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映画『凶悪』初日舞台挨拶 イベントのレポート


映画『凶悪』初日舞台挨拶
映画『凶悪』初日舞台挨拶 イベントのご報告
山田孝之×ピエール瀧×リリー・フランキー話題沸騰の異色キャストが実話を元にした衝撃の映画で、お・も・て・な・し!!
日本震撼!!全く新しい映画エンターテイメントの幕が開けました!

映画『凶悪』初日舞台挨拶
【日程】9月21日(土) 【場所】新宿ピカデリー
【登壇者】山田孝之(29)、ピエール瀧(46)、リリー・フランキー(49)、池脇千鶴(31)、白石和彌監督(38)

映画『凶悪』が9月21日に初日を迎え、主演の山田孝之をはじめ、ピエール瀧、リリー・フランキー、池脇千鶴、白石和彌監督による舞台挨拶が新宿ピカデリーにて行われました。本作は、死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴き、真犯人逮捕への道筋をつけた異例の事件を活写し、日本を驚愕させたベストセラー・ノンフィクション新潮45編集部編『凶悪ーある死刑囚の告発ー』の映画化。中でも、凶悪な二人に対峙するジャーナリスト・藤井を演じた山田孝之の圧倒的な存在感、事件を告白する死刑囚・須藤を演じたピエール瀧と首謀者である”先生”を演じたリリー・フランキーのヒールぶりに話題が沸騰しています!

めっちゃ、すごい映画です。

映画『凶悪』ポスター実際にあった事件を題材にした本作が映画化になり初日を迎えられたことに対して、
監督は「半端な気持ちではできない、自分自身が凶悪にならないといけないと思い創りました。見に来ていただきありがとうございます」と感無量。人間の二面性を浮き彫りにした脚本に惚れ込んだキャストは、
「藤井の気持ちに変化があり、やりがいがありそうで、すぐにやりたいと思った」(山田)、
「モデルの死刑囚と遺族の方と間接的に関係を持つのは、それは嫌でしたよ。しかし、監督の堅い決意、リリーさんの誘いもあり悪に引き込まれました」(瀧)、「まずやりたいなと思った。けど、ひとりは嫌だなと思って、瀧を道連れにしました。僕と瀧を選んだということはシリアスな犯人像ではないので、二人でぶっこんじゃお!って思ったら普段通りの俺らでしたね」(リリー)、
「難しくてやりがいがありそうと思いこの役を引き受けました。すでにキャストが決まっていたのですごいことになりそうだなと思いました」(池脇)
と、それぞれの本作への出演経緯を語りました。

本作は重厚なドラマにも関わらず、撮影はたったの3週間。しかし、キャストは「辛かった」と口を揃えていました。

瀧は「極寒の日に一晩中撮影で、一度上着を脱いだことで着れなくなって失敗した」と半笑い。観客も半笑いだったため、すかさずリリーが「こんな映画を見て大笑いできないよね。楽しいシーンがまったくないからね」とツッコミが!瀧は本作で初濡れ場に挑戦しているが、「横に子供をおいて撮影した。監督の凶悪さを感じましたね」というエピソードを語ると、「様は見えないように気を遣いました」と笑顔で応える監督に対し、全員が「そういうもんだいじゃねーだろ!」とツッコミに、会場からはまたも笑いが起こった。今回被害者役を演じた一人のピン芸人ジジ・ぶぅはリリーたっての希望で決まったこともあり、リリー自身ジジ・ぶぅとのシーンを振り返る。

映画『凶悪』「アルコール度95℃のスピリタスを飲ませるシーンで、ずっと飲み続けているので、なかなか喉が通らない、疲弊してお腹がでてくるのがわらるんですよ。それをまた監督は隣で大笑いしてるんです。さらに4Lのスピリタスに変わる水を飲むジジ・ぶぅに対して撮影終了後、スタッフが『お水飲みますか?』って聞いていて、『飲むわけないじゃん!』って」とエピソードを語るとようやく会場がどっと笑いが起こった。池脇は「撮影2日間で何にも楽しくなかった。息が詰まりました。でも山田くんは楽しそうでしたよ」と言うと、山田は「池脇さんとの面会シーンがすごい楽しかったです。芝居っていいなって」との返しに、池脇も「いじめられてたみたいで。。。」と笑いながらコメント。

