話すシーンでした。その時に掴めたかな、と思う瞬間がありました。

と話ます。

映画情報どっとこむ ralph 岸監督:観て頂く前ですが、じつは 結構濡れ場が多い作品なんです。僕は今までそういうシーンを沢山撮っているんですが、毎回本当に緊張します。

と意外な素顔を明かし、

木下さん:私よりも監督の方が緊張していましたよね?!

と木下さんが岸監督の意外な一面を明かしました。実は女優さんの方が決めてしまえば大胆な傾向があるようなので、男性の方が繊細化も

さらにラブシーンについて

岸監督:菅田くんとは、わりと体位について相談しながらやっていま したね。その話を木下さんにどう伝えるかという。いろんな緊張で胸が張り裂けそうで した(笑)
木下さん:いちばんハードなシーンが撮影初日にありまして・・・。それまで はすごく緊張していたんですが、そのシーン以降はもう裸の付き合いで、逆にリラック スして挑むことができました。

と長編映画初挑戦で体当たり振り返りました。

映画情報どっとこむ ralph
最後にこれから映画界を目指す人も多くいる観客へメッセージを求められると、

木下さん:皆さんへ、というか私自身がいつも心掛けていることになりますが、 諦めずに続ける、自分自身と向き合うことはやめない、という2つがあります。父に”敵は己だ!”といつも言われていたのでそれを胸に、続けています(笑)

岸監督:長編2作目の僕が大したことは言えないですが、何をやれば目立つか、人に見てもらえるまでにどんな努力をすればいいのか、それがすごく必要なことだと思います。今日はぜひ前篇後篇、楽しんでください。

とトークイベントを締めくくりました。

あゝ、荒野』は、10 月 7 日(土)前篇、10 月 21 日(土)後篇 新宿ピカデリー他2部作連続公開です。

HP: kouya-film.jp

物語・・・
かつて、母に捨てられた新次(菅田将暉)は兄のように慕う劉輝と共に詐欺に明け暮れていた。そんなあ る日、彼らは仲間の裕二らにより襲撃されてしまう。そして 2021 年新宿。行き場のないエネルギーを抱えた新次は劉輝 を半身不随にした裕二への復讐を誓っていた。

一方、同じ新宿で吃音(どもり)・赤面対人恐怖症に悩む”バリカン”こと 健二(ヤン・イクチュン)はいつも通り床屋のティッシュ配りをしていると、ひょんなことから新次と共に″片目“こと堀口から ボクシングジムへと誘われる。言われるがままボクシングジムを訪れた2人は、それぞれの想いを胸にトレー ングを始める。 新次はボクシングで裕二への復讐を果たすため。

バリカンは内気な自分を捨てるため。試合を重ね、徐々に名を挙げて 行く新次に対し特別な感情を抱くようになっていく建二。

そのさなか、新次は宿敵・裕二との戦いに挑む。一方、バリカン もまた大きな決断を下し、新次との関係が変わろうとしていた…。

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出演:菅田将暉、ヤン・イクチュン 木下あかり モロ師岡 高橋和也 今野杏南 山田裕貴 河井青葉 前原 滉 萩原利久 小林且弥 川口 覚 山本浩司 鈴木卓爾 山中崇 でんでん 木村多江 ユースケ・サンタマリア
原作:「あゝ、荒野」寺山修司(角川文庫)
監督:岸 善幸
撮影:夏海光造
脚本:港岳彦/岸善幸
音楽:岩代太郎
主題歌:BRAHMAN「今夜」(NOFRAMES recordings/TOY’S FACTORY/TACTICS RECORDS)
企画・製作:河村光庸
製作:瀬井哲也 四宮隆史 宮崎伸夫 宇野康秀 山本浩 植田実
エグゼクティブ・プロデューサー:石井紹良 堤天心
プロデューサー:杉田浩光 佐藤順子
共同プロデューサー:行実良 中村優子 飯田雅裕
制作・配給:スターサン
制作プロダク ン:テレビマンユニオン
©2017『あゝ、荒野』 フィルムパートナーズ
   