本作の雰囲気とは打って変わって和気あいあいとしたキャストのトークで会場を沸かせました。

今回、公開初日を祝して、原作者の著者であり主人公・藤井のモデルとなった宮本太一氏の<記者からの手紙>を紹介。

山田に対しては「殺気迫るものがありました。最初と最後で同じ人とは思えない」、瀧に対しては「実際の死刑囚よりはるかに凶暴で迫力があったことを保証」、リリーに対しては「得体のしれない怖さを垣間見せる絶妙の演技には感服しました。ラストは圧巻でした」、池脇に対しては「『楽しかったんでしょ?』の一言で不謹慎にも楽しんでいたという事実を再認識させられました」とキャスト陣ベタ褒め。
最後に監督に「演技力、想像力には何度も唸りました。監督のオリジナリティに満ち溢れている」と絶賛コメントを寄せ、熱いメッセージを受け、山田は「いい意味でも悪い意味でも原作があると比べられるが、純粋に映画として見てもらえてよかった」
とコメントし、感謝の言葉が綴られた手紙でした。

最後に「こういう映画が作りづらくなっているので、本作がヒットすると色々な作品を作れると思います。日本映画に元気を取り戻してほしい」と白石監督が本作のため、日本映画の未来のためにという言葉を残し、舞台挨拶は終了しました。

映画『凶悪』、モントリオール世界映画祭への正式出品が決定しました!!

9月21日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー中です。
是非是非是非、映画館へ

公式サイト:www.kyouaku.com
(C)2013「凶悪」製作委員会 

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映画『凶悪』
すべては、死刑囚の告発から始まったー。張り詰めた緊張感が支配する比類なき極限のドラマが幕を開ける。

死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴き、真犯人逮捕への道筋をつけた異例の事件を活写し、日本を驚愕させたベストセラー・ノンフィクション新潮45編集部編『凶悪 ーある死刑囚の告発ー』が個性溢れるキャストを迎え映画化。人間の深い心の闇へ切り込んだ究極のドラマとして完成!死刑判決を受けながら自らの余罪を告発する須藤(ピエール)が、雑誌記者の 藤井(山田)へ”先生”と呼ばれる全ての事件の首謀者・木村(リリー)の存在を伝えることから物語が始まる。人間はどこまで凶悪になれるのか?誰もが凶悪となりうるのか?人間の持つ正義とは?日本を震撼させた殺人事件の真相とともに、観るものの心を衝く極限のドラマが幕を開ける!!

出演:山田孝之 ピエール瀧 池脇千鶴 リリー・フランキー
原作:新潮45編集部編『凶悪 -ある死刑囚の告発-』(新潮文庫刊)
監督:白石和彌 脚本:高橋泉、白石和彌 
企画協力:新潮社配給・宣伝:日活
(C)2013「凶悪」製作委員会 
公式サイト:www.kyouaku.com

9月21日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー


『凶悪』完成披露試写会 報告


『凶悪』完成披露試写会
9月4日、新宿ピカデリーにて映画『凶悪』の完成披露試写会が実施され、山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー、池脇千鶴、白石和彌監督が揃って初登壇しました。

映画『凶悪』完成披露試写会
【日程】9月4日(水) 【場所】新宿ピカデリー
【登壇者】
山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー、池脇千鶴、白石和彌監督

山田さんは「映画を見終わった後、予定がある人達は楽しめなくなります。友人関係が壊れても責任は取りません」と、登壇一言目から骨太作品であることをアピール。この異色キャストの出演経緯を白石監督は「見たことのない役で躍動してもらえればと。山田さんは凶悪犯やコメディの印象が強く、正義を持って突き進む役を見たいと思い、瀧さんとリリーさんはいい男で色気のある役が多いので、それをぶち壊した凶悪ぶりが見たかったんです。池脇さんには強い女性を求めました」と語る。