息もできない ヤン・イクチュン、野田洋次郎(RADWIMPS)、松永大司トークイベント


映画情報どっとこむ ralph 「イクチュンと洋次郎は表現者として似ている」

2009年の作品発表時、世界の国際映画祭・映画賞で25以上もの賞に輝き、2010年の日本公開時にも、大きな話題を呼んだ『息もできない』。  この度、7月19日に9周年を迎えた新宿ピカデリーにて、この伝説の映画『息もできない』の三夜限定(8/7、8/8、8/10)上映&トークショー開催! 
最終日の8月10日(木)には、本作の製作・監督・脚本・編集・主演を務めたヤン・イクチュン監督と親交のあるRADWIMPS野田洋次郎さん、野田さんが主演した『トイレのピエタ』の松永大司監督が登壇。3人の出会いのきっかけやお互いの作品の印象などを大いに語り、仲の良さが感じられるトークイベントとなりました。

日時:8月10日(木)
会場:新宿ピカデリー
登壇:ヤン・イクチュン、野田洋次郎(RADWIMPS)、松永大司(映画監督)

映画情報どっとこむ ralph 『息もできない』上映後、MCの呼び込みで、ヤン・イクチュン監督、野田洋次郎さん、松永監督がにこやかに登場。

ヤン監督:最終日だから、こんなに大きな会場なのか、野田洋次郎さんがくるからそうなのかわからないですが、来てくださってありがとうございます。

と冗談を交えての挨拶を受け、

野田さん:今日は僕の大好きな『息もできない』という作品を多くの方に観てもらいたい、と思い、ぜひ参加したいと思ってきました。

松永監督:僕も大好きな作品。3人で話せるのを楽しみにしてきました。

との挨拶からスタート。

MC:この3人の出会いは?

松永監督:僕は2012年に韓国の映画祭でイクチュンと出会って、そこからの縁です。そのあと、『トイレのピエタ』を野田洋次郎と作るにあたり話をする中で『息もできない』が好きだということを知り、それで3人でゴハンを食べたのが最初です。

野田さん:そう、最初レストランで食べて。2回目は僕の家に二人が来て、僕の作った鍋をみんなで食べました。

ヤン監督:覚えていますよ。ふんぞり返って食べていました。(野田さんから「すごく食べてました」とツッコミはいりつつ)煙草を吸ったベランダも覚えています。

松永監督:(ヤン監督から、松永監督とは最初韓国で冷麺を食べながら仲良くなったと言われ)そうです、イクチュンはレストランで中学生くらいの英会話の本で勉強していましたね。
野田さん:でも英語全然上達していないですよね、英語より日本語のほうが上手くなっている気がする。(「何のことですか?」と大笑いしながらとぼけるヤン監督)

ヤン監督:日本に来ても、こんな風に気楽に会える人がいるってことは珍しいことだと思います。普段は忙しくてなかなか会えないんですけど、今日は忙しくなかったみたいですね(笑)

野田さん:無理してきたんだよー!(これにはヤン監督も日本語で「スミマセン」) 
最近は僕が韓国でライブすることも多くて、そのときは忙しくても必ず見に来てくれてありがたいです。

ヤン監督:野田さんのライブは本当に素晴らしくて、胸がわくわくして心臓が飛び出すくらいエネルギッシュなステージです。アフリカとか南米とかで踊りながら祭祀をすることありますよね、そんな感じで酔いしれてしまうんです。

野田さん:これって褒められているのかなぁ(笑)。でも確かに初めてライブ観たあと、「あの動きが~」ってずっと(身振り手振りを)みせてきてました。

映画情報どっとこむ ralph MC:今日『息もできない』を御覧になって直後ですから、観客の皆さんはこんなにヤン・イクチュンさんが気さくな方だと思っていなかったでしょうね。

野田さん:僕も初めて会ったときはビビッて行きましたからね、イクチュンずっとサングラスしてましたし(笑)

松永監督:僕も最初会ったときに、この人が『息もできない』主演のヤン・イクチュンってわからなかった。

MC:お二人が『息もできない』を御覧になったときの感想を改めて教えてください。

野田さん:表現のすべてに妥協がなくて、伝えたいものがあふれ出していて。僕はそういうものが好きなんですね。これを伝えなきゃダメなんだ、これを表現しないと何も先に進めないんだ、自分は!っていうエネルギーを感じて。しかもそれを映画でやりきっていて、“表現者”としてすごいなと。

松永監督:最初の劇映画である『トイレのピエタ』と撮る前に、イクチュンにすごい言われたのは「一本目の映画は絶対に妥協しちゃだめだ。自分の監督人生を大きく変えるものだから、絶対に大事に作りたいものを作れ」と。『息もできない』もそういうところが魅力的ですよね。

MC:ヤン監督は『トイレのピエタ』は御覧になりましたか?

ヤン監督:観ました。キャスティングの中で野田さんは適役だと思いました。以前から松永監督にはこの映画の話は聞いていて「あるミュージシャンをキャスティングしようと思う、彼の情緒があっていて、存在自体がこのキャラクターと重なるところがある」と。劇中で表現されている野田さんの姿と、現実の野田さんの姿が本当に似ているなと思いました。

野田さん:イクチュンがこんな真面目な話をしているのを初めて聞いた!普段はくだらない話しかしないし、イクチュンどこかしら体調が悪くてお腹が痛いとか、皮膚がかゆいとか言ってるし。(という話には、ヤン監督が「この二人といると自分が末っ子みたいな感じなんですよ、アニキ!」と野田さんに呼びかける場面も)

松永監督:感想をちゃんと聞いたことがなかったので感動しています(笑)

MC:ヤン・イクチュンさんはこれまで『かぞくのくに』『中学生円山』に出演するなど日本映画や日本文化にかかわって、何か影響受けていることはありますか?
ヤン監督:日本と韓国、映画を作る環境は似ているようで違います。日本映画は長い歴史の中でシステムが作られていて、韓国は影響を受けている部分もあると思いますね。私も学ぶところも多くて、現場でも目で見て耳で聞いて色々なことを習得しています。
あと、韓国では年齢が1歳違うだけで相手を(兄貴なのか先輩なのか)どう呼ぶべきか困ることがあります。私と野田さんや松永さんは年齢が少しずつ違いますが、日本に来ると年齢を越えて友達になれるんですね。芸術をやっている同志だと年齢や国を越えられるのかなぁと。

野田さん:そうかもしれませんね。僕も年齢が上の方とも、松永監督ともケンカをしながら仕事をしていて、それができるのは強みでもありますしね。 ところでイクチュンに質問があるんだけど、監督業と役者業と今どちらが楽しいの?
ヤン監督:元々俳優になりたいところから始まったのですが、それは自分の中に抱えているものを解き放ちたい、という理由からで、それを排出する先として演技をしていた。でもそれが上手くいかなくて後で演出をするようになり、人はあとから学んだものにハマる傾向があるのか、私はいま演技よりも演出のほうがはるかに難しいなぁと、時間もかかるけれど楽しいなと思っています。

松永監督:一足先に『あゝ、荒野』を観たのですが、イクチュンの芝居がすごくて、僕はこの二人(イクチュンと野田さん)が似ているなと思っていて、ロジックというより本能で身体を動かして芝居をする、表現者としてのタイプが似ていると思ってます。

野田さん:イクチュンってアップダウンの差が激しくて、スクリーンで爆発する彼の姿を見ると、彼の明るさだったり表に対しての優しさだったり、そういうことが両輪なんだなぁと。自分の中で爆発するほどの怒りや悲しみの大きさ、それらの両輪があって初めて、表現として一人の人間として成立しているのだと思う。僕の中にも(同じことが)歌の表現のメインの軸としてあって、どちらか片方では生きていけなくて、その振れ幅がどのくらい大きいか、そこに親近感を覚えます。

ヤン監督:私も実はあまり自分のことを役者ですとは言わずに「表現する者です」と言っています。野田さんはじめミュージシャンの方の素晴らしい公演をみると、ステージの上で自分の持っているものをすべて投げ出しているように見えます、私もそんな風に演技をしたいという気持ちになります。野田さんの公演を見ると本当に心臓がどきどきしていました。そんな風に自分のパワーを出し切ったという演技をしてみたいです。

松永監督:わかります。僕も洋次郎とモノを作りたいと思ったのはライブでのパフォーマンスをみて、この人はいい表現をできるのではないか、って。芝居ということでなくても中にあるものを外に出すパワーに満ち溢れていたんですね。

野田さん:僕にいま演技のお話が色々来るのも、最初に松永監督が僕を見つけてくださったからで、本当にありがたいですし、僕自身気づかなかった、違う、新たな選択肢を頂けた気がしています。

映画情報どっとこむ ralph MC:これだけ皆さん仲が良いと、この3人で何か作ろうなんて話になったりしませんか?
松永監督:すごい魅力的な二人ですし、一緒にやりたいですよね。この二人が一緒に芝居したら、どういう化学反応が起こるかみてみたいですね。

野田さん:そうですよね、だからいきなり菅田将暉にやられてビックリしましたよ、(僕は)いきなり飛ばされていったなぁと!(笑)