凶悪人間の二面性を浮き彫りにした脚本に惚れ込んだ山田さんは、「登場から気持ちの変化があり、すごく大変そうだけど楽しそうだったのでぜひ!」と快諾。脚本に惚れ込んだのは山田さんだけでなく、リリー・フランキーさんも同じ。「犯人が僕とピエール瀧。これは、監督はふざけているのか!!?俺らで大丈夫なのか!?と思いながらもなんとか監督が形にしてくれた」と語っています。ピエール瀧さんは「ヤクザで死刑囚。須藤の気持ちにはなれません」と監督に告げるも、監督からの熱い心意気を感じ出演を決めたことを明かにしました。

この2人本当にやばいんです
この2人本当にやばいんです
撮影は、3週間ほどのタイトなスケジュールで敢行。山田さんは、「演じているときは役と向き合い、それを引きずると何をしてるんだ?と役者もスタッフも思っていたので、せめて楽しいところを見つけないとある意味やってられなかった。凶悪がピークになるシーンは、熱が上がり、想像以上にすごいものができた」と瀧さんがコメント。リリー・フランキーさんからは「俺らより藤井家のヘビィさのほうがキツイ」と語り、藤井の妻を演じた池脇さんは「まったく笑いはなく、地獄の2日間だった」と、ほかキャストとは違って過酷な撮影現場を振り返りました。


本作は崔洋一監督、三池崇史監督など日本映画界を牽引する監督達から”日本映画の未来の強さを持った観るべき作品!”とこぞって太鼓判を押されている。山田さんは「観なくていいの?と思う作品。観る勇気がないのか?観ろ!コノヤロー!!バカヤロー!!」と凶悪な熱い想いに観客だけでなくキャストからも笑いがおこりました!

「井戸を掘ってその奥を見せつける映画は最近なかった。見終わった後、それが何なのか言葉で表しにくいが、あれは何だ?と思ってディスカッションするのが楽しい映画」(瀧)、「観終わった後、『見たほうがいいよ』と半笑いでいう感じ。エンターテイメント性のある映画」(リリー)、「自分の親には薦めにくいですが、周りからの評判もよく俳優仲間には出たかったという声もいただけて幸福です」(池脇)とそれぞれ作品への想いを語りました。

最後に、「なかなか骨太な映画がないのでずっとやりたかった。こういう形でできたことを誇りに思う。映画の力そのものを信じて、ハッピーにはならないけどそれを含めて面白い!と言われる映画を作りました。感情に素直に見てほしいです。感情が思わぬ方向に行って今まで感じたことのない感情をパスされます。それがどこからどこに行くのか自分と向き合ってもらえれば」と白石監督が熱弁し、今年最大の衝撃作にして骨太なエンターテイメント作品として見逃してはいけない映画であることを断言し、舞台挨拶は終了しました。

本作は、死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴き、真犯人逮捕への道筋をつけた異例の事件を活写し、日本を驚愕させたベストセラー・ノンフィクション新潮45編集部編『凶悪ーある死刑囚の告発ー』の映画化。

中でも、凶悪な二人に対峙するジャーナリスト・藤井を演じた山田孝之の圧倒的な存在感、事件を告白する死刑囚・須藤を演じたピエール瀧と首謀者である”先生”を演じたリリー・フランキーのヒールぶりが実に恐ろしい作品です。


9月21日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショーです。是非映画館に!!!

『凶悪』公式ホームページ: www.kyouaku.com

(C)2013「凶悪」製作委員会

『凶悪』試写してきた 凄いとしか言いようがない  

 
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■出演:山田孝之 ピエール瀧 池脇千鶴 リリー・フランキー
■原作:新潮45編集部編『凶悪 -ある死刑囚の告発-』(新潮文庫刊)
■監督:白石和彌 脚本:高橋泉、白石和彌
■企画協力:新潮社 ■配給・宣伝:日活
(C)2013「凶悪」製作委員会


『凶悪』試写してきた 凄いとしか言いようがない


『凶悪』試写に行ってきました! 

映画『凶悪』は、死刑囚の告発をもとに、ジャーナリストが闇に埋もれた殺人事件を暴き、犯人逮捕へと導いた顛末を綴った新潮45編集部編ベストセラーを映画化したものです。

いやー観て良かったです。

チラシにある

人間はどこまで凶悪になれるのか。誰もが凶悪となりうるのか。そして人間が持つ正義とは。

全編、張りつめた緊張感が極限の日常の中の非日常を叩きつけてきます。

凄いです。この映画。
そして、これ本当にあったことだと思うと更に恐ろしいものがあります。

何より感心したのが、山田孝之 ピエール瀧 リリー・フランキーのキャスティングが恐ろしいほどハマっているのですが、それ以外のキャストも日常にいそうな配役で、これがこの映画のリアルな怖さになっています。

監督は白石和彌。最後のシーンは、監督がセリフをその場で口述したそうです。
・・・・
この演出が効いています。

映画『凶悪』は9月21日(土)、新宿ピカデリー他全国ロードショーです。

9月に映画で迷ったら、観てみて下さい。
結構エグイので、心臓の弱い方は気を付けて下さい。


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『凶悪』
死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴き、真犯人逮捕への道筋をつけた異例の事件を活写し、日本を驚愕させたベストセラー・ノンフィクション新潮45編集部編『凶悪 ーある死刑囚の告発ー』が個性溢れるキャストを迎え映画化。人間の深い心の闇へ切り込んだ究極のドラマとして完成!死刑判決を受けながら自らの余罪を告発する須藤(ピエール)が、雑誌記者の藤井(山田)へ”先生”と呼ばれる全ての事件の首謀者・木村(リリー)の存在を伝えることから物語が始まる。人間はどこまで凶悪になれるのか?誰もが凶悪となりうるのか?人間の持つ正義とは?日本を震撼させた殺人事件の真相とともに、観るものの心を衝く極限のドラマが幕を開ける!!

■出演:山田孝之 ピエール瀧 池脇千鶴 リリー・フランキー
■原作:新潮45編集部編『凶悪 -ある死刑囚の告発-』(新潮文庫刊)
■監督:白石和彌 脚本:高橋泉、白石和彌 
■企画協力:新潮社
■配給・宣伝:日活 
(C)2013「凶悪」製作委員会 
www.kyouaku.com


『凶悪』白石監督ティーチイン イベントのご報告レポ



人間の善悪にメスを入れる映画『凶悪』を題材に監督VS学生の激論ガチンコトーク”真剣20代しゃべり場”を開催!
 
【場所】日本大学藝術学部 映画学科・江古田校舎 (練馬区)
【登壇者】白石和彌監督、古賀太教授、学生の皆さん

日本大学芸術学部で映画を学ぶ学生と、映画『凶悪』(9月21日全国公開)の白石監督によるティーチイン付き特別試写会を実施。人間の善悪にメスを入れる映画『凶悪』を題材に、監督VS学生の映画愛に満ちた熱いトークバトルが行われました。

当日は、約200人ほどの学生が集まり、立ち見が出るほどの大盛況。熱気に溢れた会場で、映画『凶悪』に関して、感性豊かな学生ならではのフレッシュな感想や、監督や教授も驚く鋭い切り口や、視点からの質問が飛び交いました。さらにイベント中は、各学科ならではの特徴のある質問が絶え間なくつづき、最後の質問では、演技俳優を目指す学生が、「自分を使ってください!覚えて帰ってください!」と、猛烈にアピールするなど、まさに、「真剣しゃべり場」なイベントとなりました。

ティーチイン終了後も、会場入口に立つ監督へ、次から次へと学生が詰め寄っていました。


<主なQ&A>
古賀教授 : 山田孝之さん、ピエール瀧さん、リリー・フランキーさんの3人の配役の経緯は?