ヤン監督:もし野田さんと一緒にできたら、私がミュージシャンの役をやりますので、野田さんは「ゴロツキ」の役はいかがでしょう?(会場大爆笑)

野田さん:僕もできたら自分とは違う役柄がいいですよね、そして自分の中にある何かを表現したいなというのはありますね。『トイレのピエタ』では売れない画家で、この前のドラマでは売れない小説家の役だったので、売れないシリーズ制覇していくのかなぁ(笑)ですのでゴロツキ役とかいいですね

最後に、3人の近況として、

松永監督:“THE YELLOW MONKEY”のドキュメンタリー映画が11月に公開になります。

野田さん:10月にライブDVDが発売されます。主題歌をやった『東京喰種 トーキョーグール』(公開中)、『ナラタージュ』(10/7公開)があります。

そしてヤン・イクチュンから

ヤン監督:『あゝ、荒野』が10月に公開されます。他には出演した『春の夢』が日本で公開中で、声優として参加した『我は神なり』という韓国のアニメーションも公開されます。韓国に戻ったらドラマの撮影がありますが、まずは(日本語で)『あゝ、荒野』ぜひごらんください!

と元気よくアピール。

そして、

ヤン監督:この上映トークイベントに来てくださったゲストの皆さんに感謝しています。『息もできない』はシナリオを書いたのが11年前、久しぶりにこの作品と向き合うのは大変なことで(笑)言うなれば別れた彼女に会うような感じで、でも素晴らしいゲストの皆さんと観客とお会いすることができてうれしかったです。でもゲストの皆さん、全員私より身長が10cmくらい高い方ばかりで!そんな方ばかり呼んでくれてありがとうございました!

と最後はユーモアたっぷりの挨拶で、3夜にわたって実施された上映トークイベントを振り返り、第三夜もヤン・イクチュン、野田洋次郎さん、松永大司監督の仲の良さと互いへのリスペクトが終始感じられ、和気あいあいとした雰囲気の中イベントが終了しました。

映画情報どっとこむ ralph
『息もできない』

物語・・・
偶然の出会い、それは最低最悪の出会い。でも、そこから運命が動き始めた…。「家族」という逃れられないしがらみの中で生きてきた二人。父への怒りと憎しみを抱いて社会の底辺で生きる取り立て屋の男サンフンと、傷ついた心を隠した勝気な女子高生ヨニ。歳は離れているものの、互いに理由なく惹かれあった。ある日、漢江の岸辺で、心を傷だらけにした二人の魂は結びつく。それは今まで見えなかった明日へのきっかけになるはずだった。しかし、彼らの思いをよそに運命の歯車が軋みをたてて動き始める…。
HP情報『息もできない』特設ページ 
http://kouya-film.jp/event/ 

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監督・脚本:ヤン・イクチュン
編集:イ・ヨンジュン、ヤン・イクチュン
撮影:ユン・チョンホ/美術:ホン・ジ
録音:ヤン・ヒョンチョル/製作:ヤン・イクチュン
音楽:インビジブル・フィッシュ 出演:ヤン・イクチュン、キム・コッピ、イ・ファン 
提供:スターサンズ
配給:ビターズ・エンド、スターサンズ
R-15+/DCP
©2008 MOLE FILM ALL Rights Reserved 
  


熱い東出昌大 x 面白ヤン・イクチュン トークイベント『息もできない』


映画情報どっとこむ ralph 『息もできない』のトーク付き<三夜>限定上映(8/7、8/8、8/10)。

その第一夜である、8月7日(月)のトークイベントが行われ、本作の監督・主演を務めたヤン・イクチュンさんと、かねてより本作のファンだったという俳優の東出昌大さんが登場!
東出さん、ヤンさんが共演するとすると・・・・など面白い内容に。
アッと言う間にイベントの時間は終了で、質問し足りない東出さんなのでした。。。

日程:8月7日(月)
場所:新宿ピカデリー
登壇:東出昌大、ヤン・イクチュン

映画情報どっとこむ ralph 2009年の作品発表時、世界の国際映画祭・映画賞で25以上もの賞に輝き、2010年の日本公開時にも、大きな話題を呼んだ『息もできない』。  
ヤン監督:今日はありがとうございました。この「息もできない」で皆様にお会いするのは久しぶりです。撮影の時から10歳年を取りました(笑)。

東出さんはこの作品と監督のファンと言うことでオファー

東出さん:台風中継するぐらいの足元の悪い中わざわざ足をお運びいただいてありがとうございます。素晴らしい作品の後に余韻に浸りたい方も多いと思いますが、ヤン監督と会う機会がなかなかないので、一ファンとして質問していきます。

今回のお客様の中で初めて「息もできない」を見た方を尋ねると1/3程度いることに対し。

ヤン監督:もう一度再公開してもいいね!