白石監督 : まず、脚本段階で、男くさい映画なので色気のある男性がほしいという話をしていた ところ、リリーさんの名前が上がりました。そこから、(首謀者の木村は)リリーさんを想定して脚本を書きました。山田さんは、特に最近コメディ作品が多い印象で、『ミロクローゼ』で一人 3役というパフォーマンスが素晴らしかったこともあり、ドンと腰を据えて主演をはる姿をみたいと思いました。瀧さんは話題の「あまちゃん」のお寿司屋さんなど、基本的に「いい人」の役や多いんですよね。どう見ても怖い顔をしてるはずのに(笑)。誰もオファーしなら自分がやってみようと。3人とも、まず脚本を読んでいただきまして、快諾していただけました。                 

学生A : 凄すぎて混乱しています。瀧さん演じる須藤の「ブッこんでやる!」というセリフがアクセントになり、かっこいいなと思ってしまったのですが、意図的なものですか?

白石監督 : この映画には原作があって、実際の事件を扱っているのですが、原作でも須藤のモデルとなった男が「ブッこんでやる!」と言っていて。自分も、普段は使わない言葉だったので面白いし、意図して用いたのというのはありますね。

学生B : ここ最近観た映画で、一番面白かったです!現実は小説より奇なりといいますし、僕も 原作とこのシリーズを読んでいますが、あの原作を映画化したなんてすごいです!とういう経緯で 映画化になったのでしょう?

白石監督 : 事件は2000年ぐらいで、2005年頃に、須藤のモデルになった死刑囚が、告発をしたというニュースを見たのを覚えていました。その時はそれだけだったのですが、後に、本作の プロデューサーから僕に撮ってほしいと、原作本を渡され原作を読んだことがきっかけです。

学生C : 凄まじい作品でした!藤井が、須藤や木村たちと同化していったように感じたのですが、どういう視点を持たれていたのですか?モチーフとした作品はありますか?

白石監督 : モチーフとした作品はないです。この事件そのものは面白いけど、面白がってはいけないし、事件をメディアで取り上げる際には、面白く記事にしなければならない、ということ自体に疑問を感じていました。しかし、映画を作るとなった時、自分も面白くしなければいけないと思う。そこで矛盾が起こりました。自分を藤井に重ねたんです。殺人者だけでなく、それを見ている自分たちも凶悪なんじゃないか。社会全体が凶悪化しているんじゃないかと。ラストシーンは自分に向けてのことでもあるんです。お前は、この題材をもって、面白く撮ってるじゃねーか、という戒めですね。

学生D : 生まれながらにしての悪人たちと、正義を持って調べるいくうちに、悪の闇に呑み込まれていく人を描いた作品だと思いました。監督が考える悪とは?

白石監督 : 社会に対して見て見ぬふりをしている人が多いと思います。それが悪だと思います。
                                                       
学生E : 私は女なので池脇さんの目線で見てしまい、「死んだ人ではなく生きた人のことを考えてほしい」という言葉が印象的でした。監督は、善悪の問題を描きたかったのか?それとも生死をテーマに描きたかったのか、どちらでしょう?

白石監督 : 両方ですね。生きる死ぬのテーマには善と悪は切り離せない。もう一つのテーマは 家族というコミュニティです。家族は一番小さな社会のコミュニティで、藤井の家庭問題も描いています。さらに、最も凶悪な二人が、疑似家族を作っていくということ。この対比を意識しました。

学生F : この映画を見て楽しんでいる私も凶悪だなと思いました。ご飯のシーンが多いと感じましたが、これは生へのこだわりでしょうか?
                                          
白石監督 : そうですね。生きていくことは食べることです。象徴させているつもりはないけど分かりやすいので入れています。
                                                          
学生G : アップめの画が多く、映画全体に緊張感がありました。あと、ラストのカットがすごく印象的でした。カメラワークへ気を使ったことを教えてください。

白石監督 : こういう話なので、軽く撮りたくなくて。重量感ある画を取りたいと思い、カメラマンに相談したら「重量感のある絵にするためには可能な限り重いカメラを使えばいい」と言われました。 皆さんも実習で軽いカメラを使っていると思うんですが、映画というのは昔から、大きくて現場でも邪魔になるようなカメラで撮るものでした。被写体の近くに入りたいけど入れないなど不自由が多い。それで、現場は面倒くさくなるけど、撮影でも汗かかないと、思っている画はとれないということですね。ラストカットは、自分もすごく好きで、観てる観客をそこから抜け出せないようにし
たかったんです。

学生H : 安川午朗さんの音楽が、素晴らしかったです!音楽で気をくばったことはありますか?

白石監督:酒を飲ませて殺すシーンがあるんですが、あのシーンは、須藤と木村にとっては、<お祭>だと思ったんです。それであのシーンを「和太鼓」だけしたいと安川さんにお願いしました。最終的には、いろんな国の太鼓を混ぜた音楽にしてくださいました。
<監督から学生さんへのメッセージ>
日本映画界は、非常に盛り上がっているように見えますが、映画監督を含め、邦画は絶滅業種だと思っています。ここで多くのことを学んでいただいて、一緒に日本映画を盛り上げていきましょう!

映画『凶悪』、モントリオール世界映画祭への正式出品が決定!! すべては、ある死刑囚の告白から始まった?。

張り詰めた緊張感が支配する比類なき極限のドラマが幕を開けます。
9月21日(土) 、新宿ピカデリー他全国ロードショー!

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死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴き、真犯人逮捕への道筋をつけた異例の事件を活写し、日本を驚愕させたベストセラー・ノンフィクション新潮45編集部編『凶悪 ーある死刑囚の告発ー』が個性溢れるキャストを迎え映画化。人間の深い心の闇へ切り込んだ究極のドラマとして完成!死刑判決を受けながら自らの余罪を告発する須藤(ピエール)が、雑誌記者の藤井(山田)へ”先生”と呼ばれる全ての事件の首謀者・木村(リリー)の存在を伝えることから物語が始まる。人間はどこまで凶悪になれるのか?誰もが凶悪となりうるのか?人間の持つ正義とは?日本を震撼させた殺人事件の真相とともに、観るものの心を衝く極限のドラマが幕を開ける!!

■出演:山田孝之 ピエール瀧 池脇千鶴 リリー・フランキー
■原作:新潮45編集部編『凶悪 -ある死刑囚の告発-』(新潮文庫刊)
■監督:白石和彌 脚本:高橋泉、白石和彌 
■企画協力:新潮社
■配給・宣伝:日活 
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三池監督が大絶賛!『凶悪』試写レポ



映画『凶悪』トークショー付 特別試写会
【日程】7月17日(水)
【場所】ビルボードライブ東京 (港区)
【登壇者】三池崇史監督(52)、山田孝之(29)、白石和彌監督(38)

(イベントレポート)
7月17日、三池監督がプレゼンターを務める【三池崇史監督 presents大人だけの空間】にて、9月21日より全国公開の『凶悪』のトークショー付プレミア試写会が実施されました。


台本がなくお酒を飲みながらのトークショーが名物の本試写会は、ビルボード東京の会場で観客一体となって進行。三池監督からは「監督として嫉妬した!」と映画『凶悪』の話を時間の許す限りたっぷりと語っていただき、今年観るべき映画の1本として<大絶賛>です。