と、明るく前向きな監督。面白いイベントになりそう。

映画情報どっとこむ ralph MCからどこが東出さんを魅了したのか問われ
東出さん:全シーン。全カット・・・。一番好きな韓国映画です。

ヤン監督:心からありがたいですね。。俳優は序盤の頃の作品が大事だなと思っているので東出さんの作品「桐島部活やめるってよ」をみました。そして演技を無表情でありながら重みがある演技が印象的でした。輪鷲もあと10cm身長が高ければかっこよくなれるのに・・・・

と、東出さんの長身を羨む発言。

ここから、東出さんから監督への質問コーナーに。

東出さん:この脚本はどう作ったんですか?

ヤン監督:冒頭部分は福岡の人工湖で書いたんです。短編映画の撮影で行っていた時に、暴力的な部分を書きました。韓国に戻ってからは補助MCや講師をやっていて・・・でも全部やめたくて、シナリオを書くからと言ってやめて。実際に経験したり、観たものからインスパイアされて2か月半で書きました。当時の暴力がはびこっていた時代に、何とか変えようと。でも、できないもどかしさを脚本や演出に込めたのが『息もできない』です。
東出さん:天才ですね。キム・コッピさんをはじめ、出てくる役者さんが本当に真に迫っていて。韓国の役者さんは何かメソッドをお持ちなんですか?そして、どういう基準で役のオファーをしていますか?

何故か、東出さん御質問に笑ってしまう監督

ヤン監督:・・笑ったのはキム・コッピの名前が出たから。実は別の女優へ当て書きしたのに、ギャラが足りなくて(20万円くらい)断念しました。(笑)でコッピさんにオファーしました(笑)。実は彼女の短編を観て、セリフ無しなのに、強い印象だったので連絡しました。

と、今でこそ、有名なキム・コッピさん。人生何処でそうなるかわからないエピソードを明かしました。また、キャスティングは、近しいところの俳優さんから声をかけていくそう。さらに演出方法も独特で

ヤン監督:私は演技や演出をしている時リハーサルや読み合わせの練習をするのが好きではなくて。初めてのテイクが好きなのですぐ本番を始めるので、俳優さんから演技プランが出来ないと抗議が殺到しました!(笑)

東出さん:役者としては嬉しいですね。フレッシュなものですからね。

ここで、MCからそろそろお時間が・・・・と言われ
東出さん:うそー!まだまだ質問したいのに。

という東出さん。MCがヤン監督と東出さんと共演してみるとしたらと尋ねると

東出さん:機会があればやりたいです!頑張ります。
ヤン監督:ロードオブザリングのような感じで東出さんを小さいホビット族。私は巨人にガンダルフに

東出さん:韓国映画素晴らしいもの多いので、ぜひ観て見て下さい。

映画情報どっとこむ ralph
息もできない

物語・・・
偶然の出会い、それは最低最悪の出会い。でも、そこから運命が動き始めた…。「家族」という逃れられないしがらみの中で生きてきた二人。父への怒りと憎しみを抱いて社会の底辺で生きる取り立て屋の男サンフンと、傷ついた心を隠した勝気な女子高生ヨニ。歳は離れているものの、互いに理由なく惹かれあった。ある日、漢江の岸辺で、心を傷だらけにした二人の魂は結びつく。それは今まで見えなかった明日へのきっかけになるはずだった。しかし、彼らの思いをよそに運命の歯車が軋みをたてて動き始める…。

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監督・脚本:ヤン・イクチュン
編集:イ・ヨンジュン、ヤン・イクチュン
撮影:ユン・チョンホ/美術:ホン・ジ
録音:ヤン・ヒョンチョル/製作:ヤン・イクチュン
音楽:インビジブル・フィッシュ 
出演:ヤン・イクチュン、キム・コッピ、イ・ファン 
提供:スターサンズ
配給:ビターズ・エンド、スターサンズ 
R-15+/DCP
©2008 MOLE FILM ALL Rights Reserved 


ヤン・イクチュン『息もできない』三日間トークショー 東出昌大 井浦新 野田洋次郎らも!