【三池崇史監督コメント】
凄く面白かったのでこの作品は紹介しないといけないと思い、今回実施となりました。今日は、映画に対する考え方が変わる日になると思います。人間の本質を見るという意味で怖い映画。観たくないけど、なぜかものすごく引き込まれる。映画をみたあと、初めて原作本を買いました。リアルな演出で人間のなせる技とは思えない。こんな演技ができる山田孝之を尊敬した。監督としては白石監督に嫉妬した。この山田孝之の表情は僕は撮ったことがない。リリー・フランキー&ピエール瀧は、絶対こんな奴だなと思うほどリアルで、みんなびっくりしますよ。『凶悪』は原作とは違って映画にしか見えないその人の性格が描かれている。全国で『凶悪』が公開されることは、「映画界の事件」です。ノーベル賞をあげたほうがいい。今年の夏はとりあえず『風立ちぬ』、『パシフィック・リム』『凶悪』を見れば、だいたい世界の映画事情と人間とは何なのかがわかる。
ぜひセットで見てほしい。映画でこういうことが表現できるんだということを感じて
ほしい。

【山田孝之コメント】
いつもどんな役でも役作りの作業は同じですが、今回の撮影期間は約3週間と短いものでしたので、台本を最初から最後まで読み、感情の段階を作って今まで以上に細かな作業をしました。リリーさんとの共演には衝撃を受けました。どう受け止められるか分からない、役者ではなかなかできない芝居をリリーさんは堂々と演じられるんです。瀧さんは、真剣に演技をされていても、ふとした瞬間の表情が、冗談かと思ってしまうんです。ふざけてるの?って思うほどに(笑)。ただ、この感じは、藤井と瀧さん演じる須藤との関係として、後藤が言ってることは真実なのか?と常に探りあっている感覚を演じるのに活かすことができました。『凶悪』は、今の社会に対する問題が色々出てきます。エンターテインメントとして観た後に、さらに一歩引いて日本の問題点を感じてもらえればと思います。

【白石和彌監督コメント】
事件自体はニュースになった時に知っていました。ギラギラ汗をかいて、体液を出す、匂いを感じられる映画を作りたかったんです。その時『凶悪』の話があって、すごい話だしどこまでできるか分からないけどチャレンジしてみようと思いました。原作はある意味、物語が事実なゆえに出来すぎているというか完璧すぎる。凶悪な人間でも、家庭的な面は持っていて、その人間のグレーな部分が描きたいと思いました。本当の事件が題材なので必然的に社会派となっただけでエンタテインメントを作ろうと思ってこうなりました。今日が一般のお客さんに観てもらうのが初めて。ワールドプレミアです。瀧さんが映画が完成した時、「この映画を見るとすべての欲がなくなる」と言っていましたが、観た後は食欲がなくなると思うので、先にご飯を食べて最後まで楽しんで観てください。

そして!映画『凶悪』、モントリオール世界映画祭への正式出品が決定!!

すべては、ある死刑囚の告白から始まった―。
張り詰めた緊張感が支配する比類なき極限のドラマが幕を開ける。

映画「凶悪」は

9月21日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショーです。

公式HP:www.kyouaku.com
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映画「凶悪」

死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴き、真犯人逮捕
への道筋をつけた異例の事件を活写し、日本を驚愕させたベストセラー・ノンフィクション新潮45編集部編『凶悪 ーある死刑囚の告発ー』が個性溢れるキャストを迎え映画化。人間の深い心の闇へ切り込んだ究極のドラマとして完成!死刑判決を受けながら自らの余罪を告発する須藤(ピエール)が、雑誌記者の 藤井(山田)へ”先生”と呼ばれる全ての事件の首謀者・木村(リリー)の存在を伝えることから物語が始まる。人間はどこまで凶悪になれるのか?誰もが凶悪となりうるのか?人間の持つ正義とは?日本を震撼させた殺人事件の真相とともに、観るものの心を衝く極限のドラマが幕を開ける!!

■出演:山田孝之 ピエール瀧 池脇千鶴 リリー・フランキー
■原作:新潮45編集部編『凶悪 -ある死刑囚の告発-』(新潮文庫刊)
■監督:白石和彌 脚本:高橋泉、白石和彌
■企画協力:新潮社
■配給・宣伝:日活
(C)2013「凶悪」製作委員会