映画情報どっとこむ ralph 7月19日に9周年を迎えた新宿ピカデリーが、伝説の映画『息もできない』の上映&トークショーを開催することが決定いたしました。

2009年の作品発表時、世界の国際映画祭・映画賞で25以上もの賞に輝き、2010年の日本公開時にも、大きな話題を呼んだ『息もできない』がデジタル化、7月19日に9周年を迎えた新宿ピカデリーのスクリーンに甦ります。
これに合わせて製作・監督・脚本・編集・主演であり、本作が初監督でもあるヤン・イクチュンの来日が決定、スペシャルゲストを迎えてのクロストーク付き三夜限定上映が実現です。

記念すべき第一夜のゲストに、「聖の青春」での演技で数々の映画賞を受賞、「あなたのことはそれほど」など主演ドラマの好調も記憶に新しい東出昌大、第二夜には『かぞくのくに』(2012)以来の盟友・井浦新、そして第三夜には「RADWIMPS」野田洋次郎、『トイレのピエタ』(15)松永大司監督がそれぞれ登壇いたします。俳優として映画人として、国境を越えてカルチャーを作り出す同時代人として、新宿ピカデリー公開の最新作「あゝ、荒野」の話を交えながら、新宿ピカデリー9周年に華を添えるクロストークショー付き上映が開催されます。

映画情報どっとこむ ralph 真夏の夜の三日間。

『息もできない』新宿ピカデリー9周年記念上映会■
第一夜:8月7日(月)18:50開演 ※上映後トークイベントあり
登壇者(予定):東出昌大(俳優)、ヤン・イクチュン

第二夜:8月8日(火)18:50開演 ※上映後トークイベントあり
登壇者(予定):井浦新(俳優)、ヤン・イクチュン

第三夜:8月10日(木)18:50開演 ※上映後トークイベントあり
登壇者(予定):野田洋次郎(RADWIMPS)、松永大司(映画監督)、ヤン・イクチュン

場所:新宿ピカデリー/料金:1,800円均一(税込/全席指定)
【チケット購入方法】
●チケットぴあ http://w.pia.jp/t/ikimodekinai/ (PC・携帯共通)  
Pコード:557-398(3日間共通)
先行抽選販売「プレリザーブ」 
受付期間:7/27(木)11:00~8/1(火)11:00   
抽選結果:8/1(火)18:00ごろ
一般発売:8/2(水)10:00〜  

映画情報どっとこむ ralph 息もできない
偶然の出会い、それは最低最悪の出会い。でも、そこから運命が動き始めた…。「家族」という逃れられないしがらみの中で生きてきた二人。父への怒りと憎しみを抱いて社会の底辺で生きる取り立て屋の男サンフンと、傷ついた心を隠した勝気な女子高生ヨニ。歳は離れているものの、互いに理由なく惹かれあった。ある日、漢江の岸辺で、心を傷だらけにした二人の魂は結びつく。それは今まで見えなかった明日へのきっかけになるはずだった。しかし、彼らの思いをよそに運命の歯車が軋みをたてて動き始める…。


ヤン・イクチュンプロフィール
1975年、大韓民国出身。
大学と演技学校で演技を学び俳優としての活動をスタート。
2009年に監督・主演のほか製作、脚本、編集も自らこなした『息もできない』で長編映画監督デビューを果たす。同作は国内外の映画祭で数々の賞に輝き、日本でも史上初の第10回東京フィルメックス 最優秀作品賞&観客賞ダブル受賞やキネマ旬報ベスト・テンの外国映画第1位と外国映画監督賞に選ばれた。

日本映画界との関わりも深く、ヤン・ヨンヒ、西川美和、宮藤官九郎といった監督からラブコールを受けて『かぞくのくに』(12)『夢売るふたり』(12)『中学生円山』(13)に出演。また、山本政志監督の主宰による映画製作ワークショップ「シネマ☆インパクト」では講師をつとめ、『しば田とながお』(13)を発表した。そのほか韓国では「優しい男」「大丈夫、愛だ」「夜を歩く士」などのドラマでも俳優として活躍している。

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監督・脚本:ヤン・イクチュン
編集:イ・ヨンジュン、ヤン・イクチュン
撮影:ユン・チョンホ/美術:ホン・ジ
録音:ヤン・ヒョンチョル/製作:ヤン・イクチュン
音楽:インビジブル・フィッシュ

出演:ヤン・イクチュン、キム・コッピ、イ・ファン
提供:スターサンズ
配給:ビターズ・エンド、スターサンズ
R-15+
DCP
©2008 MOLE FILM ALL Rights Reserved